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来期のラインナップ

きょうから、来期のラインナップがオープンになっています。
(申込は明日(3/1)から受付です)

第一回目は4/17、最終回は7/26で、全25回を予定しています。
今回は、下記の5つのテーマを設定しました。
・リ・オリエンテーション日本
・発想転換の経営学
・組織と仕事の方法論
・キラリと光るひと
・エンタテイメントデザイン

明日から、テーマの説明を開始していきます。

はてなの「Rimo」

はてな副社長川崎裕一さんの講演は記憶に新しいところですが、はてなが「Rimo」という新しいサービスを始めたのはご存じですか。

“新しいテレビ”をコンセプトに、you tubeに投稿された日本のTV番組をジャンル毎に選別して、放映するものです。
you tubeに関心のある人は多いでしょうが、いちいち検索するのは面倒だし、そんな暇もありませんよね。
そんな人は「Rimo」を見れば、最新おもしろ投稿が、ジャンル毎に視聴できるわけです。

川崎さんの講演のブログ
『「はてな」の提供するサービスには、アルゴリズムに則った機械仕掛けの仕組みに、「他人の情報」「他者の評価」といった「人間の介在」が重要なファクターとして組み込まれている』
と書いたのですが、「Rimo」はその典型的な例です。


「ソーシャルアントレプレナー」 犬飼基昭さん

夕学では、これまでにもJリーグチームの経営者の方にご登壇いただいてきました。
新潟アルビレックス社長の池田弘会長FC東京の村林裕専務。そして、三人目がきょうの講師、前浦和レッズ社長で、現Jリーグ専務理事の犬飼基昭さんです。
一説には、Jリーグのチェアマン候補の一番手と目されていた人物と言われていますが、対談者である二宮清純さんの言葉を借りれば、「次の日本サッカー界を担って欲しいリーダーの一人」であることは間違いないようです。
浦和レッズの大成功は、改めて説明するまでもありませんが、「地域がチームを育て上げる」というJリーグの理念を具現化したうえで、経営的にも、成績面でも特筆すべき実績を残してきました。その舵取りを担い、いまは専務理事としてJリーグ全体のディレクションを司る犬飼さんが語る「Jリーグのネクストステージ戦略」とは何か、多くの聴衆が興味を持って聞き入りました。

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来期予定決まる!

来期の全日程がほぼ決まりました。
現在、講師との最終の調整作業をしている最中です。
申込受付は3月1日なのでそれに合わせて、WEBアップ、皆さんへのメール&FAXでの告知を予定しています。
もうしばらくだけお待ちください。

ちょっとだけフライングしますと、
第一回は4月17日(火) 伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さん です。
最終回は7月26日(木)の旭山動物園園長の小菅正夫さん です。
後は乞うご期待!!

尚、2/16の最終回には速報版をお知らせできると思いますので、予約済みの方はお楽しみに。

「個人の可能性を信じる」 奥谷禮子さん

奥谷さんの夕学講演の当日、衆議院の予算委員会で奥谷さんの発言を巡るちょっとした議論があったそうです。
1月末に発行されたある雑誌に掲載された奥谷さんのインタビュー記事が問題とされていたとのこと。奥谷さんが労働政策審議会の委員をやっていることもあって、奥谷さんの意見が政府の大多数の考え方を代弁しているのではないかということだったそうです。
民主党の某委員が「あまりの暴言だ」と息巻いた内容は、実は本日の奥谷さんの講演内容とほとんど同じもののようです。
夕学をお聞きになった方はよくお分かりだと思いますが、奥谷さんは、スタンスが明確で、歯に衣着せぬ物言いをされる方であることは間違いありません。
では、はたして夕学講演の内容は「許すまじき暴言」なのか、それとも旗幟鮮明な考え方をする人の「ひとつの見解」なのか、どのように感じられたでしょうか。

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「日本のポップカルチャー」 中村伊知哉さん

学生時代、京都でロックバンドのディレクターをやっていたという中村先生は、蝶ネクタイがよく似合うポップな装いで登壇されました。
講演は、日本のポップカルチャーの影響力を象徴する一つの事件の紹介からはじまりました。

「昨年の6月、16歳のフランス人少女二人が、ビザを持たずに旅を続け、ベラルーシで身柄拘束されるという出来事があった。アニメをこよなく愛していた二人が目指していたのはアニメの聖地ニッポンであり、陸路を歩いてひたすら東へ東へと向かっていたのだ」

「母を訪ねて三千里」のマルコ少年よろしく無謀な旅を続けた少女達の憧憬の対象は「母」ならぬ「ニッポンのアニメ」だったという話が、日本のポップカルチャーが持つグローバルな影響力を象徴しているのだそうです。

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「権力との戦い方」 佐高信さん

「佐高は一人の人間に惚れるところから思考回路が始動し、一つの事象を極めて単純に割り切り、一点突破型で評論を展開する。センサーが感知した人間性が常に評論の基準にあり、私は佐高の本質は“人間評論家”と見ている」
毎日新聞の岸井成格氏の「佐高信」評です。

きょうの講演の中で何度か、「岸井が...」と佐高さんが口にしたのは、この岸井氏のことです。
これも講演の中で、佐高さんが、小泉純一郎氏、小沢一郎氏、浜四津敏子氏という三人の政治家と慶應の同期生だったという話がありましたが、慶應昭和四十二年卒業の同期生には、嶌信彦氏、岸井成格氏という高名なジャーナリストもいます。お二人とも夕学ではおなじみの方ですね。
ことに佐高さんと岸井さんは、法学部峯村哲郎教授の法哲学ゼミの同期でもあり、学生時代から40年以上の付き合いだそうです。
冒頭の一文は、昨秋に出版されたお二人の対談集『政治原論』のあとがきに岸井さんが寄せたものです。佐高さんと岸井さんは、政治的な立場や考え方が異なり、政治記者と評論家という性質の違いもあって、意見が一致しない点の方が多かったようですが、互いの人間性や歩いてきた軌跡を熟知し合う、古くからの友人同士でなければ出来ない、率直で激しい議論が展開されています。
岸井さんは、自分自身にとって、佐高さんの存在や評論が、ある種の危険を察知するセンサーのような役割を果たしているとしたうえで、「人間評論家」と評しています。

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