6/18 阿川 佐和子「「聞く力」ビフォーアフター」 一覧

今感想を書こうとしている私の手元には一切メモがない。
それくらい、目が離せないひとだった。

アガワさんは、私の中では「表紙のマンボウがかわいい」という理由だけではじめておこずかいを出して買った本の著者である北杜夫の友人であり、「瞬間湯沸かし器」の異名を持つ作家阿川弘之の娘さんという印象しかない。残念ながら普段の生活ではテレビを見ないので、近年のご活躍についてはまったく存知あげなかった。そうか、あの女の子はこんなに立派になって。と相手が年上にも関わらず妙に懐かしい気持ちになった。

だからインタビューという仕事が、自分の仕事に関連していなかったら郷愁以上の感情は持たなかったかもしれない。しかもタイトルが「聞く力」。これこそもっとも私に欠ける資質の一つである。

続きを読む

「阿川さんってさ、空っぽの器みたいなんだよな。その器を埋めたくなって、ついしゃべっちゃうんだよね。」
とは阿川さん友人、大竹まことさんの話。
そんな阿川さんの「聞く力」の秘密、ひいては「空っぽの器」になるヒントが聞けるかもしれない!と興味深々、講演に参加した。

会場に入ってまず驚いたのが客層。普段、比較的男性が多い夕学五十講には珍しく、老若男女幅広い層が座っている。年齢が高い女性の姿も目に付く。「これが141万部のマスの力?」など思いつつキョロキョロしている間に18時30分に。
司会の紹介後、にこやかに登場する阿川さん。
「阿川佐和子です。身長は公称150なんですが、最近縮んで149くらいなので、だいたいこうゆうところ(演台)に来ると、半分くらい(姿が見えなく)なくなるので、こちらで。」と、笑いをとりながら演台の横に。

続きを読む

このページの上部へ

About

夕学五十講

このサイトは、慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が主催する定例講演会『夕学五十講』を受講した方々による講演レポートを掲載しています。

サイト内検索

カテゴリ