美意識こそが経営を再生する 山口 周さん

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ゴミを作るために働いていたのか?

「スペースコロニーに移住する際、日本の文化遺産から1つだけ持っていけるとしたら、いったい何を選びますか?」

コーン・フェリー・ヘイグループのシニア クライアント パートナー山口周氏の講演は、意表を突いてこんな問いかけから始まった。これを山口氏は20年にわたり自問自答し続けてきたという。自分で考えるだけでなく身近な人々にも尋ね、研修で呼ばれた際には受講者達に書いて提出してもらったりもしてきた。
するとその答えのほとんどが17〜18世紀以前のものだというのだ。山口氏自身も天目茶碗や長谷川等伯の松林図や桂離宮などを想起するという。

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「動く、出会う、親しむ経済成長」飯田泰之先生

飯田photo_instructor_932.jpg人口が減少すると、経済に負の影響を与えると、私を含めた多くの人が思っているだろう。日本はまさに人口減少社会であり、2017年の合計特殊出生率は1.43と2年連続で低下している。しかし、飯田泰之先生によれば、人口減少悲観論は悲観しすぎであり、日本の未来はそこまで絶望的ではない。人口減少であれば、生産性の向上が期待されるという。ここでいう生産性の向上とはR&DやAIに代表される第4次産業革命技術導入によるものではないのが飯田先生の視点である。そして、生産性の向上には「動く成長」「出会う成長」そして「親しむ成長」の3つの成長が必要なのだ。

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橋爪大三郎さんの「世界四大文明論」

photo_instructor_935.jpg「文明」という分類軸を使って世界を理解しようという知的試みは、これまでも何人かの知識人によって行われてきた。
例えば、政治学者のサミュエル・ハンチントンは『文明の衝突』で、文化の違いによって世界を8つの文明(9つという説もあるようだ)に分類し、文明間の衝突が国際政治を不安定化させる要因になることを予見した。
文化人類学者の梅棹忠夫は、『文明の生態史観』で、ユーラシア大陸を第一地域と第二地域に分類した。
大陸の両端に位置する第一地域(欧州と日本)の文明が発展し、その内側の第二地域(中東、アジア)は発展が遅れた。第二地域が発展できなかったのは、大陸中央を斜めに横断する大乾燥地帯の気候・風土に起因すると分析した。

本日の講師、宗教社会学者の橋爪大三郎さんは、「宗教」を切り口にした四大文明論を提唱する。
世界には、欧州のキリスト教文明、中東地域のイスラム文明、インドのヒンドゥー文明、中国の儒教文明、の四大文明がある。
それぞれが25億人、15億人、10億人、13億人の人口を擁し、全部合わせると63億人。世界人口76億人の83%以上を占める。世界の人々の大多数はどこかの文明に属し、巨大なひとつの集団として、価値観や慣習を共有している。
ちなみに、我が日本は四大文明のいずれにも属さず、人口は1億人。橋爪さんの言葉によれば、無視できるほどの少数派でしかない。

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スプツニ子!氏に聴く、問いを立てるデザイン

スプツニ子!イギリス人の母と日本人の父、二人の数学者の間に生まれたスプツニ子!氏。数学の得意な理系女子としてイギリスのインペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業し、続いてRCA(英国王立芸術学院、日本で言えば東京藝大に相当)のデザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。その後マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教に就任しDesign Fiction Groupを率いたのち、現在は東京大学とRCAがコラボした東京大学RCAデザインラボの特任准教授を務める。

...という紹介は、スプツニ子!氏がもっとも嫌がるタイプのものだろう。最近の悩みは「肩書きモンスター」になりつつあること、という氏の経歴は、確かに傍から見ればエスタブリッシュメントのそれにしか見えない。しかしそれは幼少期の原体験としてのいじめに端を発し、悩み苦しみ続けた青春期が生んだ軌跡でもある。

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東京五輪後の金融政策をうまく使うための、暮らしの考え方 白井さゆり先生

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どんな暮らしをしたいのか

東京五輪後にどんな生活が待っているのか、考えて行動を始めたところでともするとどれも不景気に備える作業ばかりになりそうだ。この間の梅澤さんのお話を聞いて思ったけれど、五輪後の日本をどうしたいのか、どうしたら楽しく生活できるのかの自分に置き換えて、もっと具体的に思い描かないといけない。

慶應義塾大学総合政策学部 教授の白井さゆり先生のお話は、論理的に五輪後の日本経済を予測しつつ、発想の転換により新しい金融政策を行うことの重要性がテーマであったと思う。その根底に必要なのは、東京五輪後にどのような生活をしたいから、どのような金融政策へと発想を転換させていくべきなのかということなのではないだろうか。

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