« 2018年2月 | メイン | 2018年4月 »

第19回 7/3(火)琴坂将広先生

masahiro_kotosaka.jpg7/3(火)は、慶應義塾大学総合政策学部 准教授 琴坂 将広先生にご登壇いただきます。

琴坂先生は現在教鞭をとられる慶應義塾大学SFCのご出身。在学中に小売・ITの領域で3社を起業。ベンチャー起業の経営者、マッキンゼーのコンサルタントを経て、オックスフォード大学に留学しPh.D.を取得。そんなご経歴をもつまさに新しい時代の若き経営学者でいらっしゃいます。

経営戦略とは何でしょうか。
経営戦略という言葉はよく聞きますし、よく使います。ではどういうものなのか、その問いは新鮮にさえ響きます。今回の講演は、この問いにまっすぐそして深く向き合う機会をいただくことになりそうです。

「経営戦略は、時代を超えて絶えず進化してきた」と琴坂先生はおっしゃいます。
経営戦略とは何か、経営戦略についてどのような理論の系譜があるのか、解説いただきそれをふまえたうえで、経営戦略の全体像の概観を試みます。

研究分野としての経営戦略と実学としての経営戦略。その接点、融合は、ベンチャー企業経営者、コンサルタント、研究者でまさに、その両面を経験してこられた琴坂先生ならではのご専門テーマともいえましょう。それは、実学とは何か、その本質でもあり、私たち自身の実践力醸成のヒントになるのでは、と期待しています。(湯川)

 ・琴坂 将広先生
 ・慶應義塾大学総合政策学部 准教授
 ・演題:「テクノロジーが変えた経営戦略:進化を振り返り、未来を考える」
 講師プロフィールはこちらです

第18回 6/29(金)西野亮廣さん

akihiro_nishino.jpg6/29(金)にご登壇いただくのは、芸人で絵本作家の西野亮廣さんです。

西野亮廣さんは皆さんご存じ漫才コンビ、キングコングのお一人。コンビ結成から20年近く。お笑い界のなかで堂々、人気、実力を誇る存在です。

おととし、絵本 『えんとつ町のプペル』 が大ヒットしました。そのとき、あのキンコン西野さん?絵本?とびっくりしましたね。さらに、この絵本は全ページをネットで無料公開したことで、さらに広がり、また話題にもなりました。

西野さんは、絵画が得意で美術大学への進学をすすめられたほどだったそうです。キングコングではネタ作りを担当されています。この『えんとつ町のプペル』の前にも、絵本、小説、エッセーを執筆されています。西野さんは、ストーリーや展開を考えること、文章や絵で物語を紡ぎ出すこと、に長けている方、なのですね。

私も、さいしょにこの絵本を知り、また読んだのは、facebookでシェアされた友達の投稿でした。読んでみると、感情がカラフルに描かれていて、あたたかくて、大ヒットの理由は話題性だけではなく絵本に魅力があるからなのだと思いました。

では、なぜそれを無料公開したのか。
西野さんは、絵本に【あとがき】を添えられています。

「せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。」
「だったらいっそのこと、「お金なんて取っ払ってしまおう」と思いました。」

絵本を読んだ、少なくとも私たち大人の誰もが、"どんな結果となるかわからないけれど、信じたことをやってみよう"という、西野さんのメッセージを読み、なにか考えさせられた、のではないでしょうか。

ですから今回は、西野さんをお迎えして、西野さんが "貯信時代" と呼ぶ現代におけるお金について、じっくりお話を伺いたい、メッセージやアイデアを伺いたいと思ったのです。実現してとても嬉しいです。皆さんでじっくり伺い、一緒に考えることができたらと思っています。(湯川)

 ・西野 亮廣さん
 ・芸人・絵本作家
 ・演題:「貯信時代のお金の作り方、使い方」」
 講師プロフィールはこちら
 『えんとつ町のプペル』公開サイトはこちら、です。

第17回 6/28(木)本村凌二先生

ryouji_motomura.jpg6/28(木)は早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授 本村凌二先生のご登壇です。

本村先生は、古代ローマ史研究の日本における第一人者。

教養としての「世界史」の読み方とは、「歴史に学ぶ」ということ、「過去と現在との関わり合いを知る」ということ。東京大学教養学部28年間にわたる教鞭とともに、高校世界史の編纂や英訳など、人生の若いうちより「世界史」に触れ、歴史から学ぶ機会を数多く創って下さっています。

今回の演題にもなっている著書『教養としての「世界史」の読み方』は、まさに先生のこれまでのご講義の集大成ともなる1冊。

先生自ら、教養として世界史をどう読むのか、世界史を読み解くうえで大切な視点や新説、持論を織り交ぜ、学生から大人までわかりやすく紙面上で講義下さっています。

先生がおっしゃる、ローマ帝国に流れ込む地中海世界の歴史は、人類にとって計り知れない意味を持つ、とは何を示すのでしょうか。

「混迷の現代」を読み解くカギは「歴史」の中にある、と言われるほど、私たち人間の営みは、否が応でも、太古の昔より大きな流れの中で繰り返し続けられているのです。

先生のモットーは
ローマ史を中軸として世界史の全般に興味をもちながら、「よく学びよく遊べ」の精神で生きていたい。

何よりも競馬がお好きで、土日は競馬に気が向いている。
石原裕次郎さんの大ファンで、近著には『裕次郎』をお書きになっているほど。

...と、先生の遊び心溢れるお人柄も魅力的。

ローマ史研究者としての「世界史の読み方」より、現代を紐解き、未来の糧となる何かを見つけるナマご講義、楽しみです。(保谷)

 ・本村 凌二先生
 ・早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授
 ・演題:「教養としての世界史」

プロフィールはこちらです

第16回 6/21(木)飯間 浩明さん

hiroaki_iima.jpg6/21(木)は国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員 飯間 浩明さんにご登壇頂きます。

日本語学者で国語辞典編纂者の飯間さんは、『三省堂国語辞典』の編集委員として、日々辞書に載せる言葉をまとめていらっしゃる、まさに「辞書づくりのプロフェッショナル」でいらっしゃいます。

言葉について、辞書のありかたについて、日々考え、言葉を観察している飯間さん。

私たちが日常使っている日本語は、子どもの頃とそう大きな変化はないように感じますが、現代日本には、30年前には想像もしなかった、理解できなかった言葉が溢れているとおっしゃいます。

それは、インターネットやグローバル化の進展などによって、社会の変化が日本語にも大きな影響を与えているのです。

辞書編纂者として、言葉の観察者として、言葉の変化、ひいては社会の変化をどのようにご覧になっているのでしょうか。

私たちの日本語はどのように変化し、今どういう位置にあり、これは社会のどのような変化とつながっているのか・・・。

変化の加速度を増しているとも言われる今、過去から紐解くことで、これからの変化も見えてくるかもしれません。(保谷)

 ・飯間 浩明さん
 ・国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員
 ・演題:「国語辞典から現代日本語が見えてくる」

推薦図書: 『三省堂国語辞典 第七版
見坊豪紀、市川孝、飛田良文、山崎誠、飯間浩明、塩田雄大(共編)、三省堂、2013年
※同内容の「三省堂国語辞典 第七版 公式アプリ」iOS版、Android版が、BIGLOBEおよび物書堂から出ています。

プロフィールはこちらです

第15回 6/12(火) 楠木 新さん

arata_kusunoki.jpg6/12(火)は、楠木ライフ&キャリア研究所 代表、楠木新さんにご登壇いただきます。

定年後―50歳からの生き方、終わり方

ドキリとするサブタイトルがそえられた中公新書の楠木さんの新著。
話題になりました。手に取られた方も多いのではないでしょうか。

『左遷論』(中公新書)、『人事部は見ている』 (日経プレミアシリーズ)などこれまでの著書も同様でした。著書タイトルが示すように、楠木さんは「働く意味」や「個人と組織」をテーマに、鋭く切り込み発信してこられた方です。

「人生100年時代」。この言葉と意識は諸問題の背景とともに定着しました。私たち働く個々人にとっての "自分の問題"との認識も浸透してきたと思います。だからこそドキリとするのです。

定年後にどう生きるか。
"定年のない"人生、どう働くか。
組織と、社会と、どう関わっていくか。

数年後に控え何かを始められている方。少し先を見据え考え始めている方。いらっしゃるでしょう。"自分の問題"と思いながらも具体的なアイデアやイメージはなく、どこから始めてよいかわからない、覚悟もまだない、そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。私はまだ後者です。

楠木さんは、ご自身、2015年に、組織を定年退職されました。
企業に勤めながら、テーマをもって取材、執筆、講演活動をされてきた後、現在の立場・役割で活動されています。「現役の時から定年後も視野に入れた生き方、働き方を考えるべき」とおっしゃる楠木さん。
その実践者のお一人であるからこそ、いま定年後の人生を歩み始められている楠木さんから伺えるお話があるはずです。今回の講演をヒントに、またきっかけに、皆さんと一緒に私も考えたいと思ってます。(湯川)

・楠木 新さん
・楠木ライフ&キャリア研究所 代表
演題:「定年後も見据えた働き方改革」
講師プロフィールはこちらです。

第14回 6/6(水)茂木健一郎さん・前野隆司先生

kenichiro_mogi.jpgtakashi_maeno.jpg

6/6(水)にご登壇頂くのは、脳科学者 茂木健一郎さん、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授 前野隆司先生です。

茂木さんの原点とも言われるべき著書『脳とクオリア-なぜ脳に心が生まれるのか』が出版されたのが1997年。

ひらめき、創造性が発揮されたとき、「わかったぞ!」というあの瞬間を「アハ体験(a-ha! experience)」として、短時間で脳の神経細胞がいっせいに活動し、世界の見方が変わること。

脳という物理的世界に、なぜ心という精神世界が宿るのか。そのポイントとなるのが「クオリア(質感)」という概念であること、素人にもわかりやすく解説くださいました。

前野先生のご専門はロボット工学から人間システムデザインへと、人が生きるうえで必要なあらゆるシステムを包含し、研究、提言へと繋げていらっしゃいます。

先生の研究において、ここ数年で大きな柱として加わっているのが「幸福学」。

「幸福学」とは、人間にとって、良い心の状態とは何かを考える学問であり、幸せを感じる状況、well-beingとは何かを出発点に、「幸福学」第一人者でいらっしゃる先生の研究が展開していることは言うまでもありません。

茂木さんがクオリアを解いてから約30年。

研究が進んでもまだ謎の多い脳の世界。
脳と幸せは、受動意識仮説によってずいぶんと説明できるようになっていると、前野先生はおっしゃいます。

今回は、日本を代表する「幸福学」と「脳科学」ご専門のお二人より、脳と幸せとは、幸福な社会とは何かを語りつくしていただきます。

これまでのモヤモヤが吹き飛ぶ120分となることでしょう。(保谷)

・茂木 健一郎さん
・脳科学者
 ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャー
プロフィールはこちら

・前野隆司先生
・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
プロフィールはこちら

・演題:「幸福学と脳科学の文脈で語り合う平成30年」
※本講演は対談を含む講演90分・質疑応答30分の構成です

第13回 6/5(火) 山口絵理子さん

eriko_yamaguchi.jpg6/5(火)は、マザーハウス代表取締役 山口絵理子さんにご登壇いただきます。

山口絵理子さんは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションとして、株式会社マザーハウスを設立。途上国の可能性を「モノづくり」をとおして生活者に届けていらっしゃいます。

マザーハウスはいまや、日本国内26店舗。台湾や香港にも出店されています。シンプルで使いやすく、日本で働く私たちにも、身近なファッションブランドとして確立されました。

途上国でビジネスをつくる。途上国とのビジネスをつなげる。
可能性を感じますが未知のチャレンジを感じるフィールドではないでしょうか。そこに果敢に挑戦し、起業、店舗オープンをされたころは、そんなすごい若き女性起業家がいる、という目線で山口さんはとても注目されていたように覚えています。

それは、事業として確立、拡大することが難しいフィールドであることもありました。現在のマザーハウスまで育ててこられた山口さんだからこそ、今だから語れること、そして、私たちが学べること、あることと思います。

山口さんにお会いしたいという思いに、おしゃれへの関心もあり、私も、講演をとても楽しみにしています。(湯川)

・山口 絵理子さん
株式会社マザーハウス 代表取締役兼チーフデザイナー
・演題:「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
講師プロフィールはこちらです。
株式会社マザーハウス オフィシャルサイト:https://www.mother-house.jp/

第12回 5/31(木)木村 尚敬さん

naonori_kimura.jpg株式会社経営共創基盤(IGPI) パートナーで、IGPI上海執行董事の木村 尚敬さんです。

ダークサイド・スキル

ビジネス書としてはちょっとドキっとするタイトルの新刊(日本経済新聞出版社、2017年7月)が話題となっています。しかし手に取るとその評判はタイトルだけではないことがわかります。

斬新なタイトルによる木村さんの問いかけであり、アドバイスであり、提案です。
そしてタイトルから受ける私たちの期待に応える、説得力があり実践的な内容です。

きれいごとでは生き残れない。
正当派スキルだけではない実践的なスキル、ダークサイドスキルが欠かせない。

そう木村さんはおっしゃいます。これは、ご自身がベンチャー企業経営の後、経営コンサルタントとして、さまざまなステージの修羅場企業の経営のコンサルティングに数多く携わってこられた体験があってこそです。
これからの時代のリーダーに求められるヒューマンスキルとは。ダークサイドスキルとは。木村さんよりじっくり伺い、皆さんでそのヒントや智恵を吸収するとともに、おそらく多くの方がこれまで考えたことのない自身のダークサイドスキルについても考えみたいと思います。(湯川)

・木村 尚敬さん
・株式会社経営共創基盤(IGPI) パートナー、IGPI上海執行董事
・演題:「これからのリーダーシップのあり方~ダークサイド・スキルを身につけろ~」
講師プロフィールはこちらです。

第11回 5/29(火)梅澤 高明さん

takaaki_umezawa.jpg
5/29(火)はA.T. カーニー 日本法人会長の梅澤高明さんです。

2020年は東京五輪です。開催に向けて都市の改造や再開発が進んでいます。東京は、どう進化していけばよいのでしょうか。世界のなかで魅力あるグローバル都市となるためには、さらには2020年以降もそうあり続けるためには、どうしたらよいのでしょうか。

この構想と実現に向けた民間プロジェクト「NEXTOKYO Project」が動き始めています。梅澤さんはこの「NEXTOKYO Project」の主催者でもあります。

梅澤さんは日本と米国を拠点に20年にわたり、戦略・イノベーション・マーケティング関連のテーマで企業経営を支援。クールジャパン、デザイン政策、知財戦略などのテーマで政府委員会の委員も務められています。著作やニュース番組のコメンテーターとして、私たち一般ビジネスパーソンに向けてメッセージも発信されています。

世界から見た目。政策の視点。経営ビジネス。都市として。そして現在と未来。日本を多角的に見続け、提言をされている梅澤さんだからこそ描ける、提言できるNEXTOKYO。その姿と具体的な取り組みを伺いたいと思います。(湯川)

・梅澤 高明さん
・A.T. カーニー 日本法人会長
・演題:「TOKYOを世界に開く~ポスト2020を見すえた将来ビジョンNEXTOKYO~」

推薦図書『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』(共著、日経BP社)
講師プロフィールはこちらです。

第10回 5/25(金)秋山 仁先生

jin_akiyama.jpg5/25(金)は東京理科大学 理数教育研究センター長・教授 秋山仁先生のご登壇です。

髭を生やし、長髪にバンダナ・・・秋山先生をテレビで初めて拝見した時には、その学者らしからぬ出で立ちにて、難しい数学の公式をスラスラ解答されるお姿とのギャップに驚いたものでした。

通称「レゲエ教授」。

秋山先生の手にかかれば、解説をきけば、大の苦手と思っている数学が、「私もできそう!」と思えてくるから不思議、まさにマジックです。

まるで魔法使いの如く難しい公式を解く先生ですが、高校時代は数学は苦手、成績も悪かったというのだから、これまた驚きです。

でも、毎日コツコツ。1日10問でも20問でも解いてみる...。このようにして趣味のアコーディオンの練習も続け、プロ並みの演奏にてリサイタルも開催していらっしゃるとのこと。

生まれながらにしての天才ではなく、コツコツ続け、いまでは日本を代表する数学者となっていらっしゃる先生と数学のこれまでの付き合い方を知ると、私たちもまだまだ視野を広げること、深めることができるのではないかと感じます。

私たちの生活に数学なんて関係ないと思っている方も多いはず。

コペルニクス的発想の転換で不可能を可能にする秋山先生の数学マジックより、数学の有用性、魅力をたっぷりとお伺いしましょう。(保谷)

・秋山 仁先生
・東京理科大学 理数教育研究センター長・教授
・演題:「今日からあなたはMathe-magician」

推薦図書 『秋山仁の教育羅針盤』 秋山仁著、信濃毎日新聞社、2017年

推薦サイト 朝日新聞の言論サイト「WEBRONZA
      学会HP「JCDCG^3

プロフィールはこちらです

第9回 5/18(金)濱口秀司さん

hideshi_up.jpeg
5/18(金)はビジネスデザイナーで、monogoto CEOの濱口秀司さんにご登壇いただきます。

こんなすごい方がいらっしゃるのか、世界で活躍されているこんなクリエイティブな日本人がいるのか、と思いました。濱口秀司さん。

たとえばUSBメモリ、正式にはUSBフラッシュドライブ。皆さんのおそらくどなたもが必ず1つ2つは持っていて、使ってきていることでしょう。
たとえばイントラネット。最近でこそクラウドでつながりましたが20年にわたり、多くの企業では情報の流通と機能を企業内イントラネットが担ってきました。
たとえばボディソープやせっけんのパッケージデザイン。デザインを変えることで大きく売り上げを伸ばした米国、カークランドの成功事例があります。企業名・商品名には親しみがなくとも、事例として、またその成功を受けての他への反響、お感じの方は多いことでしょう。

濱口さんは、こうしたプロジェクトにこれまでに700以上も携わり、イノベーションをおこしてこられた方です。松下電工(現パナソニック)をへて世界的デザインファームZibaに参画。現在はそのExecutive Fellowを務めながら、米国の実験的デザインファーム「monogoto」の代表としてビジネスデザイン分野にフォーカスした活動をされています。また、慶應義塾大学SDM研究科、京都大学、大阪大学などで教鞭もとられています。
幅広い業界やフィールドでたくさんのイノベーションを世に生み出してこられた濱口さんに、イノベーションとはなにか、日本人の特性とイノベーションとの関係性など、ずばり伺います。(湯川)

・濱口秀司さん
・ビジネスデザイナー、monogoto CEO
・演題:「イノベーションと日本人」
講師プロフィールはこちらです。

第8回 5/17(木)岡田誠先生

makoto_okada.jpg5/17(木)は茨城大学理学部理学科教授の岡田誠先生にご登壇いただきます。

チバニアンって何?
ニュースで見聞きして。話題になっていて。または、もしかしたら夕学五十講の一覧で。一度や二度皆さん、気になったことがおありではないでしょうか。私もです。

私たちは子どものころ学校で、地球には磁気があって(それが地磁気です)、N極とS極があって、それが決まっている、と教わりました。それには地球上ではさまざまなものが影響を受けている、ということも聞いています。
しかしこのN極とS極が、過去なんと11回も逆転したことがあった、と考えられているのだそうです。

地球の360万年の歴史。地磁気の逆転。なんだか、ワクワクします。
それと千葉がどうかかわるのか、チバニアンとは何なのか。

岡田先生はまさに古地磁気学、古海洋学がご専門。"予備知識が無くてもおよそ理解できる"ようにお話くださるそうですので、皆さんで安心して、ワクワクして、お話を伺いましょう。新しい教養的知識に、新たな好奇心との接点に、山歩きや科学の新たな趣味ごとに、なるかもしれませんね。(湯川)

・岡田誠さん
・茨城大学理学部理学科 教授
・演題:「チバニアンと地磁気逆転」
講師プロフィールはこちらです。

第7回 5/9(水)落合陽一さん

yoichi_ochiai.jpg5/9(水)はメディアアーティスト 落合陽一さんのご登壇です。

筑波大学学長補佐というポジションにて大学で研究と教育に携わり、芸術作品を生み出すアーティストでもあり、ご自身の企業も経営し大企業とともにイノベーション開発を手がける経営者でもあるという多彩な顔を持つ落合さん。

"現代の魔法使い"とも称される通り、魔法みたいに感じられるテクノロジーを自由に駆使し、人間、自然、デジタルリソース(コンピューター)がシームレスにつながり合う「デジタルネイチャー」という世界観を提唱し研究を続けていらっしゃいます。

そのすべてに影響を与えるのがAIに代表されるテクノロジーの革新であり、マルチな領域を通貫することでシナジーが生まれるという持論は、ご自身の生き方、働き方にも如実に現れています。

「我々の世代の次の一手で、日本のこの長きにわたる停滞は終わり、戦況は好転する。僕はそう確信しています。」

と著書でも断言している通り、落合さんの目線は数十年先を見据えています。

1987年生まれ、若干30歳という若さでありながら、落合さんの生き方、働き方は自身の枠に留まることなく、これからの世界、社会のグランドデザインを描き、我が国として何を為すべきか、ご自身はいかにコミットするのか既に実行しているのです。

若き異能は、これからの世界、社会をどう描き、これからどう生きようと考えているのか。落合さんの描く、これからの「生き方・働き方・考え方」をじっくりお伺いできること、楽しみです。(保谷)

・落合 陽一さん
・筑波大学准教授・学長補佐
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長
・演題:「超AI時代の生き方・働き方・考え方」

プロフィールはこちらです

第6回 5/8(火)石川善樹さん

yoshiki_ishikawa.jpg5/8(火)は予防医学研究者 石川善樹さんにご登壇いただきます。

東京大学ご卒業後、ハーバード大学院修了、自治医科大学で博士(医学)取得にて、予防医学、行動科学、計算創造学を専門とし、「人がよりよく生きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行っていらっしゃる石川さん。

輝かしいキャリアと、専門内容に圧倒されてしまいますが、具体的な研究テーマは「疲れない脳をつくる生活習慣」「リバウンドしない新しいダイエット法」「人とのつながりが最高の健康法」・・・等々、私たちの生活に密着するものばかり。

博学にて、幅広い関心のもと、さまざまな研究に取り組んでいらっしゃる予防医学研究の若きホープでいらっしゃいます。

今回のテーマは、「人生100年時代」に直面している日本において、「より豊かな社会」を実現するための新しいディレクションについて。

長寿化が進み、100歳まで生きることが当たり前の時代になりつつあるいま。20年学び、40年働き、20年休むという、人生80年を前提とした人生モデルはもう成立しなくなってきているといわれています。

石川さんは、日本人の一生をどのように捉えるかによって、これからの個人の人生設計、社会生活、国の経営、競争力までも変わってくるとおっしゃいます。

100年の人生を避けられない前提として、個人の生き方や働き方がどのように変わっていくのか、セルフマネジメントという観点よりお話しいただきます。(保谷)

 ・石川善樹さん
 ・予防医学研究者、株式会社Campus for H 共同創業者
 ・演題:「人生100年時代のセルフマネジメントとは何か?」

推薦図書 
人生100年時代の国家戦略』藤沢烈著、東洋経済新報社、2017年
推薦サイト
予防医学研究者・石川善樹が考える、人生100年時代のキャリア論

プロフィールはこちらです

第5回 4/26(木)羽生善治さん・阿刀田高さん

yoshiharu_habu.jpgtakashi_atouda.jpg


第5回 4/26(木)は将棋棋士 羽生善治さんと作家 阿刀田高さんの対談講演です。

初タイトルとなる竜王を1989年に獲得してから、史上初の七冠独占、最多タイトル獲得数など常に将棋界のフロントランナーとして躍進を続けてこられた将棋棋士 羽生善治さん。国民栄誉賞受賞や藤井聡太六段との対局など最近でもおおいに話題です。さらに将棋の枠をこえ、ご自身を大局的にながめ、思考や決断力や勝負について語られています。将棋をなさる方はもちろん、こうした著書やインタビューなどで羽生さんのすごさに触れ刺激を受けてこられた方も多いことでしょう。私もその一人です。

そんな羽生さんは、AIについて、人間について、これからについて、どう捉えられているのでしょうか。
今回は「知っていますか」シリーズの名ガイドとして知られる阿刀田高さんを対談相手に迎え、お話をたっぷり伺うとともに引き出し合っていただきたいと思います。羽生さんと小説家 阿刀田さんの対局ではどんなことが起こるのか、それも楽しみです。(湯川)

・羽生善治さん 将棋棋士
 阿刀田高さん 小説家
・演題:「AI時代の人間の行方」
講師プロフィールはこちら羽生善治さん阿刀田高さん

第4回 4/25(水)内山聖子さん

satoko_uchiyama.jpg4/25(水)はテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ ゼネラルプロデューサー 内山聖子さんのご登壇です。

「私、失敗しないので」

主演 米倉涼子さんのセリフで有名な大ヒットドラマ『ドクターX』。

昨秋放送の第5シーズンも高視聴率にて、まさに"失敗しない"作品となっています。

テレビ朝日に入社された当時は秘書室配属。
1995年からドラマプロデューサーとして連続ドラマ、スペシャルドラマを多く手掛け、今では、世界200以上の国と地域で配信される作品のゼネラルプロデューサー。

・・・と、失敗とは縁遠いとも思える内山さんのキャリアですが、ドラマのセリフとは裏腹に、ご自身の人生は失敗だらけとおっしゃる内山さん。

だからこそ、『ドクターX~外科医・大門未知子~』では、失敗しない女と失敗しない理由を描いたのだそうです。

今回は、大ヒットドラマの企画から放送まで、作り手として裏話をまじえてお話頂けるとのこと、楽しみです。(保谷)


・内山聖子さん
・テレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ ゼネラルプロデューサー
・演題:「失敗しないドラマ創り」

講師プロフィールはこちらです。

第3回 4/20(金)有沢正人さん

masato_arisawa.jpg4/20(金)はカゴメ株式会社 執行役員CHO有沢正人さんにご登壇頂きます。

日系精密機器メーカーにて全世界のグループ人事統括、全世界共通の職務等級制度や評価制度の導入、事業部の枠を超えたグローバルな人事制度構築

その後の外資系保険会社では、日本独自のジョブグレーディング制度や評価制度を構築

現在のカゴメでは、百年以上の歴史を誇る老舗企業のCHOとして全世界共通の人事制度の構築

・・・と、プロフェッショナルグローバル人事として数々のご経験をお持ちの有沢さん。

 ・「人事戦略」は「経営戦略」のなかでも最も重要な戦略である

 ・トップのコミットメントなしに「人事改革」はできない

 ・人事の役割は経営と心中するつもりで改革を迫ることにある

と断言していらっしゃいます。

グローバル化がなかなか進まない、進められないと悩みを抱える企業は多いことでしょう。

いかにしてグローバル化の進展をしてきたのか、人事プロフェッショナルの有沢さんより、グローバル企業への飛躍に必要な人事のインフラ構築についてふんだんなご経験をもとにお話し頂きます。(保谷)

・有沢正人さん
・カゴメ株式会社 執行役員CHO
・演題:「100年企業の人事大改革~グローバル企業への飛躍に必要な人事制度とは~」

講師プロフィールはこちらです。

第2回 4/17(火)池上彰さん

akira_ikegami.jpg4/17(火)はジャーナリスト 池上彰さんにご登壇頂きます。

お顔をテレビで拝見しない日はないのでは・・・と思うほどにさまざまな番組、また書籍等にて、私たちにわかりやすく世界で、社会で起こっていることを解説してくださる池上さん。

『夕学五十講』は3回目のご登壇です。これまでにも、時流に沿ったテーマでわかりやすくお話し頂きました。

地図から読む世界」 2007年6月29日講演

学び続ける力」 2014年6月23日講演

今回は、これからの世界について。

トランプ大統領の誕生により世界のなかでの存在感が小さくなっていると言われるアメリカ。一方で、アジア・ユーラシアでは中国の台頭。中東ではかっての帝国を彷彿とさせるかのようにロシア、トルコの存在が目立っています。

これからの世界はどうなっていくのか。新しい世界をどう読むのか。

池上さんの丹念な取材と分かりやすい解説により、刻々と変化する世界情勢を読み解いていきましょう。(保谷)

・池上彰さん
・ジャーナリスト
・演題:「新しい世界の読み方」

講師プロフィールはこちらです。

2018年度前期スタート 第1回 横田南嶺さん

慶應MCC『夕学五十講』2018年度前期はじまります!
司会を担当いたします保谷・湯川が本日より各回の講師紹介をいたします。

今期も幅広く多彩な顔触れの講師陣。ぜひ、講師紹介からも、講演が楽しみになるようなエピソードなどお楽しみください。

=============================

nanrei_yokota.jpg4/12(木)今期最初のご登壇は臨済宗円覚寺派管長 横田 南嶺(よこた なんれい)老師です。

大学在学中に得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行をされた老師。
円覚寺僧堂師家に就任されたときは、まだ34歳の若さでいらしたそうです。

2010年 禅宗 臨済宗円覚寺派 管長になられた際には30年ぶりの交代、多くの僧侶が参加し祝福されたとともに、今なお日本を代表する禅宗のリーダーとして教えを説いていらっしゃいます。

学生時代には、お寺に行っては座禅ばかりしている変わり者として見られていたとのこと。誰かのお役に立とうなど夢にも思わず、ひたすら座禅を続けてきたと著書にも記載されています。

長い歴史を経て伝えられた禅の教えは、叡知に満ち、苦しみ悩む人たちには心の支えになり、道に迷う人には生きる力を与えるとされています。

先行き不安な現代に生きる私たち。

禅の言葉より、心を調える術と、今を生きる知恵を教えていただきます。(保谷)


・横田 南嶺(よこた なんれい)
・臨済宗円覚寺派管長
・演題:「人生を照らす禅の言葉」

講師プロフィールはこちらです。