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中尾政之教授 「失敗の予防学」 10/13(水)

第3回 10/13(水)は東大大学院教授の中尾政之先生です。
畑村洋太郎氏(当時東大教授)が提唱を始めた「失敗学」という領域があります。科学技術の世界で起きた古今東西の失敗事例を徹底的に調べ上げ、「なぜ失敗するのか」というメカニズムを明らかにしたことでたいへん話題になりました。

中尾先生は、畑村先生の系譜に連なる方で、いわば「失敗学」の継承者という立場です。
8年前に畑村先生が夕学に登壇された時のメモを見たら「ハインリッヒの法則」という説を紹介していただいたようです。
1件の重大な失敗の陰には、29件程度のかすり傷程度の失敗があり、そのまた陰には、300件程度のヒヤッとした経験が存在するというものです。
失敗を予防するには、29件のかすり傷や300件のヒヤッと体験をしっかりと検証し、そうならないための対策を取ることなのかもしれません。

一方で、「新たなチャレンジの99%は失敗をする」という名言も残されました。
失敗を怖がるばかりに行動をしなければ、成功もありません。
要は、失敗そのものが問題なのではなく、その失敗からどれだけ学習したのかが問われるべきだということでしょう。

「失敗学」第二世代の中尾先生が、畑村先生の経験をどこまで発展的に継承されているのか。興味深いところであります。

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