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7つの証言に聴く、西川悟平氏というキセキの調べ

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証言#1 中学校のブラスバンド部の顧問

はい、チューバ吹きだった西川悟平君に初めてピアノを教えたのは私です。
「チューバで音大を受けたいけど入試科目にはピアノ演奏もある。自分はピアノを弾けないので教えてほしい」とお願いされて。
筋はよかったです。何より楽しそうでした。
でもある時、「ピアノって面白い!僕はピアノで受験する!」と言い出して。
私は言いました。「そんなの絶対無理。ピアノ科の受験生なんて、みんな3歳から英才教育。15歳からやって受かるわけがない」。
何度言っても彼の決意は変わらなかった。そして最後には受かったんですよ。すごい努力をしたんでしょうね。
でも、そんな彼に、私は最初から最後まで否定の言葉しか投げなかった。ほんとうに申し訳ないことをした。いつか謝りたいと思っていましたが、先日、演奏会後のロビーで、三十年ぶりに彼に謝ることができました。
「先生のおかげで、僕は今ここにいる」。彼の笑顔に救われました。

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「Doing well,doing good」が叶えた成長物語 小出伸一さん

koide.jpgその社名は20年前から知っていた。
たまたまCRMに注力するクライアントを持っていた関係で、「セールスフォース」という名はよく見聞きしていた。
しかし、数あるソリューションプロバイダーのひとつだろうと思っていたし、我が社自身はCRMツールを必要とするような業種ではなかったこともあり、あまり注視したことはなかった。
そんな私が今回、小出伸一会長の講演に興味を持ったのには、きっかけがあった。

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田中康平先生に聴く、「恐竜の残した手がかりに私たちは何を見出すか」

tanaka.jpg世界が変わって見える瞬間、というのがある。
周囲の物理的な構成は同じなのに、自己という鏡面に結ばれるその投影が、唐突に違った像を結びはじめる瞬間。
誰かの教えに導かれて、その新たな世界が見えてくるだけでもじゅうぶん心地よい。今は砂漠にしか見えないその場所に、数千万年前には確かに存在していた巨大生物の営みが、ありありと浮かび上がってくる、それだけでも。
ましてや、その世界像を理論的に創り上げたのが自分自身だとしたら、その喜びの深さは如何ほどか。
今から1億年ほど前、恐竜が跋扈していた時代を舞台に、研究者としてのそのような特権的な愉しみを享受してきたのが、筑波大学生命環境系助教の田中康平先生だ。

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自分で決める「新しい生き方・働き方」 島田由香さん

島田 由香

それまで散らばっていた思考が、ふとしたきっかけで全てがつながるような感覚を覚えることがある。私にとって、今回の島田由香さんのお話は大いなるきっかけとなった。

私はフリーランスのWebデザイナーなのだが、制作だけでなく講師業にも従事している。現在進行中の新入社員研修では、講師として技術を伝える以外に、社会人の先輩として彼らが抱えている悩みや不安に向き合う毎日だ。
新入社員たちのネガティブな感情を少しでも和らげて、将来の希望に変換してあげるにはどうしたら良いのか。なかなか考えがまとまらないこの時期に、島田さんのお話を聴けたのはラッキーだった。

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