[ メールマガジン ] 2010年05月11日
メールマガジン Vol.87
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Vol.87 [2010/05/11]
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★┐INDEX
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│1. ピックアップレポート 「論語の一言」
│2. 夕学だより 「世界を写す鏡 アメリカ」
│3. 今月の“1冊” 「アウト・オン・ア・リム」
│4. ファカルティズ・コラム「それは統計的に意味がありません」ほか
│5. 慶應インフォメーション
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みなさま、こんにちは!
慶應MCC通信【てらこや】編集局 の ほうや です。
新規に登録をしていただいた皆さま、ご登録ありがとうございます!
慶應MCC通信【てらこや】は、月1回(毎月第2火曜日を予定)「学び」
を改めて見直すきっかけとなるようなさまざまな情報の提供を目的に、
発行しています。これから、どうぞよろしくお願いします。
今後配信を希望されない場合は、末尾のURLより配信停止のお手続きを
お願いいたします。
4月までは寒暖の差が激しく春とは思えない気候が続きましたが、ゴー
ルデンウィークを境に、一気に初夏の装いとなりました。新緑が目にま
ぶしく、いろいろな花々も咲き、1年のなかでも最も気持ちの良い季節
かもしれません。爽やかな5月の風を感じながら最高の季節を楽しみた
いと思います。
今月も慶應MCC通信【てらこや】をお届けします。
「ピックアップレポート」は、このたび慶應MCC夕学プレミアムの講義
を本として出版された東洋思想家 田口佳史氏より、人間の本質が簡明
に記されている「論語」について解説いただきます。「論語」の魅力に
ふれながら、中国古典思想の持つ素晴らしさ、奥深さを味わいます。
「夕学だより」は、慶應義塾大学環境情報学部 教授 渡辺靖氏の講演
「世界を写す鏡 アメリカ」の受講レポートです。アメリカ建国の歴史
から振り返り、アメリカさらには世界のいまそしてこれからを考えます。
「今月の“1冊”」は、アカデミー賞主演女優として有名なシャーリー・
マクレーンの著書『アウト・オン・ア・リム』を取り上げ、精神世界を
通して、人の持つ普遍的な悩み、テーマについて触れていきます。
「ファカルティズ・コラム」は、「それは統計的に意味がありません」
「川幅が狭く土手も低い社会」「“平均値”ってなんだろう?」などの
記事をご紹介しています。
では、どうぞVol.87をお楽しみください!
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│1│ ピックアップレポート ―ビジネスに効く「知」のサプリメント―
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第87回 論語の一言
田口佳史
(東洋思想研究家、株式会社イメージプラン代表取締役社長)
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「一言(いちげん)」とは、何か。
時には、あの一言が国を亡ぼし、この一言が国を興す。あの一言が、
暗黒の世を切り裂いて黎明をもたらし、この一言が、深い闇の世をつく
り出してしまった。このぐらいの力が一言にはあるんだと、中国古典は
いってきました。
「一言事を敗り、一人(いちにん)國を定むる」(『大学』)
特に『論語』は、その発する一言に深い味わいがあります。したがって
この『論語』の一言が、読む者に向かって発せられた時、「私」にだけ
発せられたとっておきの言葉に感じられるのです。
私は三十数年にわたって、中国古典思想のすばらしさについて伝えてき
ましたが、近年の『論語』対する世間の強い関心ぶりに、私もいささか
びっくりしています。ただ、その理由はわかります。
なぜかといえば、『論語』には「人間の本質」が、簡明に記されている
からです。人間の行動や考えを支える「根っこ」を知ることが、「ぶれ
ない自分」をつくる軸になるのです。
この「根っこ」は、人間なら誰もが持っているものなのです。「人生を
正しく、楽しく、幸せに生きるためのたしかなルール」と言えばいいで
しょう。
▼ 続き(全文)はこちらから
http://www.keiomcc.net/terakoya/2010/05/report87.html
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│2│ 夕学だより ―時代の“潮流と深層”を読み解く―
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「世界を写す鏡 アメリカ」
【講師】渡辺 靖(慶應義塾大学環境情報学部 教授)
【日時】2010年1月19日(火) 18:30-20:30
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渡辺氏は、まず、米国の民主主義を学ぶための必読書として2冊の古典を
紹介してくれました。1冊目は、フランス人の政治思想家、アレクシス・
ド・トクヴィルが書いた『アメリカのデモクラシー』という本。本書は、
1831年、トクヴィルが25歳の時に、建国50年を過ぎたばかりの米国を訪問
し、各地を見聞した記録が元になっています。
この本の中で、トクヴィルは、米国人が「1年中忙しくしている」という
印象を持ったことを書いています。また、ボストンでは、コミュニティ
(地域)の様々なものごとについて、住民たちがとことん議論を尽くし、
自分たちで決めていくやり方を間近で見て驚いています。トクヴィルの母
国フランスでは、中央政府の力が強く、地域住民たちも、何事につけ中央
に依存しがちでした。ですから、コミュニティに関わることは自分たちで
決めていくという、米国人のスタイルが新鮮だったようです。
2冊目の本は、アレクサンダー・ハミルトンらが書いた「フェデラリスト」
です。米国建国まもない1787年に出版されています。ハミルトンらは、英
国の圧政から逃れるため米国に新天地を求め、ついに独立を勝ち取った
‘ファウンディング・ファーザーズ(建国の父たち)-Founding Fathers-’
でした。彼らは、フェデラリストの中で、米国というまだできたばかりの
若い国を「一つの国家」としてどのようにまとめあげていくかについての
「ビジョン」(設計図)を描きました。
▼ 続き(全文)はこちらから
http://www.keiomcc.net/terakoya/2010/05/sekigaku87.html
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│3│ 今月の“1冊” ―慶應MCCスタッフからのおすすめ―
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『アウト・オン・ア・リム』
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映画『愛と追憶の日々』(1983)でアカデミー賞主演女優賞を受賞した
シャーリー・マクレーンが、40代のはじめに精神世界への目覚めを体験
したプロセスをつづった一冊です。
1983年に発刊されるとアメリカ国外でも話題になり、86年に日本語訳は
ベストセラーとなって、のちのいわゆる「精神世界」ブームの発端とな
ったのだそうです。
私自身は、自分の目で見たり耳で聞いたり手で触れないと納得しない現
実主義者なので、こういった分野の話には、正直どこかうさん臭さをぬ
ぐいきれません。そんな私がこの本を読んでみようと思ったきっかけは、
ここ1年間に、(私には)見えないものが見え、聞こえないメッセージが
聞こえる、という人たちが身近に急に増えたためです。
▼ 続き(全文)はこちらから
http://www.keiomcc.net/terakoya/2010/05/review87.html
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│4│ファカルティズ・コラム ―ビジネス・スキルを高めるヒント集―
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慶應MCC専任講師のブログから記事をピックアップしてご紹介します。
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2010年4月2日 それは統計的に意味がありません
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/2010/04/post_152.html
2010年4月9日「ロジカルシンキングはもう古い」って?
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/2010/04/post_153.html
2010年4月16日 川幅が狭く土手も低い社会
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/2010/04/post_154.html
2010年4月30日“平均値”ってなんだろう?
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/2010/04/post_156.html
2010年5月7日 普天間問題をas思考で考える
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/2010/05/post_157.html
▼ その他の記事もぜひこちらからご覧ください。
http://www.keiomcc.net/faculty-blog/
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│5│ 慶應インフォメーション ―「学び」のための慶應義塾関連情報―
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慶應義塾大学、およびその関連組織や団体による公開講座やセミナー等
の「学び」に関する情報、また慶應義塾関連の情報をお届けします。
詳細情報や問合せ先などは各Webサイトにてご確認ください。
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◆慶應義塾大学 2010年度[春期]日吉キャンパス公開講座
「聞く」だけではなく、「参加」する講座です
http://www.hc.keio.ac.jp/ja/neighborhood/open_lecture.html
*短期集中6講座開催*
◇講座1:実験で学ぶ気象の教室
開講日:5/22、/29、6/5、/12(全て土曜 10:00~12:00
◇講座2:自分の位置を正確に知る方法の決定版 GPSの原理と応用
開講日:5/22、6/5(全て土曜)13:00~16:45
◇講座3:理系・文系・ダンス系―生きること、学ぶこと、動くこと
開講日:6/5、/12、/19(全て土曜)13:00~16:00
◇講座4:体と頭でハムレットー演劇と映画
開講日:6/12、/19、/26(全て土曜)13:00~16:15
◇講座5:バッハ~深遠なる魂の響き~を聴く
開講日:6/19、7/3(全て土曜)13:00~18:00
◇講座6:人造美女/美男と表象芸術
開講日:6/26、7/3(全て土曜)10:00~15:30
各講座共通
◇会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス内
◇定員:各講座20名(先着順)
◇申込受付期間:2010年4月12日(月)~各講座開講10日前まで
◇受講料:12,000円
◆慶應義塾大学アート・センター
アート・アーカイヴ資料展V「アーカイヴの現場」
http://www.art-c.keio.ac.jp/event/log/321.html
◇日時:2010/6/4(金)-/13(日)各日12:00~18:00
ただし6/6(日)は休み
◇会場:慶應義塾大学三田キャンパス・東館展示スペース
◇申込:不要
◆慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
自然科学研究教育センター講演会 第6回
http://www.sci.keio.ac.jp/news/detail.php?eid=00015&status=1
◇日時:2010/6/9(水)16:30~18:00
◇会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース
◇申込:事前申込
◇内容・講演者:
「世界的視野に立ってみる都市ヒートアイランド現象
-都市気候と人間との相互作用を考えていく-」
白 迎玖(東北公益文科大学 公益学部・准教授)
◆第19回 慶應義塾大学理工学部 市民講座
「量子を見る、宇宙を見る、そして世界を彩る」
http://www.recsat.keio.ac.jp/sonota/shimin.html
◇日時:2010/6/19(土)12:30~16:10
◇会場:慶應義塾日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール
◇申込:5/13(木)より受付開始(定員になり次第締切)
◇内容・講演者:
「ナノの光で見る量子と生命の世界」
斎木 敏治(慶應義塾大学理工学部 電子工学科 教授)
「電波で見た宇宙の姿」
岡 朋治 (慶應義塾大学理工学部 物理学科 准教授)
「真空に満つるもの-宇宙線を捕らえた芸術」
逢坂 卓郎(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 芸術専攻 教授)
◆慶應義塾創立150年記念未来先導基金
2010年度公募プログラム
日吉電影節2010
コンテンツビジネスから見る現代中国の社会と文化
http://www.dff.keio.ac.jp/activity/programs/2010/05_detail.html
◇日時:2010/6/25(金)15:00~
◇会場:慶應義塾大学日吉キャンパス
協生館・藤原洋記念ホール
◇申込:事前申込不要、当日先着順(定員:500名)
◇内容:15:00~映画上映『笑顔の教室(原題:新来的李老師)』
16:45~日中映像コンテンツシンポジウム
◆慶應丸の内シティキャンパス http://www.keiomcc.com/
『マーケティング情報から顧客を読み解く』
http://www.keiomcc.com/program/cus/index.html
2010/5/21-7/9 全6回
講師:清水猛・高橋郁夫・小野晃典
『本質課題発見セミナー』
http://www.keiomcc.com/program/wht/index.html
2010/5/27-28 全2回 講師:桑畑幸博
『市場創造のマーケティング戦略』
http://www.keiomcc.com/program/cmk/index.html
2010/5/24-7/12 全6回 講師:池尾恭一
『キャリア・アドバイザー養成講座<アドバンス>』
http://www.keiomcc.com/program/caa/index.html
2010/6/1-9/14 全18回 講師:花田 光世他
『実践M&A講座』
http://www.keiomcc.com/program/man/index.html
2010/6/4-9/13 全10回 講師:佐山展生他
『財務諸表の読み方・活かし方』
http://www.keiomcc.com/program/acb/index.html
2010/6/8-6/9 全2回 講師:奈良 洋
●2010年度プログラム開催スケジュール
http://www.keiomcc.com/program/schedule/index2010.html
◆『夕学五十講』2010年度前期 受付中
https://www.sekigaku.net/
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【編集後記】
慶應MCC通信【てらこや】Vol.87 は、いかがでしたでしょうか?
晴天に恵まれた今年のゴールデンウィーク。
ある日、東京都の西部 日野市にある多摩動物公園に出かけました。
多摩動物公園
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
いい歳をした大人が動物園なんて…と思うかもしれませんが、私は動
物園が好きで毎年1-2回は足が向いてしまう場所です。
今回の収穫は、オランウータンの子どもが空中散歩をする様子を見るこ
とができたことです。
マレー語で“森の人”を意味するオランウータンは、樹上性の動物とし
て、従来は高い木々のうえで生活をすることが多いことから、最近、日
本でもいくつかの動物園で「スカイウォーク」と呼ばれる地上20メート
ルくらいの高さにロープを張り、オランウータンが手足を縦横無尽に使
いながら木々を渡るように、自然に近い状態で散歩する様子を楽しむこ
とができる飼育舎ができています。
多摩動物公園も「スカイウォーク」がある動物園の1つです。
とは言え、子どものオランウータンは、まだ高いところが怖く、ロープ
をつたっていく姿も危なげです。
そこを、お父さんらしき大人のオランウータンが見本を見せるように先
頭を進み、その後を子どもが続き、最後にお母さんらしきオランウータ
ンが「落ちても大丈夫」といった様子で優しく見守りながらついていき
ます。最初は落ちることを恐れ、ビクビクしながら進んでいた子どもが
150メートルもの距離を進むうちに自信もつき、悠々とみずから進んで
いきます。そのめざましい変化に圧倒されるとともに、3頭の様子が人間
の家族にも似たような、子どもの成長を皆で見守り育てていく姿がほほ
えましく心温まる光景でした。
最近の動物園では、飼育員の方々の工夫のおかげもあり、それぞれの動
物の特長や生態にあわせた状態で観察することができるようさまざまな
趣向を凝らしているところが多いようです。
気持ちの良い季節、ピクニックがてら久しぶりに動物園を訪れるのもい
ろいろな発見があって面白いと思います。
来月もこの場所でお会いできますこと楽しみにしております!
( ほうや )
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慶應MCC通信 【てらこや】
■ 編集 :慶應丸の内シティキャンパス【てらこや】編集局
<mailto:info@keiomcc.com >
■ 編集人:ほうや
■ 発行 :株式会社 慶應学術事業会
〒100-0005
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10階
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