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2006年度後期の講師依頼準備

早いもので今期の夕学も残り5回です。一方で来期の依頼の準備がはじまっています。
毎年、6月中に依頼する候補者を選んで、依頼状を作成し、7月から連絡をはじめます。
先日スタッフ内で会議を行い、40名ほどの候補者を選びました。もちろん、皆さんにいただいたアンケートも参考にさせていただいています。
ラインアップのWEBアップと受付開始は例年通り9/1からの予定です。
次期も乞うご期待!!

「進化する経営」 北尾吉孝さん

北尾さんにご登壇いただくにあたっては、日本商工経済研究所の松尾康男さんと明治キャピタルの久村泰弘さんにご仲介をいただきました。松尾さんは、慶應MCCのヘビーーユーザーのお一人で、この2年ほど、夕学はもちろんのこと、メインキャンパスのプログラムにも継続して参加していただいています。松尾さん、久村さん、そして北尾さんは慶應経済学部出身で、同じゼミで学んだ同期だそうです。そのお話を松尾さんからお聞きして「なんとかお願いします!」と無理を言いました。松尾さん、久村さんありがとうございました。
北尾さんをお呼びしたいと思った理由のひとつは、昨年秋に「企業価値」の考え方を修正されたと聞いていたことにあります。そしてきょうの講演は、まさにその話からはじまりました。

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「大地のメッセージを読む」 中沢新一さん

中沢新一さんは甲州の出身です。信州・甲州は八ヶ岳を中心に花開いた東日本の縄文文化の痕跡が色濃く残っている地域だそうです。地表のすぐ近くから縄文土器の破片が出てきたり、小高い丘にある神社が実は古墳の上に立てられていたり、境内の末社の片隅にある石の祠に石棒が祀られていたりするそんな土地柄・風土の影響もあって、幼いころから、大地や習俗に埋め込まれた僅かな残滓から、縄文文化の息づかいを読み解く術を身につけてきたかもしれないと言います。
その中沢さんが、縄文地図を片手に、東京の街に残された縄文の残香を辿る散策の記録が「アースダイバー」という本です。それは期せずして、現代と四千年前の“繋がり”を見つけ出すためイマジネーションの旅のガイドブックになりました。

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受講者の声 6/15 中沢新一さん

感想は2件でしたが、講演を事前に紹介するブログが多くありました。
こちらの検索サイトをご覧ください。

「哲学とユーモアは表裏一体である」 土屋賢二さん

「哲学で語られる問題の多くは間違っている(ナンセンスである)」
哲学を専門領域とする大学教授とは思えない刺激的な言葉で、きょうの講演ははじまりました。冒頭の言葉は、土屋先生が信奉し、哲学研究のパラダイムを変えたと言われるウィトゲンンシュタインという研究者が言ったものだそうです。
ここで「ナンセンス」というワードで表現しているのは、1.「言葉の規則に違反していること」2.「説明として不適切な表現になっていること」、3.「問題の設定そのものに意味がないこと」だとのこと。
土屋先生は、1の例で言えば、数試合ヒットが出ない野球選手が「最近、スランプ気味で…」と言うのが規則通りの言葉の使い方であるのに対して、規則違反の例として「生まれた時からずっとスランプで困ってます」などという表現を紹介してくれました。ある場合、ある範囲で使用されている時には問題なくても、限度を超えて使用すると違和感が生じるものです。
2の例では、野球解説者が「ボールに力ないから打たれるのですよ」とコメントする例をあげていただきました。一見正しいようですが、よくよく聞いてみると、ボールに力がないから打たれるのか、よく打たれるからボールに力がないと解釈しているのかわからない時があり、表現としてトートロジーに陥っている場合が多いそうです。
これらと同じように、哲学で語られる問題、例えば「人間はいかに生きるか」「世の中で何に一番の価値があるか」「昨日の自分と明日の自分ははたして同じか」といった問いかけの多くは、そもそも深く考えて、答えを出す程たいそうなものではないとのことです。

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受講者の声 6/15 土屋賢二さん

2件ありました。
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「人を動かす力」 リリー・フランキーさん

「お願いだから時間通りに来て欲しい!」 きょうは、朝からそればかりを祈っておりました。確信犯的な遅刻常習者と言われるリリー・フランキーさんがいつ現れるのか、主催者としては気が気ではありませんでした。6時半過ぎ“想定の範囲内”の遅れでやってきたリリーさんに、正直胸を撫で下ろしながら、講演がはじまりました。

リリーさんは『東京タワー』のプロモーションのために全国30カ所でサイン会を行いました。一カ所100人限定ではありますが、たっぷりと3時間をかけて、ひとり一人(延べ3000人)と触れあったそうです。
その際に分かったことは、『東京タワー』を読んだ人は、本をきっかけに、家族にまつわるさまざまな体験を重ね合わせて、私的『東京タワー』をイメージしてくれるということだったそうです。リリーさん自身も嬉しかったのは、「お母さんに電話をしました」「先週の週末に会いに帰りました」「一緒に住むことにしました」という感想を多くの人達からもらったことだったとか。かく言う私も、昨年末に読んだ後すぐに、故郷の母親に正月休みの帰省予定を告げる電話をかけた記憶があります。
この話を聞きながら、昨日の夕学で李鳳宇さんがおっしゃった「強い映画」という言葉が頭に浮かびました。李鳳宇さんによれば「強い映画」の最大の条件は「人を動かす力」があることだそうです。『東京タワー』は、人を動かす力を持った近年まれにみる「強い本」だったことは間違いありません。

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受講者の声 6/7リリー・フランキーさん

さすがにリリーさん。
受講生が書かれたブログもたくさんありました。
こちらをどうぞ。

「映画の力を信じる」 李鳳宇さん

李鳳宇さんプロデュースで昨年度の映画賞を総ナメした『パッチギ!』(井筒和幸監督)の中に、京都朝鮮高校の生徒と修学旅行高校生の乱闘場面があります。そのクライマックスは、相手高校生が逃げ込んだ観光バスを朝鮮高校生が集団でひっくり返すというシーンです。映画パンフレット掲載の井筒-李対談によれば、あのシーンは、李鳳宇さんの実体験に基づいているとあります。そんなこともあって「いったいどんな人だろうか」と興味津々で李鳳宇さんの来場を待ちました。
実際にお会いした李さんは、どうみてもバスをひっくり返すとは思えない爽やかな印象の紳士で、ご友人であり夕学にもご登壇いただいた姜尚中さんによく似た雰囲気のスマートな方でした。

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「自分を活かしつつ相手に合わせる」 武田美保さん

シンクロの日本代表チームの練習は1日10時間以上に及び、ほとんどの時間を水深3メールの足の着かないプールで過ごします。たとえ、コーチの指導を受けていても水の中にいる間は常に立ち泳ぎを続けているのですから息つく暇もありません。人によっては1日の練習で2キロ体重が落ち、それを補うために5,000カロリー/日の食事を採るのだそうです。時には大皿に山盛りにエビフライを13匹も食べないといけないとか。スポーツ選手は食べるのも練習のうちだといいますが、女性には想像を絶する過酷な環境です。
武田美保さんは、そんな選手生活を20年以上続け、稀代の鬼コーチ井村雅代さんの指導を受けてきました。さぞや逞しい女性かと思いきや、控室に現れた武田さんは、涼しげな麻素材のスーツを颯爽と着こなし、控えめな笑顔が印象的な方でした。口を開くと、おっとりとした品の良い京都弁が心地よく、周囲に打ち解けた雰囲気を醸し出します。素晴らしく魅力的な女性です。

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受講者の声 6/2 武田美保さん

1件ありました。

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