第8回 12/4(金)岡本隆司先生

photo_instructor_1059.jpg12/4(金)は京都府立大学 教授 岡本隆司生先生のご登壇です。

昨年出版された岡本先生の近著『世界史とつなげて学ぶ中国全史』は、文明の発祥から今日に至るまでの中国史の展開が一気呵成に描かれ、現代につながるリアルな中国の姿が浮き彫りとなる、中国近代史を専門とされている先生ならではの1冊です。

「中国人の考え方は理解できない」「中国の存在は日本にとって脅威」・・・と、近くて遠い国とも揶揄される如く、世界の大国・中国は日本人にとって圧倒的な存在感と重要性があることを理解しつつも、どこか遠い存在として評し、嫌厭をしてしまいがちかもしれません。

いまある中国とは、過去の歴史の積み重ねの決算であり、これからに向けての通過点でもあることは言わずもがなです。岡本先生は、多くの日本人が持つ中国へのイメージを理解しつつ、現代中国を理解するための中国全史としてまとめて下さっています。

岡本先生は、歴史とは人でいえば履歴書であり、対象を知る有効な手段であると仰います。

中国に関する報道は溢れ、日々さまざまな情報が流れてきます。私たちに届く一部の中国の情報からすべてを理解しようとし、ネガティブな感情を抱いてしまうのはナンセンスかもしれません。

岡本先生が読み解く中国の歴史をもとに、時空をこえて、過去の中国のありようを探ることで、現在の中国、さらに現代世界を知る機会にしたいと思います。(保谷)

・岡本隆司(おかもと たかし)
・京都府立大学 教授
・演題:「歴史から読み解く現代中国」

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第7回11/27 (金) さーたりさん

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第7回11/27 (金) は、外科医で漫画家のさーたりさんです。

面白い方がいらっしゃるんだなぁと、はじめてさーたりさんを存じ上げたときにはとても興味を覚えました。外科医で、漫画家。
ますます面白い方だなぁ、そして、素敵な方だなぁと、エッセイや漫画、インタビューでさーたりさんの作品やメッセージに触れて、そう思いました。いつかお会いしてみたい、お話を伺ってみたいと思い、今回ご登壇が実現して嬉しいです。

さて、さーたりさんのプロフィールです。
杏林大学医学部卒業、順天堂大学医学部肝胆膵外科に入局し、外科医として勤務。学生時代からの趣味であった漫画を生かして、医師の日常を絵日記にしたブログが評判をよび、コミックエッセイ「腐女医の医者道」シリーズを刊行。

これがブログでは「某女子校卒業後、某大学医学部入学、気合で卒業、勢いで国家試験合格。外科医を志し●年」となります。さーたりさんの面白さ、視点、センスが伝わってきます。

医師、漫画家、三児の母としてご活躍中ですが、このことを「全てが中途半端ではないか」と悩まれたそうなのです。しかしこれを「どれも大切だからこそ全てを選ぶ」のだと捉え直し、明るく楽しく日々を送られています。飾らない自然体の目線、ポジティブで明るい受け止め方や考え方、漫画や言葉から伝わってくるさーたりさんらしさを今回はテーマに、お話いただきます。皆さんで楽しみましょう。(湯川)

・さーたり さん
・外科医、漫画家
・演題「『選ばない』を選んで生きる
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第6回 11/17(火)徳井直生先生

photo_instructor_1056.jpg11/17(火)は慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 准教授、株式会社Qosmo 代表取締役 徳井 直生(とくい なお)先生のご登壇です。

徳井先生のご専門は電子工学。
AIを用いたインスタレーション作品群で知られる人工知能を用いた表現の研究者です。

と言われても、素人にはピンとこないことばかりですが、テクノロジーを活用したクリエイティブな表現を追求する集団 Qosmo(コズモ)の代表として、AIのDJと人間が一曲ずつかけ合うスタイルでのDJパフォーマンス「AIDJ」を国内外で行うなど活動をしていらっしゃいます。

先生ご自身が、Qosmo代表、工学博士であるとともに、Nao Tokuiのお名前でエレクトロニックミュージック作品をリリースするプロデューサー、さらに現役のDJでもあるのです。

Qosmo AI-DJプロジェクト

DJといえば、まさに"生の極地"とも言われるほど、フロアにいる人のノリや感情の高ぶりにあわせ選曲し、場を盛り上げるもの。

「音楽を学習した人工知能は、人間を感動させることができるのか?」というテーマを掲げ誕生したAIDJ。人工知能をDJに活用すると何ができるのでしょうか。

私たちは、AIは人間がしていることをいかに効率よくやってもらうかの"最適化"の観点で考えがちです。AIの価値はそれだけではないとし、新しい答えや観点を提供してくれる存在でもあるというのが先生が先導する未知なる研究の領域でもあります。

これまで、AIには難しいとされてきた音楽やダンスなど表現の領域を足掛かりに、AIのあり方、今後のAIとの付き合い方について、さらなる可能性とともに考えてみたいと思います。

・徳井直生(とくい なお)
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 准教授
 株式会社Qosmo 代表取締役
 Head of Technology - Dentsu Craft Tokyo
・演題:「AI×人間の新たな創造性」

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第5回 11/9(月)池上彰さん

photo_instructor_1048.jpg11/9(月)はジャーナリスト 池上彰さんのご登壇です。

大学で学生に教えること、本を書くことを本業に、テレビにメディアに引っ張りだこの池上さん。どこにそんなお時間あるのかしら、と思うほどにマルチに活躍されています。
『夕学五十講』のご登壇も4回目。お忙しいなかお時間をつくって下さること、いつも明解、明瞭に時事問題を解説くださいますことに大感謝です。

地図から読む世界」 2007年6月29日講演

学び続ける力」 2014年6月23日講演

新しい世界の読み方」 2018年4月17日講演

今回のテーマは「世界の読み方2021」。
年初はイギリスのEU離脱からはじまり、秋にはアメリカの大統領選挙・・・と今年も世界的に大きな出来事が目白押しのなか、COVID-19の蔓延にて世界各地でパンデミックも起こっています。

大きな背景には東西冷戦の崩壊と世界のグローバル化があるなか、米中が対極をなしつつ、世界のリーダーには"自国ファースト"の流れさえあり、不安定さ極まりありません。

いま、世界はどのように動き、これからの世界はどうなっていくのか。
その中で、日本、私たちはどうあるべきなのか。

今回も池上さんにわかりやすく解説いただきながら、いまの世界の動きを読み解きます。(保谷)


・池上彰(いけがみ あきら)
・ジャーナリスト
・演題:「世界の読み方2021」
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第4回 11/5(木)北野 唯我さん

photo_instructor_1054.jpg11/5(木)は著述家、ワンキャリア取締役 北野唯我さんのご登壇です。

自分はこのままでいいのか。
今のままの働き方、今の会社、今の仕事でいいのか。

長い人生、ビジネスパーソンとしての生活のなかで誰しもがこの問いを何度か自身に向けたことがあるのではないでしょうか。

ましてや、マネージャーやリーダーの立場の方ならば、部下やメンバーが悩み、この問いを投げかけられたことがあるかもしれません。その時、一人の人として個人の視点と、上司・リーダーとして組織の視点、双方の視点に苛まれながら相談に乗ることに苦慮された経験のある方も少なくないことと思います。

いま、多くのマネージャー・リーダーは、部下やメンバーの「個人のキャリア」を大事にしつつ、会社として「利益」も出さなくてはならない、というジレンマに悩んでいます。

作家として、またIT企業の役員として活躍する北野さんは1987年生まれ。いま、現場の中心となって働く80年代生まれのまさにビジネスリーダー的存在です。

経営としての組織の視点、現場で働く個人の視点、双方から会社というものをつぶさにご覧になっている北野さんより、組織と個人双方から現代における強い会社の条件についてお話しいただきます。

それは、これからの生き方、働き方、さらに生き残り方を考える機会になるに違いありません。北野さんのお話しより、"ジレンマ"を抱きつつ、私なりの解を見つけてみたいと思います。(保谷)


・北野唯我(きたの ゆいが)
・著述家、ワンキャリア取締役
・演題:「これからの生き残り方 ~組織と個人~」
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