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第15回 6/14(金)白坂成功先生

seikou_shirasaka.jpg6/14(金)は慶應義塾大学大学院SDM研究科教授 白坂成功先生です。

冬休みを米国フロリダ、ケープ・カナベラルの近くで過ごしました。
ここ2年で、街が活気づき、おしゃれになっていて、びっくりしました。スペースXがやって来たから、だそうでした。
産業が活性化し、人が増える、新しいお店や学校、住宅、サービスが生まれ、街が拡大していていく。スペースシャトル中止による失業や治安悪化を心配したことなどすっかり忘れる勢い。宇宙開発は、国の事業から民間のビジネスへと移ったこと、それが時代の流れであること、街で過ごして実感しました。

大学やベンチャー等が超小型衛星を打ち上げられるようになって以来、宇宙開発が通常のビジネスのものとなってきた、と白坂先生もおっしゃいます。

白坂先生は航空宇宙工学、システムエンジニアリングの研究をご専門に、宇宙開発に従事。昨年、ミッション成功で宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)7号機が話題となりましたが、白坂先生は特にこのHTVについて、初期設定から初号機のミッション完了まで、携わられた方です。

"宇宙の宅急便"と呼ばれるこうのとりによって、世界的に日本の技術力や安全性の評価を高めたと聞きます。宅急便という言葉の響きにも、宇宙が私たちのビジネスや生活に近いものになってきている印象をもちます。けれどもその一方で、一生活者としてはまだまだ遠い、宇宙の話。そこで今回です。宇宙開発に従事し、大学院で教鞭をとっておられる白坂先生だからこその解説が伺えそうです。宇宙ビジネスのいまとこれからをじっくり伺いましょう。(湯川)

・白坂 成功先生
・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
・演題:「超小型衛星でかわる宇宙ビジネスの潮流」
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第14回 6/11(火)南 壮一郎さん

souichiro_minami.jpg6/11(火)は株式会社ビズリーチ代表取締役社長 南壮一郎さんにご登壇頂きます。

2007年、南さんが仲間とともに創設したビズリーチは日本初の「求職者課金型」転職サイトです。管理職・グローバル人材に特化した会員制転職サイトとして、これまでハイクラス人材の採用は人材紹介会社に任せるしかなかったなか、求職者自ら主体的に活動し次のキャリアを見つけることのできる市場を切りひらいています。

そこには、現在のウェブメディアやSNSなどの進化にともなうテクノロジーの発展があり、ビズリーチは「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」というミッションを掲げ、社会的課題をテクノロジーで解決することをめざし、事業展開をしています。

いま、多くの日本企業の前には、「働き方」と「企業の生産性向上」をいかに連動させながら成長をしていくかという高い壁が立ちはだかっているのは、皆さんが身をもって体験していらっしゃることでしょう。

私たちの生活は、日々生まれるイノベーションによって支えられ、変化し続けていることは歴史上では当然のことであっても、その渦中にいると、変化の波に押しつぶされそうにも感じます。

このような時代において、ビズリーチがどのように社会的課題を捉え、解決に挑んでいらっしゃるのか「日本の働き方と生産性」の視点よりお話しいただきます。

モルガン・スタンレー、スポーツ関連事業の起業、楽天イーグルスの創業参画・・・と南さん自身も多彩な"転職"の末に、現在の会社を設立されたキャリアからの展開、ご自身の体験に裏打ちされた創業者としての想い、ミッションについて熱くお話し頂けることでしょう。(保谷)

・南 壮一郎(みなみ そういちろう)さん
・株式会社ビズリーチ 代表取締役社長
・演題:「日本の働き方と生産性について」

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第13回 6/6(木)山本 龍彦先生

tatsuhiko_yamamoto.jpg6/6(木)は慶應義塾大学法科大学院 教授、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI) 副所長 山本 龍彦先生にご登壇頂きます。

「AI、AIっていうけれど、それって本当に私たちの生活を豊かなものにするのだろうか」
「AIを利用する企業で働いているのだけれど、倫理的にどこまで使ってよいのかわからず不安だ」

人工知能(Artificial Intelligence; AI)が日進月歩の発達を遂げていると言われるなか、皆さんのなかでも、疑問に思っている方、不安に思っている方多いことでしょう。

SF映画でみられる、善良なる市民がAIに「あなたは潜在的犯罪者」などと予測・分類され、社会的に排除される・・・などのストーリーは、今やフィクションからノンフィクションへと変わりつつあるとさえ言われます。

実際、米国の警察や裁判所では、犯罪者予測にAIプロファイリングが使われ、それによる排除や差別が問題になっている。中国では、信用情報機関のAIが算出した個人の信用スコアが社会のいたるところで利用され、スコアの低い人が差別をうける事例が出てきている。・・・など、世界ではAIによって私たちの実生活が変化している事例は日に日に増えているようです。

AIは、うまく実装すれば憲法原理のより良い実現に資する、というのが法学者である山本先生の基本的姿勢です。

今回は、皆さんとともに憲法を読みながら、AIの「使い方」、私たちの幸福、企業のレピュテーション向上に資する「AI化」について、わかりやすく解説頂きます。AIがどんどん進化し私たちの生活に入っているなか、今さら聞けないと思っているあれこれ・・・ぜひ山本先生にお伺いしてみましょう。(保谷)

・山本 龍彦(やまもと たつひこ)先生
・慶應義塾大学法科大学院 教授
 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)
・演題: 「AI社会と憲法の危機」

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第12回 6/4(火)岩嵜 博論さん

6/4(火)は博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 部長 岩嵜 博論さんです。hironori_iwasaki.jpg

岩嵜さんは、国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わられています。近年特に取り組まれているのが、生活者起点のイノベーション。今回の演題でもあります。

私は慶應MCCで『価値創造のためのマーケティング戦略』というプログラムも担当しています。マーケティング戦略のフレームワークや戦略史、ケース、事例をヒントに、自社の商品サービスの新しい価値創造を検討します。参加者の皆さんと学び、探索するなかで、ここ数年強く感じるのは、インターネットの普及、顧客判断力の向上、それらの商品開発やマーケティングにおける影響の大きさです。創造というとき、新商品や新規事業ばかりではありません。顧客の定義づけ、際立った特徴づけ、提供方法といった"価値"の創造があります。提供する側と消費する側、作る側と使う側、そういった線引きをしていたのはすでに過去なのでしょう。岩嵜さんの演題にはっとします。

生活者起点で、市場を"つくる"。商品開発やマーケティングに限らず、あらゆるビジネスパーソンにヒントがありそうな、現代の思考だなと、私もいまから楽しみです。(湯川)

・岩嵜 博論さん
・株式会社博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 部長
・演題:「未来生活者発想でサービスをデザインする」
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第11回 5/30(木)明石 ガクトさん

gakuto_akashi.jpg5/30(木)はワンメディア株式会社 代表取締役 明石ガクトさんにご登壇いただきます。

明石さんは、話題になった近著『動画2.0』にて「今後5年で世界のあらゆるものが動画化する-。」と断言しています。

Youtubeをはじめとして、Facebook、Twitter、Instagram・・・etcと、誰もがスマホで簡単に動画撮影でき、SNSに投稿できるいま。ここ数年だけでも、私たちを取り巻く動画配信の環境は大きく様変わりをしています。

2014年、明石さんはミレニアル世代をターゲットにした新しい動画表現を追求するべく、ONE MEDIAを創業しました。その時すでに動画のビッグウェーブが始まると確信し、独自の動画論をベースに各SNSプラットフォームのコンテンツパートナーとして動画配信、いまや圧倒的なエンゲージメントを達成しています。

電車内のデジタルサイネージをはじめとして、動画はいまや私たちの日常生活のあらゆるところで目にし、さまざまな情報を得ることができるとともに、エモーショナルにも影響を与える時代。

いま、そしてこれからを見据え、ヴィジュアル化する世界における思考法のみならず、まさに現代のリテラシーとも言うべき動画コミュニケーションを考えるフレームワークについて、明石さんの実体験をもとにお伺いできること楽しみです。(保谷)

・明石ガクトさん
・ワンメディア株式会社 代表取締役
・演題: 「実践:VISUAL STORYTELLING」

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※本講演は明石氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。
■対談のお相手
佐々木紀彦氏(株式会社ニューズピックス 取締役CCO、NewsPicks Studios CEO)
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第10回 5/28(火)柴山和久さん

kazuhisa_shibayama.jpg5/28(火)はウェルスナビ株式会社 代表取締役CEO 柴山和久さんです。

柴山さんは今最も注目を集めるFinTech起業家。FinTechは金融(Finance)と技術(Technology)の組み合わせ。柴山さんのウェルスナビが提供するAIを活用した資産運用は、まさに最先端、FinTechの代表といえましょう。

"テクノロジーがもたらす資産運用の民主化" だと柴山さんはおっしゃいます。このメッセージにも、私は柴山さんとウェルスナビに新しい時代を感じます。FinTechのことを私は、ビジネスニュースで見聞きはするものの、身近な存在として感じたことはありませんでした。それをふっと身近に感じたのが、ウェルネスナビを知ったこと、正確には柴山さんの<きっかけは日米の"金融格差"だった>という文章を読んだことでした。

東大法学部、ハーバードロースクール、INSEAD卒。財務省、マッキンゼー。柴山さんのキャリアは華やかでグローバル、さすがFinTech起業家、と圧倒されそうになりますが、実はその間には、転職の苦戦あり、日米格差の大ショックがあった、と語られています。私の意識と知識が低さを反省する一方で、素直に、現実を語り、FinTechをはじめて身近に引き寄せてくれたように感じました。私のようなFinTechに疎く、資産運用にほど遠そうな一般人もかかわっていける民主化なのかもしれない。学べることと、柴山さんにお会いできること、ともに楽しみです。(湯川)

・柴山 和久さん
・ウェルスナビ株式会社 代表取締役CEO
・演題:「テクノロジーを活用した資産運用の民主化」
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第9回 5/24(金)太田 光代さん

mitsuyo_ota.jpg5/24(金)は株式会社タイタン代表取締役 タイタンの学校 理事長 太田光代さんのご登壇です。

ご存知の通り、太田さんは、ご主人 太田光さんの爆笑問題をはじめ、多くの芸人、タレントを率いる芸能事務所社長であるとともに、昨年2018年には「タイタンの学校」を開校し、理事長もされています。

学校方針・理念には下記の通り記されています。

エンターテイメントは新しい時代へ 面白さや考え方の未来は誰もが予想できない時代に突入しています。 成功する要素は「面白い+α」。 いま社会ではさまざまな個性を持った次世代がエンターテイメント業界に限らず求められています。 その「+α」に注目したのがタイタンの学校。 チャレンジを学ぶことであなたの感性を刺激します。

「+α」とはなんでしょうか。

そこには、幼少期より身体が弱く、病院育ち、運動も禁止、自分の性格に自信を持てず、キラキラと輝く同級生たちを見つめる青春期に「私は変わりたい」と強く思い、さまざまな事に力強く挑戦されてきた太田さんのヒストリーからのヒントが多くあるようです。

当日は、太田さんのこれまでの人生からの数々のエピソードより、学校を設立した想い、さらなる挑戦についてお伺いします。

タイタンの学校はお笑いを目指す方だけでなく、そうでない方にも広く門戸を開いているとのこと。太田さんのお話には、「自分の可能性を探す、見つける、挑戦する」ために、私たちにも数々のヒントがあることでしょう。(保谷)


・太田 光代さん
・株式会社タイタン 代表取締役 タイタンの学校 理事長
・演題:「タイタンの学校のすすめ」

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第8回 5/15(水)小泉文明さん・山本晶先生

humiaki_koizumi.jpghikaru_yamamoto.jpg5/15(水)は株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明さん、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授 山本晶先生にご登壇いただきます。

メルカリに代表されるフリマアプリは私たちの生活のなかでもこの数年で身近になり、活用している方も多いことと思います。

メルカリを使用してみると、物流のシステム、さらに消費者の意識までも変化させていることに気づきます。

配送の手間を省くための伝票記入不要の仕組みをヤマト運輸とつくり、物流の流れを変えていること。
「こんなものまで売れるの?」というものであっても買い手がつき、リユースを前提とした使い方をし、どう廃棄するのかを考えるようになるという、私たち消費者の意識、行動が変化していること・・・等。

それらはスマホベースの個人間取引にとどまらず、フリマアプリを起爆剤とした物流やリユースサービスの増加など、周辺領域にイノベーションを起こし、消費者行動に大きな変化を起こしていることは間違いありません。

今回は、大和証券、ミクシィのCFOを経てメルカリに入社し、現在のメルカリを担う社長の小泉氏とネット時代の消費者行動論を専門とする山本先生との対談を通して、消費者行動の変化とデジタルの発展が織りなすこれからの社会、新たな経済圏について深堀りして頂きます。

業界を越え、事業領域を越え、多くの企業にとってヒントとなることが多いでしょう。(保谷)

・小泉文明(こいずみ ふみあき)さん 
・株式会社メルカリ 取締役社長兼COO
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・山本晶(やまもと ひかる)先生  
・慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授
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・演題「C2C×デジタルが生み出す新しい経済圏」
※本講演は小泉氏の講演45分・対談45分・質疑応答30分の構成です。

第7回 5/14(火)石川善樹さん

yoshiki_ishikawa.jpg5/14(火)は予防医学研究者 石川善樹さんのご登壇です。

「考えるとは何か?」
この大きなテーマについて、皆さんはどのように「考える」でしょうか。

予防医学研究者として、「人がよりよく生きるとは何か」をテーマに学際的研究を続けていらっしゃる石川さんによると、人生をよりよく生きていくために、この大きなテーマを避けて通ることはできない、とおっしゃいます。

人間の脳は、物事をすぐにパターン化してとらえる傾向があり、この作用は無意識に行われるため、私たちは普段「考える」ことを行っていないことに気がつかないまま過ごしているそうです。

そう言われて、ドキッとする方多いのではないでしょうか。
人生100年時代を迎えているいま、100年という長い時間をよりよく生きていくためには、直近や目に見えることだけでなく、答えのない大きな問いに、既存の枠組みをいったんはずし、向き合い、考え続けることが大切なのでしょう。

最後に質問です。

では派 「〇〇では・・・」と誇りたがる人たち
とは派 「△△とは何か?」と自問したがる人たち

皆さんは、答えを求める「では派」と、問いを求める「とは派」のどちらでしょうか!

この唐突な問いに考えてしまった方も多いかもしれません・・・。もちろんどちらが良いというわけではないものの、石川さんは「とは派」になると決めたそうです。
さて、その心は。石川さんの問いをめぐる旅より、「考える」ことを意識しながらお話しお伺いしたいと思います。(保谷)


・石川 善樹(いしかわ よしき)さん
・予防医学研究者
・演題「考えるとは何か?」

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第6回 5/10(金)安宅和人さん

kazuto_ataka.jpg5/10(金)は慶應義塾大学 環境情報学部教授、ヤフー株式会社CSO(チーフストラテジーオフィサー)安宅和人さんにご登壇いただきます。

安宅さんは、マッキンゼー入社後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学し3年9か月という短期間で学位取得(Ph.D.)、再びマッキンゼーに戻り、2008年からヤフー、そして2012年より現職という、異色のキャリアをお持ちです。

脳神経学者であり、2016年春より慶應義塾大学SFCにてデータドリブン時代の基礎教養について教鞭を取る他、ビッグデータ、AIの進化と人間社会の未来を語ることのできる識者でいらっしゃるとともに、ビジネス、マネジメントにも精通し、まさに研究・教育・ビジネスと複数の知を横断しながら活躍している方となるのでしょう。

これまでにも数々の執筆があり、「脳科学×マッキンゼー×ヤフー」のトリプルキャリアからのご経験、思考術をもとに知的生産の全体観を描いたベストセラー『イシューからはじめよ』はお読みになっている方も多いことでしょう。

第4次産業革命とも言われるいま、ビッグデータ、AIという言葉は日常的に用いられるようになり、ビジネスにおいても聞かない日はないという状況です。

これからの経営資源は「ヒト・データ・キカイ」となり、データ、キカイをビジネスにどう活かしていくのかが重要とされるなか、日本の再生にむけて何が必要か、人材育成はどう変化していくのか、安宅さんの鋭い切り口にてお話しいただきます。(保谷)


・安宅和人(あたか かずと)さん
・慶應義塾大学 環境情報学部教授、ヤフー株式会社CSO(チーフストラテジーオフィサー)
・演題「シン・ニホン~AI×データ時代における日本の再生と人材育成~」

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第5回 5/9(木)田中利典さん

riten_tanaka.jpg田中利典さんは修験道の実践者、修験者(山伏)です。そして "吉野山人"とも名乗られています。

修験道とは、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得る宗教です。実践的で、神仏和合の山の宗教である修験道は、「もっとも日本的な宗教である」と田中さんはおっしゃいます。

修験者と聞くと、山伏の様相と厳しい修行の2つをイメージします、がその程度。おおくの皆さんもそうではないでしょうか。修験道とは何か、山伏とは何者か、どんな修行をしているのか。私たちの素朴な問いに答えるように田中さんは、修験道やその教え、日々の修行について著書、講義、ウェブサイトやSNSで発信・紹介されています。

そして、修験道で学んだ教えは、現代社会に生きる私たち、ビジネスパーソンである私たちにとっても意味をもっているのだとはっきりおっしゃっています。その思いから今回の登壇も実現したのだと思います。好奇心をもちつつ背筋を伸ばして、じっくりと、お話をお伺いしたい、そんな気持ちです。皆さんとご一緒に修験道の世界から自身に引き寄せてのヒントを学ぶことができたら、と思っています。(湯川)

・田中 利典(たなか りてん)さん
・金峯山寺長臈、種智院大学客員教授
・演題:「修験道の世界~身体を使って心を修める~」
講師プロフィールはこちら、田中利典(吉野山人)公式サイトはこちら

第4回 4/25(木)馬場 渉さん

wataru_baba.jpg4/25(木)ご登壇いただくのは、パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 本部長、パナソニック ノースアメリカ株式会社 副社長 馬場 渉さんです。

「イノベーションの量産」、「タテパナをヨコパナに」など独特のスローガンをかかげ、パナソニックのビジネス改革を主導する馬場さん。

2018年3月に創業100周年を迎えたパナソニック。ご存知の通り、日本を代表する大企業です。

製品・サービスごとの縦割り(タテパナ)をクロスバリューが生まれる組織(ヨコパナ)へと変革し、ヒット商品を一発出すのではなくイノベーションを量産する企業となる、と一口に言ってもそう容易い事柄ではないこと、皆さんもご承知の通りです。

そのようななかにあって、馬場さんは個人や組織が本来持つ力を引き出し次の成長を促すべく、イノベーションのプロセスをモデル化、人を発掘育成、さらには、シリコンバレーにイノベーションを生むための専門手法を導入した『パナソニックβ』という、ご本人曰く"出島"とも言うべき組織を設けるなど、次々と変革を進めていらっしゃいます。

横並び意識が強いと言われる日本企業、しかも日本を代表する大企業パナソニックで何が起こっているのか。
まさに「大企業イノベーションの起こし方」そのプロセスをお話しいただきます。(保谷)

・馬場渉さん(ばば わたる)さん
・パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 本部長
 パナソニック ノースアメリカ株式会社 副社長
・演題: 「大企業イノベーションの起こし方」

※本講演は馬場氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。
■対談のお相手
佐々木紀彦氏(株式会社ニューズピックス 取締役CCO、NewsPicks Studios CEO)

第3回 4/18(木)細川 晋輔さん

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4/18(木)は臨済宗妙心寺派 龍雲寺住職 細川 晋輔さんにご登壇頂きます。

御祖父様は当時 記録的ベストセラーとなり第一次仏教書ブームを牽引した『般若心境入門』(1972年)著者の松原泰道師、御尊父様は臨済宗妙心寺派の宗務総長を務めた細川景一師と、まさに仏教界のエリートとも言うべき家柄。

ご自身も、厳しいことで有名な京都妙心寺裏門道場にて大学卒業後22歳から32歳の9年間もの間、禅修行をされていたのですから、臨済宗のなかでも次代を担う僧侶として一目置かれる存在でいらっしゃいます。

ところが、細川さんが僧侶としての修行を積むまでエリート街道まっしぐらの順調な人生ではなかったそうです。受験には失敗し、実家の東京から逃げ出すことばかりを考えていた青春時代。

そのようななかで、光明が差したのは僧堂での経験であったこと語っていらっしゃいます。

現在、細川さんが十二代住職を務めている龍雲寺は、東京都世田谷区野沢にあり、地域の方々は「野沢龍雲寺」と親しみを込めて呼ぶそうです。野沢という地名が頭につくことによって、有力な武将や権力者によるものではなく、地域の方々の想いによって建立されたことから始まる由縁がまさに表れ、いまもなお地域のなかで根付いていることがわかります。

禅の教えを大切にしている臨済宗妙心寺派のなかにあって、細川さんは昨今言われる「坐禅ブーム」は喜ばしいことであるとしながらも、これがブームであることに留まるのではなく、文化としての定着を目指していかなければならない、と静かに将来を見据えていらっしゃいます。

現代を生きる私たちは、とかく何かを吸収しよう、新たなものを得ねばと躍起になってしまいがちです。

何かを得るためではなく、心にあるものを捨てていくためにあるのが坐禅であり、その先に「禅」という心があることを念頭に、細川さんのお話をお伺いしたいと思います。(保谷)

・細川 晋輔(ほそかわ しんすけ)さん
・臨済宗妙心寺派 龍雲寺住職
・演題:「禅の悟りを求めて~柔らかな"心の柱"をみつけよう~」

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第2回 4/12(金)竹中平蔵先生

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4/12(金) 今期第2回目は 竹中平蔵先生 にご登壇いただきます。

皆さまご存じのとおり経済、政治、政策をご専門にご活躍の竹中平蔵先生、この『夕学五十講』でも日本経済の未来から経済古典からの学びまで、さまざまご講演いただいてきました。いずれも竹中先生ならではの切り口、そして、"今"だからこそのテーマ。今回もまさにです。「日本経済の機会とリスク」。

世界で加速している第4次産業革命の流れ、日本がそのリスクに対峙しつつ機として活かしていくには、大胆な改革を進めねばならないと、竹中先生はおっしゃいます。
平成からの新しい時代と来る東京オリンピック、中国や北朝鮮、東アジア、近い未来や近い動きには、しかと視線を向けている自覚のある私たちですが、さて、その先はどうでしょう。

今年がその方向性を見極め、それに向け変革していけるかが定まる重要な時。そんな今だからこそ竹中平蔵先生に学びます。世界経済の展望、そのなかの日本経済、直面する脅威と機会、とるべき戦略、皆さんと竹中先生よりじっくり伺い考えましょう。(湯川)

・竹中平蔵先生
・慶應義塾大学名誉教授、東洋大学教授
・演題:「日本経済の機会とリスク」
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2019年度前期スタート!第1回 4/11(木)清水勝彦先生

慶應MCC『夕学五十講』2019年度前期いよいよ始まります。
開講に先立ち、司会を担当いたします保谷・湯川が本日より各回の講師紹介をいたします。

今期も多彩な顔触れの講師陣ご登壇です。講師紹介にてご案内するさまざまなエピソードからも、ぜひ『夕学五十講』をお楽しみください。
今期も会場にて皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております!

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katsuhiko_shimizu.jpg4/11(木)今期トップバッターのご登壇は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授 清水勝彦先生です。

組織変革、戦略実行を専門とする清水先生は、近著『機会損失』のなかで、「戦略的とは、"機会損失"を考えることだ」とズバッとおっしゃっています。

本当に重要なことは目に見えないことが多く、特に、「何かをやること」のコストとリターンはよく見えるものの、それによって見えなくなること、「やらなかったこと」や「できなくなったこと」がより重要だったりし、これこそが機会損失であるというのです。

「資源配分は戦略の要」と言われますが、限られたリソースをいかに配分するかは、戦略実行するうえでビジネスパーソン誰しもが悩むことでしょう。

資源配分をし、いかに施策を進めていくか、そのなかで優先順位をつけることが重要なのはよく知られていますが、やらなかった、持ち越した場合、「それらを最優先としたこと」は見落としがちかもしれません。

つまり、意思決定を機会損失という視点から見ることにより、「見えない」イシューへの感度を高めることであり、見えないコストとそこを見直すことで、チャンスが生まれてくると強調されています。

機会損失の概念を持つことは、仕事のみならず人生、日々の事柄にも大きな意味を持つことでしょう。当日は、仮説思考やデータ分析など、多くの事例を挙げながら解説頂けるとのこと、清水先生の解説により「見えない」イシューへの感度を高め、さまざまに役立てていきたいと思います。(保谷)

・清水 勝彦(しみず かつひこ)先生
・慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
・演題:「戦略的意思決定力を鍛える~見えるものと見えないもの~」

講師プロフィールはこちらです。