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第23回 1/21(木) 朝原宣治さん

第23回 1/21(木)の講師は、北京五輪陸上銅メダリストの朝原宣治さんです。

北京の男子陸上400メートルリレーで日本チームが獲得した銅メダルは見事でした。他国チームのバトンミスに助けられたという側面はあったにせよ、体力的な条件を考えると、メダル獲得が大快挙であることに間違いはありません。
朝原さんが、バトンを後ろに放り投げて末続選手と抱き合った姿、奥さんの奧野史子さんの涙も感動的でした。

オリンピックに出ることだけでも凄いことですが、5回続けて出場し、36歳まで現役を続けた朝原さんの体力と精神力には、私達も学ぶ点が多いと思います。
念願のメダルを手にして、第二の人生を歩み始めた朝原さんに「限界への挑戦」を語っていただきます。

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第22回 1/19(火) 渡辺靖さん

第22回 1/19(火)の講師は、慶應SFC教授の渡辺靖先生です。

文化人類学の方法論に則ったアメリカ研究で名高い渡辺先生。朝・毎・読三誌のコラムや書評も執筆され、新進気鋭の知識人として将来を嘱望されている方です。

ペリーの浦賀来航から150年余り、日本の近代は、アメリカによって拓かれ、アメリカとの協調、対立、戦争、従属、同盟の歴史でした。
日本は常にアメリカとの関係によって彩られてきたといえます。
夕学でも、阿川尚之先生、藤原帰一先生などにアメリカ論を語っていただいてきました。

アメリカのアメリカたる所以は何かといえば、そのケタはずれの多様性でしょう。
東海岸のビジネスエリートが語るアメリカ、シリコンバレーのベンチャー経営者に見るアメリカ、中西部の田舎町のおじいさんが信じるアメリカ、メキシコ国境近くに住むスパニッシュのアメリカ。
まったく異なるアメリカでありながら、いずれも真実のアメリカであることに変わりはありません。

冷戦終結以降、長く続いてきた「アメリカの孤立」を経て、多様性の象徴であるオバマが登場し、世界との協調を声高く語りはじめたアメリカ。

アメリカを理解するうえで、私達に欠けている情報は何か、日本という場からアメリカを解釈する際に注意点は何か。
アメリカを見るうえでの視座について教えていただければと思います。

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第21回 1/15(金) ロバート・キャンベルさん

第21回 1/15(金)の講師は、東大教授で、近世から明治時代の日本文学を専門とする ロバート・キャンベル先生です。

流暢な日本語とソフトな語り口で、テレビに登場する機会も多いキャンベル先生。
研究者としての専門は、江戸から明治にかけての漢詩文だそうです。

外国人で、日本文化に造詣が深い人の嚆矢といえば、幕末~明治初期に日本に滞在した英国人外交官アーネスト・サトウが思い浮かびます。
神話から植物まで、ありとあらゆる「日本的なもの」に関心を寄せ、世界で最初の日本学者と呼ばれた人物です。
明治期、日本の伝統文化の由来について質問してくる外国人に対して、「そいうことはサトウに聞け」と他ならぬ日本人が答えたという博学の人でありました。
キャンベル先生は、現代のサトウ氏とも言えるかもしれません。

世界という眼鏡を通して日本を見つめてみると、日本人に見えない風景が見えてくると言います。
今回の講演では、維新前後の日本人が世界をどのように捉えようとしたかを検証しながら、現代の日本社会についても考えてみたいとのこと。

私達が失ってしまった「日本らしさ」「日本ならではのもの」について考えたいと思います。

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第20回 1/14(木) 西成活裕さん

第20回 1/14(木)の講師は、東大先端科学研究センター教授の西成活裕先生です。

「渋滞学」「無駄学」という、キャッチーなネーミングの研究領域を専門とする西成先生。○○力という安易なラベリングは評判の悪いご時世ですが、ここまでシンプルで分かり易いとインパクトがありますね。

なぜ渋滞が起きるのか、渋滞を避けるのはどうしたらいいのか。
なぜ無駄が生じるのか、無駄を省くにはどうしたらよいか。

人間という不可思議な生き物が作りだす、渋滞や無駄という社会現象を、高等数学や物理学の知見を応用して、科学的に解明しているのが西成先生の研究です。

スキンヘッドに黒めがね&チョビ髭という個性的な風貌もあって、テレビや講演にも引っ張りだこと聞いております。
ついには、小椋桂さん作詞作曲で、「ムダ取りの歌」なるCDまで出したといいますから、恐れ入ります。

「ムダとり」の技術といえば、IEやQCなど生産技術の分野でで言い尽くされていたと思っていましたが、どうやらそうではなかったようです。

数理物理学者が説く、「無駄学のすすめ」に乞うご期待!!

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第19回 12/22(火) 高橋智隆さん

第19回 12/22(火)の講師は、ロボットクリエイターの高橋智隆さんです。
世界初の本格的二足歩行ロボットと言われたホンダのアッシモが登場したのは1996年でした。
ホンダの開発陣は、ヒューマノイドロボットを作ることが、万物の創造主である神の領域を侵害したことにならないかというお伺いを、バチカンにたてたという話を聞いたことがあります。鉄腕アトムから50年近くがたって訪れた、ロボット時代の幕開けでした。

ところが現実のロボット開発は、産業用や軍事用、災害普及用など現実的なニーズに対応した機能重視型ロボット中心でした。

高橋さんは、アッシモが登場した当時、ロボット開発に夢を抱く大学生でした。
そして、現実のロボット開発がヒューマノイド型の進化ではなく、機能重視型へと傾いていったことに不満も抱いていきました。

であるならば、自分で作ろうとはじめたのが、ロボットベンチャー「ロボガレージ」でした。
高橋さんのロボットは、あくまでもアトムやガンダムの延長線上にあるエンタテイメントとしてのロボットです。
アニメ作品から飛び出たようなロボットが、もし本当に自分たちの身の回りに実在したら、どれほど楽しいでしょう。そんな素朴な好奇心から生み出されるロボットの数々を紹介していただきます。

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第18回 12/21(月) 福島智さん

第18回 12/21(月)の講師は、東大先端科学技術研究センター教授の福島智先生です。

ぼくが光と音を失ったとき、

そこにはことばがなかった。

そして世界がなかった。

ぼくは闇と静寂の中でただ一人、

ことばをなくして座っていた。

ぼくの指にきみの指が触れたとき、

そこにことばが生まれた。

ことばは光を放ち、

メロディーを呼び戻した。

       詩「指先の宇宙」 福島智作 より抜粋



朝日新聞の記者 生井久美子さんが、福島先生を取材した記録『ゆびさきの宇宙』は、上記の詩からははじまっています。

4歳で右眼を摘出し、8歳で全盲に、14歳で右耳の聴力を失い、18歳で全ろうに。
次々と襲う困難と闘ってきた福島先生が、「ゆび点字」という新しいコミュニケーション方法を開発・修得した時の歓びを詩に託したものです。

全盲・全ろうではじめて東大教授に就任した、日本のヘレンケラーこと福島智先生。

障害を背負った自分が生きていく意味は何か、神が与えたもうた使命があるとすれば、それは何か。
それを問い続けている福島先生が語る「バリアフリーと私達の未来」は、障害を克服するために、私達の科学や技術が作りだしたあらゆる手段・方法が果たすべき、真の意味は何か問い掛けるでしょう。

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第17回 12/15(火) 井村雅代さん

第17回 12/15(火)の講師は、元シンクロオリンピック代表コーチで、井村シンクロクラブ代表の井村雅代さんです。

以前、夕学に登壇いただいたアテネ五輪シンクロメダリストの武田美保さんによれば、シンクロの日本代表チームの練習は1日10時間以上、ほとんどの時間を水深3メールのプールで過ごすそうです。コーチの指導を受けている間も、常に立ち泳ぎを続けているとか。
その猛練習を支える体力を補うために5,000カロリー/日の食事を採るのだそうです。

猛練習に支えられた日本シンクロチームは、オリンピック種目に採用された1984年のロス大会から7大会連続でメダルを取り、日本のお家芸のひとつとして君臨してきました。
そのチームを作ったのが井村雅代コーチでした。
ソフトボールの宇津木妙子さんと並び、稀代の鬼コーチとして知られました。
プールサイドで選手を厳しく指導する姿はもちろん、テレビのバラエティに出ても、ニコニコと笑いながら「強くなるために10時間練習するのは当たり前でしょ」と喝破する姿が印象に残っています。

アテネ五輪で、団体、武田・立花のデュエットで銀を獲得して、代表コーチの座を降りた井村さんが、北京五輪に向けた中国チームのコーチに就任した時には、大きな議論を呼びました。
鬼コーチが、一転教え子達の敵に回る姿は、シンクロ版の星一徹という様相でした。

中国チームにも初のメダルをもたらした井村さんは、いまは日本に戻り、井村シンクロを拠点に選手の育成を続けています。

今回の講演タイトルは「叱って育てる」
国境を越え、時代を超えて貫き通してきた選手指導法を語っていただきます。

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第16回 12/10(木) 大西啓介さん

第16回 11/10(木)の講師は、ナビタイムジャパンの大西啓介社長です。
ナビタイムといえば、テレビ広告や電車の車内刷り広告のインパクトが強烈ですね。携帯に搭載されたナビウォークのお世話になっているビジネスパースンは、日本中に広がっています。

お祖父さんが創業した大西熱学に入社した大西社長。環境試験装置などを手がける堅実企業の後継経営者の道が眼前に存在していたはずです。
しかし、大西さんは、大学院時代に没頭した「経路探索アルゴリズム」の研究成果をビジネスに展開させるベンチャー起業の道を選びました。
大学院時代の同級生と二人で、大西熱学の社内ベンチャーとして事業をはじめ、今日の隆盛を築きました。
当初、迅速な検索スピードを実現するためには、ハードの制約が大きかったため、いかに小さなナビゲーションエンジンで検索できるかに絞って研究をしていたそうです。
その工夫が、携帯への搭載という道を拓き、いまでは携帯に不可欠な機能になりました。

思えば、経路検索というニーズは、交通網の発達と共に生まれた古典的なニーズでした。そのニーズを「経路検索アルゴリズム」というソフト技術の開発とハードの劇的な発展という時代の波とマッチさせることで、革新的なサービスが生まれたことになります。
研究開発型ベンチャーが成功する典型的な事例を見る思いがします。

「ナビゲーションエンジンで世界のデファクトスタンダードを目指す」という大志を抱くナビタイム
大西社長には、ナビタイムジャパンのサービスやビジネスモデルなど、今後の展望についてお話をしていただく予定です。

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第15回 12/8(火) 幅允孝さん

第15回 12/8(火)の講師は、ブックディレクターの幅允孝さんです。

ブックディレクターとはいかなる仕事なのか。
幅さんが代表を務めるBACHのサイトには次のようにあります。

BACHは本にまつわるあらゆることを扱います。 本屋さんをつくったり、本を流通させたり、本自体をつくったりするのが私たちの活動です。 私たちは本というメディアの力を信じています。 それは、小説でも、写真集でも、漫画でも、教科書でも、雑誌でも同じことです。 紙に印刷されたすべての言霊や感情を、然るべき場所に届け、 あらゆる人たちにその面白さを伝えたい。 私たちの仕事は、そんな気持ちに支えられています

例えば書店の陳列、例えばミュージアムの書棚、例えば病院の図書ルーム、例えば個人の書斎。
本が主役のあらゆる舞台を対象にして、主役(本)の魅力や素晴らしさ、面白さを伝えることを目的としたトータル演出家とでも言えばよいでしょうか。

幅さんは、いま日本で一番売れているブックディレクターです。

少子化、活字離れ、ネットの侵食等の理由から、右肩下がり現象が続いてきた出版業界は、昨秋来の経済低迷で雑誌広告が激減し、「いまや構造不況業種である」という自嘲的な嘆きも耳にします。

雑誌であれ、書籍であれ、紙媒体に込められた言霊の力を信じると宣言する幅さんが、本にどのような生命を吹き込むのか、プロフェッショナルの仕事ぶりを知りたいと思います。

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第14回 12/3(木) 首藤明敏さん

第14回 12/3(木)の講師は、博報堂ブランドコンサルティングの首藤明敏社長です。

慶應ビジネススクールを卒業後、一貫して博報堂のブランドコンサルティングに従事してきた首藤さん。ブランドコンサル部門の分社後は会社トップとして、消費財から生産財まであらゆる業種のブランドコンサル、経営コンサルを手がけてきたそうです。

先の日経新聞では、ルイヴィトン、シャネルといった欧州ブランドの苦戦が伝えられています。
90年代から2000年代初頭にかけて、欧州ブランドのドル箱市場とまで言われた日本。銀座の目抜き通りには、各ブランドのフラッグシップ店が偉容を競い合っています。それもようやく変わりつつあるのでしょうか。

一方で、日本にも規模は小さいながらもユニークなブランドが育ってきました。
首藤さんによれば、吉田カバン、ビームス、ひらまつなどがそれにあたると言います。モノづくりから価値づくりに舵を切り、日本ならではの強みに立脚した「日本発ブランド」です。
今回の講演では、その哲学について考えてみます。

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第13回 12/1(火) 重松清さん

第13回 12/1(火)の講師は、直木賞作家の重松清さんです。

直木賞をはじめ、数々の文学賞を受賞されているだけでなく、ルポルタージュや評論など小説以外の執筆活動にも意欲的で、とにかく多作の作家として有名です。

重松さんの作品には、いじめ、登校拒否、家庭崩壊など「家族」をテーマに書かれたものが多いと言われています。

思えば日本の近代化150年の歴史は、「家族」の形態、意味、構成力学が大きく変化した時代でもありました。
いまも昔も、「家族」は、愛を育み、命を産み、子供を育てるヒューマニティ溢れる安らぎの場所です。
一方で、かつての「家族」は、職業選択、結婚、居住場所といった目にみえる縛りで私達を拘束するものでもありました。
いま、それら目に見える拘束が消えた代わりに、目にみえない拘束が私達の手足を絡め取っているような気もします。見えないゆえに、その心理的抑圧は強く、安らぎの場所であった「家族」が緊張と葛藤の場に変わることも増えたのではないでしょうか。

そんな「家族」をテーマにお話いただく予定です。

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第12回 11/27(金) 南直哉さん

第12回 11/27(金)の講師は、福井の霊泉寺住職、青森の恐山院代の南直哉さんです。
サラリーマン生活を経て出家し、永平寺で20年以上の修業を積んだという南さん。いま注目の宗教家の一人だと言われています。
私は、ある方に教えていただいて、5月に南さんの講話を聞きにいきました。
写真を拝見すると、袈裟をブラックスーツに着替えれば、その筋の人も避けて通るのではないかという強面の南さんですが、宗教家として生涯をかけて向き合っているテーマが「生きることの苦しさ」であるとお話になりました。

宗教家として一番必要な素養は何かと問われれば、「不安のセンス」である、と最近のブログに書いていらっしゃいます。

大事なのは、自分が生きていること、存在していることに対する、抜きがたい不安です。どうして自分はこうなのだろう、このままでいいのだろうか。なぜここにいるのか、どこから来てどこへ行くのか。そういう問いが自分を底の方から揺るがしていることです。どうしても知りたいこの問いに答えられない切なさです。答える能力を「持っている」ことでなく、「持たない」ことなのです。いわば、この「不安のセンス」が、宗教家の資質として最も大切だと、私は思っています。それは、ある意味、「無明」や「原罪」などという言葉に極めて敏感に反応するセンスでしょう。

南さんの説く宗教は、「癒し」でも「救い」でもありません。むしろ「不安」や「苦しみ」です。
答えの出ない問いであることを知りながら、一生をかけて問いつづけるという「たたかいの仏教」かもしれません。

今回の講演タイトルもズバリ「私という困難」
南さんが幼い頃から感じてきた「生きにくさ」「生きづらさ」を皆さんと一緒に考えてみたいとおっしゃっています。

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第11回 11/17(火) 西水美恵子さん

第11回 11/17(火)の講師は、元世界銀行副総裁で、ソフィアバンクシニアパートナーを務める西水美恵子さんです。

西水さんは若くして米国に留学し、そのまま経済学者として活躍をされました。
30年近く前、縁あって世界銀行に移り、そこで、開発途上国の凄まじいまでの貧困を眼にしたのが、大きな転機になったといいます。
いかにして世界の貧困をなくすか。貧困から立ち上がるためのリーダーをどうやって育成するか。
世銀時代も、いまもそのことに取り組んでいるとのこと。

昨年出版された「国をつくるという仕事」という本は、西水さんが、世銀時代から精魂傾けてきた国づくりと人づくりの仕事を紹介した本で、たいへん話題になりました。
読んだ方も多いかと思います。

ワシントンに生活のベースを持ち、年二回に帰国の都度、多くの取材や講演をこなす生活をつづけていらっしゃると聞きます。

大学・大学院で経済学や政治学を学ぶ若者の多くが、ソーシャルな活動を通じて世界をよりよくする仕事につきたいと考えているといいます。いわば、彼らのロールモデルとして、生き生きと活動する西水さん。
環境や共生を、口では唱えながらも、消費と飽食の呪縛から抜け出ることができないでいる私達日本人に何を語るのでしょうか。

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第10回 11/13(金) 小宮一慶さん

第10回 11/13(金)の講師 経営コンサルタントの小宮一慶さんです。

個人の経営コンサルタントとして20年以上に渡って活躍されてきた小宮さん。
その高名は兼ねてから耳にしており、いつか夕学にお呼びしたいと思っておりました。
この数年は本も随分と売れているようで、私がよく覗く東京駅構内の書店には、小宮本コーナーまで設置されております。

今回の講演も、最近の著書『社長力養成講座』にちなんだものになります。
数多くの経営者に接してこられた小宮さんならではの、実践的なお話が伺えるものと思います。

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第9回 11/10(火) 山本一太さん

第9回 11/10(火)の講師は、自民党参議院議員の山本一太さんです。

総選挙では、政権交代の可能性がかなり高いと言われていので(実際にそうなりました)、なんとしても国会議員に来ていただきたいと思っていました。
(夕学では、後期の依頼は7月に行います)

さて、誰を呼ぶかが問題でした。 衆議院議員の皆さんはそれどころじゃないでしょうし、仮に受けていただいたとしても、落選されてしまったらと考えると二の足を踏みます。
与党になるであろう(依頼時点で)民主党の議員にはマスコミのスポットが当たるので面白みがありません。

そこで参議院。そして野党になるであろう自民党。だとすれば山本一太さんしかいない!ということになりました。

山本一太さんは、テレビでもおなじみの論客ですが、ネットを使って直接国民に語りかけるという、新しい政治家のあり方を"ホントに”実践している、ただ一人の人物だと思います。

ご自身のブログ「気分はいつも直滑降」は40万アクセス/月を越えると言います。
その秘訣は、驚異的な更新ペースにあります。
会議の合間、移動の社内、飛行機の待ち時間、深夜の事務所...
文字通り寸暇を見つけては、政治の動き、自分の意見、憤り、驚きをつぶさにアップされています。
ちなみに昨日(9/10)は、朝から深夜まで6本のアップがありました。しかもいずれも結構なボリュームでの書込です。 スゴイです!!

講演依頼にあたっては、「政局の話ではなく、日本の政治のあり方、将来のビジョンなら...」ということでお受けいただきました。

「健全な野党としてがんばるしかない!」と切り替え宣言を行った山本一太さん。
日本復活に向けた希望のシナリオをお聞きします。

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第8回 11/4(水) 鎌田浩毅さん

第8回 11/4(水)の講師は、 京都大学大学院教授の鎌田浩毅先生です。

火山学を専門とする鎌田先生。一般人には馴染みのない専門分野とは裏腹に、いま一番注目されているアカデミックスターではないでしょうか。

「科学の伝道師」を自認し、火山をはじめとして、難しい科学の話をいかに分かり易く伝えるかを苦心されてきた経験をベースに、コミュニケーション法、勉強法、仕事術の本を次々と書いていらっしゃいます。

『一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ』は、20万部近い大ベストセラーになったと聞きます。

赤やオレンジのシャツにレザージャケットを着こなし、広告代理店のクリエイターと見紛うようないでたちで登場する鎌田先生。その服装も戦略的なプレゼン術のひとつのようです。

今回は、専門の火山の話を分かり易く解説いただくことで、合わせて「科学の伝道師」のノウハウを紹介いただくという複合構造の講演をお願いしています。

乞うご期待!!

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第7回 11/2(月) 岸井成格さん

第7回 11/2(月)の講師は、毎日新聞特別編集委員の岸井成格さんです。

日本を代表する政治ジャーナリストである岸井さん。
日曜日朝のサンデーモーニングをはじめとして、テレビでもおなじみの方ですね。先週の総選挙報道の際にはTBSの特番に出演されていました。

ズバリと本質を指摘する小気味の良さとシャープな語り口は、数多い政治ジャーナリストの中でもピカ一ではないでしょうか。
精悍な顔つきに白髪、ヒゲもよく似合います。
数年前に大病を患われて心配いたしましたが、すっかり元気になったようです。

登壇いただく11月2日といえば、鳩山民主党政権が誕生して、一ヶ月半後になります。
2大政党による本格的な政権交代時代の幕開けとも言われる鳩山政権。最初の難題は、公約実現のための財源確保だと言われています。
今年度補正予算の見直し・修正はどこまで出来るのか。
来年度予算の大胆な組み替えは可能なのか。
官僚のくびきを断ち切って政治主導の新時代を築くことが出来るのか。
その現状と見込を語っていただく予定です。

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第6回 10/23(金) 一條和生さん

第6回 10/23(金)の講師は、一橋大学大学院ICS教授の一條和生先生です。

一條先生も夕学は3度目の登壇になります。
グローバル企業の最新事例に精通するとともに、理論に裏打ちされた熱意のある講義スタイルが持ち味の一條先生が、今回取り上げるのは、「いかにしてイノベーションを起こすか」というテーマです。

未曾有の危機に直面し、今こそイノベーションが重要だと誰もが言いますが、ではどうやって、誰がリードするのかが問題です。
一條先生は、「Thought Leadership」という概念を用いて、イノベーションを起こすリーダシップを解説してくれる予定です。

「Thought Leadership」とは、革新的な構想・思想を発信することで、組織にイノベーションを起こすリーダーシップを意味するとのこと。
自らに自己革新を起こして画期的なコンセプトを生み出し世界をリードする真のリーディング・カンパニーの事例を紹介いただきながら、イノベーションを起こすリーダーの役割と育成についてお話いただけると思います。

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第5回 10/21(水) 石井淳蔵さん

第5回 10/21(水)の講師は、流通科学大学学長の石井淳蔵先生です。

夕学には4度目の登壇になる石井先生。ある時はブランド論、ある時は営業論とその時々の著書にちなんだ講演をしていただきました。
その専門領域の広さには驚くばかりです。
今回の講演「ビジネス・インサイトとは何か」も、最新著書を拝読して、早速お願いしました。

石井先生が『マーケティングの神話』で、それまでの潮流であった科学的マーケティング・仮説検証型アプローチの限界を主張されたのは、90年代初頭。マーケティング研究のエポックを画した本でした。

あれから20年近く経ち、マーケティングに限らず、戦略論、意思決定、そして経済学分野においても、反分析主義、反計画主義のアプローチが目立つようになりました。
脳科学や実験心理学の成果は、人間の営みが如何に非合理で、感情に左右されるものであることを明らかにしてくれました。

そんな時代の流れを受けて、石井先生の近著『ビジネス・インサイト』は、『マーケティングの神話』の続編というつもりで書いたとのことです。
「概念はわかった では、そうすればよいか教えてくれ」という要望に応えるものだといいます。

ビジネスインサイトを思い切って意訳してみれば、「見えないものを見る」ということではないでしょうか。

過去の延長線上から将来を読むのではなく、自分の感性を信じて新たな道に歩み出すのが経営者の仕事である。
そんな石井先生の声が聞こえるような気がします。


第4回 10/16(金) 御立尚資さん

第4回 10/16(金)の講師は、ボストンコンサルティンググループ日本代表の御立尚資さんです。

世界有数のコンサルファーム ボスコンの日本代表を務める御立さん。
実は、6年前、まだ旧新丸ビルの地下大会議室を会場にしていた頃に登壇していただいたことがあります。
思えば、あの時の日本も、金融危機の最中だった時期です。あれから日本企業を取り巻く環境は上下変動が激しく変わりました。
そんな時代の変化の中で、コンサルファームのトップをずっと務め続けることの心労は、いかばかりのものかと思います。

しかも、ワールドビジネスサテライトや、日経ビジネスオンラインなどに定期的に登場されて、鋭い経済分析や戦略解説を、これまたずっと続けていらっしゃいます。
推察するに、社会事象・社会現象と理論・原則を「つなげる力」が卓越しているのではないでしょうか。

変化に踊らず、現象に惑わされず、普遍的な原理を用いて、冷静に物事を見抜くことができる方だと思います。

そんな御立さんがお話いただくのは、「変化の時代の戦略ルネッサンス」です。
眼前の変化が、一時的な「波」にすぎないのか、それとも流れそのものを変える「潮目の変わり目」なのかを見極める重要性と、「潮目の変化」に対応するビジネスモデル再構築の必要性をお話いただけるそうです。

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第3回 10/13(火) 玄田有史さん

第3回 10/13(火)の講師は、東大教授の玄田有史先生です。

玄田先生は、夕学3度目の登壇になります。過去2回はいずれも満席でした。
答えのない問題に直面した時に、苛立つことなく、あきらめず、ひたすら問題と格闘して、のたうちまわることに価値があることを説くのが玄田先生です。

今回は、この4年間玄田先生が取り組んできた「希望学プロジェクト」についてお話していただくことにしました。

働くことにも、生活することにも、そして生きることにも希望が持てないとき、私たちは何ができるのか。

それが希望学のテーマでした。

例えば、新日鐵の高炉がなくなり、鉄の街からの脱皮をはかれぬままに苦境し続ける岩手県釜石市を訪ね、釜石の人々が何を考え、どう格闘しているのかを調査することを通して、挫折の向こうに広がる希望の灯を見いだそうとしたものだそうです。

「厳しい環境に喘いではいても、釜石の人々が明るい。挫折を経験したあとに来る本当に希望が見えているから」
そう、玄田先生は言います。

玄田先生独特の、つぶやくようなお話を通して、「挫折から育つ希望」を考えます。


PS.
玄田先生、ブログも書いていらっしゃることに気づきました。
ゲンダラジオ
お人柄が伝わるようないいブログです。

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第2回 10/7(水) 沢木耕太郎さん

第2回 10/7(木)は作家の沢木耕太郎さんです。

個人的な話題ですが、沢木さんは私のあこがれの人でした。
<詳しくはこちらを>

いえ、私だけでなく、私と同世代の人達にとっての「あこがれ」でもありました。

多くの若者が沢木耕太郎のようになりたいと願い、沢木耕太郎の真似をして旅に出ました。
そして沢木耕太郎のようになれずに、いま生きています。

60歳を越えた沢木さんが語るのは「博打的人生」
カシアス内藤や色川武大といった無頼漢の逸話なのか
入社日に辞表を出して、フリーランスライターの道を歩き出したご自身の人生なのか
いま沢木さんが追いかけている未知なる誰かの生き方なのか

聞き逃せない講演です。

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