第23回(2/3水) 山本一力さん
第23回の講師は作家の山本一力さんです。
山本さんは、時代小説、江戸人情話を得意とするベストセラー作家ですね。書店には、いつも山本さんの著書が平積みになっています。ファンの方も多いのではないでしょうか。
今回、山本さんに夕学登壇をお願いしたのは、その人生経験とそこから得た人間観・生き方観をお聞きしたいと思ったからです。山本さんには、直木賞受賞で世に出るまで、さまざまな職業を経験し、倒産の憂き目にもあいながら、それこそ苦闘された30年以上の歴史があります。直木賞の受賞式には、家族揃って東京會舘まで自転車でやってきたそうです。
そんな山本さんのポリシーは「常に前向きに生きること」だそうです。今回の講演タイトルについて、当初MCCからは『くさらない、あきらめない生き方』という仮題を提示させていただいたところ、「少しでも否定的なニュアンスが含まれる言葉は使いたくない」というご本人さんからのお申し出がありました。前向きに生きるということは、こういう小さな事にもこだわりを持って、気持ちを維持し続けることなのだと改めて思いしらされました。代わりに提示させていただいた『人生の目利きになる』という演題は、そんな山本さんにピッタリかなと、いま思っているところです。
