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「龍の背に乗る」 玄侑宗久さん

玄侑宗久さんが副住職を務める福聚寺の総本山、京都妙心寺には、「八方にらみの龍」と呼ばれる天井画があります。
狩野探幽が55歳のとき、8年の歳月を要して描きあげたとされ、龍の目は円相の中心に描かれていますが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見えることが有名です。

妙心寺に限らず、お寺の壁画には龍の絵が描かれていることがよくあります。また、龍神は古代から水の神とされ、日本の各地で奉られてきました。
かつてのTVアニメ『まんがにほん昔ばなし』の冒頭では、子守歌調の主題歌とともに、子どもが龍の背に乗って、自由に空を飛ぶ姿が印象的でした。
人気ドラマ『Dr.コトー診療所』のテーマ曲、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」の旋律も記憶に新しいところです。
日本人は龍の姿、特に、龍に乗って空を飛ぶ姿に、特別な思いを抱いてきたような気がします。
きょうの玄侑さんの講演では「龍の背に乗る」というイメージが意味するものを仏教の教えに基づいて教えていただきました。
それは講演の主題であった「もう一つの知のあり方」と密接に関わるものでした。

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「不特定多数無限大への信頼」 川崎裕一さん

『ウェブ進化論』の著者で、「はてな」の取締役も務める梅田望夫氏は、これからのネット社会を切り拓くのは「1975年以降に生まれた人」だと言います。
「はてな」社長の近藤淳也氏やミクシィの笠原建治氏など団塊ジュニアにあたる世代で、きょうの講演者川崎裕一さんも同世代人です。
講演は、まずこの世代がなぜ新たなムーブメントを起こすのか、梅田氏等が主張する世代論の解説から入りました。

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「戦略としてのダイバシティ」 内永ゆか子さん

日本IBMのWebサイトにある役員一覧をみると、内永ゆか子さんを筆頭に、4人の女性役員・執行役員がいることがわかります。
その比率は25%以上。国内上場企業の全役員に占める女性比率が1.2%であることを考えると圧倒的な数字であることがわかります。
しかも内永さんを含めて全員が日本IBMの生え抜きプロパー社員で、部下数千人を束ねるライン部門のトップを務めています。
女性の役員登用に積極的といわれている日本企業でも、その内実は、官僚からの天下りやの高度スペシャリスト的な存在であったりすることが多い中にあって、日本IBMの実績は抜きんでたものといえるでしょう。
ところが、きょうの内永さんの話によれば、日本では断トツのダイバシティも、ワールドワイドのIBMのダイバシティ指標でみると最下位とのこと。

フランス、ドイツ、アメリカ等々、先進国サミットの首脳の半数近くが女性になる日もそう遠くないと言われる世界の趨勢にあって、日本のダイバシティの現実には暗澹たる思いがします。
しかしながら、それをヒューマニズムで理解するのではなく、戦略的な経営視点の欠如として認識する人が少ないことが最も大きな課題であるというのが、内永さんの大きな問題提起であったと思います。

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うれしい話

先週末、夕学サテライトの受講者の方からお電話がありました。

「広島に勤務していた頃、夕学サテライトを聴講していた。そのために広島商工会議所の会員になったほど。今度山口に転勤になったが、残念なことに、こちらではサテライトを聴講できない。今度、異業種交流の場があるので、大学や高専の先生にサテライト導入の話をもちかけてみたい。導入費用はいくらかかるのか教えて欲しい」とのことでした。

ほんとうにうれしい話です。サテライト会場でも、ライブ会場でも、このような熱心な方々に支えられていることを心強く思う次第です。

お陰様で全国23カ所でサテライト受信をしていただいていますが、残念なことに山口は空白地帯です。いくつか引き合いはあるのですが、決定にまではいたっておりません。
ご期待に添える日が早く来るように、われわれもがんばります。

ブログ休止のお詫び

皆さま、すっかり遅くなってしまいましたがあけましておめでとうございます。

お気づきのように2007年になってから既に3回夕学を開催しておりますが、これまでブログの更新をしておりませんでした。
また、会場にお越しの方はご存じですが、進行役は、私(城取)ではなく、桑畑幸博が担当しておりました。

実は、恥ずかしながら、年末に不注意で両手首骨折のケガを負い、年明け早々から入院をしておりました。
そんな訳で、致し方なく3回分のブログはお休みさせていただきました。楽しみされていた方にはたいへん申し訳ありませんでした。

お陰様で、職場復帰いたしましたので、来週から従来通り、城取が進行役に復帰し、ブログも再開する予定です。まだ骨の固定装具を付けているのでお見苦しい点もあるかと思いますが、何卒ご容赦いただければ幸いです。 

それでは、今年もよろしくお願い致します。