2020年4月講演の休止と予約受付開始日延期のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き危惧されていることから、安全と健康を第一に考慮し、2020年度前期の講演について下記の通り変更することにいたしましたのでお知らせします。

1. 4月講演(7講演)の休止および開講時期の変更(5/12)
2. 講演予約の受付開始日の変更(3/17→4月初旬)

2020年度前期講演はこの状況に鑑み、4月の講演を休止し、5/12(火)の開講といたします。
4月の開講を楽しみにされている多くの皆様に心からお詫び申し上げます。

なお、4月に予定していた7講演については、別日程で開催するべく調整をしておりますが、会場の空き状況を考えますと今期中に25講演を開催することは難しいと思われますが鋭意調整をしておりますので今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。

また、上記に伴い、3/17(火)に延期した申込・予約受付開始を4月初旬に再度延期いたします。具体的な日時は事態の推移を見守りつつ、3/20過ぎを目処に決定し、ご案内する予定です。

5月開講、25講演未満講演数は、『夕学五十講』20年の歴史でも初めてのことで、たいへん残念ですが、まだ収束への道筋が見えてこない現在の状況に鑑みて、苦渋の決断をいたしました。

たびたびの変更となり、皆様にご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

慶應丸の内シティキャンパス

2020年度前期『夕学五十講』の予約受付開始日は3/17(火)10:00-に変更です

2020年度前期『夕学五十講』をお待ち頂いております皆さま、本日は予約受付開始日の変更についてご案内いたします。

2/27(木)に予約受付を開始する予定でご案内しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を考慮し、予約受付開始日を3/17(火)に延期いたしました。

来期の『夕学五十講』は4/7(火)から開催予定ですが、開催までにまだ日数がありますので、事態が収束することを祈願しつつ、予定通りに開催する所存でおります。

しかしながら、当初予定の2/27(木)の予約受付開始ですと、ご参加に意思決定ができない方も数多くいらっしゃることが想定されますので、予約受付開始日を3/17(火)に延期することにいたしました。
『夕学五十講』ウエブサイトの講演情報の更新も3/16(月)に延期いたします。

申込開始を楽しみにお待ちいただいた方も大勢いらっしゃることを承知しながらの延期で、大変心苦しく思いますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


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2020年度前期 予約受付開始は2月27日(木)→3月17日(火)10:00に変更
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2020年度前期の予約受付開始は次のように変更となり、3月17日(火)午前10時より開始いたします。

 変更前:2/27(木)10:00~
 変更後:3/17(火)10:00~

講演者・講演内容の詳細は3/16(月)からWebサイトに掲載いたします。
なお、現時点で開催予定そのものに変更はありません。

2020年度前期『夕学五十講』も皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

慶應丸の内シティキャンパス

選びとる才能と選ばれるための戦略 正能茉優さん

正能茉優株式会社ハピキラFACTORYの社長であり、大手電機メーカーの社員であり、さらに慶應義塾大学大学院の特任助教でもある正能茉優さんは若干28歳。有識者として政府機関に招かれたりテレビのコメンテーターも務めるなど、その実績からは女性特有の華やかさだけでなく骨太な印象も受ける。

起業までの道のり

講演は、正能さんがご自身のキャリアを語るうえで欠かせないハピキラFACTORYの設立にまつわるエピソードからスタートした。

大学時代、「町づくりインターンシップ」の制度の存在を知った正能さんは、特に深い考えもなく長野県小布施町に出向く。最初は「何もない町だなあ」程度の感想しか持たなかったが、2週間ほど滞在するうちに小布施の人たちに魅力を感じ、さらには町そのものが大好きになったそうだ。
この出会いによって「幸せ」の価値観すらひっくり返された正能さんは小布施の魅力にとりつかれ、小布施と東京をいったりきたりする暮らしを始める。

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庄司 克宏「欧州統合は「脱EU」と「奪EU」に勝てるか?―ブレグジットとポピュリズム」

ブレグジットとポピュリズム―ポピュリズムはなぜ生まれて、どうしたら解消できるのか―

庄司 克宏慶應義塾大学大学院法務研究科の庄司克宏教授が、EUにおけるポピュリズム台頭やブレグジットが起こった要因の一つとなった、EUの政治的統治構造について、詳しく丁寧に解説してくださった。欧州におけるポピュリストの不満は、EU域内において、人が自由に行き来できる原則を持っていること、またその原則構造に対し、各国が独立して別の選択をする余地があまりない点にある。庄司先生は、EUから離脱をして、自国の民主主義に基づく政策を推進しようとする英国を「脱EU」派と呼び、EU域内に加盟国としてとどまりながら、ポピュリズムの影響力を拡大しようとする勢力のことを「奪EU」派と呼んだ。後者には、ポーランド・ハンガリーなどのポピュリスト政党が含まれる。

欧州統合の父とも呼ばれるフランスの政治家ジャン・モネは、EUの成立契機を、横暴なナショナリズムが主導した第二次世界大戦に対する反省、と表現している。つまり、そもそも狂犬な国の力を抑え込み、公正無私なテクノクラート(EUコミッション=欧州委員会)に立法発議の主権移譲をすることがEU設立の目的だった。そして、EUでは、域内を単一の市場とみなして、原則として、域内の人・物・サービス・資本は自由に移動できること、となった。国境管理、難民問題、環境政策、単一通貨、対外政策がEUの対象政策分野となる。

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No忖度上等! 望月衣塑子さん

望月衣塑子のっけから恐縮だが、いやはや、すごい講演だった。望月衣塑子さんの熱量に圧されっぱなし。質疑応答まで含め、めくるめくドトウの2時間15分だった。

レビュー担当の講演は細かくメモを取りながら聴講するのが常だが、今回は開始10分でペンを置いてしまった。望月さんが十分な配布資料を用意してくれていたから、というのもあるし、ペンが追いつかないほどの言葉の洪水に圧倒されたから、というのもあるが、何より「メモに気を取られてこの場の空気をつかみ損ねてしまうのが惜しい」と感じたからだ。

話しはじめた瞬間に、小柄で華奢な体型からは想像できない、たいそう大きなパワーを内包している方だということがわかった。第一声からラストまで息切れすることなく一気に語りつくした2時間強。この原動力は、いったい何なんだろう。

「忖度しない」ことの価値

望月さんが特に注目されるきっかけとなったのは、官房長官記者会見をめぐる官房長官および官邸報道室との攻防だ。社会部記者の望月さんは政治部の記者とは異なる作法で会見にのぞみ、結果、会見においてさまざまな妨害を受けることになる。

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