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第25回 1/29(金) 安田 登さん

noboru_yasuda.jpg2015年度後期の最終講演としてご登壇いただくのは、能楽師の安田登さんです。

能楽師が80-90歳になっても颯爽と舞っていられるのは、表層の筋肉だけに頼らない能における独特の所作によるものだと、安田さんはおっしゃいます。

基本の姿勢からはじまり、すり足、発声、呼吸・・・と、能楽師の立ち居振る舞いすべてが、現代を生きる私たちの身体能力を高めるのに大いに役に立つというのです。

安田さんは能楽師でありながら、日本では数少ない公認ロルファーでもいらっしゃいます。

ロルファーとは、米国のボディーワーク ロルフィング専門家のこと。

ロルフィングは、1950年代にアメリカに生まれ、スポーツ選手やダンサー、俳優などに愛好されている、体の使い方を意識しながらバランスを整えることを目的とした技法です。

安田さんはこのロルフィングを学ぶことによって、驚異とも言える能楽師の身体の秘密を知る糸口が見えたのだそうです。

能を舞い、謡うことは、江戸時代の武士にとって身体能力を高め、精神修養の場として素養であったと言われています。現代の武士とも言うべき、私たちビジネスパーソンにとっても、能における身体の使い方はたくさんのヒントがあること間違いありません。

小学生から大人まで幅広い対象に向けて、身体能力を高めるワークショップにも熱心に取り組んでいらっしゃる安田さんのお話し、能の身体技法を通して、自らの身体と向き合い対話する機会にしたいと思います。
(保谷)

安田 登さん
 ・能楽師(ワキ方、下掛宝生流)、公認ロルファー
 ・演題「能に学ぶ日本人の身体」
 ・講師紹介ページ

第24回1/26(火) 三品 和広先生

kazuhiro_mishina.jpg第24回1/26(火)は、神戸大学大学院経営学研究科 三品和広教授にご登壇いただきます。
『夕学五十講』には、2004年度前期、2007年度後期に続く、今回3回目のご登壇です。

2004年の演題は、「戦略のできる経営者を育てる」でした。90年代以降、日本企業の国際競争力が相対的に低下してきた一番の要因は、長期的戦略視点の欠如である、とおっしゃっていました。

2007年の演題は、「成長の方程式はあるか」。「戦略は、人に宿る」とすぱっと言い切り、ていねいに解説いただいたのを覚えています。

今回の演題は、「高収益事業の創り方」です。
「経営をDirectionできる人材を供給しない限り、実は何も始まりません。」と三品先生はおっしゃいます。では、経営をDirectionできる人材とは。Directionに必要な能力や知識は。どうしたらそうした経営人材を育てられるのか。

三品先生は、これまで一貫して、日本企業の経営戦略と経営者の関係を研究してこられました。
そんな三品先生はいま経営幹部候補のための"教科書"を5年越しで仕込んでいらっしゃるそうです。問題を指摘し分析するだけでなく、その問題から脱するガイダンスを、と考えられる三品先生らしいお取り組みです。
三品先生の「高収益事業の創り方」。ビジネス経営に携わるビジネスパーソン皆さんにおすすめの講義です。(湯川)

三品 和広先生
・神戸大学大学院経営学研究科 教授
・演題:「高収益事業の創り方」
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第23回1/21(木) 木村 幹先生

kan_kimura.jpg第23回1/21(木)は、神戸大学大学院国際協力研究科 木村幹教授にご登壇いただきます。

木村幹先生は、比較政治学、朝鮮半島地域研究をご専門とされ、日韓の歴史的変遷、歴史認識問題、政治過程の背景などをテーマに多数、著書や記事を執筆されています。

日本と韓国。隣国であり、経済においても、文化においても、交流はさかんで結びつきも強く、ともに民主主義でもあります。
韓国からの観光客の方々がたくさんいらしていますし、丸の内では雑誌の撮影や写真撮影もたびたび見かけます。日本から週末に、気軽な感覚で韓国旅行を楽しむ人も多くいますし、私の友人のなかにはドラマをきっかけに興味関心をもち韓国語を始めた人、韓国の伝統楽器ヘグムを習う人もいます。

このように親しみを感じる一方で、歴史認識問題では対立し続けています。政治的にも2012年の竹島問題以降、首脳会談すら開催できない状況が続いています。日韓関係の問題が報道や議論されるとたびたび、もしかしたらどこまでも解り合えないのではないか、という漠とした不安さえもちます。

木村先生は、この一見矛盾している日韓間の状況はどのようにもたらされたのだろうか、と問いかけられています。日韓関係の背後にどのような構造的問題があるのか。日韓は歴史認識問題を超えられるのか。今回は木村先生とご一緒に、対立し続ける関係の背景から、じっくり考えてみたいと思います。(湯川)

木村幹先生
・神戸大学大学院国際協力研究科 教授
・演題:「日韓は歴史認識問題を越えられるのか」
講師紹介ページ
Kan Kimura's Homepage

第22回 1/14(木) 春風亭 一之輔さん

ichinosuke_syunpuutei.jpg1/14(木)は落語家 春風亭 一之輔さんにご登壇いただきます。

"いま大注目の若手落語家"、"最も注目されている新進気鋭の噺家"、"期待の真打"等々
・・・一之輔さんを彩る言葉は数知れず。

大学卒業後、春風亭一朝に入門し、2004年には二ツ目昇進。

2012年にはなんと21人抜きの大抜擢で真打に昇進と、数々の演芸大賞も受賞し、これからの落語会を担う実力ある若手噺家のホープでいらっしゃいます。

一之輔さんが落語に出会ったのは高校時代。ラグビー部を辞め、フラリと入った浅草演芸ホールで寄席を観たのが落語にハマッたきっかけだそうです。

生の落語に触れ、高校の「落語研究部」を再建するなど、一之輔さんの人生は大きく変化しました。

今では、アーティストのミュージックビデオに出演されたり、テレビコマーシャルに起用されたりと、その活動の幅も拡げています。

今回は、一之輔さんが考え経験されている「落語の力」を一席交えお話し頂きますので、私達もその魅力を身体ごと体感し愉しみましょう。
(保谷)


春風亭 一之輔さん
 ・落語家
 ・演題「落語のちから」
 ・講師紹介ページ
  写真:キッチンミノル

第21回 1/7(木) 外尾 悦郎さん

etsurou_sotoo.jpg2016年新年第一弾1/7(木)にご登壇いただくのは彫刻家 外尾悦郎さんです。

スペイン バルセロナにあるサグラダ・ファミリア聖堂の専任彫刻家として日本を離れ活躍されるとともに、数年前にはコーヒーのCMにも出演していらっしゃいましたので、ご存知の方も多いことでしょう。

サグラダ・ファミリアは1883年より建築家アントニ・ガウディが手がけた世界を代表する歴史的巨大建造物。

ガウディは40年以上にもわたりサグラダ・ファミリアの建築を主導しましたが、彼の死後いまもなお、その建築は続けられているというから驚きです。

外尾さんは、大学卒業後、中学・高校の非常勤講師として勤務したのち1978年単独でバルセロナへと渡りました。ガウディの建造物に魅せられ、当初は何のつてもなく、サグラダ・ファミリアの彫刻家として一歩ずつ信頼を築き、今では主要な彫刻家の一人として活躍していらっしゃいます。

ガウディの死去は1926年。

サグラダ・ファミリアは彼の死後もどのように意図を受け継ぎ建築が進められているのでしょうか。会ったことも、話したこともないガウディのどんな思いを継ぎ、世代と国を超え彫刻を続け、美を生み出していらっしゃるのでしょうか。

普段は当然のことながらバルセロナ在住の外尾さん。
私どもの数年にわたる念願かなってのご登壇。日本にて待望のご講演楽しみです。(保谷)

外尾 悦郎さん
 ・サグラダ・ファミリア彫刻家
 ・演題「ガウディの思いを継ぐということ」
 ・講師紹介ページ

第20回12/17(木) 前野 隆司先生

takashi_maeno.jpg第20回12/17(木)の講演は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 前野 隆司先生です。

前野先生には2012年より3年ぶりにご登壇いただきます。前回のテーマは、研究のご専門領域である「システムデザイン思考」をわかりやすくご紹介いただきました。そのときの楽屋ブログ(リフレクション)はこちら

「自分を磨く、人とつながる、ポジティブに考える、他者に惑わされない。これが、幸福になるための条件である。」

講演のなかで、後半で添えられたこのメッセージに、私ははっとしました。「問題をシステムとして俯瞰的にとらえ、全体として整合性のある解を導く」システムデザイン思考、かたそうな、むずかしそうな思考の事例が、「幸せ」であることに、感動もしました。意外に思われるかもしれませんが、実は「幸せ論」も前野先生のご専門。

今回はじっくり私たち日本人の、日本の、「幸せ論」を伺うことになりました。
日本は、日本の個人と企業は、どうしたら幸せになれるのでしょうか。幸せとは何でしょうか。感情論や理想論ではなく、システムデザインの方法論から考える骨のある幸せ論です。前回の自分がそうであったように、今回のご講演でもきっと、たくさんの方にはっとするような学びや気づきを得ていただけるのではと、再登壇いただけることを嬉しく思っています。(湯川)

前野 隆司先生
・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 
・演題:「幸せの日本論-日本の個人と企業はいかにあるべきか」
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第19回12/15(火) 榎本 英剛さん

hidetake_enomoto.jpg第19回12/15(火)は、よく生きる研究所 代表、榎本 英剛さんにご講演いただきます。

よく生きる研究所。2012年に、榎本さんがこれまでの活動を統合すべく、設立された研究所です。設立当時、なんて素直で素敵な名前なんだろう!と思ったのを覚えています。

榎本さんはおっしゃいます。今、大変な世界、大変な時代である。「にもかかわらず、多くの人は日々の暮らしに忙しく、それどころではないといった状況です。」と。
「そうなんです」と思わず、声に出して答えてしまいまいそうなこの投げかけに、榎本さんは具体的な考え方や方法論でアドバイスし、リードしてくださっている方だと思います。それが、「アクティブ・ホープ(Active Hope)」。

「アクティブ」とは、積極的な、能動的なの意味。「ホープ」は希望です。希望とは、状況や条件によって自然と湧いてくるものだと考えられがちですが、実はそうではなく、「自分が選ぶことのできるものだ」というのが、このアクティブ・ホープの考え方だといいます。興味がわきます。楽しみながらじっくり受講して、しっかりエッセンスを持ち帰りたいと思います。(湯川)

・榎本 英剛さん
・よく生きる研究所 代表
・演題:「自分も世界も幸せにする生き方」
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第18回12/11(金) 白洲信哉さん

shinya_shirasu.jpg第18回12/11(金)は、白洲信哉さんをお迎えします。

父方の祖父母に、白洲次郎・正子、母方の祖父に、文芸評論家の小林秀雄をもつ白洲信哉さん。

さぞ素晴らしい古美術たちに触れてお育ちになられたのだろうと誰もが想像しますが、その期待に応えるように白洲さんはご活躍でいらっしゃいます。現在、古美術骨董専門誌 月刊目の眼編集長をつとめられ、執筆活動のほかさまざまな文化イベントの企画、プロデュース、デザインなどをてがけていらっしゃいます。

私は特に月刊誌 『婦人画報』 の白洲さんの連載、「古窯に盛る」のファンです。
美しい古美術の器に、料理が美しく盛られた、美しい写真とともに、白洲さんのこれまた美しい文章が、綴られています。"使う"こと、"使ってこそ"であることが日本の美の特徴と言われますが、この連載を拝見しているとつくづくそれを感じます。皆さんもぜひいちどご覧になってみてください。

そして、白洲さんの文章には、髄まで染み込んだ美の感性や愛情も感じます。そんな白洲さんの直のお話をお伺いできる貴重な機会。感性をとぎすませてじっくり伺いたい、楽しみに思っています。(湯川)

白洲信哉さん
・古美術骨董専門誌 月刊『目の眼』編集長
・演題:「美を求める心」
 (本講演は講演60分、質疑応答30分で20:00終了です)
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第17回12/9(水) 林 真理子さん

mariko_hayashi.jpg12/9(水)は作家 林 真理子さんにご登壇いただきます。

林 真理子さんと言えば、直木賞受賞作家であるとともに、現在は直木賞をはじめ数々の文学賞選考委員を務め、現在の日本文壇を代表する作家のお一人です。

1982年のエッセイ出版以来、毎年上梓し続け、その数はなんと200冊以上。

林さんの小説には、その時代を謳歌し力強さを備えながらも、どこか切なく応援したくなる主人公ばかり。
読み進めていくうちに、自然と主人公に共感し、自らと重ね、物語へ入り込んでいることに気づきます。

小説を書く際に、作家はどのようにテーマを見つけ、ゼロから物事を動かしているのでしょうか。

数々のエッセイからも感じる通り、欲望を知的好奇心へと昇華させ、エネルギッシュな日々を過ごし作品へと投影される林さんから、今回は小説を書く意義と意味について、お話しいただきます。(保谷)

林 真理子さん
・作家
・演題「小説を書く時間」
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第16回12/4(金) 橘 玲さん

akira_tachibana.jpg12/4(金)は作家 橘玲さんにご登壇いただきます。
橘さんと言えば、国際金融小説『マネーロンダリング』で作家デビュー、特に投資や経済に関するフィクション、ノンフィクション数々の著書があります。
「夕学五十講」ご登壇は2回目。前回に引き続き、似顔絵ヴァージョンにての講師紹介です。

1回目のご登壇は2013年4月、第2次安倍内閣発足より約4ヶ月の頃でした。当時、橘さんは市場でどんなことが起こり得るのか、将来のシナリオは下記いずれかに限定できる、とおっしゃっていました。

1.楽観シナリオ アベノミクスが成功し、経済成長がはじまる。
2.悲観シナリオ デフレ不況がまだまだ続く
3.破滅シナリオ 日本国の財政が破綻する

折しも、ここ最近の市場といえば世界的に株価乱高下の日々。中国経済の失速によるマネー動乱とも言われています。

近著では、実際に歩き見聞した生の情報から、交流した現地の中国人の様子、歴史、社会システムについて橘さんならではの感性と考察により綴られています。

世界を歩き、投資、経済、社会構造、はたまた人生論まで記していく橘さんの世界。
2015年12月ご登壇の際には、世界そして日本の経済、社会はどうなっているのでしょうか。橘さんはそこをどう論じるのでしょうか。

「いろいろな質問大歓迎」「可能な限りお答えします」とおっしゃって下さる橘さん。
私達も、橘さんの投資世界見聞録 で世界をともに歩き見聞深めながら、12/4を楽しみにお待ちしたいと思います。(保谷)

橘 玲さん
 ・作家
 ・演題「世の中の仕組みと人生のデザイン」
 ・講師紹介ページ

第15回12/3(木) 都倉 武之先生

takeyuki_tokura.jpg第15回12/3(木)は、慶應義塾福澤研究センター 准教授 都倉 武之先生にご登壇いただきます。

戦後70年。改めて戦争について考える企画がさまざま展開されています。新たな発見があり、現代の技術でできる分析や再現があり、70年経ったことで語れることもある一方で、戦争経験者の方々から生の声を聴く機会はますます限られていきます。戦後70年、いまだからこそ取り組むべきこと、取り組んでおきたいことがあります。

慶應義塾では、戦争の時代の記録と記憶を保存するプロジェクトに取り組んでいます。この「慶應義塾と戦争 アーカイブ・プロジェクト」を担当されているのが、都倉先生でいらっしゃいます。都倉先生は、近代日本政治史・政治思想史、メディア史がご専門でいらっしゃいます。

今年の6-8月、プロジェクト主催で「慶應義塾の昭和二十年」展 が開催されていました。慶應義塾関係の戦歿者は2200名以上、全国の大学中で最大の空襲被害を受けた大学であったことを、私は今回の展示ではじめて知りました。
また、ひとつの視点の軸があることで、昭和 20 年終戦前後の時代のこと、戦争と教育のことを具体的かつ多面的に知る機会となりました。

今回の講演では、当日、戦前日本の高等教育を受け、軍隊を経験された方々もお迎えし、お話をお伺いする予定です。都倉先生とそして戦争経験者の方々とご一緒に、皆さんと「戦争と学生」について考えてみたいと思います。(湯川)

 ・都倉 武之先生
 ・慶應義塾福澤研究センター 准教授
 ・演題:「戦後70年、『学生と戦争』を考える」
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「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト

第14回11/26(木) 野田 稔先生

minoru_noda.jpg第14回11/26(木)は、野田 稔先生です。

野田先生は、組織・人材領域を中心に幅広いテーマで、コンサルティングや人材育成に携られています。2013年9月には(一社)社会人材学舎 を設立。塾長として、"人々がいきいきと働く社会づくり"に取り組まれています。

『夕学五十講』へは、03前期、08前期に続く、3度目のご登壇です。
慶應MCCではメインキャンパスでも、オープン当初より『組織・人材プロフェッショナル養成講座』はじめとする講座にご登壇いただいてきました。私も以前、それも比較的長く、講座を担当させていただいていたので、野田先生のご講義を数多く聞かせていただいてきました。そこからの実感は、野田先生のすごさは、

野田先生のお話は、いつ聴いても、何度聴いても、面白い!

こと。野田先生は常に、新しい活動、新しい発信をされていますが、実は同じテーマの講演であっても、いつ、何度、聴いても、お話が面白く、刺激があり、新たな学びがある。新たな自分の気づきや変化が起こるのが、すごいところだと思います。

個人、企業、社会の成長と幸せ。"社会人材"づくりムーブメントは、野田先生のメッセージと、方法論、元気の相乗。野田先生の人々を元気にする力は、皆さんを元気にしたい、社会を元気にしたい、との先生の願いと情熱があってこそに違いありません。今回の講演は、野田先生の最新の活動とメッセージをじっくり伺うことができる機会で、私自身とても楽しみに思っています。(湯川)

 ・野田 稔先生
 ・一般社団法人 社会人材学舎 塾長、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科 教授
 ・演題:「組織人材から"社会人材"へ」
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第13回11/18(水) 高田 礼人先生

ayato_takada.jpg11/18(水)は北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 教授 高田礼人先生の
ご登壇です。

インフルエンザにエボラ出血熱など・・・、近年、世界各地で新しいウイルス感染症の発生が相次いでいます。
これらのほとんどは、ウイルスが動物からヒトに伝播して感染症を起こす「人獣共通感染症」です。

人獣共通感染症を引き起こすウイルスの多くは、野生動物に感染し自然界に存在しているのですが、いったんヒトに伝播すると、致死率は高く猛威をふるうとされています。

高田先生は"ウイルスハンター"としての異名を持ち、世界で初めてエボラウィルスの感染メカニズムを解明した世界的第一人者でいらっしゃいます。

世界中を飛び回り、ウイルスの存続メカニズム解明に挑む高田先生のウイルスそして生態との向き合い方とはどのようなものなのでしょうか。

ウイルス学における先生のご研究について、さらにはウイルスの生き様について、高田先生とともにに考えてみたいと思います。(保谷)


高田 礼人先生
・北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 教授
・演題「ウイルスはどうやって生き残っているのか」
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第12回11/17(火) 佐々木 圭一さん

keiichi_sasaki.jpeg第12回11/17(火)は、コピーライターで作詞家、(株)ウゴカス代表、佐々木 圭一さんにご登壇いただきます。佐々木さんは上智大学で非常勤講師として教鞭もとっていらっしゃいます。そんな佐々木さんが、コピーのコピーライターとしての経験や講義での反応などを踏まえまとめられたのが

伝え方が9割 画像.bmpのサムネイル画像
伝え方が9割
伝え方が9割(2)

です。2冊あわせてシリーズで、77万部を突破しているそうです。皆さんのなかにもお読みになられた方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そして、ランキング1位、ビジネス書大賞受賞、64万部突破! 77万部突破!ヒットし、話題となるとまたさらに読みたくなるもの。

おかげさまで、『夕学五十講』の佐々木さんご講演回も受付開始から早々に、満席となりました。

「伝え方にはシンプルな技術がある」
「「ノー」を「イエス」に変える」
「強い言葉」

佐々木さんの目次やコメントには、思わず「知りたい!」と声に出してしまうような、"伝わってくる"メッセージがたくさんあります。シリーズがヒットし続けている理由も、伝え方の技術に違いありません。ライブ講義編『夕学五十講』でじっくり学べるのが楽しみです。(湯川)

 ・佐々木圭一さん
 ・コピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表
 ・演題:「「ノー」を「イエス」に変える技術 ―『伝え方が9割』から」
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第11回11/11(水) 尾山 基さん

motoi_oyama.jpg11/11(水)は株式会社アシックス
代表取締役社長CEO 尾山基さんにご登壇頂きます。

アシックスは2000年からの15年間で海外売上高比率が約2倍となり、現在は70%以上に達している言わずと知れたグローバル企業。

戦後まもない1949年 鬼塚喜八郎氏により創業。オニツカ・タイガーブランドで人気を博し、合併後も創業者のDNAを受け継いだダントツの技術力、マーケット力でグローバル企業へと成長してきました。

世界を代表する競合の多いスポーツメーカー業界のなか、日本を代表する企業として日の丸メーカーアシックスは世界各国で支持され、愛され続けています。

尾山さんは大学卒業後、総合商社を経て1982年にアシックスへ入社。

国内営業を経験された後、アメリカ、一度日本に戻り、さらにはヨーロッパ社社長と海外ビジネス経験も豊富でいらっしゃいます。

今回はアシックスがいかに海外市場を開拓してきたのか、尾山さんのヨーロッパ駐在時に実践された事業変革事例を中心に解説いただきながら、海外ビジネス展開のヒントをあますところなくお話しいただきます。

東京五輪ゴールドパートナーとして更なる飛躍をめざすアシックスの戦略はどう描かれているのか、尾山さんのご経験に基づくお話し、楽しみです。(保谷)

尾山基さん
 ・株式会社アシックス 代表取締役社長CEO
 ・演題「アシックスのグローバル戦略」
 ・講師紹介ページ

第10回11/10(火) 宮本 雄二さん

yuji_miyamoto.jpg第10回11/10(火)は、宮本雄二さんにご登壇いただきます。

宮本さんは、元駐中国特命全権大使で、現在、宮本アジア研究所代表、日中友好会館副会長、日本日中関係学会会長も務められていらっしゃいます。

宮本さんは2006年から2010年の間、駐中国特命全権大使を務められていました。この時期、2008年北京オリンピック、2010年上海万博、GDP年10%レベルの高度成長などがありました。また、日中関係が非常に難しく、緊迫した時期であったことも皆さん、ご記憶と思います。2006年といえば、中国での大規模な反日デモを受け翌年の調査で、中国と日本で双方に対するマイナスイメージが急上昇したことが大きく報道された年、2010年は尖閣諸島中国漁船衝突事件でした。

宮本さんは、「引っ越しできない、隣国の大国同士である日中は、平和共存するしかない」と説かれます。隣国ゆえに対立もしやすく、争いが起こりやすい一方、隣国ゆえに平和共存するしかない、願いでもあり事実でもあるとおっしゃっていると思います。

現在、中国では、習近平総書記が2012年の就任以来、猛烈なスピードで改革を進めています。本講演のタイトルでもある近著『習近平の中国』の帯にあるように、宮本さんは

"習近平を最もよく知る元大使"

と評されます。中国はこれからどのように変わっていくのでしょうか。日中の関係をこれからどう考えていけばよいのでしょうか。隣国の大国である中国を見続け、全権大使を務められ、習近平を最もよく知る元大使でいらっしゃる宮本さんよりじっくりお伺いしたいと思います。(湯川)

・宮本 雄二さん
・宮本アジア研究所 代表、元駐中国特命全権大使
・演題:「習近平の中国」
講師プロフィールはこちら

第9回11/2(月) 清宮 克幸 監督

katsuyuki_kiyomiya.jpg第9回11/2(月)は、ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロ 清宮克幸 監督にご登壇いただきます。

「有言実行」

清宮監督の言葉、となると、力強くて、説得力があります!

茨田高校、早稲田大学、サントリー。主力選手として、主将として、活躍された選手時代。早稲田大学ラグビー蹴球部は就任後5年連続で関東大学対抗戦全勝優勝、サントリーでは初のトップリーグチャンピオンに導いた監督時代。清宮監督のご活躍を当時、試合やメディアでご覧になられていた方々はもちろん、語り継がれる名選手、名監督としてご存じの方々も、約1年の休みをへて、監督としてラグビーに帰ってきてくださったときには、「待っていました!」と思われたことでしょう。

そして、今年の2月。秩父宮ラグビー場が湧きました。創部から32年、リーマンショックにより廃部宣言さえされたチームの悲願の全国制覇。清宮監督、就任5年目の新たなる快挙。「さすがです!」清宮監督。
さらにこの夏は、早稲田実業1年生野球部員、あの清宮幸太郎選手のお父さん、としても注目されました。清宮監督のマネジメント、選手育成、チームの育成、リーダーシップの成果だと選手とともに父をたたえる注目でもありました。

「誰もがそんなことが出来るわけないと。でも、言葉にしないものは実現しない」それが清宮監督の「有言実行」。力強いです。清宮監督が、直に、生の言葉で、語ってくださいます。楽しみです。(湯川)

 ・清宮 克幸 さん
 ・ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロ監督
 ・演題:「有言実行」
講師プロフィールはこちら
ヤマハ発動機ジュビロ

第8回10/30(金)西條 剛央先生

takeo_saijou.jpg10/30(金)は早稲田大学大学院 商学研究科 MBAコース 客員准教授 西條剛央先生にご登壇いただきます。

「ふんばろう東日本支援プロジェクト」

日本最大の総合支援組織となったこの支援プロジェクト、名前や活動をご存じの方は多いことと思います。
西條先生は、このプロジェクトを設立・運営してこられた方、でもいらっしゃいます。そして、震災から3年後の昨年11月、プロジェクトは、「一定の役割を果たしたと考え、発展的に解散」されました。このことにも西條先生のメッセージがこめられているように思います。

「不平等になるので支援物質が配れない。」
震災後の支援活動のなかで、そんなコメントや現状が報道され、批判されたことがありました。きっとこれはほんの一例。思いで寄り添いたいと思いながらも距離のある一視聴者として、批判に同調することはやさしくとも、活動の真ん中でそうした場面に日々直面し、感情や対立を乗り越え、その先をめざそうと活動されてこられた方々は、どれほど苦労されたことでしょう。西條先生は、"組織災"だ、とおっしゃっています。

人が集まれば、力が総和になるわけではありません。多様な人がたくさん集まれば、それだけに衝突も起こります。形ばかりでチームが機能を果たさないことや、成果を出せない、それどころかマイナスになることもあります。その通り。これまた同調することはやさしくとも、日々の仕事で自分を振り返ると思い当たり、それこそが仕事の難しいところだ、とさえ思います。多様化のすすむ社会、多様性を生かしてこそとの流れ、組織開発の注目、と同時にこれらが言うは易し実践は難し、であることを私たちは実感しています。

学際と実践に基づく、西條先生のチームと組織の最新理論。「構造構成主義」に基づくチーム力。しっかりご講演で学びたいと思います。(湯川)

西條 剛央先生
・早稲田大学大学院 商学研究科 MBAコース 客員准教授 
・演題「チームの力を活かす組織論 ~良い組織作りのための実践的視座~」
講師紹介ページ
本質行動学アカデメイア「いいチームを作りましょうプロジェクト」

第7回10/28(水) 平井孝志さん

takashi_hirai.jpg10/28(水)はローランド・ベルガー
シニアパートナーの平井孝志さんにご登壇頂きます。

平井さんと言えば、多くの本屋で平積みになり、ビジネス書ランキングでも好評な著書『本質思考』で一段と注目されている戦略コンサルタントのお一人。

米国マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院MBA、博士を取得されているとともに、コンサルファーム、スターバックスコーヒージャパン、ネットベンチャーなどの事業会社にての豊富なご経験もお持ちです。
現在は、幅広い業界、クライアントにおいて、戦略の立案、ターンアラウンド、組織変革と数多く手がけていらっしゃいます。

平井さんは、複雑で込み入った問題に日々直面するビジネスパーソンにとって、労力や真剣さ以上にものごとの構造と原因の相互関係に着目することが重要とし、MITで学ばれたシステムダイナミクスの考え方をもとに解説されています。

今回は、私たちの「思考のクセ」に着目しながら、本質を捉えスジの良い答えに至るまでのヒントを紹介いただきます。

じっくりと腰を据えて、自らの問題について取り組み、真にインパクトがある解を導き出す思考法「本質思考」とは何か考えていきましょう。(保谷)

平井 孝志さん
・株式会社ローランド・ベルガー 執行役員 シニアパートナー
  慶應義塾大学 特別招聘教授
・演題「スジが良い答えを導く本質思考」
講師紹介ページ