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第23回 1/19(木)梅原 大吾さん

daigo_umehara.jpg第23回 1/19(木)は、プロゲーマー、梅原大吾さんにご登壇いただきます。

Daigo Umehara is the most dominant fighting game champion in the world. He is best known for his aggressive play and nearly psychic ability to predict and counter his opponent's next move.

梅原さんの公式サイトにアクセスすると、スタイリッシュな写真とともに、英語で、このように紹介がはじまっています。世界でもっとも強い格闘ゲームのチャンピオン、梅原さんの闘いのフィールドが、"世界"であることもわかります。

アグレッシブな攻撃、敵の次の動きをよむ力は超能力と思えるほど。"The Beast"とも呼ばれる世界のゲーム界で知らぬ者はいない王者。世界のカリスマとして18年間にわたり世界の頂点に立ち続け、さらに「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス認定もされています。

すごいプロフェッショナルです。そしてこの圧倒的な勝利にあるのが、タイトルにある「一日ひとつだけ強くなる」。
「一度きりの「勝ち」が欲しいのなら運や要領で実現できますが、何度でも勝ち続ける「強さ」を手に入れるには、やはりそれなりのやり方が必要になります。」と梅原さんはおっしゃいます。ゲームと聞くと、運、勢い、経験、技術などを思いますが、梅原さんの言葉から、勝ち続けるための「独自の哲学と努力」があることが伝わってきます。なかなか伺えないザ・プロフェッショナルのお話。わくわくします。じっくり伺いたいと思います。(湯川)

・講演日 2017/01/19 (木)
・梅原 大吾(うめはら だいご)
・プロゲーマー
・演題:「一日ひとつだけ強くなる」

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公式ウェブサイト http://www.daigothebeast.com/

第22回 1/17(火) 清水聰先生

akira_shimizu.jpg1/17(火)は慶應義塾大学 商学部教授 清水 聰先生にご登壇頂きます。

先生のご専門は、消費者に関する理論をマーケティング戦略に応用する、実践的なマーケティングの研究。

具体的には、コミュニケーション戦略やブランド戦略、新製品評価、会話型探索エンジンの開発などに消費者の理論を導入、多変量解析、データマイニング、テキストマイニング等の手法で解析し、日本発のマーケティング理論構築を目指していらっしゃいます。

SNSの登場、さらにはスマートフォンが普及して以来、企業側からの情報だけでなく、消費者間でなされるクチコミ情報など、消費者の意思決定に大きな影響を与えるマーケティングのあり方が大きく変化しています。

これまでの既存のメディアに、いま大きな流れとなっている新しいメディアを加えた 新たな購買意思決定プロセスは、海外にはない、日本独自の視点でのアプローチが特徴的であると、先生はおっしゃいます。

さまざまな企業と検証を重ねられている実例とともに、日本発の新たな顧客マネジメントのあり方「循環型マーケティング」について解説いただきます。(保谷)

・清水 聰先生
・慶應義塾大学 商学部教授
・演題:「新たな顧客マネジメント~循環型マーケティングの提案~」

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第21回 1/12(木) 志賀俊之さん

toshiyuki_shiga.jpg新年明けて1/12(木)は日産自動車株式会社 取締役副会長 志賀 俊之さんにご登壇頂きます。

1976年に日産自動車に入社され、最初の配属先は本業の自動車関連ではなく、主にボートの製造を行うマリーン事業部。
その後、海外営業部での経営経験も積まれ、1999年ルノーとの提携に伴い着任したカルロス・ゴーンCEOによる日産リバイバルプランでは、現場とのパイプ役として、立案・実行に邁進され、大きな成果を上げられました。

経営危機に陥った状況下でのカルロス・ゴーン氏との出会い、ルノーとの提携によるグローバル化、リバイバルプランで果たした大きな役割・・・等。

これまでの様々なご経験にもとづくリーダーシップの発揮と柔軟性ある組織づくりとともに、事業環境の変化がより複雑かつスピードを増し、短期予測さえも困難になっている業界のなか、ゆるぎない企業の変革と成長とは何か、経営第一線のお話しを楽しみにしたいと思います。(保谷)


・志賀 俊之さん
日産自動車株式会社 取締役副会長
・演題:「日産:変革を支えるレジリエントオーガニゼーション」

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第20回 12/16(金) 齋藤 ウィリアム 浩幸さん

whilliamu_hiroyuki_saito.jpg12/16(金)は齋藤 ウィリアム 浩幸さんにご登壇いただきます。

1971年 米カリフォルニアで生まれ、アメリカ育ちの日系2世でいらっしゃる齋藤さん。

小学生の時より、当時出始めたばかりのパソコンに関心を持ち、解体し一日で復元したという逸話とともに、10代で商用プログラミングをはじめ、16歳の飛び級で大学合格。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部卒業する傍ら、IT技術者として暗号や生体認証の分野における研究開発を行い、事実上の世界標準規格となる生体認証システムを生み、アメリカおよび日本で特許を取得されているという華々しい経歴をお持ちです。

現在は、IoTとセキュリティの専門家、起業家として、日本に活動の本拠地を移し、世界中のベンチャー企業のアドバイザリーをしながら、ベンチャー支援コンサルタントとしても活躍。2013年には内閣府本府参与(科学技術・IT戦略担当)に任命され、大学等の講義とともに政策提言も行っていらっしゃいます。

また、これまでの起業、チームづくりのご経験を通して、アントレプレナーシップ、チームワーク、リーダシープに関するビジネス書の著書も多数で、経験に基づいた記述は多くの経営者にとって指南書にもなっているそうです。

国内外問わず発信していらっしゃる齋藤 ウィリアム 浩幸さんより、IT戦略における世界の中での日本の取り組み、そこにある問題点を第一人者の視座からお話し頂きます。
(保谷)

・齋藤 ウィリアム 浩幸さん
株式会社インテカー 代表取締役社長
・演題:「IoTとサイバーセキュリティ」

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第19回 12/13(火) 柳家花緑さん

karoku_yanagiya.jpg12/13(火)ご登壇いただくのは落語家 柳家花緑師匠です。

師匠が落語を始めたのは、なんと9歳の時。
16歳で祖父5代目柳家小さんに入門し、戦後最年少の22歳で早くも真打に昇進されました。

スピード感あふれる歯切れのいい語り口から繰り広げられる話芸は、古典から新作まで幅広い演目とともに、新たな取り組みも大人気です。

それは、落語に新風を吹き込む独演会にての"同時代落語"。

着物に座布団、といったこれまでの噺家のスタイルを脱し、スーツ姿で椅子に腰掛け口演されるのです。師匠の身体にピッタリと合ったスーツ姿は、着物の時とはまた違う趣。
普段、寄席に通う方から落語は初めてという方まで、多くの観客を魅了し新たな落語ファンを増やしていらっしゃいます。

歴史ある世界にあって、これまでの既成概念を覆し、新たな取り組みにチャレンジし落語界を牽引されている師匠の姿。

今回は、師匠が今もっとも大切と感じていらっしゃる"笑いと感謝"について紐解くとともに、一席ご披露いただきます。

落語の演目は当日までのお楽しみ。
花緑師匠のゆるゆると真剣な落語講座。師走の慌ただしい日々、ほっと一息楽しみましょう。(保谷)

・柳家 花緑師匠
・落語家
・演題:「笑いと感謝、いま大切におもうこと。」

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第18回 12/9(金) 矢内利政先生

toshimasa_yanai.jpg12/9(金)早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 矢内利政先生にご登壇いただきます。
矢内先生の研究テーマは、スポーツパフォーマンスとスポーツ傷害のバイオメカニクス的分析。

「正しいフォームとはどのようなものか?」「傷害を起こしやすいフォームとは?」といった疑問への答えを探るべく、
① スポーツにおける身体運動の『からくり』を探る基礎的研究
② スポーツ傷害のメカニズムやリハビリテーションの効果について分析する臨床的研究
を実施している他、競技力向上と傷害予防に向け、大学・社会人・プロ選手を対象にサポートを行っていらっしゃいます。

とりわけ野球においては、プロ野球、社会人野球、大学野球のチーム、選手の幅広い協力もあり、基礎的研究とスポーツ現場の支援活動を両立され、ハイレベルな選手のフォームにおける共通した特徴も見出されているそうです。

先日、週刊『ベースボール』のウェブサイトに、「今後、野球において新たな変化球は生まれるのか」の問いに答えていらっしゃる矢内先生の興味深い分析が掲載されていました。

科学の目でスポーツパフォーマンスを分析することによって、これまで選手の経験値、感覚値に頼り蓄積されてきたものと大きく異なる事実も生じるという興味深い結果もあるとのこと。

スポーツを科学する矢内先生のお話から、身体構造や運動を力学的に探求するとともに、自らがスポーツをするうえで、また鑑賞するうえでも一段と楽しくなるきっかけとなること間違いありません。(保谷)

・矢内 利政先生
・早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
・演題:「科学で斬るベースボール」

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第17回 12/8(木) 向谷 実さん

minoru_mukaiya.jpg第17回 12/8(木) 向谷 実さんにご登壇いただきます。

向谷 実さんといえば。やはり、私にとってはカシオペアです。
メジャーデビュー当時をリアルタイムな青春でともに過ごされていた先輩方はじめ私のように、カシオペアと聞けば、ああ、とわかり、音楽を聞けばますます、そうそう、とわかる方もとても多いのではないでしょうか。

そして、きっと聞くとますます、ああ、と思われるのが、電車の発車メロディー。東急東横線渋谷駅、東京メトロ東西線、聞くと、ああ、この音楽も向谷さん作曲でいらしたんだと愉しくなってきます。

向谷さんという方が面白いのです。幼少のころから熱狂的な鉄道ファン。発車メロディだけではなく、運転士訓練用や博物館向けの実写版鉄道運転シミュレータの開発などもなさっています。

向谷さんの世界観と、創造と、好きなことをビジネスに変えてきた熱い思い、じっくり語っていただくことになりました。刺激が、発見が、新しい出会いが、なにかヒントが、きっと私たちビジネスパーソン誰にとってもあるのではないかと思うのです。わくわくしながらお話をお伺いしたいと思います。(湯川)

・向谷 実(むかいや みのる)
・音楽プロデューサー、株式会社音楽館 代表取締役
・演題:「好きなことをビジネスに変える~音楽と鉄道がいっぱい~」

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第16回 12/2(金) 池尾和人先生

kazuhito_ikeo.jpg12/2(金)のご登壇は慶應義塾大学 経済学部 教授 池尾和人先生です。

2%物価目標の達成に向け「できることは何でもやる」としてきた日銀がマイナス金利政策を決めたのは今年6月のこと。

現在進められている日本の金融緩和は、最終的に出口に向かうと想定されていますが、現時点では、有効な出口は見出せていません。

それどころか、出口のない金融政策はヘリコプターマネー政策に転じ、経済的混乱を引き起こしかねないと池尾先生は警鐘を鳴らしています。

池尾先生は、マクロ経済学の視点より日本経済を分析していらっしゃる金融論の第一人者。

これまでにも、日本経済のデフレーションについて、グローバル化や高齢化の時代に合う産業構造への転換ができていないことが原因であり、金融政策だけではデフレからの脱却はできないことを強く主張されてきました。

短期で決着をつけ、手じまいすることを想定していた異次元の量的・質的金融緩和政策がずるずると現状を続けていることより、歴史的にみて、この金融緩和は何を意味するのか、財政ファイナンスへの変質は懸念されるのか、問題点を分析、解説頂きます。(保谷)

・池尾和人先生
・慶應義塾大学経済学部 教授
・演題:「異次元緩和と財政ファイナンス」

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第15回 11/30(水)尾崎宗春さん

muneharu_ozaki.jpg11/30(水)は牛肉商尾崎 商主 尾崎宗春さんにご登壇いただきます。

「自分も家族も美味しく食べられる安全な牛肉を作りたい。」

家業を継ぐため、アメリカにて畜産の勉強を2年間した帰国の際、尾崎さんはこう深く胸に誓ったそうです。
アメリカで散々見てきた、肉骨粉や成長ホルモンをつかい飼育している食肉産業の現状。

そこから、栄養価の高い飼料を開発し、牛にストレスをかけない飼育法を編み出す・・・といった勝負できる牛肉づくりへの試行錯誤が始まりました。

さらに、ファッションブランドのように牛肉にだってブランドづくりが大切と、自らの名前を取り「尾崎牛」と名付けました。

夢は牛肉による世界制覇。

折しも、今は世界各国で"WAGYU(和牛)"ブームとなっています。
そのなかにあって、「尾崎牛」はNYの超高級店にて、なんと1000USドルコースのメインとして提供されるというのですからブランドとして確立されていること、言うまでもありません。

牛肉によって世界多くの人に感動を届け、世界を変えていく・・・尾崎さんの牛肉にかけた人生、そのチャレンジ精神、想いを余すところなく伺います。(保谷)

・尾崎宗春さん
・牛肉商尾崎 商主
・演題:「「尾崎牛で世界制覇」 -健康な牛肉でないと人を健康に出来ない!」

講師プロフィールはこちら、「尾崎牛」の説明はこちらです。

第14回 11/24(木) 前田 鎌利さん

kamari_maeda.jpg第14回 11/24(木)ご登壇いただくのは、書家の前田 鎌利さん。

5歳より書に携わられ、書家として幅広くご活躍。17年間の大手通信会社での豊富な実務経験。そしてさらには、"あの孫正義さん"に、直接プレゼンし認められた、プレゼンテーション力の持ち主。そんな異色で多彩な前田鎌利さん。

"孫正義の後継者発掘・育成"を掲げる、ソフトバンクアカデミアの1期生で、首席で卒業された実績をおもちです。そのたしかな技術は、8.5万部を超えるベストセラーである著書や、プレゼンテーション講師としての活躍に、表れています。

今回のテーマは、「日本文化とプレゼンテーション」。
キーワードは「伝える」というたった3文字、だそうです。「心に何かを刻んでいただければ幸いです。」前田さんは講演紹介をそう、締めくくられています。ぐっと惹かれます。日本文化とプレゼンテーションのクロシング、前田さんと皆さんとご一緒いたします。(湯川)

・前田 鎌利(まえだ かまり)
・書家、株式会社 固 代表取締役、一般社団法人 継未 代表理事
・演題:「日本文化とプレゼンテーション」

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第13回 11/18(金)早野透さん

toru_hayano.jpg11/18(金)は元朝日新聞コラムニスト、桜美林大学名誉教授でいらっしゃる早野透さんにご登壇いただきます。

没後20年以上を経たいま沸き起こっている田中角栄ブーム。

このブームよりも早く、2013年に出版された早野さんのご著書『田中角栄』

長年、角栄氏の番記者として、地元 新潟取材から、首相になるまで、さらに首相になってと、その姿を間近でみて取材を重ねていらした早野さんならではの1冊。
側でみてきたものしか知ることのない角栄氏のエピソードやその時の様子が細かく記載されています。

田中角栄氏と言えば、昭和を代表する希代の政治家であり、当時、多くの人が認めるリーダーシップの持ち主でもありました。

難題と言われる事柄も、周囲の政治家や官僚を巻き込み豪快に片付けてしまう政治手腕。
そこには、時に、茶目っ気たっぷりに相手の懐に入り角栄シンパとさせてしまう人間的魅力もあったと言われています。

今起こっている一種のブームとも言えるこの流れは、
日本の政治意識への問いかけであるとともに、どこかに田中角栄氏のような大物リーダーを待望している気持ちを誰しもが持っていることの現れのようにも見えます。

田中角栄氏の実像を知る早野さんとともに、いま私たちは政治、リーダーに何を求め、どう進もうとしているのか、正面から向き合ってみる機会にしていきたいと思います。(保谷)


・早野透さん
・元朝日新聞コラムニスト 桜美林大学名誉教授
・演題:「わたしの田中角栄論」

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第12回 11/15(火) 小川 和久先生

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第12回 11/15(火)にご登壇いただくのは、軍事アナリストの小川 和久先生です。

北朝鮮によるミサイル発射。5回目となる核実験の実施。続く報道に、何が起き始めているのだろうか、驚き、脅威を感じます。けれども、そうはいっても日本は大丈夫だろう、日本は安全だろうと過信している自分にも気づきます。 "本当の"緊張感や危機感までは、感じ得ていないのではないか。では本当にはどうなのでしょうか。

こんないまだからこそ小川先生に、じっくり日本の危機管理について、日本をとりまく環境について、お伺いします。

小川先生は、陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校、地方新聞記者、週刊誌記者などをへて、"日本初の軍事アナリスト" として独立。安全保障と危機管理の専門家として、政府の政策立案、国家安全保障に関する委員などに携わられているほか、アナリスト、コメンテーターとして、メディアでも活躍されています。また、日本の国家的安全や世界の変動要因を調査研究する目的で、NPO法人 国際変動研究所を設立、その理事長や静岡県立大学特任教授を務められています。
小川先生の専門性と鋭い視点、問題意識とともに、日本の危機管理について考えます。(湯川)

・小川 和久(おがわ かずひさ)
・静岡県立大学特任教授 NPO法人 国際変動研究所理事長 軍事アナリスト
・演題:「国際水準から見た日本の危機管理」
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第11回 11/11(金)松尾 睦先生

makoto_matsuo.jpg第11回 11/11(金)ご登壇いただくのは、北海道大学大学院経済学研究科教授 松尾 睦先生です。

松尾先生は、個人と組織の学習を専門とされていらっしゃいます。経験学習研究の第一人者でもいらっしゃいます。慶應MCCでは、東京大学 中原淳先生の『ラーニングイノベーション論』に「働く大人の経験学習」をテーマにゲスト講師としてご登壇いただいています。

人は、仕事でどうしたら成長するのでしょうか。
マネジャーは、どうしたら育つのでしょうか。

私たち誰もが知りたいことながら、よくわからない。そして、難しい。それがこの働く大人の成長ではないでしょうか。

いいタイミングで挑戦的な仕事を任せる。期待しながらうまくサポートし、本人の成功経験を積ませる。そういったことはよく見聞きしますが、よく考えると、これらどれもが抽象的で、理想です。松尾先生は、プロセスが「ブラックボックス化している」と、このこと自体も問題視されています。そしてそれを明らかにする、調査研究を続けていらっしゃいます。

挑戦的な仕事とはなにか。挑戦的仕事はどう作るのか。どう与えるのか。どうしたら経験から学んでいけるのか。どうしたらマネジャーが育つのか。

今回じっくり皆さんと、松尾先生の調査研究結果と最新理論を学び、そして自分ごととしての転化を考える機会としたいと思います。人材育成に携わる立場や役割の方、管理職やマネジャーの方はもちろん、仕事を通じて成長していきたいあらゆるビジネスパーソンの皆さんとご一緒に学び考えられたらと思います。(湯川)

・松尾 睦(まつお まこと)
・北海道大学大学院経済学研究科 教授
・演題:「マネジャーになる・育てる:仕事の作り方、与え方」

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第10回 11/10(木)井原慶子さん

keiko_ihara.jpg第10回 11/10(木)はカーレーサー、井原慶子さんにご登壇いただきます。

1999年のレースデビュー。レースクイーンからレーサーへ。
井原さんの華麗なる転身は、当時とても話題になり、すごいなあ、とニュースを見聞きしたことを私もとてもよく覚えています。

以来、井原さんは世界70か国を転戦、様々な壁を突破しながら15年以上、厳しいカーレースの世界で現役を続けてこられました。

そして、素晴らしいレース結果を次々に記録。カーレースの世界最高峰のWEC世界耐久選手権で、日本人初かつ世界女性初での入賞(2012年)、世界女性初の連続表彰台獲得(2014年)、ルマンシリーズ総合優勝など。女性レーサーとして世界最高位を獲得されています。
またその傍ら子どもたちの英語教育、大学院、女性の活躍推進、自動車の環境配慮への取り組みなど教育や社会にも活動を広げられています。

そんな井原さんの「特技」は、低燃費安全運転と子どもたちに英語を教えること、なのだそうです。
井原さんのウェブサイトでこれを見たとき「特技」だと表現されていらっしゃるのが面白いなあ素敵だなあと思いました。

同世代の同性としては当然ながら、井原さんの存在はデビュー以来、眩しいほどの憧れでした。私はお目にかかれるだけでとても楽しみなのですが、きっと力強く鮮やかな「突破する力」のメッセージがお伺いできることと思います。皆さんで世界最高峰の突破力、お伺いしましょう。(湯川)

・井原 慶子(いはら けいこ)
・カーレーサー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 特任准教授、株式会社Fusion 代表取締役
・演題:「突破する力!~世界最高峰での技術開発とエネルギーの未来~」

講師プロフィールはこちら、井原さんのホームページはこちらです。

第9回 11/2(水)渡部潤一先生

junichi_watanabe.jpg11/2(水)は 天文学者 渡部 潤一先生のご登壇です。

天文学のお話しを素人にもこんなにわかりやすく楽しくお話し頂ける方は渡部先生しかいらっしゃらない!

渡部先生の講演に以前参加した方からの感想です。

1972年、当時大きな話題となったジャコビニ流星群。

小学6年生だった渡部少年は、流れ星を観たいがあまり、校庭で観測する許可を学校に取り付け、仲間とともに役割分担を決め、観測へと備えていたそうです。
しかし、その時には流れ星は1つも現れずがっかりしたとともに、簡単には観測できない天文学の深遠さに魅せられ、天文学の道を選ぶきっかけになったとのことが記されています。

今回のテーマは、地球以外に生命は果たして存在するのか。
私たちにとって関心の高い事柄について、天文学のアプローチより、現在はどのような解明が為されているのかお話し頂きます。

日々、慌ただしく過ごす私たちですが、
渡部先生のお話を機会に、時に夜空を見上げ、宇宙に思いを馳せるひとときをさらに持てるよう、楽しみにしたいと思います。(保谷)

・渡部 潤一先生
・自然科学研究機構 国立天文台 副台長・教授
・演題:「宇宙生命は存在するか~天文学からのアプローチ~」

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第8回 11/1(火)廣瀬俊朗さん

toshiaki_hirose.jpg第8回 11/1(火)にご登壇いただくのは、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さんです。

2015年ラグビーワールドカップ。皆さん、"ああ、あの試合"と、興奮と感動を、エディ・ジョーン元ヘッドコーチや選手たちの姿とともに新鮮に思い出されることと思います。

廣瀬さんがラグビーを始めたのはなんと、5歳のとき。約30年のラグビー・キャリアという廣瀬さんが、選手・主将として戦ったあの試合は、廣瀬さんにとってどんな試合やチームだったのでしょうか。

廣瀬さんは、スタンドオフ(SO)、ウイング(WTB)として活躍、また日本代表主将、東芝ブレイブルーパス主将として、日本ラグビーを牽引してこられました。そして今年3月、約30年間に渡る現役選手生活に別れを告げました。
そのときのインタビューで、これからは新しいかたちで日本のラグビー界をサポートしていきたい、とおっしゃっていました。そのとおり6月には日本ラグビー界に新たに選手会が発足、廣瀬さんはその選手会長(代表理事)を務められています。

これから新たなフィールドでの活躍が期待される廣瀬さんと、これからますますの盛り上がりと活躍が期待される日本のラグビー界。廣瀬さんご自身の体験や信念、人生をとおしてみるラグビー、ワールドカップ、そして生き方論のヒント、じっくりお伺いしたいと思います。(湯川)

・廣瀬 俊朗(ひろせ としあき)
・元ラグビー日本代表主将
・演題:「進化を楽しむ」

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第7回 10/27(木)森本 あんり先生

anri_morimoto.jpg第7回 10/27(木)に登壇していただくのは、国際基督教大学教授の森本 あんり先生です。

森本先生は、アメリカキリスト教史がご専門です。アメリカ精神の底流をなすのは、アメリカキリスト教が育んだ、「反知性主義」である、と森本先生はおっしゃいます。

反知性主義。Wikipediaをひくと「知的権威やエリート主義に対して懐疑的な立場をとる主義・思想」と解説があります。何となくわかるが難しい。そんな言葉であり考え方です。

今年の11月8日、第45代アメリカ合衆国大統領の選挙が予定されています。それに向けた予備選挙、アメリカ市民の支持率や反応の変化は、日本でも毎日のように報道されてきました。

オバマ大統領が、米国史上初のアフリカ系大統領として当選した、2008年の大統領選挙を思い出します。あのとき、期待に湧き、変化の兆しを感じたあの雰囲気は8年たっても鮮明に思い出されます。あれからの8年で、アメリカは、何が、どう、変わったのでしょうか。アメリカ市民は、何を求めているのでしょうか。

差別と憎悪を是認するトランプに支持が集まり、さらに過激になっていく予備選に、私たちは、なぜ、と疑問をもっています。
親しみはあり、接点も多く、経済やカルチャーさまざまな影響も受けるこの大国のことを、実は、よく解っていないということにも、気づかされました。
今回はアメリカの反知性主義から、森本あんり先生に説いていただき、じっくりアメリカのことを学びたいと思います。(湯川)

・森本 あんり(もりもと あんり)
・国際基督教大学 人文科学デパートメント教授(哲学・宗教学)・学務副学長
・演題:「オバマとトランプ:反知性主義とアメリカの宿命」

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第6回 10/25(火)上田泰己先生

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第6回 10/25(火)に登壇していただくのは、東京大学教授で、理化学研究所グループディレクター、上田泰己先生です。

上田先生には2010年の『夕学五十講』にご登壇いただきました。当時すでに、システム生物学、機能ゲノミクスを専門にする弱冠34歳の新進気鋭の生物学者、とご紹介をしていました。再登壇のお声もたくさんいただいていた上田先生、7年ぶりの再登壇です。

腹時計があるように、腸にも肝臓にも皮膚にも脳にも時計がある。時計細胞によって生命リズムが刻まれる。上田先生の研究を聞いたとき、面白いことを研究されている先生がいらっしゃるんだなあ、と思いました。さらに、研究や技術開発がすすみ、上田先生のご関心は全細胞解析、生命科学の未来へ。
透明マウス?全脳・全身透明化とは!? さらなる研究を進められている上田先生に、最新の生命科学のお話をたっぷりお伺いいたしましょう。(湯川)

・上田 泰己(うえだ ひろき)
・東京大学 教授、理化学研究所 グループディレクター
・演題:「全脳・全身透明化の先に見えてくること」

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2010年の夕学五十講のリフレクション「「生命」と「時間」の関係を解明する

第5回 10/17(月)平井正修住職

moto_syosyu_hirai.jpg10/17(月)ご登壇いただくのは 平井正修 全生庵 第七世住職です。

現代人は、情報が多すぎ、忙しすぎる、それゆえ意識・無意識にかかわらずとてもストレスが多い。そう常にいわれます。そしてその観点からいま、マインドフルネスが注目されています。座禅はその「方法」のひとつ。

今回の講演では、全生庵 第七世住職の平井正修氏より、坐禅の力、禅の教えからの心のしなやかさ、そんな観点からお話をいただきます。

臨済宗・全生庵は、江戸城無血開城に尽力し、剣・禅・書の達人でもあった山岡鉄舟が建立しました。現役首相をはじめ、政財界人も多く参禅されていることでもよく知られています。その全生庵の第七世住職でいらっしゃる平井正修氏は、日本大学客員教授として教鞭もとられ、ビジネス誌のコラムや著書で、私たちビジネスパーソンに向けて、禅の教えや参禅のすすめを常に語っていらっしゃいます。今回は直にお話をお伺いできる機会ですので、禅の教えや参禅の力をじっくりお伺いしたいと思っています。(湯川)

・平井正修(ひらい しょうしゅう)
・全生庵 第七世住職、日本大学客員教授
・演題:「坐禅で作る しなやかな心」

講師プロフィールはこちらです。

第4回 10/14(金)日向野幹也先生

mikinari_higano.jpg10/14(金)ご登壇いただくのは 早稲田大学 大学総合研究センター 教授 日向野 幹也先生です。

日向野先生のご専門はリーダーシップ開発論。

2006年、立教大学経営学科のコアプログラムとして「ビジネス・リーダーシップ・プログラム」(BLP)を立ち上げ、学内外で高く評価され、現在では他大学にも波及しつつあります。

そこで学ぶのは「権限がなくても発揮できるリーダーシップの涵養」。

権限がないときでもリーダーシップを取ることのできる若者が、後に権限や役職を得たときには、部下が進んで付いてくる良いリーダーになれるであろうことを確信しての教育目標だったそうです。

さらには、当プログラムの学び方も大変ユニーク。
アクティブ・ラーニングによる学び方を導入し、プレゼンテーションやプロジェクト型学習を重視し、グループワーク等を多く採り入れることによって、学生、教師、運営事務局までもが相互に学び合いながら、リーダーシップを発揮しBLPを創り上げていることに特徴があります。

このようなリーダーシップ開発は、大学教育のみならず、社会、企業でも注目されはじめている事柄です。

彼ら学生を社会で迎え入れるにあたり、さらに、私たち自身のリーダーシップ開発においても、今後どのように捉え、学んでいくべきなのか、日向野先生がこれまで取り組まれた実践を参考に考えていきたいと思います。(保谷)


・日向野 幹也(ひがの みきなり)先生
・早稲田大学 大学総合研究センター 教授
・演題:「新しいリーダーシップのあり方と学び方」

講師プロフィールはこちらです。

第3回 10/11(火)井上章一先生

『京都ぎらい』。

新書大賞2016年、第1位となりました。話題、評判となりました。20万部を記録したそうです。お読みになった方も、いらっしゃると思います。

第3回10/11(火)は、この本の著者で、国際日本文化研究センター教授でいらっしゃる井上章一先生にご登壇いただきます。

井上先生ご自身、京都の"洛外"に生まれ、育った方。だからこそ、「気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった」ことが書ける、表現できる。そんな井上先生の「新・京都論」。このコンセプト、視点からして面白い、文章もリズミカルで皮肉たっぷりながらコミカルで、私も手にとってすぐ、面白くて一気に読みました。

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今回はここからさらに広げて関西論です。井上先生は建築史・意匠論をご専門とし、日本文化や関西文化論など幅広く著されていらっしゃいます。
京都と関西、もしかしたら東京さらには日本文化。ここにも、知らなかった、または気づいていながら表現されてこなかった、
井上先生ならではの新・関西論がありそうで、とても楽しみです。(湯川)

・井上章一先生
・国際日本文化研究センター 教授
・演題「京都ぎらいの関西論」
・講師プロフィールはこちら

第2回 10/5(水)夏野 剛先生

こんにちは。司会担当いたします慶應MCC保谷です。
2016年度後期もどうぞよろしくお願いいたします。

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ベンチャー企業副社長から、iモードビジネスの立ち上げのためにドコモに転身し、これまでにない多くのサービスを世に送り出してきた夏野先生。

NTTドコモ退社後も、多くの企業の取締役として経営に携わる他、2001年にはビジネスウィーク誌にて世界のe ビジネスリーダー25人の一人に選出されているなど、日本、世界を代表するITビジネスのエバンジェリストのお一人でいらっしゃいます。

先生が常に追い続けているのは、IT革命がもたらす情報の高速化による社会のあらゆる面の変化。

加速度増す社会の進展のなかで、いかに「勝つ」ビジネスモデルをつくりだし、私たちの生活をより快適なものへとしていくか、先生はこれまでにさまざまな業界、事業にて実践されています。

IT業界の最新動向を交えながら、変革を恐れず時代に適応し進化し続けることの意義と重要性を、語り口ソフトな夏野先生より熱くお話し頂きます。(保谷)

・夏野 剛先生
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授
・演題:「変えること、変わることを恐れてはいけない!」

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