第10回 12/15(火)安永 雄玄さん

photo_instructor_1057.jpg12/15(火)は浄土真宗本願寺派築地本願寺 代表役員宗務長 安永雄玄さんにご登壇いただきます。

東京築地にある築地本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺です。

中に入ったことのある方は少ないかもしれませんが、伝統仏教である浄土真宗の寺院であり、本院であることからも、有名人の葬儀が行われたりと、名前くらいは知っているという方は多いことでしょう。

現在、東京をはじめとする首都圏にある寺院は、少子化、核家族化による家族制度の変化、明確な宗教心を持たない人の増加、それらに伴い昔からのお寺を中心としたコミュニティの崩壊など相まって、その存続自体に頭を抱えているところが少なくありません。

安永さんは、大学卒業後、メガバンクに入行。英国留学ケンブリッジ大学院にて経営学を学び、外資系、日系の経営コンサルファームなどで経営トップを歴任のうえ、築地本願寺に就職した異色のキャリアの持ち主でいらっしゃいます。

そう、安永さんのミッションはお寺の経営改革なのです。

ビジネスの世界と宗教の世界は、使われる言葉がまったく違うと言われます。それは、考え方の違いにも通じるのかもしれません。

そのようななかにあって、安永さんはどのように"改革"を進めているのでしょうか。サステナブルにお寺を運営していくために、いかに周りを巻き込み、実行へと落とし込んでいるのでしょうか。

安永さんが実践されている"改革"は、宗教法人という組織文化が違うゆえ、ビジネスパーソンのそれとは道のりが異なること、より困難が多いこと、容易に想像できます。安永さんのご経験、改革のプロセスを通して、私たちにたくさんの気づき、教えがあることと思います。(保谷)


・安永雄玄(やすなが ゆうげん)
・浄土真宗本願寺派築地本願寺 代表役員宗務長
・演題:「築地本願寺の経営改革~ビジネスマン出身僧侶のお寺改革~」

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第9回12/8(火)内田和成先生

kazunari_uchida2020.jpg第9回12/8(火)は、早稲田大学ビジネススクール 教授 内田和成先生です。

皆さん、お待たせしました。
ご講演いただいたその日のうちに、再登壇のリクエストをいただいてきました内田先生。夕学五十講には5回目のご登壇です。

早稲田大学ビジネススクールを代表する教授のお一人、ボストンコンサルティンググループの日本代表も務められた先生でいらっしゃいます。ご存じの皆さま、著書をお読みの皆さま、多くいらっしゃることと思います。

今回のテーマは、戦略づくりを支える思考法。

ビジネスには論理思考、左脳が大事、とよく言われてきました。一方でここ数年、ビジネスのフィールドでも注目を集めてきたのが右脳思考です。デザイン思考をとりいれ、感性やアート領域への関心が高まってきたのもまさにこれでしょう。

内田先生はコンサルタント時代から右脳重視派でいらしたそうです。右脳思考をタイトルとしたご著書もあります。右脳思考といわれてなんとなくそれが感覚でわかる、から、右脳思考を方法論としてわかる、鍛える・使えるがめざせる、その一歩が踏み出せたらと思う私も一人です。皆さんとご一緒に学びたいと思います。(湯川)

・内田和成さん
・早稲田大学ビジネススクール教授
・演題:「右脳思考―観・感・勘のススメ―」
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第8回 12/4(金)岡本隆司先生

photo_instructor_1059.jpg12/4(金)は京都府立大学 教授 岡本隆司生先生のご登壇です。

昨年出版された岡本先生の近著『世界史とつなげて学ぶ中国全史』は、文明の発祥から今日に至るまでの中国史の展開が一気呵成に描かれ、現代につながるリアルな中国の姿が浮き彫りとなる、中国近代史を専門とされている先生ならではの1冊です。

「中国人の考え方は理解できない」「中国の存在は日本にとって脅威」・・・と、近くて遠い国とも揶揄される如く、世界の大国・中国は日本人にとって圧倒的な存在感と重要性があることを理解しつつも、どこか遠い存在として評し、嫌厭をしてしまいがちかもしれません。

いまある中国とは、過去の歴史の積み重ねの決算であり、これからに向けての通過点でもあることは言わずもがなです。岡本先生は、多くの日本人が持つ中国へのイメージを理解しつつ、現代中国を理解するための中国全史としてまとめて下さっています。

岡本先生は、歴史とは人でいえば履歴書であり、対象を知る有効な手段であると仰います。

中国に関する報道は溢れ、日々さまざまな情報が流れてきます。私たちに届く一部の中国の情報からすべてを理解しようとし、ネガティブな感情を抱いてしまうのはナンセンスかもしれません。

岡本先生が読み解く中国の歴史をもとに、時空をこえて、過去の中国のありようを探ることで、現在の中国、さらに現代世界を知る機会にしたいと思います。(保谷)

・岡本隆司(おかもと たかし)
・京都府立大学 教授
・演題:「歴史から読み解く現代中国」

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第7回11/27 (金) さーたりさん

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第7回11/27 (金) は、外科医で漫画家のさーたりさんです。

面白い方がいらっしゃるんだなぁと、はじめてさーたりさんを存じ上げたときにはとても興味を覚えました。外科医で、漫画家。
ますます面白い方だなぁ、そして、素敵な方だなぁと、エッセイや漫画、インタビューでさーたりさんの作品やメッセージに触れて、そう思いました。いつかお会いしてみたい、お話を伺ってみたいと思い、今回ご登壇が実現して嬉しいです。

さて、さーたりさんのプロフィールです。
杏林大学医学部卒業、順天堂大学医学部肝胆膵外科に入局し、外科医として勤務。学生時代からの趣味であった漫画を生かして、医師の日常を絵日記にしたブログが評判をよび、コミックエッセイ「腐女医の医者道」シリーズを刊行。

これがブログでは「某女子校卒業後、某大学医学部入学、気合で卒業、勢いで国家試験合格。外科医を志し●年」となります。さーたりさんの面白さ、視点、センスが伝わってきます。

医師、漫画家、三児の母としてご活躍中ですが、このことを「全てが中途半端ではないか」と悩まれたそうなのです。しかしこれを「どれも大切だからこそ全てを選ぶ」のだと捉え直し、明るく楽しく日々を送られています。飾らない自然体の目線、ポジティブで明るい受け止め方や考え方、漫画や言葉から伝わってくるさーたりさんらしさを今回はテーマに、お話いただきます。皆さんで楽しみましょう。(湯川)

・さーたり さん
・外科医、漫画家
・演題「『選ばない』を選んで生きる」
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第6回 11/17(火)徳井直生先生

photo_instructor_1056.jpg11/17(火)は慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 准教授、株式会社Qosmo 代表取締役 徳井 直生(とくい なお)先生のご登壇です。

徳井先生のご専門は電子工学。
AIを用いたインスタレーション作品群で知られる人工知能を用いた表現の研究者です。

と言われても、素人にはピンとこないことばかりですが、テクノロジーを活用したクリエイティブな表現を追求する集団 Qosmo(コズモ)の代表として、AIのDJと人間が一曲ずつかけ合うスタイルでのDJパフォーマンス「AIDJ」を国内外で行うなど活動をしていらっしゃいます。

先生ご自身が、Qosmo代表、工学博士であるとともに、Nao Tokuiのお名前でエレクトロニックミュージック作品をリリースするプロデューサー、さらに現役のDJでもあるのです。

Qosmo AI-DJプロジェクト

DJといえば、まさに"生の極地"とも言われるほど、フロアにいる人のノリや感情の高ぶりにあわせ選曲し、場を盛り上げるもの。

「音楽を学習した人工知能は、人間を感動させることができるのか?」というテーマを掲げ誕生したAIDJ。人工知能をDJに活用すると何ができるのでしょうか。

私たちは、AIは人間がしていることをいかに効率よくやってもらうかの"最適化"の観点で考えがちです。AIの価値はそれだけではないとし、新しい答えや観点を提供してくれる存在でもあるというのが先生が先導する未知なる研究の領域でもあります。

これまで、AIには難しいとされてきた音楽やダンスなど表現の領域を足掛かりに、AIのあり方、今後のAIとの付き合い方について、さらなる可能性とともに考えてみたいと思います。

・徳井直生(とくい なお)
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 准教授
 株式会社Qosmo 代表取締役
 Head of Technology - Dentsu Craft Tokyo
・演題:「AI×人間の新たな創造性」

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