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000メールマガジンメールマガジン ] 2009年04月14日
メールマガジン Vol.74

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            Vol.74 [2009/04/14]           
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★┐INDEX
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 │1. ピックアップレポート 「ダイアローグが組織を変える」
 │2. 夕学だより      「万葉のうた、現代のうた」
 │3. 今月の“1冊”    「幸田文 台所帖」
 │4. Learners' 交歓広場  「マナブってこういうモノ」
 │5. 慶應インフォメーション
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みなさま、こんにちは!
慶應MCC通信【てらこや】編集局 の いぐさ です。

新規に登録をしていただいた皆さま、はじめまして!
慶應MCC通信【てらこや】は、月1回(毎月第2火曜日を予定)「学び」
を改めて見直すきっかけとなるようなさまざまな情報の提供を目的に、
発行しています。これから、どうぞよろしくお願いします。

今後配信を希望されない場合は、末尾のURLより配信停止のお手続きを
お願いいたします。

東京ではもう桜は散ってしまいましたが、3月下旬に寒さが戻ってきた
こともあり、開花から満開までの時間が長く、今年は例年以上にゆっく
りと桜を楽しむことができました。これからは新緑が目を楽しませてく
れます。爽やかな草木の緑が、さらに心を昂揚させてくれる季節ですね。

さて、今月号の「ピックアップレポート」は、「大人の学びを科学する」
をテーマに、企業・組織における人々の学習・成長・コミュニケーション
について研究をしている、東京大学総合教育研究センターの中原淳准教授
のご登場いただきました。今回はいつもと趣向を変え、インタビュー形式
でお届けいたします。

「夕学だより」は、歌人であり早稲田大学教授の佐佐木幸綱氏による講
演「万葉のうた、現代のうた」の受講レポートです。万葉集を初め、古
代和歌と近・現代短歌をとりあげながら、1300年もの間、日本人が親し
んできた詩歌の味わいや興味深さをお話しいただきました。

「今月の“1冊”」は、「幸田文 台所帖」を取りあげました。台所での
立ち居振る舞いや、食物を慈しむこと、料理や配膳の際の心遣いの大切
さを教えてくれると同時に、ひととしての優しさや大切な心を思い出さ
せてくれる一冊です。

「Learners' 交歓広場」は、現在、全日本空輸株式会社にて、経営品質
向上のためのさまざまな活動を推進している奥野喜治さんにご登場いた
だきました。学ぶということや学びの楽しさ、大切さについて、ご自身
の体感したことを踏まえて、書いていただきました。


では、さっそく Vol.74をお届けいたします!
ぜひ、ご一読ください!

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│1│ ピックアップレポート ―ビジネスに効く「知」のサプリメント―
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第74回 ダイアローグが組織を変える
    中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター准教授)
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――まず簡単に自己紹介をお願いします。
私は、教育学を専門とする研究者です。一般に教育学は、幼稚園・保育
園から小学校、中学校、高校、大学までを、主な研究対象にすることが
多いですが、私の場合は、「企業で働く大人の学びや成長」をテーマに
しています。

――いま一番興味をもっていることは何ですか?
職場の中の対人相互作用、つまりコミュニケーションが、組織の中の学
習にどの程度影響を与えているのか、ということです。個人の学習や組
織の学習、それをあわせて組織学習といいますが、それにコミュニケー
ションがどういう影響を与えているのか、が、一番知りたいことです。

――なぜそこに興味をもつようになったのですか?
もともと教育学を専攻していましたが、大学院のときには、対話によっ
て学習がどの程度促進されるか、という研究をしていました。それは、
「協調学習研究」という分野です。つまりそれは、学校教育において子
どもたちがコミュニケーションをしながら学ぶときに、どういう学習効
果が得られるか、そして、そういう場をどうやって作っていけばいいの
か、ということです。その前の学部の卒業論文では、教師がどうやって
リフレクションを起こし、それによりいかに学習が促されるか、という
研究でした。結局振り返ると、「リフレクション」、「対話」、「学習」
が、常に私のテーマでした。
いまは、学校教育から大人の文脈の中でそれを考えていて、大人の場合、
対話の中でどう個人の学習を促し、個人の学習が組織の学習にどうつな
がっていくのか、というところに興味をもって研究をしています。


▼ 続き(全文)はこちらから
  http://www.keiomcc.net/terakoya/2009/04/report74.html


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│2│ 夕学だより ―時代の“潮流と深層”を読み解く―
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「万葉のうた、現代のうた」
【講師】佐佐木 幸綱(歌人、早稲田大学 教授)
【日時】2009年1月30日(金) 18:30-20:30
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昭和の初めから30年代まで、万葉集は一般大衆にとても人気がありまし
た。特に戦時中は、外地に赴く兵隊が持参する本として、毎日読んでも
飽きない万葉集が選ばれることが多かったという意外な話から佐佐木氏
は話しはじめました。

万葉集は7世紀後半から8世紀後半頃にかけて編まれた、日本に現存する
最古の歌集ですが、ずっと昔から読まれていたわけではありません。一
般教養として日本の古典を知っておくには、古今和歌集、源氏物語、伊
勢物語の3つを読めばよいと言われていたため、万葉集はごく限られた
古典の研究者が取り組む程度でした。一般の人たちが万葉集を読むこと
はあまりなかったそうです。

しかし、日本が鎖国を解き、明治時代に入って世界に開かれた国となっ
た時、英国の代表的な文学ならシェークスピア作品と言われるように、
日本を代表する文学作品に「万葉集」が仕立て上げられ、国家プロジェ
クトとして日本国民皆が万葉集を読むことを推進したのだそうです。

この時なぜ、万葉集がいわば「国民歌集」として選ばれたのでしょうか。


▼ 続き(全文)はこちらから
  http://www.keiomcc.net/terakoya/2009/04/sekigaku74.html


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│3│ 今月の“1冊” ―慶應MCCスタッフからのおすすめ―
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『幸田文 台所帖』
著者:幸田文 ; 編者:青木玉 ; 出版社:平凡社 ; 発行年月:2009年3月
ISBN:9784582834284 ; 本体価格:1,600円 (税込 1,680 円)
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自然の少ない都会に住んでいると、季節の移り変わりに疎くなると言わ
れる。それでも、都会に住む私たちは、街路樹、道端に咲く花、陽の傾
き、雲の様子…等々、日々の暮らしのなかで目に入る小さなものからも
季節を感じようとする。

そんな生活の中で、四季の変化を感じるものは食べ物からという方も多
いだろう。食いしん坊な私も、口にするものからまずは季節を感じる。

なかでも一番季節を感じる料理は、実家の母がひな祭りの頃になると決
まって作る押し寿司だ。専用の木箱のなかに、酢飯と甘辛く煮た季節の
野菜や酢で〆た白身魚を段々に入れ、表面を錦糸卵で覆い、木箱の蓋で
グッと押していく。しばらく押した後、型から抜くと、まるでケーキの
ような色鮮やかな押し寿司が出来上がる。錦糸卵の黄色は菜の花畑をも
連想させ、目で春の訪れを楽しみ、甘酸っぱい酢飯とともにふきや筍と
いった春の味覚が口いっぱいに広がる。

この押し寿司は「大村寿司」というもので、長崎県大村地方では戦国時
代から代々伝わり、今でもお祝いの時や客人にふるまわれる郷土料理だ
そうだ。


▼ 続き(全文)はこちらから
  http://www.keiomcc.net/terakoya/2009/04/review74.html


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│4│ Learners' 交歓広場 ―学びとキャリアを考える読者コラム―
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第25回「マナブってこういうモノ」
    奥野 喜治(全日本空輸株式会社 オペレーション統括本部
          品質サポート部 主席)
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<はじめに>

私は58才です。60才の会社の定年まで後2年。先日、新しい体重計に乗っ
かって「体年齢」とやらを測ると52才、気をよくしてその夜Wii sports
で「体力年齢」を測定すると24才、『そうかまだまだ体は衰えていなん
だなぁ(ちょっと元気すぎる)』。身体は兎も角として、頭の方は、脳
年齢はどうだろうかと、ふと考えてみました。そういえば、我が家の奥
さんに時々「一昨日の夕ご飯は何食べた?」と問いつめられ、「・・・・」
答えられないでいると、「それじゃ、何作っても同じね」って脅迫され
る始末。嗚呼。

<「会議ファシリテーション」>

そんなこんなで体を鍛えるより「脳みそを鍛えなくちゃ」と思い、慶應
MCCの重い扉を押し開けました。授業は『会議ファシリテーション』。
なんと1週のお休みを挟んで毎週末2ヶ月に亘って続くプログラムに申
し込んでしまいました。

いわゆるスタッフ業務として毎日、調整やら打合せやらはたまたルール
作りと、大小さまざまな会議に始まり会議に終わると言っても過言では
ないのが日常です。


▼ 続き(全文)はこちらから
  http://www.keiomcc.net/terakoya/2009/04/hiroba74.html


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│5│ 慶應インフォメーション ―「学び」のための慶應義塾関連情報―
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慶應義塾大学、およびその関連組織や団体による公開講座やセミナー等
の「学び」に関する情報、また慶應義塾関連の情報をお届けします。
詳細情報や問合せ先などは各Webサイトにてご確認ください。
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◆慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程
「社会イノベータコース」「低炭素社会デザインコース」合同説明会
 http://www.sfc.keio.ac.jp/admissions/news/20090317.html
 ◇日時:2009/4/24(金)18:00-19:00(予定)
 ◇場所:慶應丸の内シティキャンパス Cスクエア
 ◇申込:事前申込制
 ◇定員:40名(定員になり次第締め切り)
 ◇内容:政策・メディア研究科委員長による研究科説明
     社会イノベータコース説明
     低炭素社会デザインコース説明


◆慶應義塾大学 2009年度日吉キャンパス[春期]公開講座
「記録・記憶と構想の現場」[5講座開講]
 http://www.hc.keio.ac.jp/ja/local/9esamb0000000652.html
 ◇日時:2009年5月~6月 土曜日開講 *講座により日程は異なります
 ◇会場:慶應義塾大学日吉キャンパス
 ◇定員:各20名
 ◇受講料:各講座12,000円
 ◇申込:2009/03/13(金)~04/20(月)(必着)
 ◇開講講座:
  (1)見て・感じて・動いて味わうシェイクスピア
  (2)絵画を聞く、音楽を見る、自我の行方
  (3)ゲーテの『ファウスト』第1 部を読む
  (4)創造する自己
  (5)メディア・リテラシー入門


◆慶應義塾大学 小泉信三記念講座
「遺伝子から見た日本列島人のルーツ」
 http://www.ora.keio.ac.jp/koizumikoza/h21_04saito.html
 ◇日時:2009/4/28(火)16:30~18:00
 ◇講師:斎藤 成也(国立遺伝学研究所 進化遺伝研究部門 教授)
 ◇会場:日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース
 ◇参加費:無料


◆慶應義塾大学 グローバルセキュリティ研究所(G-SEC)
 http://www.gsec.keio.ac.jp/newsletter/index.html
(1)「G-SECニューズレター」No.13 発行
 当研究所(G-SEC)は、政策 Watch と Warningというコンセプトのもとで
グローバルとセキュリティに関する幅広い研究を推進しています。
  対談「日本の経済政策論議を考える」
      加藤寛(嘉悦大学学長)/竹中平蔵(G-SEC研究所所長)
  プロジェクトの紹介
  「日本経済の主要な対外リスクに関する研究」プロジェクト
   PJリーダー:法專充男(G-SEC上席研究員・G-SEC研究所教授)
(2)「G-SECニューズレター」Appendix No.2 発行
  文部科学省委託事業 安心科学技術プロジェクト
  「我が国のバイオセキュリティの向上に関する調査研究」
   PJリーダー:竹内勤(G-SEC上席研究員・医学部教授)


◆慶應義塾大学SFC研究所 
 ネットビジネスイノベーション研究コンソーシアム
 プラットフォームデザイン・ラボ シンポジウム
「インターネットエコノミーは経済危機を救えるか」
 http://nbi.sfc.keio.ac.jp/index.php?e=13
 ◇日時:2009/4/21(火)15:30-17:30
 ◇場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース
 ◇定員:140名(事前申込、定員になり次第締め切り)
 ◇参加費:無料
 ◇言語:日本語・英語(同時通訳あり)
 ◇共催:マイクロソフト株式会社


◆慶應丸の内シティキャンパス http://www.keiomcc.com/

『エナジャイズド・コミュニケーション』
 http://www.keiomcc.com/program/ene/
 2009/5/11-6/8 全5回 講師:有滝功

『サービス・マーケティング』★新規開講★
 http://www.keiomcc.com/program/smk/
 2009/5/14-7/8 全5回 講師:木村純子、余田拓郎

『マーケティング情報から顧客を読み解く』
 http://www.keiomcc.com/program/cus/
 2009/5/15-7/3 全6回 講師:清水猛、高橋郁夫、清水聰、小野晃典

『主観を磨く意思決定』
 http://www.keiomcc.com/program/dcm/
 2009/5/20-7/1 全6回 講師:長瀬勝彦

『強い組織をつくるリーダーシップ』
 http://www.keiomcc.com/program/lsc/
 2009/5/20-8/1 全6回 講師:高田朝子、高木晴夫

『プロジェクトマネジメント』
 http://www.keiomcc.com/program/pjm/
 2009/5/21-7/30 全6回 講師:杉岡充宏


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【編集後記】

慶應MCC通信【てらこや】Vol.74 は、いかがでしたでしょうか?


4月は新たなチャレンジの季節ですね。人事異動や組織改編で環境が新し
く変わったり、新年度とともに心新たに目標を立て何かに挑戦を始めた
り、多くの方にとって、気持ちをリフレッシュさせる季節です。

この4月、私の友人にも、大きな決意とともに、新しいチャレンジに挑
む人がいます。彼女は、ある研究所の専門研究員です。彼女の専門は、
フィリピンの地域研究です。学生時代から、志をもって専門性を追究す
るその姿勢に、私は非常に影響を受け、とても尊敬をしていました。
その彼女が、この4月から新たなチャレンジを始めます。

日本ではあまり報道もなく、ほとんど知られていませんが、彼女が専門
にしているフィリピンは、2010年に6年に1度の大統領選挙が行われます。
アメリカと同様、フィリピンでも大統領選挙は国全体が非常に盛り上が
るそうです。大統領は直接選挙により選出されるため、一国の将来、そ
して自分たちの生活を左右する大きなイベントとして、国民の関心も関
与も高いそうです。

彼女は、この6年に1度という貴重な大統領選挙を、直接、見て、聞いて、
感じるために、研究所を2年間休職をして、在フィリピン日本国大使館に
専門調査員として、現地に滞在をするのです。周りからは、「何をそこ
まで」と言われるそうですが、そこが彼女の魅力です。

フィリピンの庶民の生活や生き方、フィリピンを通して見る日本や世界、
世界やアジアの中のフィリピンと日本、フィリピン人の大らかさや懐の
深さなど、彼女からいろいろなことを聞くと、自分はなんて狭い世界、
甘い社会に生きているのだろう、と強く感じます。

日本人からみたら経済的にも環境的にも恵まれていないフィリピンに、
思い切り飛び込んでいく彼女の姿に、私も励まされます。そして、触発
されて、私も何か新しいことを始めようと、刺激を受けています。


それでは、また来月もこの場所でお会いしましょう!

                           ( いぐさ )


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慶應MCC通信 【てらこや】
■ 編集 :慶應丸の内シティキャンパス【てらこや】編集局
      <mailto:info@keiomcc.com
■ 編集長:いぐさ
■ 発行 :株式会社 慶應学術事業会
      〒100-0005
      東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10階
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