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    <title>慶應ＭＣＣ「夕学五十講」楽屋blog</title>
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    <updated>2010-09-07T02:11:13Z</updated>
    <subtitle>慶應丸の内シティキャンパス定例講演会「夕学五十講」担当者がお届けするblogです。</subtitle>
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    <title>第9回 11/9（火） 川口淳一郎さん　「はやぶさと日本の宇宙開発」</title>
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    <published>2010-09-07T05:12:16Z</published>
    <updated>2010-09-07T02:11:13Z</updated>
    
    <summary>第9回 11/9（火）の登場いただくのは、JAXAの「はやぶさ」開発プロジェクト...</summary>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第9回 11/9（火）の登場いただくのは、JAXAの「はやぶさ」開発プロジェクトマネジャーの<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=529">川口淳一郎先生</a>です。

「はやぶさ」帰還のニュースは、日本の宇宙開発の底力をわたし達に示してくれました。丸の内のJAXAで開催された「はやぶさ」カプセル展示イベントには、連日多くの方が見学に訪れた聞いています。

川口先生は、1955年生まれ、少年時代に見たアポロの月探査やバイキングの火星探査の偉業に感銘を受けて、宇宙工学研究の道を志したそうです。
「はやぶさ」開発ではプロジェクトマネジャーとして活躍をされました。
聞くところによれば、「はやぶさ」は7年間のプロジェクト期間の間に、絶体絶命の危機に何度も遭遇したとか。
ミッション成功の陰に隠されたご苦労と、今後の宇宙開発の展望を聞きたいと思います。


]]>
        
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    <title>ドラッカー「再発見」の旅</title>
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    <published>2010-09-07T04:41:20Z</published>
    <updated>2010-09-07T07:46:50Z</updated>
    
    <summary>慶應商学部の菊澤研宗先生が、ブログでドラッカーについて再三言及されている。 （菊...</summary>
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        <name>shirotori</name>
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            <category term="00600000 夕学プレミアム「agora」" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[慶應商学部の菊澤研宗先生が、ブログでドラッカーについて再三言及されている。
（<a href="http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/">菊澤研宗のブログ　ダブルＫのブログ</a>）

実は、秋の夕学プレミアムagoraで、菊澤先生にドラッカーを講義してもらう。
<a href="http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2010.html">菊澤研宗教授による【ドラッカー再発見】</a>

ドイツ経営学の出身で、経営哲学学会の会長も務める菊澤先生が、なぜ「マネジメントの発明者」ドラッカーなのか、しかも「再発見」と銘打っている。
そこがこの講座の“キモ”である。

昨今のドラッカーブームは、凄まじいものがある。
<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%97%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83%E3%81%AE%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%8C%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%80%8E%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%80%8F%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%89-%E5%B2%A9%E5%B4%8E-%E5%A4%8F%E6%B5%B7/dp/4478012032">「もしドラ」</a>は100万部以上を売り上げたというし、ビジネス街の大書店には、ドラッカーコーナーが設置され、ずらりと著作が並んでいる。その中には、「なんちゃってドラッカー」とでも言うべき怪しげな本も混じっている。
茂木ブーム、勝間ブーム、池上ブームと続いた一連の「一本かぶり」現象が、ドラッカーブーム行きついた感がある。
ドラッカーがこの世を去って5年。いまが「神様」化の旬の季節なのかもしれない。

ブームの意図をあえて要約すれば次のようになるだろう。
「混迷の時期にこそ、マネジメントの発明者ドラッカーが説く原理原則を再確認しよう」
というものだ。
アマゾンでドラッカー本（本人著以外も含む）の売れ行きランキングをみると、
１位：「もしドラ」、２位：「マネジメント　基本と原則」、3位「ドラッカー365の金言」
という順番になっていた。さもありなんという印象である。

この講座は、上記のようなイメージに彩られたドラッカー像の<strong>「再発見」</strong>を企図するものである。
経営の原理原則を説くコンサルタントとしてのドラッカーではなく、経済社会のあり方と個の自律を謳い上げた思想家・哲学家としてドラッカーを読み解いていく。

ドラッカー29歳の処女作<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478001200/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=447837211X&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1KVYETX192A3E0G2Y6R3">『経済人の終わり』</a>（1939年）は、ヒットラー全盛期のドイツで暮らしていた若き日のドラッカーが抱いた、ファシズムへの強烈な危機感から生まれた。
<strong>「絶望した大衆が選び取った“魔法の杖”、不可能を可能にしてくれる劇薬、それがファシズムであり、その行く先には蜃気楼しかない」</strong>
ドラッカーは強い口調で、全体主義を攻撃しつつ、絶望した大衆に提示するべき「代替思想」を必死になって模索した。

彼が、何冊かの著作を通して創出した代替思想が、<strong>自由な経済社会</strong>であり、その<strong>主役としての企業</strong>であり、<strong>企業の論理と個の自律を統合するツールとしてのマネジメント</strong>であった。

「ドラッカーを読んだら、企業の社会的責任ついて書いてあって、ちょっとビックリ」という感想をよく聞くし、私もそう思ったが、よく調べてみると当たり前である。
彼は、よりよい社会はどうあるべきかを考え抜いた末に、その主役が企業経営であるべきだという結論に行き着いた。
ドラッカーの考えるマネジメントとは、経営のノウハウではなく、組織を通して社会をより良くするためのノウハウなのだ。企業に社会的責任があることは自明の理であろう。

ドラッカーブームの多くは、ドラッカーが辿り着いた結論だけを見ている。
この講座では、むしろ結論に行く着くまでの思想の変遷と熟成に目を向ける。
その思索の旅のガイドには、カント、ウェーバー、ポパーに精通し、哲学・経済学・経営学が交差する関連領域を専門とする菊澤先生が最適任に違いない。

ちなみに、この講座で取り上げるドラッカーの著作は次の三作である。
『経済人の終わり』　<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%90%8D%E8%91%97%E9%9B%8610-%E7%94%A3%E6%A5%AD%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%90%8D%E8%91%97%E9%9B%86%E2%80%95%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-P%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4478001235">『産業人の未来』</a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%90%8D%E8%91%97%E9%9B%862-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E7%B5%8C%E5%96%B6%EF%BC%BB%E4%B8%8A%EF%BC%BD-P-F-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4478307008#noop">『現代の経営』</a>
先述の売上ランキングは、それぞれ52位、64位、12位となっている。
『現代の経営』は別としても、その他の二作品を読んだことがある読者は、ドラッカーファンの中でも少ないのではないだろうか。

ドラッカーは読んだことがないけれど、資本主義とは何か、自由とは何かを青臭く考え直してみたい人。
ドラッカーは大好きだけれど、昨今のブームには違和感を感じるという人。
もちろん「もしドラ」で、はじめてドラッカーを知ったという人も（上記をご承知という前提で）。

ドラッカー再発見の旅にご一緒しましょう！！]]>
        
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    <title>第8回　11/1（月）　金井真介さん　「社会を変えていくプラットフォーム　ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」</title>
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    <published>2010-09-06T04:58:33Z</published>
    <updated>2010-09-06T03:17:44Z</updated>
    
    <summary>第8回 11/1（月)の講師は、ダイヤログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表の金井...</summary>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
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        <![CDATA[第8回 11/1（月)の講師は、ダイヤログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=544">金井真介さん</a>です。

「暗闇体験」という新しい体感型エンタテイメント＆教育「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」を日本に紹介した金井真介さん。いま注目のソーシャルアントレプレナーです。

「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」をご存じない方は、まずこちらのサイトをご覧になってください。DIALOG IN THE DARK　<a href="http://www.dialoginthedark.com/">http://www.dialoginthedark.com/</a>

そして、出来れば神宮前に行って、一度体験をされることをお奨めします。
私も、7月に体験してきました。言葉で説明し難い、なんとも言えぬ感動的な体験でした。案内をしてくれる「アテンド（視覚障害者）」の方の、的確な導きに感心をしました。

老荘思想（中国古典）の真髄は、「見えないもの見ること」にあると言いますが、何も見えないからこそ、研ぎ澄まされる感覚機能があることを身をもって確認できたという気がします。

ドイツで生まれた「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」にいち早く着目し、使命感をもって日本で普及に尽力する金井さんから、もうひとつのコミュニケーション論をお聞きしたいと思います。]]>
        
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    <title>第7回  10/25（月）　松尾睦さん　「経験から学ぶ力」</title>
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    <published>2010-09-03T04:42:13Z</published>
    <updated>2010-09-03T02:04:30Z</updated>
    
    <summary>第7回 10/25（月）は、神戸大大学院教授の松尾睦先生です。 マーケティングと...</summary>
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    </author>
            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第7回 10/25（月）は、神戸大大学院教授の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=532">松尾睦先生</a>です。
マーケティングと組織論の境界領域を、「学習」という切り口で研究しているという松尾先生。
凄腕営業マンは、どうやって成長していくのかという「営業熟達化」研究や、人は仕事現場での経験からどのように学んでいくのかといった「経験学習」研究など、質の高い実証研究を重ねていらっしゃいます。
企業の人材育成担当者、営業教育の企画立案者には、是非とも聞いてほしい講演です。

ＭＣＣでは、東大の中原淳先生が担当する<a href="http://www.keiomcc.com/program/lin/index.html">「ラーニングイノベーション論」</a>のゲスト講師としても登壇いただいており、私もよく存じ上げていますが、温厚かつシャープな先生です。

営業や職場での経験学習は、我々実務家からすると、きわめて身近な問題なのですが、実は日本では専門に研究している人が少ない分野です。松尾先生は、若くしてすでに、この領域の権威といってよいのではないでしょうか。

「研修なんて、いくらやっても無駄、実践教育が一番だよ」と断言する方は多くいらっしゃいますが、それでは、実践の場で、人はどのように育っていくのか？　仕事で育つ人間、育てる職場・上司とそうでない人間、職場・上司との違いな何なのか？といった問いにピッっと答えていただける例は多くはありません。

「人は仕事で磨かれる」というのが丹羽宇一郎さんの名言ですが、そこには必ずメカニズムがあるはずです。仕事で育つ人間には、仕事経験を通じて学ぶ力を備えているに違いありません。

松尾先生の豊富な実証研究事例を題材に皆さんと一緒に考えてみたいと思います。]]>
        
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    <title>大久保恒夫さん 「小売業経営のプロに聞く」　10/21（木）</title>
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    <published>2010-09-02T05:12:22Z</published>
    <updated>2010-09-02T04:42:56Z</updated>
    
    <summary>第6回 10/21（木）の講師は、株式会社成城石井代表相談役の大久保恒夫さんです...</summary>
    <author>
        <name>shirotori</name>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第6回 10/21（木）の講師は、株式会社成城石井代表相談役の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=543">大久保恒夫</a>さんです。

大久保さんは、日本で数少ない小売業経営のプロだと言われています。
イトーヨカドーで小売業を学び、独立後は、ユニクロや良品計画の経営改革、再建に力を発揮してきました。
2007年には、苦境に陥った高級スーパー成城石井の社長に就任し、見事経営再建を果たされ、9/1付で相談役になっていらっしゃいます。

カルフールやウォルマートなど世界の巨人も苦戦を続けている日本での小売業ビジネス。世界で最も厳しい評価眼をもった日本の消費者の支持を得て、勝ち残るのは容易なことではないようです。
GMSからファッション、ドラック、食品まで幅広い業種で小売業の経営に携わってきた大久保さんに、脱デフレの戦略を伺います。]]>
        
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    <title>上田泰己さん 「体内時計が示すもの」　10/20（水）　</title>
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    <published>2010-09-01T05:03:39Z</published>
    <updated>2010-09-01T01:56:48Z</updated>
    
    <summary>第5回 10/20（水）に登壇していただくのは、理化学研究所の上田泰己先生です。...</summary>
    <author>
        <name>shirotori</name>
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    </author>
            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第5回 10/20（水）に登壇していただくのは、理化学研究所の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=528">上田泰己先生</a>です。
上田先生は、システム生物学、機能ゲノミクスを専門にする弱冠34歳の新進気鋭の生物学者です。
東大医学部時代から、その才能は周囲の注目を集め、将来を嘱望されるライジングスターだそうです。バイオサイエンスの世界では日本が世界の先頭グループを走っていると聞きますから、将来のノーベル賞も夢ではないかもしれません。

上田先生が研究しているのは、脳の中心部で刻まれるという「体内時計」です。その狂いは病気の原因になるとされ、その解明は新薬や治療法の開発に繋がると期待されているそうです。
世界で初めて体内時計のずれを簡単に測定する方法を開発し、更なる研究を進めている上田先生に、生命科学の最前線をお聞きします。]]>
        
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    <title>中村安希さん  「世界を歩く」　10/14（木）</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1638" title="中村安希さん  「世界を歩く」　10/14（木）" />
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    <published>2010-08-31T04:50:32Z</published>
    <updated>2010-09-01T05:01:23Z</updated>
    
    <summary>第4回 10/14（木）の講師は、ノンフィクション作家の中村安希さんです。 中村...</summary>
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        <name>shirotori</name>
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    </author>
            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第4回 10/14（木）の講師は、ノンフィクション作家の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=537">中村安希さん</a>です。
中村さんは、２００６年６月～２００８年５月までの２年間、「アジアパシフィック医療改革フォーラム」へのレポート形式をとり、世界各地の生活、環境、衛生、医療、教育を探る旅を続けてきました。
その経験をまとめた<a href="http://books.rakuten.co.jp/rb/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%9C%9D-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E9%99%B8684%E6%97%A5-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%AE%89%E5%B8%8C-9784087814347/item/6225969/">『インパラの朝』</a>は、開高健ノンフィクション賞を受賞し、話題になりました。

その昔、『なんでも見てやろう』の精神で世界を旅した小田実さん、ユーラシア大陸をバスで横断し、『深夜特急』を書いた沢木耕太郎さんと、辺境の地を旅する若者はむさ苦しい男と決まっていましたが、中村安希さんは、クールビューティーといった感じの美女です。とはいえ、目尻には意志の強さを感じますね。

45Lのザックに必要最低限の荷物を積み込み「現地の生活に密着する」ことをモットーにアジア・アフリカを旅したという中村さん。
旅を通してみたもの、感じたことをお話いただきたいと思います。]]>
        
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    <title>夕学パスポート</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1644" title="夕学パスポート" />
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    <published>2010-08-31T01:34:04Z</published>
    <updated>2010-08-31T01:46:07Z</updated>
    
    <summary>夕学五十講では、これまで「全回予約席」と呼んでいた全25回通しのチケットを、「夕...</summary>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        夕学五十講では、これまで「全回予約席」と呼んでいた全25回通しのチケットを、「夕学パスポート」と名称変更しました。
これに伴い、パスポート購入の方には、夕学の招待券を2枚贈呈いたします。（今期内有効）　奥様やお子さん、ご友人・同僚・後輩など、是非夕学を聞いてもらいたい方をご招待ください。
（ただし、満席の時には使えませんのでご注意を！！）

「夕学パスポート」を購入していただいた方には、後日利用方法についてご案内をします！！

「夕学パスポート」についてはこちらを
https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Profile/Price.aspx
        
    </content>
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    <title>「夕学五十講」でもtwitterを始めました</title>
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    <published>2010-08-30T08:16:54Z</published>
    <updated>2010-09-01T04:56:59Z</updated>
    
    <summary>先週、「夕学五十講」でもtwitterを始めました。 満席になりそうな講演の予約...</summary>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[先週、「夕学五十講」でもtwitterを始めました。
満席になりそうな講演の予約状況や、ブログの更新情報、講師の最新情報などをタイムリーにアップしていきます。

特に、予約については、「予約しようかと思っていたら満席になった」「満席だったのであきらめていたら空席になった」など、お叱りをいただく場合もありました。
夕学は、完全にオープンなシステムにしてあるので、日々刻々と予約の状況が変わります。空席講演があっという間に満席になることもあれば、満席講演に突然空席が出ることもあります。

twitterで出来るだけこまめにお知らせしますので、是非フォローをしておいていただければと思います。

夕学twitter
<a href="http://twitter.com/sekigaku">http://twitter.com/sekigaku</a>]]>
        
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    <title>中尾政之教授　「失敗の予防学」　10/13（水）</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1637" title="中尾政之教授　「失敗の予防学」　10/13（水）" />
    <id>tag:www.keiomcc.net,2010:/sekigaku-blog//1.1637</id>
    
    <published>2010-08-30T04:35:10Z</published>
    <updated>2010-08-30T02:20:41Z</updated>
    
    <summary>第3回 10/13(水）は東大大学院教授の中尾政之先生です。 畑村洋太郎氏（当時...</summary>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第3回 10/13(水）は東大大学院教授の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=536">中尾政之先生</a>です。
<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=194">畑村洋太郎氏</a>（当時東大教授）が提唱を始めた「失敗学」という領域があります。科学技術の世界で起きた古今東西の失敗事例を徹底的に調べ上げ、「なぜ失敗するのか」というメカニズムを明らかにしたことでたいへん話題になりました。

中尾先生は、畑村先生の系譜に連なる方で、いわば「失敗学」の継承者という立場です。
8年前に畑村先生が夕学に登壇された時のメモを見たら「ハインリッヒの法則」という説を紹介していただいたようです。
1件の重大な失敗の陰には、29件程度のかすり傷程度の失敗があり、そのまた陰には、300件程度のヒヤッとした経験が存在するというものです。
失敗を予防するには、29件のかすり傷や300件のヒヤッと体験をしっかりと検証し、そうならないための対策を取ることなのかもしれません。

一方で、「新たなチャレンジの99％は失敗をする」という名言も残されました。
失敗を怖がるばかりに行動をしなければ、成功もありません。
要は、失敗そのものが問題なのではなく、その失敗からどれだけ学習したのかが問われるべきだということでしょう。

「失敗学」第二世代の中尾先生が、畑村先生の経験をどこまで発展的に継承されているのか。興味深いところであります。]]>
        
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    <title>楠木 建教授　「ストーリーとしての競争戦略」　10/6（木）</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1636" title="楠木 建教授　「ストーリーとしての競争戦略」　10/6（木）" />
    <id>tag:www.keiomcc.net,2010:/sekigaku-blog//1.1636</id>
    
    <published>2010-08-27T03:32:04Z</published>
    <updated>2010-08-30T01:59:07Z</updated>
    
    <summary>第二回、10/6の登壇は、一橋大学大学院ISC教授の楠木建先生です。 夕学は6年...</summary>
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        <name>shirotori</name>
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            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[第二回、10/6の登壇は、一橋大学大学院ISC教授の<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=531">楠木建先生</a>です。
夕学は6年ぶり、3度目に登壇となる楠木先生。多くの皆さんもご存じのように、講演でオーディエンスのココロをがしっと掴むパフォーマンスが出来る数少ないアカデミシャンの1人です。
今回は、戦略論の書籍としては画期的な販売数を上げているという話題の書<a href="http://books.rakuten.co.jp/rb/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E7%AB%B6%E4%BA%89%E6%88%A6%E7%95%A5-%E5%84%AA%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6-%E6%A5%A0%E6%9C%A8%E5%BB%BA-9784492532706/item/6462872/">『ストーリーとしての競争戦略』</a>にちなんだお話になります。

「優れた戦略とは、思わず人に話したくなるような面白いストーリーである」
そう喝破する楠木先生。
ポーター流の「ポジショニングアプローチ」、バーニーの主張する「リソースベースドビュー」、チャン・キムの「ブルーオーシャン戦略」のように戦略論のアプローチには諸説が論じられてきました。

楠木先生は、組織論やリーダシップ論でも注目される「ストーリーテリング」の考え方を戦略論に適用しました。

「思わず人に話したくなる」ストーリーに満ちた魅力的な講演を期待しましょう。]]>
        
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    <title>清水宏保さん　「限界に挑み続けて」　10/5（火）</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1635" title="清水宏保さん　「限界に挑み続けて」　10/5（火）" />
    <id>tag:www.keiomcc.net,2010:/sekigaku-blog//1.1635</id>
    
    <published>2010-08-26T03:12:12Z</published>
    <updated>2010-08-26T09:08:56Z</updated>
    
    <summary>皆さま お待たせしました。2010年後期の「夕学五十講」の予定を発表いたしました...</summary>
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        <name>shirotori</name>
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    </author>
            <category term="00300000 おしらせ" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[皆さま
お待たせしました。2010年後期の「夕学五十講」の予定を発表いたしました。
10/5～来年の1/26まで全25回。今期も素晴らしい方々にお越しいただくことになりました。

予約の受付は8/31（火）10:00～になりますので、もうしばらくお待ちください。
きょうから、いつものように各回のご紹介を始めていきます。


2010年後期のスタートは、スピードスケート金メダリストの<a href="https://www.sekigaku.net/Sekigaku/Default/Normal/InstructorIntroduction.aspx?SGInstructorID=525">清水宏保さん</a>の登壇です。
早いもので、長野五輪 感動の金メダルから12年も経つのですね。優勝インタビューで、「自分がここまで来れたのは、堀井学さんのお陰です」と、調子を落とし満足な結果を出せなかったライバルの名前をあげ、感謝の気持ちを述べたことを印象深く憶えています。
その後もソルトレーク、バンクーバーと五輪に挑戦し、35歳になった今年のトリノ五輪でも5大会連続の出場に向けて最後まで果敢に挑みました。
162センチの小さな身体、鍛え上げた太もも、そしてあのロケットスタート。いかにも日本人らしいスポーツ選手でした。

スポーツジャーナリストの二宮清純さんは、「清水は、スターターにタイミングを合わせるのではなく、自分のタイミングにスターターを合わせることができた」と言っています。
もはや人智を越えた神の領域にまで踏み込んでいたのかもしれません。ちなみに清水さんの公式ブログのタイトルも「神速」です。（<a href="http://ameblo.jp/hiroyasu-shimizu/">こちら</a>）

どんなお話が聞けるのか、楽しみです。]]>
        
    </content>
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    <title>第5回　「孤高の成長論者　下村治」　その2</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1627" title="第5回　「孤高の成長論者　下村治」　その2" />
    <id>tag:www.keiomcc.net,2010:/sekigaku-blog//1.1627</id>
    
    <published>2010-08-04T03:47:55Z</published>
    <updated>2010-08-25T09:16:31Z</updated>
    
    <summary>下村治が主張したこと　「成長理論」 下村氏が一方の主役を務める日本経済の「成長論...</summary>
    <author>
        <name>shirotori</name>
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    </author>
            <category term="竹中平蔵教授が講義する「問題解決スキルとしての経済古典」" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[<strong>下村治が主張したこと　「成長理論」</strong>
下村氏が一方の主役を務める日本経済の「成長論争」は1959年から始まったと言われていますが、その前年に、下村氏は『経済成長実現のために』という論文を発表しています。
「いまや日本経済は大きな転機を迎えた。日本はようやく十分な供給力を身につける準備態勢が整ったのだ。あとはそれをどう実現していくのかが課題である。そのためには、さあ、需要を増やそう！」
下村氏は、力強く宣言をして「成長論争」の口火を切ったのです。
続いて1959年2月、『日本経済の基調とその成長力』と題する論文を発表します。この中では、57年に発表された政府の長期経済計画（6.5％成長）に異を唱え、日本の成長率予測が低すぎると指摘しました。これをきっかけに経済計画の策定者である大来佐武郎氏とも「大来・下村論争」と呼ばれる論争を展開することになりました。

]]>
        <![CDATA[「成長理論」のコアエッセンスは、『経済変動の乗数分析』に書かれた<strong>「産出係数」</strong>という概念に集約されます。
「産出係数」は、需要サイドではなく、供給サイドに着目をした下村氏独自の成長率予測ツールとも呼べるもので、民間の純設備投資額（新規投資分－古い設備の除却分）に、一定数字の「産出係数」を乗じたものが翌年のGDP増額分となるというものです。
つまり、<strong>「産出係数」は、資本の増加（新たな設備投資）が、どの程度の生産量の増加につながるのか（経済成長率を高めるのか）を決定づける</strong>ものであり、下村氏は「産出係数」を１前後であると見通していました。<strong>設備投資が増えれば、それだけ経済成長率も高くなる</strong>と予測したことになります。
この理論にもとづいて、下村氏は今後10年間に渡って、日本は二ケタの経済成長が可能であると予測し、実際にその通りに日本経済は成長することになります。

下村理論の特徴は、民間の設備投資の重要性に着目した点で画期的であり、設備投資を軸に経済運営を見るという考え方は、現在においても重要な経済指標として受け継がれているそうです。

「成長論争」の論点のひとつは、この高い成長率予測にありました。多くの経済学者は、日本にはそれだけの余力はないと下村理論を批判しました。具体的には、「産出係数」をめぐる論争とも言えます。資本の増加に伴い、設備の生産性は下がり、資本効率は低下するのだから、「産出係数」も低下する。従って下村理論のような高い成長は望めないという見解でした。
それに対して下村氏は、技術革新に伴い生産性は高まり、資本効率は落ちないと主張しました。
もちろん、長期的には資本効率の低下は避けられませんし、特に現代のような成熟社会においては、資本の増加はストレートに生産に結びつかず、環境投資等の非生産的な投資を伴わざるを得ませんが、勃興期を迎えつつあった当時の日本経済においては、下村氏の予測通りに技術革新による生産性の向上は、資本効率の低下を補って余りあるものがあり、1960年代を通して、日本は高度経済成長を続けることになります。

「成長論争」のもう一つの論点は、国際収支の制約をどう読むかという点にありました。
高い成長が続けば、輸入も増加せざるを得ない。輸入の増加は経常収支の赤字を招き、やがて外貨が不足して経済が回らなくなると危惧されたのです。
これに対して下村氏は、日本経済には十分な供給力があり、輸入が増える以上に輸出が増えるので、その問題は杞憂であると反論しました。やがて日本が高付加価値製品の製造へとシフトしたこともあって、下村氏の読みが現実のものとなり、現在に続く経済収支の黒字基調が定着していきました。

下村氏の成長理論が実現されるうえにおいては、それを実際の政策に転換する道筋がつけられたことも重要なことでありました。
それが池田勇人元首相の「国民所得倍増計画」と呼ばれるものです。
池田勇人は下村氏の大蔵省10年先輩にあたり、同じように病に倒れて、不遇の閑職時代を味わったという共通点があります。
池田元首相と同期で宏池会事務局長を務めていた田村敏雄氏の仲立ちもあって、池田氏と結びついた下村氏は、池田氏の総理就任に伴い、その経済ブレーンとなります。
池田勇人の「国民所得倍増計画」に、理論的な裏付けを与えるが下村治の「成長理論」という図式がここに完成しました。

1960年代以降、高度経済成長が現実のものになると、「高度成長の光と陰」が指摘されはじめ、成長優先で生まれた歪みとしての住宅問題、社会インフレ、物価問題などが指摘されるようになりますが、下村氏は、成長の成果として住宅等のインフラはいずれ整備されるのだから、まずは成長を重視すべきだとして揺るぎませんでした。
物価高に対しても、生産性の向上が一様ではない以上、物価上昇に伴い賃金水準が上がっていくことで生活水準も向上するのだから、物価上昇が一概に悪いとは言えないと反論しました。

下村氏の考え方の背後に一貫しているのは<strong>、「日本経済は勃興期にある」という時代観</strong>と、供給力の向上が成長を実現するという<strong>「供給重視の視点」</strong>であったと竹中先生は総括してくれました。

<strong>下村治の転換</strong>　
1973年、石油ショックが日本を襲うと、下村氏は『日本経済はゼロ成長軌道に入った』という論文を発表し、ゼロ成長論者へと大きく舵を切り替えました。
石油が有限であるという事実を知ってしまった以上、将来への不安が成長意欲を減退させ、投資意欲は衰える。設備投資は進まず、低成長を余儀なくされる。というのがその主張骨子でした。
一方で、20年～30年を経て技術革新が進み、石油に換わる新エネルギーの開発が実現すれば、再び成長軌道に乗ることも可能であるという将来展望も描いてみせました。
実際は、下村氏の想定以上に早く技術革新が進み、石油埋蔵量の更新や省エネ技術、代替エネルギーの開発が進行したことで、ゼロ成長には陥ることなく、一定の成長率を維持することができたのです。

最後に、竹中先生は<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%88%90%E9%95%B7%E8%AB%96-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%B8%8B%E6%9D%91-%E6%B2%BB/dp/4121601092">『日本経済成長論』</a>の一節を紹介することで、孤高の経済学者 下村治の講義の総まとめとし、締めくくりました。

＜日本経済の展望＞
・日本経済は、いまや歴史的勃興期にある。国民の創造的能力の開放が、このような歴史的高揚の原動力である。
・われわれは、今後10年間に国民総生産を二倍より二.五倍～三倍に近づけうる可能性があるものと判断する。（同書11P～12Ｐ）

＜成長の基本条件＞
・経済成長は、実質的な生産能力の拡充が、それに対応した総需要の膨張によって現実の国民総生産（ＧＮＰ）として実現される過程である。
・インフレなき経済成長の過程は、この総需要の膨張が、実質的生産能力の限界に近く、かつその限界を超えない程度に維持された状況である。ただし、この実質的な生産能力の拡充は、合理化・近代化投資による生産性向上を中核とするものでなければならない。この場合、国内における生産の増加が、同時に輸出競争力増加と輸入性向低下の効果を生じ、経済成長が国際収支上の問題を生ずることなく円滑に進行する。（同書15Ｐ～16P）
・民間設備投資と経済成長の関係は、年々の民間設備投資と、それによるＧＮＰ増加の可能性との関係として要約することが出来る。＜中略＞　この民間設備投資の純額と翌年のGNP増加額との関係が、今後の経済成長の可能性を判断するうえにおいて基本的なものである。＜中略＞　成長の可能性の限界が、まずこのような民間設備投資による生産能力の増強によって与えられるという基本的な関係を確認する必要がある。（同書16P）]]>
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    <title>第５回　孤高の成長論者　下村治</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/2010/08/post_388.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.keiomcc.net/cgi-bin/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=1626" title="第５回　孤高の成長論者　下村治" />
    <id>tag:www.keiomcc.net,2010:/sekigaku-blog//1.1626</id>
    
    <published>2010-08-03T12:00:18Z</published>
    <updated>2010-08-25T09:16:31Z</updated>
    
    <summary>4月に開始した竹中平蔵先生のよる『問題解決スキルとして経済古典』は、先週の土曜日...</summary>
    <author>
        <name>shirotori</name>
        <uri>http://www.keiomcc.com/</uri>
    </author>
            <category term="竹中平蔵教授が講義する「問題解決スキルとしての経済古典」" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/">
        <![CDATA[4月に開始した竹中平蔵先生のよる<a href="http://www.sekigaku-agora.net/course/takenaka_heizo.html">『問題解決スキルとして経済古典』</a>は、先週の土曜日をもって無事最終回を迎えることになりました。最後に取り上げたのは、竹中先生の「あこがれの人」であった下村治氏です。
一般の人々には馴染みのない名前ですが、池田勇人内閣の「所得倍増計画」の理論的支柱となり、1960年代の高度経済成長を予言した経済学者と言われると興味関心が沸いてくるのではないでしょうか。

本講座で取り上げる唯一の日本人ですが、これまでにも増して熱い講義となりました。
今回も二回に分けて、報告を致します。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
<strong>「下村治さんのようになりたいと思った」</strong>
竹中先生がエコノミストを目指そうとしたきっかけは、下村氏へのあこがれだったとのこと。
下村治は、日本の高度経済成長とそれを可能にした池田内閣の所得倍増計画の理論的な支柱として知られていますが、当時、錚々たる顔ぶれの経済人を敵に回して、孤軍奮闘、孤高の人として論戦を繰り広げました。そして結果的に、日本経済の成長は下村氏のほぼ言う通りになりました。

竹中先生は一橋大学卒業後、下村さんの後を追うようにして日本開発銀行（現日本政策投資銀行）に入行しましたが、当時下村氏は、開銀の設備投資研究所の顧問をされていました。
若き日の竹中先生の記憶に残る下村氏は、いかにも大人然といった雰囲気を漂わす<strong>「グレイトな人」</strong>であったそうです。
何かひとつの現象を見ることで、その背後にある宇宙を見通すことが出来る空間認識力を有した人であった印象を竹中先生は持っています。

]]>
        <![CDATA[本講座のテーマである「問題解決スキルとしての経済学」を実践した、唯一の日本経済学者であった下村氏は、１）現実の問題に対して向き合う姿勢を忘れず、２）経済全体のビジョンと体系を持ち、３）極めて具体的な政策を主張しました。
「問題解決スキルとしての経済学」を実践する全ての条件を兼ね備えた人。それが下村治であったと竹中さんは言います。


<strong>下村治の生きた時代と直面した課題</strong>
1949年、政府の経済安定本部（略称安本：経済企画庁の前身）が太平洋戦争被害報告書を発表しました。そこには戦争で日本が被った被害がいかに甚大であったかが記されています。
死者185万人、負傷・行方不明者65万人。石油精製設備65％破壊、真空管製造設備58％破壊などを受けて、工業設備能力は4割程度まで縮小していました。終戦直前には、生産稼働能力は1割に満たなかったという数字も残されているそうです。
日本経済は、壊滅状態にあったと言えます。

戦後の日本が直面した課題は、インフレ対策でした。
1945年～46年の一年間で、WPI（卸売物価指数）は５倍、CPI（消費者物価指数）は六倍、日銀券の発行残高は二倍に膨れあがりました。
物価をどうやって抑えるか、それが日本経済喫緊の課題でありました。

<strong>下村治の生涯</strong>
下村氏は、1910年佐賀県に生まれました。
肺病を患い、一年遅れで東京帝大に入学しましたが、当時のアカデミズムはマルクス経済学全盛時代で、近代経済学はまだ黎明期でした。下村氏は後に「私は大学では経済学に出会えなかった」という述懐を残しています。
1934年に大蔵省に入省し、まもなくニューヨーク駐在勤務となります。この時にダウンタウンの本屋でケインズの「一般理論」に出会ったという逸話もあるそうです。
帰国後、同期入省14人と月曜会と名付けた勉強会を組織し、日本にケインズ経済学を紹介する役割も果たしたと言われています。

こういう時代の中で、下村氏は、1947年月に、安本の物価政策課長としてインフレ対策に取り組むことになります。
下村氏は、物価問題を通して、はじめて現実の問題に向き合うことを経験しました。この経験と知見は、後の成長理論に大きな影響を与えることになりました。

下村氏は、物価政策課長として、統計の不足を補うために、実際のヤミ価格を、足を使って調査するといった地道な作業をする一方で、「インフレとは何か」に関する明解なレポートを書き上げました。
<strong>「インフレとは、有効需要の膨張である。需要の膨張で物価が上昇することそのものは悪い事ではない。悪いのは、全体が不安定化し、政府が制御できない状態に陥っていることである。」</strong>
下村氏は、そう主張しました。

この当時、インフレに起因する賃金上昇と物価上昇の悪循環を巡って、都留重人氏と下村氏の間で論争が展開をされたと言われています。
下村氏は主張しました。
「現下の賃金上昇・物価上昇の悪循環は、供給が需要に追いつかないことによって起きている。供給体制が復活するまでの間は、需要を抑えるべく国民の生活水準も抑制する必要がある。労働組合もそれに協力するべきである。」
これに対して都留重人氏は反論しました。
「物価が上がるのに賃金を抑制するのは間違いである。むしろ物価を抑えるためにヤミ経済を統制するべきである。」
下村氏は再反論をしたそうです。
「ヤミが市場に活力を与え、生産を刺激しているのが現実なのだから、ヤミを無理に抑えたら経済はシュリンクする。」
下村氏は、市場メカニズムを重視する自由な経済に軸足を置き、都留氏は統制型の経済システムに拠った見解であったという理解ができます。
下村氏は、論争の中で、都留氏の見解に対して「理論整然と間違えている」という名言を発したと言われています。
1948年、下村氏は再び病に倒れ、病床で『経済変動の乗数分析』という論文を書き上げます。この論文に書かれた<strong>「産出係数１」</strong>の理論が、のちの成長論争のコアエッセンスとなっていきます。
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    <title>「愛でる」という感覚を取り戻す　中村桂子さん</title>
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    <published>2010-07-31T03:07:33Z</published>
    <updated>2010-08-25T09:16:31Z</updated>
    
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        <![CDATA[地球上にはじめて生命が誕生したのは38億年前、深海で生まれたバクテリアのような単細胞生物ではなかったかと言われている。驚くべきことに、そのDNA構造は、我々人類とまったく同じであるという。
つまり、生命は38億年前から連綿と続いており、現在地球上に存在する多様な生物は、全て繋がっている。
<strong>生命とは、「時間」と「関係」で成り立つ巨大なネットワークでもある。</strong>

人類が登場したのは15万年前のアフリカ大陸。農耕の発明により「生物圏」から「人間圏」というサブシステムが枝分かれしたのが1万年前。産業革命により、爆発的な拡大過程に入ったのは、わずか200年前のことである。
現在、人類の拡大速度は、地球の物質循環のそれを大きく上回る「異常な状態」にある。

「異常な状態」にいる私達は、自然を制圧する対象として捉え、科学技術をその道具として開発活用してきた。
中村先生は、「その関係図式を変えよう」と言う。
科学技術と自然の間に人間が入り、両者を融合させる役割を果たすべきだ、とする。

そのためには、価値観（世界観）を変える必要がある。
産業革命以来の<strong>「機械論的世界観」</strong>から<strong>「生物論的世界観」</strong>への転換である。
自然は数式で記述でき、人間も機械のような構造体と認識する。だから要素分解することで全てが解明できる。そう考えるのが、「機械論的世界観」である。
「生物論的世界観」は、世界をあやふやで、柔らかく、変化しつづける存在として理解する。だから複雑で、曖昧で、いまもってよくわからないものと考える。

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        <![CDATA[価値観（世界観）の転換は、どうすれば出来るのか。
中村先生は、「ルネンサンスに学べばよい」と言う。
ルネンサンスも価値観の大転換であった。
宗教（キリスト教）のくびきから解き放たれ、教会の呪縛から自由になる。そのことで新しい芸術・文化が花開いた。物事に見方・考え方が変わったからだ。

ルネンサンスの精神とは何だったのか。

<strong>「なぜと問い、自分で考える」</strong>
<strong>「二元論を脱し、善・悪を自らの中で引き受ける」</strong>
塩野七生氏は<strong>、「精神的に強い人間になる」</strong>ことだと喝破したそうだ。

私達も、科学技術というくびきから自由になり、生き物としての人間を取り戻す必要がある。そうすれば、ダヴィンチやミケランジェロのように「新しい何か」を創り出せるかもしれない。
「生物論的世界観」を持つことで、食糧、医療、住環境、教育、エネルギー等々、世界に共通する諸問題に対する問題認識、解決の方向性が見えてくるのではないか。

繰り返して確認したい。
<strong>生命とは、「時間」と「関係」で成り立つ巨大なネットワークである。</strong>
あらゆる生物は、巨大なネットワークの中で、一定の時間をかけて循環する存在である。だから38億年も続いてきた。
あらゆる生物は、すべて同じDNA構造から成り立っている。DNAの組み合わせが違うだけで、ここまで多様になったのだ。
あらゆる生物は、いまも生成し続けている。分からないことが多い。ゆえに環境の変化を受けて、いかようも変わるし、失われても再生できる。

深海に漂うバクテリアも、森に生えるキノコも、春の歩道を彩る桜も、サバンナを走るキリンも、高層ビルで働く人間も、同じように「時間」と「関係」の連鎖・循環で生きていることを認識しなければならない。

自然への畏敬を取り戻そう
『源氏物語』にある<strong>「愛でる」</strong>という感覚を見直そう。
中村先生の、ラストメッセージである。
<strong>対象を愛し、知り尽くし、考え抜いたうえで、それを受け入れる感覚。
盲目的に恐れない。バカにして操作しない。旺盛な探求心で探るけれども尊重する。</strong>そういう「こころね」を、日本人は持っていたのだ。

猛暑が続く東京の夏　科学技術の象徴のような都市で、しかも高層ビルの中で聴くには、スケールが大きすぎた講演だったのかもしれない。
できれば、高原の木陰で涼しい風を感じながら、もう一度考えてみたい。
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