スプツニ子!氏に聴く、問いを立てるデザイン

スプツニ子!イギリス人の母と日本人の父、二人の数学者の間に生まれたスプツニ子!氏。数学の得意な理系女子としてイギリスのインペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業し、続いてRCA(英国王立芸術学院、日本で言えば東京藝大に相当)のデザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。その後マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教に就任しDesign Fiction Groupを率いたのち、現在は東京大学とRCAがコラボした東京大学RCAデザインラボの特任准教授を務める。

...という紹介は、スプツニ子!氏がもっとも嫌がるタイプのものだろう。最近の悩みは「肩書きモンスター」になりつつあること、という氏の経歴は、確かに傍から見ればエスタブリッシュメントのそれにしか見えない。しかしそれは幼少期の原体験としてのいじめに端を発し、悩み苦しみ続けた青春期が生んだ軌跡でもある。

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東京五輪後の金融政策をうまく使うための、暮らしの考え方 白井さゆり先生

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どんな暮らしをしたいのか

東京五輪後にどんな生活が待っているのか、考えて行動を始めたところでともするとどれも不景気に備える作業ばかりになりそうだ。この間の梅澤さんのお話を聞いて思ったけれど、五輪後の日本をどうしたいのか、どうしたら楽しく生活できるのかの自分に置き換えて、もっと具体的に思い描かないといけない。

慶應義塾大学総合政策学部 教授の白井さゆり先生のお話は、論理的に五輪後の日本経済を予測しつつ、発想の転換により新しい金融政策を行うことの重要性がテーマであったと思う。その根底に必要なのは、東京五輪後にどのような生活をしたいから、どのような金融政策へと発想を転換させていくべきなのかということなのではないだろうか。

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琴坂将広先生の考える経営戦略の未来

コトサカphoto_instructor_930.jpg経営戦略とは何か―
その答えには、実務家と研究者との間で大きなギャップがある。
実際に会社を経営している人は、明日や1ヶ月後の未来のことを考えて戦略を練る。つまり、実務家にとって経営戦略とはプランである。反対に研究者は、過去の実現された成功事例を見て、経営戦略とは何かを体系化する。つまりはパターン化。実務家と研究者の経営戦略とは何かのギャップには、そこで未来を見ているのか過去を見ているのかの違いがある。そのギャップを埋めようとされているのが、慶應義塾大学総合政策学部の准教授である琴坂将広先生である。本日の講演テーマは「テクノロジーが変えた経営戦略:進化を振り返り、未来を考える」である。さっそく、過去を振り返るところから始めてみよう。

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明るい未来がやってきた!? 西野亮廣さん

ニシノphoto_instructor_937.jpg3歳の息子の子育てばかりに関心が向いている私でさえ、世界が劇的に変化していることを肌で感じる今日この頃である。今回の西野亮廣さんの講演では、今起きている大きな変化の一つの面を、クリアに、かつ軽やかに、見せてもらったように感じている。

2001年、と改めて書くと随分時間が経ってしまった感が強まるが、私はこの年に「地域通貨」と出会った。地域通貨とはその名のとおり、特定の地域で限定的に使われるお金のことで、この地域通貨の考え方は当時の私にとって衝撃だった。

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歴史には未来のシナリオが潜んでいる 本村凌二先生

モトムラphoto_instructor_929.jpg勉強が趣味だって思うくらい勉強は好きだけれど、歴史だけは特に興味がわかなかった。「イイクニツクロウ」という呪文に秘められたその意味が全然理解できていなかった。詰め込み式の受験勉強のせいだ。覚えること自体にはやっぱり意味なんかなくて、でも、本村凌二先生がローマのお話を聞いたことが私の趣味の新たな1ページを開いてくれた。

『歴史には「未来のシナリオ」が潜んでいる。』

偉大な先生のお話にはいつも示唆がたくさんあるけれど、本村先生のローマ帝国研究にも、現代を構造的に大局的に理解する鍵が詰まっている。歴史は繰り返すのだ。それこそが、歴史を学ぶ面白さであり、重要性なのだ。

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