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第7回 10/30(火)大山晃弘さん&清水勝彦先生

akihiro_oyama.jpgkatsuhiko_shimizu.jpg10/30(火)はアイリスオーヤマ株式会社 代表取締役社長 大山晃弘さん、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授 清水勝彦先生のご登壇です。

紙の猫砂(トイレに流せる!)、取っ手の取れるフライパン6点セット(某ブランドより断然安い!)、ふとん乾燥機(靴まで乾かせる!)・・・アイリスオーヤマの商品は私たち消費者の心くすぐる目の行き届いたものばかりが並びます。

それは、メーカー機能と問屋機能をあわせ持つ独自の「メーカーベンダー」という業態より成り立っています。
生活者の声がダイレクトにフィードバックされ、生活者ニーズに対応したオンリーワン商品のスピーディな開発。さまざまな素材の製品を世界各地から生産・調達するシステム。
さらに、魅力的な売り場づくりや販売促進のサポート・・・と、これまでの「業種」発想から「業態」視点へとビジネスモデルを変貌させたことにあり、そこには経営における大きな意思決定が存在します。

プラスチック下請け企業からいかにビジネスモデルを変遷させ現在の業態があるのか、その背景には社内にどのようなコミュニケーションがあったのか、大山社長よりお話しいただきます。

対談では、組織変革、戦略実行をご専門とする清水先生より、アイリスオーヤマの企業コンセプト「ユーザーイン」経営を切り口に深堀りいただきます。

日本企業ならではの成長戦略に向けたソリューションについて、お二方のお話しより見出していきたいと思います。(保谷)


・大山晃弘さん
・アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役社長
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・清水勝彦先生
・慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
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・演題:「ユーザーイン経営とジャパンソリューション」

第6回 10/19(金)藤田紘一郎先生

koichiro_fujita.jpg第6回 10/19(金)は東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎先生にご登壇いただきます。

「腸内フローラカレーをつくりました」「腸内細菌の本を読んでいるよ」
つい最近、友人のSNSで見かけました。それほどに腸や腸内細菌は話題。身近なところでも関心が高まっているんだな、と感じます。

藤田先生のご専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。長きにわたり研究を積み重ねてこられました。腸内細菌、腸内環境、免疫力...これらが身近になったことにも、大きく貢献されていらっしゃいますし、サナダムシ「きよみちゃん」を15年間、ご自身の腸内で共生させていたこと、でも話題となりました。

ではなぜこれほどまでに免疫や腸内細菌への関心が高まっているのでしょうか?
いかに腸内細菌は人間の体のなかで大事な働きをしているか。なぜアレルギーやうつといった現代特有の体調不良や病気が起きているのか。藤田先生は著書やインタビュー、さまざまなメディアと切り口で、解説してくださっています。

今回はたっぷりと1時間半ご講演いただきます。
好奇心からもわくわくしますし、心も体も元気になる、健康に長生きする、よいヒントやアイデアがありそうで楽しみです。(湯川)

・藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)
 東京医科歯科大学名誉教授
・演題:「腸内細菌とともに生きる ~腸内細菌を大切にすると心身体も元気になる~」
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第5回 10/18(木)穂村弘さん

hiroshi_homura.jpg10/18(木)は歌人 穂村 弘さんにご登壇いただきます。

  体温計くわえて窓を額につけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ

  サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい

穂村さんの短歌からは、いつもその「時代」「時間」が浮かび上がってきます。
それは、穂村さんが選歌される作品も同じです。

現代の人気歌人として短歌の魅力を幅広い世代に広めるとともに、エッセイ、評論、翻訳、絵本など短歌に限らない分野でも活躍している穂村さん。

穂村さんの手にかかると、目の前にあるたった三十一文字が限りない世界へと広がってくるから不思議です。そこには、今とはどういう時代なのか、社会なのか、考えを巡らせ、読み解こうとする自分が存在します。

SNSが盛んになり、誰もが自分の日常を、日記や写真、さらには動画で簡単に発信することのできるいま。だからこそ限られた三十一文字の持つパワーは、私たちの想像を拡げるのかもしれません。

短歌の面白さと同時に、その背後にある世界の面白さを感じながら、いまという「生の時間」を穂村さんのお話より味わうこと、楽しみにしています。(保谷)


・穂村 弘さん
・歌人
・演題:「世界と<私>の関係を言葉にする」

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第4回 10/12(金)国分良成先生

ryosei_kokubun.jpg第4回 10/12(金)は防衛大学校長 国分良成先生にご登壇いただきます。

国分先生は現代中国研究の第一人者でいらっしゃいます。慶應義塾大学にて長きにわたり教鞭をとられ法学部長まで勤められた国分先生が、その退任と同時に防衛大学校長に就任されたときには、日中の緊張関係を反映しているように感じたことを覚えています。

夕学五十講にもこれまで3度、ご登壇いただいてきました。前回のご登壇は2013年。5年に一度のご登壇でそれは、5年に一度、中国の国家最高意思決定機関と言える「全国人民代表大会」が開かれるタイミングがあってのことでもあります。

中国の権力構造と国家意思が変わるタイミングで、第一人者の国分先生に解説をしていただこうという狙いです。

と以前このリフレクションでご紹介していますがさて、前回から5年、習近平主席体制は二期目に入り、世界情勢やそのなかでの中国のあり方も変化しています。中国は、習近平主席体制は、その内実はどのようでしょうか、そしてこれからどうなっていくのでしょうか。国分先生より現状と内実をじっくり伺い勉強したいと思います。(湯川)

・国分 良成さん
・防衛大学校長株
・演題:「中国・習近平体制の検証-内政・外交-」
講師プロフィールはこちら
前回2013年6月ご登壇時の夕学リフレクション「中国はいま 国分良成さん」はこちらです。

第3回 10/9(火)佐々木紀彦さん

norihiko_sasaki.jpg第3回 10/9(火)は株式会社ニューズピックス 取締役CCO NewsPicks Studios CEO 佐々木紀彦さんにご登壇いただきます。

佐々木さんのお名前やご活躍を、『東洋経済オンライン』編集長のころからご存じの方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

東洋経済で記者として活躍、2012年に『東洋経済オンライン』編集長に就任、と同時に、サイトの大幅なリニュアルをおこない、アクセス数を急速に伸ばし、ウェブメディアのビジネス誌でトップに。佐々木さんはネット時代の若き敏腕編集長として、注目され話題となりました。

さらに、同サイトがまだまだ躍進を続けるうちに、経済ニュース共有アプリ『News Picks』へ移籍、現在に至ります。従来型の紙媒体のメディアの延長、進化ではない、新しいウェブニュースメディアを創出し続けている佐々木さん。そんな佐々木さんとNewsPicksが向かっている、創っていくメディアの未来。それは私たちをとりまく情報や社会の未来でもあります。じっくり伺いたいと思います。(湯川)

・佐々木紀彦さん
・株式会社ニューズピックス 取締役CCO NewsPicks Studios CEO
・演題:「メディアの未来とNewsPicksの未来」
講師プロフィールはこちらです。

第2回 10/5(金)本間浩輔さん

kousuke_honma.jpg10/5(金)はヤフー株式会社 常務執行役員・コーポレートグループ長 本間浩輔さんのご登壇です。

本間さんに初めてお目にかかったのは約10年前。本間さんが前職にいらした際に慶應MCCの人事・キャリア系プログラムにご参加いただいたことがきっかけです。
今から思えば、当時の本間さんはその後に続くキャリア、立場を見据え、必要と思われる分野についてさまざまな理論を学び、最新の考え方をインプットされ、備えていらしたことが伺われます。

その後のヤフーの躍進、本間さんのご活躍は皆さんもご存知の通り。
2012年の爆速経営と言われるヤフー経営改革以来、「社員の才能と情熱を解き放つ」という人事スローガンのもと、他社に先んじて 経営に資する人事としての様々な人事制度、施策の取り組みをされています。

いまや多くの企業で取り組んでいる上司と部下のコミュニケーションに欠かすことのできない「1on1ミーティング」など、本間さんのアイデアのもと、ヤフーで取り組まれたのが最初です。

すべての制度、施策には、人事の哲学やwhyがあると本間さんはおっしゃいます。

多くの企業で経営戦略の1つとして謳われる「働き方改革」において、他社のマネや横並び意識で取り組み、成果を得ることは困難です。

自社における人事の哲学や考え方と照らし合わせながら本間さんのお話を伺うことで、より実りある機会として頂けることと思います。(保谷)

・本間 浩輔さん
・ヤフー株式会社 常務執行役員・コーポレートグループ長
・演題:「ヤフーの働き方改革」

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2018年度後期スタート 第1回 10/3(水)飛鷹全法さん

慶應MCC『夕学五十講』2018年度後期がはじまります。
司会担当の湯川、保谷が本日より各回の講師紹介をいたします。

今期も多彩な講師陣による『夕学五十講』。講演が一段と待ち遠しくなる各講師のエピソードなど、日めくりでお送りする講師紹介もどうぞお楽しみください。
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zenbo_hidaka.jpg10/3(水)今期最初のご登壇は高野山 高祖院住職 飛鷹 全法(ひだか ぜんぽう)さんです。

東大卒、ITベンチャー立ち上げ経験あり、ソフトウェアの開発、津軽三味線や沖縄音楽など伝統音楽の舞台制作・・・と飛鷹さんのプロフィールには、私たちがイメージする「僧侶」とかけ離れたワードが並びます。

1972年生まれ、40代半ばにして多彩なご経験を積み、現在は真言密教の教えと伝統を今日に伝える高野山 高祖院住職として、たゆまぬ修行に励んでいらっしゃいます。

高野山の祖 弘法大師空海は神仏習合といった日本人の文化背景となる礎を築くなど、当時の既成概念にとらわれずクリエイティビティ溢れた人だったと言われます。

仏教、アカデミズム、実業の垣根を自在に行き来している飛鷹さんのお姿そのものより、空海の教えを説いて下さっているようにもみえます。

飛鷹さんによる「高野山という思想」を伺うことで、現代を生きる私たちにとっての空海の革新性と今日性とはなにを意味するのか、考えていきたいと思います。(保谷)

・飛鷹 全法(ひだか ぜんぽう)
・高野山 高祖院住職
・演題:「高野山という思想」

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美意識こそが経営を再生する 山口 周さん

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ゴミを作るために働いていたのか?

「スペースコロニーに移住する際、日本の文化遺産から1つだけ持っていけるとしたら、いったい何を選びますか?」

コーン・フェリー・ヘイグループのシニア クライアント パートナー山口周氏の講演は、意表を突いてこんな問いかけから始まった。これを山口氏は20年にわたり自問自答し続けてきたという。自分で考えるだけでなく身近な人々にも尋ね、研修で呼ばれた際には受講者達に書いて提出してもらったりもしてきた。
するとその答えのほとんどが17〜18世紀以前のものだというのだ。山口氏自身も天目茶碗や長谷川等伯の松林図や桂離宮などを想起するという。

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