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第8回 11/15 (火) 吉藤オリィさん

yoshihfuji_ory.jpg第8回11/15 (火)にご登壇いただくのは、株式会社オリィ研究所 所長、吉藤オリィさんです。


吉藤オリィさんの発明はご自身の経験に始まります。
小学校から中学にかけての3年半にわたる不登校と療養生活。一日の大半を布団の上でずっと天井を眺めて過ごした、"孤独の闘病という恐怖"が始まり、とオリィさん。

そして吉藤オリィさんの研究活動と発明は高校3年生に始まります。
人工知能に関心をもち、電動車椅子の新機構を発明。国内最大の科学コンテストJSECにて文部科学大臣賞、さらに、世界最大の科学コンテストIntel ISEFにてGrand Award 3rd を受賞されました。

そして、ロボット工学で高名な早稲田大学に進学。対孤独用分身コミュニケーションロボット「OriHime」を開発。このロボットを多くの人に使ってもらうべく、2012年に株式会社オリイ研究所を設立。現在に至ります。
ぜひこちら、オリィ研究所設立のヒストリーでこちらお読みください。

家にいながらPCやスマホで、OriHimeの視界を見ることができて、OriHimeを通して音声会話ができます。
オリィさんとOriHimeのことを知ったとき、"自分が"こうしたい、自分の思いを叶えてくれることって素敵だな、それこそロボットがあったらいいなだな、と感心し共感しました。そして、吉藤オリィさんが本名の吉藤健太朗さんから、ご自身で"オリィ"と名乗られ、呼ばれていることにも、メッセージや思いを感じます。敬意をもってこのブログでもオリィさんと書かせていただいています。

ところで、最近の吉藤オリィさんのtwitterで、はっとする言葉がありました。
「不登校で辛かった少年期に気付けてよかったのはこの世は自分から楽しんでやろうと思わないと面白さに気づけない事ばかりという事だ。せっかく来たし、せっかく買ったし、せっかく体調いいし等、特別な今を楽しまないと損だと思うのは結構有効な行動の自己暗示だった。楽しみにいこう。せっかくなら。」

サイボーグ時代の人生戦略、これからの時代の生き方、講演テーマにもつながりそうです。私自身の、私たちの、未来に向けて。お話お伺いいたします。(湯川)

・吉藤 オリィ(ヨシフジ オリィ)さん
・株式会社オリィ研究所 所長
・演題「サイボーグ時代の人生戦略 ~人から必要とされ続ける生き方~
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第7回 11/11(金)千葉雅也先生

chiba_masaya-©新潮社.jpg第7回11/11(金)ご登壇いただくのは、立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授 千葉雅也先生です。

現代は、時代の大きな傾向として、いっそうの秩序化、クリーン化に向かっており、そのときに必ずしもルールに収まらないケース、ルールの境界線が問題となるような難しいケースは無視されることがしばしば、問題の例外性や複雑さよりも一律に規制を増やし単純化していく傾向があるようです。

そのなかにあって、複雑なことを単純化しないで考えることのできる「現代思想」が大きな役割を果たすと千葉先生は伝えていらっしゃいます。ここで言う現代思想とは、1960年代から90年代を中心に、主にフランスで展開されたポスト構造主義の哲学のこと。代表する思想家にジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズ、ミシェル・フーコーが挙げられます。

これでピンときた方は現代思想に相当詳しい方でしょう。今なぜ現代思想なのか、そもそもどのような考え方なのかよくわかっていないという方が大半であると思います。

今を生きる私たちは、物事をちゃんとしようという「良かれ」の意志が社会全体のなかで強く働いており、時に生きることが窮屈であったり、これからさらにその窮屈さが増すのではないかと将来に不安を感じることも少なくないでしょう。

様々な意味で「余地」がなくなっている今日の世界にあって、どのように「余地を開く」のか。20世紀後半の思想より千葉先生とともに紐解いていきます。

千葉雅也(ちば まさや)
立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授
演題「世界の「余地」を考える ~フランス現代思想と脱構築~」
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第6回 11/9(水)廣瀬陽子先生

hirose_youko.jpg第6回11/9(水)は慶應義塾大学総合政策学部 教授 廣瀬 陽子先生のご登壇です。

廣瀬先生のご専門は国際政治、そのなかでもコーカサスを中心とした旧ソ連地域研究ということもあり、今年2/24 プーチンがウクライナでの軍事作戦を開始するとの演説以降、先生のお顔を拝見しない日はないほど、多くのメディアで分かりやすく解説下さっています。

ロシアのウクライナ侵攻は世界に大きな衝撃を与えているとともに、その闘い方として「ハイブリッド戦争」であることが注目されています。
ハイブリッド戦争とは、正規戦と非正規戦を組み合わせた戦争です。

世界中を震撼させている執拗なサイバー攻撃、SNSを利用したプロパガンダ、暗躍する民間軍事会社・・・と、戦争は戦場だけで起こっているのではなく、世界どこにいても、日々の生活のなかでプーチン流「現代戦」に脅かされているのが実態かもしれません。

しかし、このハイブリッド戦争は今に始まったことではなく、またロシアのみが行っているものでもないと廣瀬先生は仰います。

日々複雑化し、新たな展開を迎えているハイブリッド戦争とは何か、またそれに対しての日本の安全保障のリスクとは。

正規と非正規を組み合わせた21世紀型戦争の実態とその脅威、さらには対抗について今回もわかりやすく解説頂きます。(保谷)

・廣瀬陽子(ひろせ ようこ)
・慶應義塾大学総合政策学部 教授
・演題「アップデートする「ハイブリッド戦争」」
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第5回 11/4 (金) 三品 和弘先生

kazuhiro_mishina.jpg第5回11/4 (金)は神戸大学大学院経営学研究科教授 三品 和弘先生です。

三品先生は長きにわたり日本企業の経営戦略や成長戦略論を研究してこられました。夕学五十講にもこれまで3度、ご登壇いただいてきました。

2004年「戦略のできる経営者を育てる」、2007年「停滞(戦略不全)の方程式」、2016年「高収益事業の創り方」。テーマからは私たち日本が直面してきた時代環境とともに、三品先生のご研究の一貫性が伝わってきます。

企業が成長する経営戦略。
それを実現する高収益事業やイノベーションの創り方。
それらを実行する経営者像と経営幹部育成の方法論。

そして三品先生は、この6年間、"ライフワークである帰納的戦略論の全貌"の書籍化に取り組んでこられました。全3巻構成、収益率・成長率・占有率の3テーマ。前回のご登壇時には1つ目の「高収益事業の創り方」の概要とともに、その意気込みを伺ったことを覚えています。

今年5月に『企業成長の仕込み方 経営戦略の実戦(2)』が出版され、いよいよ全3巻が完結しました。企業成長に至るルートは、これまで語られることがほとんどなかったと言います。だからこそテーマとして選び、挑まれた、ルート選択の定跡、企業成長の仕込み方。研究するとともに応援し続けてこられた三品先生の思い、志のつまった第3のテーマ、じっくり伺い学びたいと思います。(湯川)

・三品 和広(みしな かずひろ)先生
・神戸大学大学院経営学研究科 教授
・演題「企業成長の仕込み方」
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前回のご登壇時の夕学リフレクション「三品和広教授に聴く、高収益事業の創り方」はこちら

第4回 11/2(水)田村次朗先生

tamura_jirou.jpg第4回11/2(水)ご登壇頂くのは慶應義塾大学法学部 教授 田村次朗先生です。

慶應MCC創設よりある人気プログラム『戦略的交渉力』において、田村先生が終始おっしゃるのは交渉における事前準備の重要性です。
交渉前の少しの時間、相手先に出向くタクシーの中でも構わないので、交渉すべき事柄、到達すべきことは何か・・・など、準備すべきいくつかの項目を整理し、交渉に臨むだけで、その結果は格段に異なること、模擬交渉による演習とともに、ポイントを押さえ具体的に解説くださいます。

「交渉学」は田村先生がハーバードロースクールで学ばれた際の超人気科目。弁護士をめざす彼らは、いかに訴訟前の和解でうまい着地点を見つけるか。交渉する力が問われます。

この力は、日本のビジネスパーソンにおいても重要であろうと、日本の社会、ビジネスに合わせた形で「交渉学」プログラムを体系的に構築し広めていらっしゃいます。

先生が考える交渉とは新しい価値の創造と相互発展をめざすもの。

戦略的交渉において必要なことは巧みな話術での駆け引きではなく、自身の思考の癖を把握したうえで相手と対話し、他者視点を持って相手が納得できる交渉のストーリーをつくり合意形成、相互の関係性強化・発展を図っていくことです。

いま、家庭や仲間、会社、さらには国家間まで、あらゆる組織レベルにおいて生じる問題解決のために、「交渉」や「対話」を欠かすことができないにも関わらず、その手法を学んだことのある日本人は多くはいないようです。

今回は、身の回りのニュースをテーマに、交渉学・対話学の観点から解説、その実践的手法を紹介いただきます。

基礎知識を身につけるだけでも、その力は格段に上達すると言われる交渉力、対話力を学び、さまざまな問題、課題を乗り越えていきましょう。(保谷)

田村次朗(たむら じろう)
慶應義塾大学法学部 教授
演題「「対話力」~困難な問題を乗り越える交渉学のすゝめ~」
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第3回 10/27(木)菊澤研宗先生

kikuzawa_kensyu.jpg第3回10/27(木)は慶應義塾大学商学部 教授 菊澤研宗先生にご登壇頂きます。

不確実、不安定であることが社会の新しい状態になりつつあるなか、企業に必要とされるのは「変化対応的な自己変革能力」を意味する「ダイナミック・ケイパビリティ」であると言われています。

ダイナミック・ケイパビリティ論は、カリフォルニア大学バークレー校 デイヴィッド・J・ティース教授によって提唱され、近年、注目を浴びている経営戦略論です。
菊澤先生はティース先生とともに研究を進め、特に、欧米流の経営へとシフトすることが要請されている日本企業にとって、ダイナミック・ケイパビリティ論によると、むしろ従来の日本的な経営の方が優れていると伝えています。

世界最先端の経営学とされ、『2020年度版ものづくり白書』にても紹介されたダイナミック・ケイパビリティ論について、不確実で不安定な状況のなかで日本企業の強みをどのように活かすことができるのか、戦略・組織の不条理の視点より長年にわたり研究をされている菊澤先生より解説いただきます。(保谷)

・菊澤研宗(きくざわ けんしゅう)
・慶應義塾大学商学部 教授
・演題「日本企業の強みを活かす経営戦略 ~ダイナミック・ケイパビリティ論~」
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第2回 10/26 (水) 久夛良木 健さん

kutaragi_ken.jpg第2回10/26 (水) は久夛良木 健さんのご登壇です。
久夛良木さんといえば。まず皆さん、「プレステの父」としてよくご存じのことでしょう。新しくは、最先端ロボティクスのベンチャー経営者としてご注目でしょうか。

久夛良木さんは1975年にソニー株式会社にご入社。1993年株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)を設立、取締役開発部長就任、そこで初代「プレイステーション」を生み出されました。

ソニーにおいても"異端児"と呼ばれた、天才エンジニアでいらしたという久夛良木さんは、さらには経営者として敏腕を発揮してこられました。

同社社長、会長兼グループCEOをへて2003年にはソニーの副社長兼COOに。さまざまな業界・企業の社外取締役も務めながら、2009年にはサイバーアイ・エンタテインメント株式会社を設立、代表取締役社長CEO就任。そして、アセントロボティクス株式会社へは社外取締役をへて2018年8月より現職。また、4月には近畿大学情報学部 学部長 教授に就任され、ますます志ある若き企業家の支援や、若者たちの教育にも情熱をかけられています。

こうして久夛良木さんのプロフィールと功績をご紹介しながら、常に「新設」の企業や組織にそのトップ就任しご活躍であることに気づきます。

このことからだけでも久夛良木さんのスピリットや志が伝わってきますし、常に時代の最先端をつくりだし、未来を拓いてこられた方ともわかります。
そんな久夛良木さんにお話いただく今回は「リアルワールドとサイバーワールドが融合する、デジタルツインの未来」。きっと私たちが知見として持ち得ているさらにその先をご紹介くださるに違いありません。楽しみです。(湯川)

・久夛良木 健(くたらぎ けん)さん
・アセントロボティクス株式会社 代表取締役CEO、近畿大学情報学部 学部長 教授、元 株式会社ソニー・コンピュータエンターテインメント 代表取締役会長
・演題「デジタルツインが切り拓く未来」
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第1回 10/14(金)山縣亮太さん

yamagata_ryouta.jpg第1回10/14(金)は陸上競技選手(セイコー)山縣亮太さんのご登壇です。

山縣さんの輝かしい記録の数々。なんと言っても、私たちの記憶に鮮やかに残っているのはオリンピックでの活躍でしょう。

2012年のロンドンオリンピックでは、男子4×100mリレーの第一走者として日本チームを牽引、4位入賞。
さらに2016年のリオデジャネイロオリンピックでも同じく一走を務め、予選で築いたアジア記録をも更新し銀メダルを獲得されました。

体格、走力ともに世界の優勢にはかなわないと思われていた陸上において、日本選手の連携による鮮やかな走行、記録は、緻密なる連携プレーによる日々の練習、努力の為せる技であること納得の結果でした。

その後も数々の記録を打ち立てるも、2019年には病のため日本選手権の棄権、それを乗り越え、なんと2021年には日本新記録を樹立、東京オリンピックでは日本選手団主将を務め、コロナ禍の厳しい大会のなかで、私たちにスポーツの素晴らしさを届けてくれました。

陸上界の第一線で常に活躍し続けている山縣さんが、陸上に取り組むなかで常に感じているのは「スポーツと社会の関わり」であると仰います。

山縣さんは陸上を通して、スポーツと、さらに社会とどのように向き合い、これまでの人生を歩んでこられたのでしょうか。競技場のトラックからだけではわからない想いをあますところなく言葉にしお話しいただきますこと楽しみです。(保谷)

・山縣亮太(やまがた りょうた)
・陸上競技選手(セイコー)
・演題「10秒の壁のその先で」
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※本講演はトークショー形式の講演90分・質疑応答30分の構成です。
 

夕学五十講 22後期 受付開始 ~受講方法を選べるようになりました!~

夕学五十講』2022年度後期25講演、9月14日(水)10時より受付開始いたします。

今期より受講方法がリニューアル。
丸ビルホールあるいはオンラインいずれの受講も可能な「ハイブリッド受講」とオンラインのみ選択のお得な「オンライン受講」の2通りとなります。

■受講方法をお選びいただけます■ 
丸ビルホール/オンライン受講どちらでも可能 「ハイブリッド受講」
お得なオンラインの受講「オンライン受講」

※受講方法によって受講料等が異なります。購入・予約の際は、必ずこちらにて詳細をご確認くださいますようお願いいたします。

いずれの受講も「見逃し配信サービス」(指定期間内でのアーカイブ視聴)のご用意もありますので、当日の受講難しい場合にも、聴きたい講演、ご関心ある講演を逃すことなくご予定、ご予約いただけます。
※視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。

今期も進行役は湯川・保谷が担当いたします。これより各回を順にご紹介してまいります。

『夕学五十講』2022年度後期25講演、今期も多くの皆さまとご一緒できますことを楽しみに、ご参加、ご予約をお待ちしております。 (保谷)