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第14回 12/15(木)清水たくみ先生

shimizu_takumi.jpg12/15(木)は慶應義塾大学総合政策学部 准教授 清水たくみ先生にご登壇いただきます。

インターネット、デジタル・プラットフォーム、ビッグデータ・アナリティクス、AI等に象徴されるテクノロジーの進化は、現代の組織や経営に大きな影響をもたらし続けています。さらには技術の変化だけでなく、多様性、持続可能性、環境、ガバナンスなどの論点をはじめとした社会の側の変化も、組織および経営のあり方に変革を迫っています。

清水先生は、経営情報学、経営組織論を専門としながら、技術と社会の変化が経営・組織に与える影響に注目し、未来の組織・働き方を探求していらっしゃいます。

ハイブリッドワーク、オンライン上のコラボレーションやイノベーション、データ・アナリティクスの事業や組織への活用・・等、先生の研究内容は、この1-2年で大きく変化した私たちの働き方、組織のあり方に大きく関わっています。

組織の境界を超えて流動的・自律的・分散的に生まれる協働の形態、およびそれらを支えるデジタル組織文化とはどのようなものなのか。最先端の学術知、実践知にもとづく清水先生のお話しより、未来の組織のかたちについて考えます。(保谷)

清水 たくみ(しみず たくみ)
慶應義塾大学総合政策学部 准教授
演題「デジタル時代の新しい組織と協働のカタチ」
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第13回 12/5(月)桂宮治さん

Katsura_miyaji.jpg12/5(月)ご登壇いただくのは落語家 桂 宮治さんです。

宮治さんは、落語家のなかでも異色のキャリアの持ち主。高校卒業後、役者の道を目指していたものの、なかなか芽が出ず多種多様のアルバイトしながらの生活。ある時、化粧品会社のセールスの仕事を紹介され、アルバイト感覚で始めたところ才能が開花。

巧みな話術でトップセールスマンに。生活も安定してきたのに、またしても転機が。

接客用のトーク術を学ぶためご覧になっていた落語をきっかけに、人を笑わせて幸せにできる落語に興味がわき、落語家へと転身されます。

2008年、桂伸治師匠の弟子入りを認められ落語の世界へ。

そこからは、天性の明るさとともに元来の努力家でいらっしゃることが実を結んだのでしょう。異例の早さで2012年NHK新人演芸大賞 落語部門 大賞受賞、 二ツ目昇進、さらに2021年には5人抜きでの抜擢で真打となりました。
2022年1月より『笑点』レギュラーとなり、さまざまなメディア出演、ドラマでも俳優として大活躍でいらっしゃることは皆さまもご存知の通りです。

今回は、宮治さんがセールスマン時代に培った技術、経験、落語家として習得された話術より、私たちビジネスパーソンにとって欠かすことのできないコミュニケーション能力についてお話し頂きます。
落語一席を交えた講演にて、宮治さんの本領発揮の場となること間違いなし。大笑いしながら楽しくコミュニケーションについて学びましょう。(保谷)

桂 宮治(かつら みやじ)
落語家
演題「元トップセールスマンの落語家が教えるコミュニケーション術~明るい所には花は咲く~」
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※本講演は落語一席を交えた講演90分と質疑応答30分の構成です。

第12回 12/1(木)高橋俊介先生

Takahashi_syunsuke.jpg第12回12/1(木)は慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 高橋俊介先生のご登壇です。

変化の激しい時代、さらには人生100年時代を生きるビジネスパーソンにとって、思いがけなく別の仕事に就くことや同じ仕事であっても異なるスキルを身につけることが不可欠となる状況がいまや頻繁に起こっています。

高橋先生は、個人主導のキャリア開発や組織の人材育成研究の第一人者。2000年の著書『キャリアショック』において積み上げ式・登山型のキャリア形成の終焉と突然の環境や状況の変化によって、思い描いていた将来像が短期間で崩壊する「キャリアショック」を提唱しました。

それから20年以上が経った現在、キャリアショックは誰にとっても身近となり、自律的なキャリア形成の必要性がますます高まっています。

独学とは我流で学ぶことではありません。

予測困難な変化の時代、計画的にキャリアをつくることは難しい私たちにとって、なぜ学ぶのか、何を学ぶのか、どう学ぶのか自分で考え決めることが求められています。

個人、さらには組織にとっても大切な「独学力」の取り組み、在り方について、高橋先生より解説いただきます。(保谷)

・高橋俊介(たかはししゅんすけ)
・慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
・演題「人と組織を強くする独学力」
プロフィールはこちらです
 最新著書『キャリアをつくる独学力-プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント


第11回 11/30(水) 安田登さん・石川善樹先生

noboru_yasuda.jpgyoshiki_ishikawa.jpg第11回 11/30(水)は、能楽師(ワキ方、下掛宝生流) 安田登さんと、公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事 石川善樹先生の対談講演です。

石川善樹先生は、Well-being、よりよく生きるとは何か、をテーマに学際的研究を続けられています。そのフォーカスは常に次へ、先へ、広く大きく、と同時に本質へ、根源へ。石川先生のそのときの関心や問題意識をテーマとして、夕学五十講には今回で5年連続でご登壇をいただいています。

2018年前期「人生100年時代のセルフマネジメントとは何か?」2019年前期「考えるとは何か」2020年前期「『美しい』とは何か」2021年前期「これからの日本と地球を考える視点:ウェルビーイング」。

このとおり前回は地球のため、未来のためという大きなビジョンで見つめました。夕学リフレクションはこちら。Origin(起源あるいは始源)に立ち返り、そこから考えたい、というのが今回です。

Originの一つ日本の古典。お迎えするのは能楽師の安田登さん。
能楽師のワキ方としてご活躍であるとともに、能における体の使い方を研究・発信・指導もされていらっしゃいます。
基本姿勢、すり足、呼吸、発声、動き。能は"日本人の身体性の実践である"と安田さん。
江戸時代の武士は、能を舞い謡ったといいますがそれは、身体能力を高めるとともに精神を修養する素養であったから、と言われます。能には失われてしまった日本人の身体性を取り戻すヒントがある、と安田さん。そんなお話をしていただいた前回の講演はこちら

そして武士が知識教養として学んだもうひとつが『論語』はじめとする古典。安田さんはこちらにも携わられており、寺子屋「遊学塾」を全国各地で開催されていらっしゃいます。

私も安田さんのご著書『古典を読んだら、悩みが消えた』を読んだところで、さすが役立つからこそ、続いているという原点からの古典ガイドは、私たちの日々の悩みに寄り添ってくれているなと感じたところでした。

ところで、この石川先生のご登壇は、そのときそのときの石川先生のご関心や問題意識からと先ほど書きました。
テーマだけでなく対談のお相手もしかり。石川先生がお会いしたい方、お話してみたい方。どんな対談になるか、どんな展開になるか、どんな発見や発展があるか、石川先生ご自身もわくわくされていらっしゃるところも、魅力のひとつです。古典の実践者であり教育者である安田登さんと石川先生のコラボで、日本古典からWell-beingを探る。皆さんご一緒いたしましょう。(湯川)

対談講演
・安田登さん
・能楽師(ワキ方、下掛宝生流)
・プロフィールはこちら
・石川善樹先生
・公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事
・プロフィールはこちら
・演題「日本の古典にWell-beingをまなぶ」

第10回 11/25(金)高田朝子先生

takada_asako.jpg第10回11/25(金)は法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授 高田朝子先生にご登壇いただきます。

2020年春から続いたコロナ禍により、多くの組織では否応なくリモートワークになるなど、働き方に変化が生まれ、そこで求められるリーダーシップも変化が起こっています。

コロナ前までは、数年にわたり働き方改革の推進が叫ばれてはいましたが、なかなか大きな変化には至らず先送りされてきた感すらありました。
しかし、このコロナを境に、変えられなかった働き方も変えざる得なくなっているのです。

そのなかにあって、これまでは対面が基本で一緒にいることによってメンバーより情報を得て、メンバー一人ひとり、仕事の状況を見ていたリーダーにとって、リモートワークで他人の動静や顔色が分からない状態は途方に暮れてしまう状況にもなっています。

以前には戻ることのない社会、働き方のなかにあって、私たちはどのように新しいリーダーシップを作っていけば良いのでしょうか。

企業にての実務家としての経験もあり、その後、研究者としてリーダーシップ育成を中心にキャリア、経験を積み重ねていらっしゃる高田先生。慶應MCCでは長年にわたって「強い組織をつくるリーダーシップ」、さらに「混沌の時代を切り拓く意思決定」プログラムを担当され、常にビジネスの現場の皆さんに寄り添い応援くださいます。

今回は高田先生とともに、いま求められている新しいリーダーシップについて考えます。(保谷)

・高田朝子(たかだ あさこ)
・法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授
・演題「いま磨き上げるべきリーダーシップ」
プロフィールはこちらです

第9回 11/22 (火) 上野千鶴子先生

ueno_chizuko ©後藤さくら.jpg第9回11/22(火)ご登壇いただくのは、上野千鶴子先生です。東京大学名誉教授、そして現在、認定 NPO 法人 ウィメンズ アクション ネットワーク( WAN )理事長をお勤めです。

上野先生は日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニアであり、第一人者でいらっしゃいます。近年は老いや、高齢者の介護やケアも研究テーマとされています。今回のテーマはこちら。

少し前に『100 分で名著』で、ボーヴォワールの『老い』を上野先生が解説されていました。「老いとは個人ではなく社会の問題である。」社会学者としての視点、実感や経験を伴った個人としての視点、人間の人生という本質を見つめる視点とをもって、深く読み解き、かつ、わかりやすく解説してくださっていました。

老いとは私たちがまっすぐに向き合いにくい、語りあいにくい、難しいテーマです。だからこそ上野先生に伺いたい、と思います。そして、だからこそ、上野先生は研究テーマのひとつとして向き合っていらっしゃるのだとも思います。

ところで、上野先生のご著書や発言はたびたび注目され、話題となり、議論となってきました。皆さん記憶に新しいのは2019年、東京大学入学式での祝辞スピーチでしょう。

「性差別は変わらずにある」と厳しく始めながらも、批判ではなく、戦いを挑む姿勢でもなく、鼓舞し応援するメッセージでした。私が上野先生に出会ったのは大学のコミュニケーション論の1コマでした。ジェンダーという言葉は当時まだ新しくて、認知され始めたころでした。振り返ればこの20年30年で、社会や意識は大きく変わり始めました。それはやはり先駆者が戦ってきてくださったから。社会を変える、社会をつくっていくのは一人ひとり。正解のない問いに向き合う知をもってこそ。実践者であり、ジェンダー、老い、差別、人間の本質に向き合い続けられている上野先生だからこその言葉。今回の講演でもじっくり伺い、そしてご一緒に私も考えたいと思います。(湯川)

・上野千鶴子(うえの ちづこ)先生
・認定 NPO 法人 ウィメンズ アクション ネットワーク( WAN )理事長
 東京大学名誉教授
・演題「アンチ・アンチエイジングの思想」
プロフィールはこちら

第8回 11/15 (火) 吉藤オリィさん

yoshihfuji_ory.jpg第8回11/15 (火)にご登壇いただくのは、株式会社オリィ研究所 所長、吉藤オリィさんです。


吉藤オリィさんの発明はご自身の経験に始まります。
小学校から中学にかけての3年半にわたる不登校と療養生活。一日の大半を布団の上でずっと天井を眺めて過ごした、"孤独の闘病という恐怖"が始まり、とオリィさん。

そして吉藤オリィさんの研究活動と発明は高校3年生に始まります。
人工知能に関心をもち、電動車椅子の新機構を発明。国内最大の科学コンテストJSECにて文部科学大臣賞、さらに、世界最大の科学コンテストIntel ISEFにてGrand Award 3rd を受賞されました。

そして、ロボット工学で高名な早稲田大学に進学。対孤独用分身コミュニケーションロボット「OriHime」を開発。このロボットを多くの人に使ってもらうべく、2012年に株式会社オリイ研究所を設立。現在に至ります。
ぜひこちら、オリィ研究所設立のヒストリーでこちらお読みください。

家にいながらPCやスマホで、OriHimeの視界を見ることができて、OriHimeを通して音声会話ができます。
オリィさんとOriHimeのことを知ったとき、"自分が"こうしたい、自分の思いを叶えてくれることって素敵だな、それこそロボットがあったらいいなだな、と感心し共感しました。そして、吉藤オリィさんが本名の吉藤健太朗さんから、ご自身で"オリィ"と名乗られ、呼ばれていることにも、メッセージや思いを感じます。敬意をもってこのブログでもオリィさんと書かせていただいています。

ところで、最近の吉藤オリィさんのtwitterで、はっとする言葉がありました。
「不登校で辛かった少年期に気付けてよかったのはこの世は自分から楽しんでやろうと思わないと面白さに気づけない事ばかりという事だ。せっかく来たし、せっかく買ったし、せっかく体調いいし等、特別な今を楽しまないと損だと思うのは結構有効な行動の自己暗示だった。楽しみにいこう。せっかくなら。」

サイボーグ時代の人生戦略、これからの時代の生き方、講演テーマにもつながりそうです。私自身の、私たちの、未来に向けて。お話お伺いいたします。(湯川)

・吉藤 オリィ(ヨシフジ オリィ)さん
・株式会社オリィ研究所 所長
・演題「サイボーグ時代の人生戦略 ~人から必要とされ続ける生き方~
プロフィールはこちら

第7回 11/11(金)千葉雅也先生

chiba_masaya-©新潮社.jpg第7回11/11(金)ご登壇いただくのは、立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授 千葉雅也先生です。

現代は、時代の大きな傾向として、いっそうの秩序化、クリーン化に向かっており、そのときに必ずしもルールに収まらないケース、ルールの境界線が問題となるような難しいケースは無視されることがしばしば、問題の例外性や複雑さよりも一律に規制を増やし単純化していく傾向があるようです。

そのなかにあって、複雑なことを単純化しないで考えることのできる「現代思想」が大きな役割を果たすと千葉先生は伝えていらっしゃいます。ここで言う現代思想とは、1960年代から90年代を中心に、主にフランスで展開されたポスト構造主義の哲学のこと。代表する思想家にジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズ、ミシェル・フーコーが挙げられます。

これでピンときた方は現代思想に相当詳しい方でしょう。今なぜ現代思想なのか、そもそもどのような考え方なのかよくわかっていないという方が大半であると思います。

今を生きる私たちは、物事をちゃんとしようという「良かれ」の意志が社会全体のなかで強く働いており、時に生きることが窮屈であったり、これからさらにその窮屈さが増すのではないかと将来に不安を感じることも少なくないでしょう。

様々な意味で「余地」がなくなっている今日の世界にあって、どのように「余地を開く」のか。20世紀後半の思想より千葉先生とともに紐解いていきます。

千葉雅也(ちば まさや)
立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授
演題「世界の「余地」を考える ~フランス現代思想と脱構築~」
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第6回 11/9(水)廣瀬陽子先生

hirose_youko.jpg第6回11/9(水)は慶應義塾大学総合政策学部 教授 廣瀬 陽子先生のご登壇です。

廣瀬先生のご専門は国際政治、そのなかでもコーカサスを中心とした旧ソ連地域研究ということもあり、今年2/24 プーチンがウクライナでの軍事作戦を開始するとの演説以降、先生のお顔を拝見しない日はないほど、多くのメディアで分かりやすく解説下さっています。

ロシアのウクライナ侵攻は世界に大きな衝撃を与えているとともに、その闘い方として「ハイブリッド戦争」であることが注目されています。
ハイブリッド戦争とは、正規戦と非正規戦を組み合わせた戦争です。

世界中を震撼させている執拗なサイバー攻撃、SNSを利用したプロパガンダ、暗躍する民間軍事会社・・・と、戦争は戦場だけで起こっているのではなく、世界どこにいても、日々の生活のなかでプーチン流「現代戦」に脅かされているのが実態かもしれません。

しかし、このハイブリッド戦争は今に始まったことではなく、またロシアのみが行っているものでもないと廣瀬先生は仰います。

日々複雑化し、新たな展開を迎えているハイブリッド戦争とは何か、またそれに対しての日本の安全保障のリスクとは。

正規と非正規を組み合わせた21世紀型戦争の実態とその脅威、さらには対抗について今回もわかりやすく解説頂きます。(保谷)

・廣瀬陽子(ひろせ ようこ)
・慶應義塾大学総合政策学部 教授
・演題「アップデートする「ハイブリッド戦争」」
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第5回 11/4 (金) 三品 和弘先生

kazuhiro_mishina.jpg第5回11/4 (金)は神戸大学大学院経営学研究科教授 三品 和弘先生です。

三品先生は長きにわたり日本企業の経営戦略や成長戦略論を研究してこられました。夕学五十講にもこれまで3度、ご登壇いただいてきました。

2004年「戦略のできる経営者を育てる」、2007年「停滞(戦略不全)の方程式」、2016年「高収益事業の創り方」。テーマからは私たち日本が直面してきた時代環境とともに、三品先生のご研究の一貫性が伝わってきます。

企業が成長する経営戦略。
それを実現する高収益事業やイノベーションの創り方。
それらを実行する経営者像と経営幹部育成の方法論。

そして三品先生は、この6年間、"ライフワークである帰納的戦略論の全貌"の書籍化に取り組んでこられました。全3巻構成、収益率・成長率・占有率の3テーマ。前回のご登壇時には1つ目の「高収益事業の創り方」の概要とともに、その意気込みを伺ったことを覚えています。

今年5月に『企業成長の仕込み方 経営戦略の実戦(2)』が出版され、いよいよ全3巻が完結しました。企業成長に至るルートは、これまで語られることがほとんどなかったと言います。だからこそテーマとして選び、挑まれた、ルート選択の定跡、企業成長の仕込み方。研究するとともに応援し続けてこられた三品先生の思い、志のつまった第3のテーマ、じっくり伺い学びたいと思います。(湯川)

・三品 和広(みしな かずひろ)先生
・神戸大学大学院経営学研究科 教授
・演題「企業成長の仕込み方」
プロフィールはこちら
前回のご登壇時の夕学リフレクション「三品和広教授に聴く、高収益事業の創り方」はこちら

第4回 11/2(水)田村次朗先生

tamura_jirou.jpg第4回11/2(水)ご登壇頂くのは慶應義塾大学法学部 教授 田村次朗先生です。

慶應MCC創設よりある人気プログラム『戦略的交渉力』において、田村先生が終始おっしゃるのは交渉における事前準備の重要性です。
交渉前の少しの時間、相手先に出向くタクシーの中でも構わないので、交渉すべき事柄、到達すべきことは何か・・・など、準備すべきいくつかの項目を整理し、交渉に臨むだけで、その結果は格段に異なること、模擬交渉による演習とともに、ポイントを押さえ具体的に解説くださいます。

「交渉学」は田村先生がハーバードロースクールで学ばれた際の超人気科目。弁護士をめざす彼らは、いかに訴訟前の和解でうまい着地点を見つけるか。交渉する力が問われます。

この力は、日本のビジネスパーソンにおいても重要であろうと、日本の社会、ビジネスに合わせた形で「交渉学」プログラムを体系的に構築し広めていらっしゃいます。

先生が考える交渉とは新しい価値の創造と相互発展をめざすもの。

戦略的交渉において必要なことは巧みな話術での駆け引きではなく、自身の思考の癖を把握したうえで相手と対話し、他者視点を持って相手が納得できる交渉のストーリーをつくり合意形成、相互の関係性強化・発展を図っていくことです。

いま、家庭や仲間、会社、さらには国家間まで、あらゆる組織レベルにおいて生じる問題解決のために、「交渉」や「対話」を欠かすことができないにも関わらず、その手法を学んだことのある日本人は多くはいないようです。

今回は、身の回りのニュースをテーマに、交渉学・対話学の観点から解説、その実践的手法を紹介いただきます。

基礎知識を身につけるだけでも、その力は格段に上達すると言われる交渉力、対話力を学び、さまざまな問題、課題を乗り越えていきましょう。(保谷)

田村次朗(たむら じろう)
慶應義塾大学法学部 教授
演題「「対話力」~困難な問題を乗り越える交渉学のすゝめ~」
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第3回 10/27(木)菊澤研宗先生

kikuzawa_kensyu.jpg第3回10/27(木)は慶應義塾大学商学部 教授 菊澤研宗先生にご登壇頂きます。

不確実、不安定であることが社会の新しい状態になりつつあるなか、企業に必要とされるのは「変化対応的な自己変革能力」を意味する「ダイナミック・ケイパビリティ」であると言われています。

ダイナミック・ケイパビリティ論は、カリフォルニア大学バークレー校 デイヴィッド・J・ティース教授によって提唱され、近年、注目を浴びている経営戦略論です。
菊澤先生はティース先生とともに研究を進め、特に、欧米流の経営へとシフトすることが要請されている日本企業にとって、ダイナミック・ケイパビリティ論によると、むしろ従来の日本的な経営の方が優れていると伝えています。

世界最先端の経営学とされ、『2020年度版ものづくり白書』にても紹介されたダイナミック・ケイパビリティ論について、不確実で不安定な状況のなかで日本企業の強みをどのように活かすことができるのか、戦略・組織の不条理の視点より長年にわたり研究をされている菊澤先生より解説いただきます。(保谷)

・菊澤研宗(きくざわ けんしゅう)
・慶應義塾大学商学部 教授
・演題「日本企業の強みを活かす経営戦略 ~ダイナミック・ケイパビリティ論~」
  プロフィールはこちらです

第2回 10/26 (水) 久夛良木 健さん

kutaragi_ken.jpg第2回10/26 (水) は久夛良木 健さんのご登壇です。
久夛良木さんといえば。まず皆さん、「プレステの父」としてよくご存じのことでしょう。新しくは、最先端ロボティクスのベンチャー経営者としてご注目でしょうか。

久夛良木さんは1975年にソニー株式会社にご入社。1993年株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)を設立、取締役開発部長就任、そこで初代「プレイステーション」を生み出されました。

ソニーにおいても"異端児"と呼ばれた、天才エンジニアでいらしたという久夛良木さんは、さらには経営者として敏腕を発揮してこられました。

同社社長、会長兼グループCEOをへて2003年にはソニーの副社長兼COOに。さまざまな業界・企業の社外取締役も務めながら、2009年にはサイバーアイ・エンタテインメント株式会社を設立、代表取締役社長CEO就任。そして、アセントロボティクス株式会社へは社外取締役をへて2018年8月より現職。また、4月には近畿大学情報学部 学部長 教授に就任され、ますます志ある若き企業家の支援や、若者たちの教育にも情熱をかけられています。

こうして久夛良木さんのプロフィールと功績をご紹介しながら、常に「新設」の企業や組織にそのトップ就任しご活躍であることに気づきます。

このことからだけでも久夛良木さんのスピリットや志が伝わってきますし、常に時代の最先端をつくりだし、未来を拓いてこられた方ともわかります。
そんな久夛良木さんにお話いただく今回は「リアルワールドとサイバーワールドが融合する、デジタルツインの未来」。きっと私たちが知見として持ち得ているさらにその先をご紹介くださるに違いありません。楽しみです。(湯川)

・久夛良木 健(くたらぎ けん)さん
・アセントロボティクス株式会社 代表取締役CEO、近畿大学情報学部 学部長 教授、元 株式会社ソニー・コンピュータエンターテインメント 代表取締役会長
・演題「デジタルツインが切り拓く未来」
プロフィールはこちら

第1回 10/14(金)山縣亮太さん

yamagata_ryouta.jpg第1回10/14(金)は陸上競技選手(セイコー)山縣亮太さんのご登壇です。

山縣さんの輝かしい記録の数々。なんと言っても、私たちの記憶に鮮やかに残っているのはオリンピックでの活躍でしょう。

2012年のロンドンオリンピックでは、男子4×100mリレーの第一走者として日本チームを牽引、4位入賞。
さらに2016年のリオデジャネイロオリンピックでも同じく一走を務め、予選で築いたアジア記録をも更新し銀メダルを獲得されました。

体格、走力ともに世界の優勢にはかなわないと思われていた陸上において、日本選手の連携による鮮やかな走行、記録は、緻密なる連携プレーによる日々の練習、努力の為せる技であること納得の結果でした。

その後も数々の記録を打ち立てるも、2019年には病のため日本選手権の棄権、それを乗り越え、なんと2021年には日本新記録を樹立、東京オリンピックでは日本選手団主将を務め、コロナ禍の厳しい大会のなかで、私たちにスポーツの素晴らしさを届けてくれました。

陸上界の第一線で常に活躍し続けている山縣さんが、陸上に取り組むなかで常に感じているのは「スポーツと社会の関わり」であると仰います。

山縣さんは陸上を通して、スポーツと、さらに社会とどのように向き合い、これまでの人生を歩んでこられたのでしょうか。競技場のトラックからだけではわからない想いをあますところなく言葉にしお話しいただきますこと楽しみです。(保谷)

・山縣亮太(やまがた りょうた)
・陸上競技選手(セイコー)
・演題「10秒の壁のその先で」
プロフィールはこちらから

※本講演はトークショー形式の講演90分・質疑応答30分の構成です。
 

夕学五十講 22後期 受付開始 ~受講方法を選べるようになりました!~

夕学五十講』2022年度後期25講演、9月14日(水)10時より受付開始いたします。

今期より受講方法がリニューアル。
丸ビルホールあるいはオンラインいずれの受講も可能な「ハイブリッド受講」とオンラインのみ選択のお得な「オンライン受講」の2通りとなります。

■受講方法をお選びいただけます■ 
丸ビルホール/オンライン受講どちらでも可能 「ハイブリッド受講」
お得なオンラインの受講「オンライン受講」

※受講方法によって受講料等が異なります。購入・予約の際は、必ずこちらにて詳細をご確認くださいますようお願いいたします。

いずれの受講も「見逃し配信サービス」(指定期間内でのアーカイブ視聴)のご用意もありますので、当日の受講難しい場合にも、聴きたい講演、ご関心ある講演を逃すことなくご予定、ご予約いただけます。
※視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。

今期も進行役は湯川・保谷が担当いたします。これより各回を順にご紹介してまいります。

『夕学五十講』2022年度後期25講演、今期も多くの皆さまとご一緒できますことを楽しみに、ご参加、ご予約をお待ちしております。 (保谷)