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疑いながら、見直しながら、その先に 川上全龍さん

川上全龍「当たり前のこと」を当たり前のこととして実践している人はどれだけいるのだろう。早起きや電車で席を譲ることが良いことなのは誰でも知っているものの、いつもその通りにしている人はそう多くない。新しいものが「科学的に」紹介されると効能があるようだとすぐ受け入れがちだが、それは本当ですか?と疑ってよく見て考える人は実際どれだけいるのだろう。

川上全龍氏は講演テーマのマインドフルネスの置かれている状況を危ぶみ、具体的な数値や事例を挙げながらマインドフルネスというものの位置づけを様々な角度から見せようとした。なぜだろう。

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組織は合理的に失敗する、いわんや個人をや 菊澤 研宗先生

photo_instructor_886.jpg日本軍はなぜ失敗したか。山本七平はその原因を「空気」であるとした。無謀な大和戦艦の沖縄特攻やインパール作戦は、当時の「空気」によって行われたのであると。山本が主張した「空気論」における空気とは「知らず知らずのうちにその何かの影響を受けるという状態」である。

だが、菊澤研宗先生はこれに異論を唱える。なぜなら、空気が最終決定者ならば、誰も責任を取らなくてよい。これは無責任論へと結びつき、自己防衛の言葉として悪用可能となる。では、何が失敗の要因だったのか。見えない何かに言葉を与えるように、「なぜ組織は合理的に失敗するか」を菊澤先生は段階的に説明してくれた。

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心をひらく鍵、の探し方 大宮エリーさん

photo_instructor_893.jpgぎゃははは。メモを取る手を止めたまま、笑いっぱなしの2時間、「あーオモロかった。以上終わり」で、この度は無礼つかまつりたい。それほどすっきりとした解放感に満たされて会場を後にした。何だろう、このデトックス感。号泣した後のようなカタルシスは。

大宮エリーは、常に窮地に立たされる。大宮エリーには、のべつ無理難題が降りかかる。大宮エリーには、あらゆる方面・業界からムチャ振りが押し寄せる。するとそれらを何倍返しにもして結果を出す。講演で披瀝された抱腹絶倒エピソードは、そのプロセスで起きた数々の武勇伝である。追い詰められまくった事態の深刻さと緊張感に、聞いている方もハラハラしっぱなしだが、そのたび胸がすくようなハッピーエンドのオチがつき、羨望の思いとともに安堵するのだ。

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新しい時代の価値づくり 藤川 佳則先生

photo_instructor_892.jpg経済学、特に国際貿易の文脈では、モノ(goods)とサービス(service)の違いを、触れる(tangible)と触れない(intangible)という分け方をする。今日までは、この二分法に何の疑問も持ったことがなかった。しかし、その方法では分けられない時代になっている。

"Something interesting is happening..." (Tom Goodwin)

藤川 佳則先生はこの言葉をこの講演の冒頭で引用した。後に続く言葉は「Uberは一台の車も持ってない、Facebookはコンテンツを作っていない、Airbnbは不動産を所有していない...しかし、これらの企業は大きな利益を生み出している」。それが、興味深いとTom Goodwin は言っているのだ。

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Think through and Write. 梅田悟司さん

自分の本当の気持ちを考えることは、奥が深くて、少し難しいものと思っていた

photo_instructor_891.jpg 本当の自分の気持ちを問いただすことなんて、私は何か深い悩み事で行き詰ったときにしかしません。仕事終わりや休日にわざわざ時間をとって、普段から自分の考えを問いただしてみるということもしません。なぜなら、自分に問いただしてみるということはなんだか面倒くさくいもので、時間もかかるし、そうかといって答えがうまくでるとも限らないことだったから。深層心理らしきものにたどり着いては、深いところで思考の堂々巡りになり、答えを見つけられたような、そうでもないような中途半端な振り返りに終わることも多いかな。

 日々、言葉を通じてメッセージを伝えることがおしごとの梅田悟司さんは、どうやったらマーケティングする商品を深く理解し、そのセールスポイントにたどり着けるのかという問いただしのエクササイズを続けています。伝えたいと思うこと、商品に対する自分の気持ちや考えを深く、そしてうまく問いただすことで、考えの本質にたどり着く術を磨いてきました。

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強い「I」 高岡本州さん

photo_instructor_876.jpg創業社長とはとにかくエネルギーの塊だ。ゼロからすべてを作る人はすべてを引っ張り、自分の背に負う人である。常に意識を張り巡らせて普通の人なら見落としてしまいそうな機を逃さない。

エアウィーヴの高岡本州社長は厳密に言えば創業社長ではないかもしれないが、釣り糸製造の機械装置メーカーを叔父上から引き継いだ後に寝具メーカーに転換したことを考えると創業社長とほぼ同列に扱って良いだろう。浅田真央、錦織圭を起用したPRでご存知のあの寝具メーカーである。講演中、高岡社長はとにかくエネルギッシュに話し、動く。何を話すか?もちろん同社商品エアウィーヴのことだ。「会社への思い」とか「開発秘話」といった話ではなく、(企業ではなく商品の方の)エアウィーヴの特性、価値、ブランド構築の歴史である。すべてがエアウィーヴ、エアウィーヴ、エアウィーヴだ。

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