「それでは為末大さん、どうぞ。」
拍手に迎えられ、颯爽と為末大は登壇した。
選手の頃よりも少し伸びた髪を整え、スーツを着こなしている。
少し照れたような笑みを浮かべ、瞳はキラキラ輝き、少年のようだ。

うーん、相変わらずステキ。
思わず笑みがこぼれてしまう。

(でも・・・・・なんだろう、この違和感。なんか違う。)

それが、私の彼への初めの印象だった。

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