石山恒貴教授に聴く、ミドル・シニアの地図の描き方
みなさんこんにちは。「ミュージック・リフレクション」の時間です。
毎回、一曲の歌詞を掘り下げるこの番組、前回は尾崎豊の『十七歳の地図』を取り上げました。当時、尾崎は正真正銘の十七歳。そこには青春を悩み生きる等身大の青年の姿がありました。
さて今回取り上げるのは、爆風スランプの『45歳の地図』です。作詞とボーカルを担当するサンプラザ中野の45歳の時の作品、ではありません。会社に人生を捧げた中年サラリーマンの悲哀を歌ったこの曲に、当時29歳のミュージシャンである中野の姿はありません。
ではなぜ、主人公は「45歳」だったのか。
ほとんど理由なんかなさそうなこの数字に、いや実は深い意味があるのかも。と思ったのは、先日、法政大学大学院の石山恒貴教授の講演を聴いてからです。
でも、そのお話をする前に、まずは曲に行きましょう。爆風スランプ、『45歳の地図』。
大人の事情により歌詞全文は検索サイトでご覧ください。ではどうぞ。
(曲、3分47秒)