[ メールマガジン ] 2006年07月11日
メールマガジン Vol.41
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Vol.41 [2006/07/11]
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★┐INDEX
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│1.ピックアップレポート 「企業価値向上のための財務戦略」
│2.夕学だより 「下流社会の実像」
│3.今月の“1冊” 「文楽へのいざない」
│4.ファカルティズ・コラム「『問題な問題解決』していませんか?」
│5.慶應インフォメーション
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みなさま、こんにちは!
慶應MCC通信【てらこや】編集局 の いぐさ です。
新規に登録をしていただいた皆さま、はじめまして!
慶應MCC通信【てらこや】は、月1回(毎月第2火曜日を予定)「学び」
を改めて見直すきっかけとなるようなさまざまな情報の提供を目的に、
発行しています。これから、どうぞよろしくお願いします。
今後配信を希望されない場合は、末尾のURLより配信停止のお手続きを
お願いいたします。
いよいよ夏の到来ですね。昼間はむしむしと蒸し暑いですが、夜、涼し
い夜風に吹かれながら帰る駅から自宅までの道は、疲れた身体に、ほっ
とするひと時を与えてくれます。四季の変化とともに、一日の変化も感
じさせてくれる瞬間です。室内外の気温差で体調を崩しやすいですが、
ぜひ夏に向けて体調を整え、充実した季節を過ごしましょう。
さて、今月号の「ピックアップレポート」は、青山学院大学大学院国際
マネジメント研究科教授 高橋文郎先生による、企業価値の考え方とその
向上のための企業活動と財務戦略の役割についてのレポートです。
「夕学だより」は、昨年ベストセラーになった『下流社会-新たな階層
集団の出現』の著者であり、消費社会研究家の三浦展氏の講演「下流社
会の実像」の受講レポートです。日本人の生活階層意識の変遷と現状を
浮き彫りにした講演内容です。
「今月の“1冊”」は、日本の古典芸能の1つである文楽を取り上げまし
た。太夫、三味線、人形遣いの三業が一体となり作り上げていく舞台の
広がりと奥深さを感じてみてください。
「ファカルティズ・コラム」は、問題解決における問題について考えて
みました。ぜひご自分の問題解決のやり方を振り返り、「問題な問題解
決」をしていないか、考えてみてはいかがでしょうか。
では、さっそく Vol.41をお届けいたします!
ぜひ、ご一読ください!
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│1│ ピックアップレポート -ビジネスに効く「知」のサプリメント-
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第41回「企業価値向上のための財務戦略」
高橋文郎(青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科教授)
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<企業価値はどのように決まるのか>
企業価値は、有利子負債総額と株式時価総額の合計のことであるが、
これはどのような要因によって決まるのであろうか。
まず、企業価値は、企業が将来生むフリーキャッシュフローを資本コス
トで割り引いた現在価値と定義される。フリーキャッシュフローとは、
事業から生まれるキャッシュフロー(税引営業利益と減価償却費の合計)
から投資のキャッシュフロー(設備投資額と運転資本需要の合計)を
引いたものである。
資本コストとは事業の必要収益率のことである。企業の資金調達源は
負債と株式に分かれるので、企業の資本コストは負債コスト(債権者が
要求するリターン)と株主資本コスト(株主が要求するリターン)を
加重平均したものになり、加重平均資本コストとも呼ばれる。
▼ 続き(全文)はこちらから
http://www.keiomcc.net/terakoya/2006/07/report41.html
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│2│ 夕学だより -時代の“潮流と深層”を読み解く-
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「下流社会の実像」
【講師】三浦 展(カルチャースタディーズ研究所主宰、消費社会研究家)
【日時】2006年5月18日(木) 18:30-20:30
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三浦氏は、まず、昨年ベストセラーになった『下流社会-新たな階層集
団の出現』(光文社新書)の内容について触れました。同書で示したかっ
たことは、「日本は下流社会である」ということではなく、下流化の
トレンドが始まっており、日本の一部に下流社会が形成され始めている
ということだったのだそうです。
ですから今のところ、日本はまだまだ「中流社会」と言えるのだそうです。
では、そもそも、いつ頃から中流社会になったのでしょうか。それは約
30年前だそうです。三浦氏が77年に大学入学した頃、「日本は中流社会
になったのか・ならないのか」という論争が起きていました。当時の内
閣府の国民生活世論調査では、「あなたの生活の程度は世間一般と比べ
てどれくらいですか?」という質問に対して、「中の中」の回答だけで
6割、「中の上」、「中の下」を合わせると9割にもなり、「1億総中流」
などと言われていました。
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http://www.keiomcc.net/terakoya/2006/07/sekigaku41.html
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│3│今月の“1冊” -慶應MCCスタッフからのおすすめ-
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「文楽へのいざない」
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皆さんは、「文楽」を観たことはあるだろうか。
文楽というと、日本の古典芸能として古くさく堅苦しいと思われ、実際
に観たことがある方は非常に少ないように感じる。同じ古典芸能である
歌舞伎や狂言が最近は若手役者の活躍もあり、様々な形で取り上げられ
るのに比べ、文楽は露出度も少なく地味なイメージを持たれているので
はないだろうか。何を隠そう私も、文楽については“人形を遣った舞台”
としての知識くらいしか持ち合わせず、物静かなものとして、機会があ
ればかなり歳をとってから観ることがあってもいいだろう・・・くらい
にしか思っていなかった。
しかし、今年の5月、生まれて初めて文楽の舞台を観る機会に恵まれた。
(平成18年5月 東京国立劇場 第155回文楽公演)
文楽は人形浄瑠璃とも呼ばれ、大きく分類すると人形と音楽(浄瑠璃)
が長い過程を経て合わせられ、江戸中期に花開いた日本古典芸能である。
太夫の語る語り物としての物語にあわせて、三味線が表情豊かに曲を奏
で、登場人物の人形たちが舞台中央にて生き生きと動く。
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http://www.keiomcc.net/terakoya/2006/07/review41.html
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│4│ ファカルティズ・コラム -ビジネスに活かせるヒント集-
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第9回『問題な問題解決』していませんか?
桑畑幸博(慶應MCC専任講師)
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こんにちは。桑畑@慶應MCCです。
「仕事とは問題解決である」と言われます。
“問題”の定義が、“あるべき(ありたい)姿と現実とのギャップ”で
ある以上、現実を変化させてギャップをゼロにする(少なくともギャッ
プをゼロに近づける努力をする)ことが、問題解決と呼ばれる活動です。
そう考えれば、我々が日々行っている“仕事”とは、確かに問題解決と言えます。
しかしこの問題解決、本当に皆さんのまわりで機能していますか?
別の言い方をすると、我々は仕事として本当に“あるべき姿としての問
題解決”を行っているのでしょうか?
私は前職で、通信ネットワークや情報システムの営業及びコンサルティ
ングを行っていました。また現在は思考・コミュニケーション系の講師
として、様々な問題解決の方法論を教える立場にあります。
その経験を自戒も込めて振り返ると、“あるべき姿としての問題解決”
とはほど遠い状況が見えてくるのです。問題解決にありがちな“問題”
が浮かび上がってきた、とも言えるでしょう。
▼ 続き(全文)はこちらから
http://www.keiomcc.net/terakoya/2006/07/faculty41.html
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│5│慶應インフォメーション -「学び」のための慶應義塾関連情報-
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慶應義塾大学、およびその関連組織や団体による公開講座やセミナー等
の「学び」に関する情報、また慶應義塾関連の情報をお届けします。
詳細情報や問合せ先などは各Webサイトにてご確認ください。
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◆慶應義塾 創立150年記念事業室
「復活!慶應義塾の名講義」シリーズ
(1)「速水融 名誉教授 講義」
http://keio150.jp/events/2006/20060715.html
◇日時:2006/7/15(土)15:00-16:30
◇会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎517番教室
◇申込:不要、入場無料(定員250名)
◇内容:「苦しかった講義、楽しかった講義
~歴史人口学・勤勉革命・経済社会~」
(2)「森岡敬一郎 名誉教授 講義」
http://keio150.jp/events/2006/20060722.html
◇日時:2006/7/22(土)14:00-15:30
◇会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 第一校舎121番教室
◇申込:不要、入場無料(定員200名)
◇内容:「読史五十年から得た教訓と反省」
◆慶應義塾大学 研究推進センター シンポジウム
「スポーツによる未来への先導~スポーツ医・科学、文化の研究と振興~」
https://event.crp.keio.ac.jp/200607/entry.html
◇日時:2006/7/22(土)13:00~18:00(開場12:00)
◇会場:慶應義塾大学三田キャンパス
◇参加費:無料、要申込
◇内容:「スポーツ」をメインテーマに据え、スポーツがどのように
私達の社会や健康な生活に寄与して行くのか、私達はスポーツと
どのように関わっていくべきなのかといった問題について、
講演、パネルディスカッションを通して考える。
◆慶應義塾大学 知的資産センター
「第12回 慶應イノベーションネットワーク」
http://www.ipc.keio.ac.jp/event/kin012.html
◇日時:2006/7/26(水)13:30-15:30
◇会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6階 G-SEC Lab
◇参加費:無料
◇内容:慶應義塾大学の技術の中から最近特許出願された技術を、
広く一般の方を対象とした研究者による研究紹介
◇テーマ・講師:
「電子顕微鏡観察試料の超迅速前処理方法とその応用例」
清水健一(慶應義塾大学経済学部化学教室教授)
「マイクロ・ナノスケール熱物性センシング-その広範な応用の可能性-」
長坂雄次(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授)
◆慶應丸の内シティキャンパス「知的基盤能力 マスタリーコース」第6期募集中
http://www.keiomcc.com/system/mastery.html
ビジネスプロフェッショナル必須の、経営に関わる幅広い知識・スキ
ル、および活動の基盤となる論理的分析、創造的思考、創発的議論な
どを体系的に習得できるコース。個人のスキルアップや企業・組織の
ビジネスリーダー育成に活用いただけます。(応募締切:7/31)
◆慶應丸の内シティキャンパス 開講プログラム http://www.keiomcc.com/
『営業プロフェッショナルの信頼構築』▼新規開講▼
http://www.keiomcc.com/program/sal/
8/29-8/30 全2回 講師:桑畑幸博
『企業財務プロフェッショナル養成講座』▼新規開講▼
http://www.keiomcc.com/program/fin/
9/14-11/16 全10回 講師:高橋文郎 他
『財務諸表の読み方・活かし方 』
http://www.keiomcc.com/program/acb/
8/5 全1回 講師:坪井信行 他
『目に見えるロジカル・シンキング 』
http://www.keiomcc.com/program/vlt/
8/23-11/1 全6回 講師:桑畑幸博
『人事制度構築プロジェクトリーダー講座 』
http://www.keiomcc.com/program/jis/
8/29-10/17 全4回 講師:原田浩正、野村賢治
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【編集後記】
慶應MCC通信【てらこや】Vol.41 は、いかがでしたでしょうか?
先日、とてもお世話になっている知人の方に、その方の奥様のギャラリー
で朗読会とコンサートがあるから、とお誘いをいただき、お邪魔して
きました。
詳しいことをほとんど聞かなかったため、いったいどんなギャラリーで、
どのようなコンサートを行うのか、まったくわからずに、ドキドキワク
ワクしながら、そのギャラリーへ足を運びました。ある町の小さな商店
街の中にある小さなギャラリーでした。おしゃれというよりも、手作り
感あふれる、温かみのあるギャラリーです。
まず、クラリネットの演奏をバックに、朗読が始まりました。朗読者は、
詩人でもあり、そして、絵画から立体造形作品まで幅広い創作活動をさ
れているアーティストの方です。そのギャラリーもその方がデザインさ
れたそうです。そして、ギャラリーの壁面にも、その方が書かれた絵画
が展示されていました。
実は今回のイベントは、「郵便配達夫 シュヴァルへの伝言」と題し、
そのアーティストの方の詩の朗読、絵画の鑑賞、そしてその仲間の皆さ
んによるミニコンサートでした。
私は、朗読とその解説を聞いて、展示されている絵を見て、シュヴァル
という人、そして、“シュヴァルの理想宮”というものの存在、を初め
て知りました。
シュヴァルの理想宮とは、19世紀後半、スイスに近いフランスのオート
リーブという片田舎の町の郵便配達夫だったシュヴァルという人物がたっ
たひとりで33年間かけて石を積み上げて築いた装飾的建築だそうです。
鮮やかでありながら深みのある青を基調にした神秘的な絵画、そしてシュ
ヴァルの夢へ想いを馳せる詩を聞いていると、一度オートリーブを訪れて
みたくなります。
朗読会の後は、ミニコンサートのはじまりです。皆さん、本当に音楽を
楽しんでいます。演奏者の方々の心の踊りが楽しそうに伝わってきます。
ギャラリー全体が陽気で温かい雰囲気に包まれます。
小さいけれども、地域の方々が気軽に交流できる集いの場として、そし
て、地域の文化発信基地として、このギャラリーは憩いの空間として地
域の方々から愛されていることを、とても感じました。
また機会をつくって訪れたいと思います。
コンサート終了後に見つけたシュヴァルのページを最後にご紹介します。
仏語と英語のページしかありませんが、“シュヴァルの理想宮”がどん
なものか、ご覧になりたい方は、ぜひ覗いてみてください。
また、“シュヴァル”と検索すると、日本語のページも多くヒットします。
それでは、また来月もこの場所でお会いしましょう!
( いぐさ )
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慶應MCC通信 【てらこや】
■ 編集 :慶應丸の内シティキャンパス【てらこや】編集局
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■ 編集長:いぐさ
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