第15回 2/9(火)佐藤 優さん

第15回2/9(火)最終回は、作家・元外務省主任分析官 佐藤優さんにご登壇いただきます。satomasaru.jpg

鋭く、深く、かつ、わかりやすい。佐藤優さんの分析・解説・メッセージに皆さんも著書、記事、インタビュー、講演などで触れ刺激を受けてこられた方が多いことと思います。
作家としての創作とともに、外交・安全保障、インテリジェンス、思想・宗教学など多彩かつさらにご専門分野を広げつつ、積極的に評論活動をなさっています。

『夕学五十講』にもこれまで3回ご登壇いただいてきました。2010年と2013年は日本の外交、これからの日本をテーマに、前回の2017年世界はどう変わるか、ご講演いただきました。

「本邦きってのインテリジェンスの使い手、佐藤優氏をもってしても大変に読み解きづらくなっているというこの世界」とリフレクションに綴られていますこの講演、変数を読むカギとして佐藤さんはトランプ大統領を挙げられていました。
(前回の夕学リフレクションはこちら

今回のテーマは「コロナ禍と米国大統領戦後の世界の読み方」です。
ご登壇はいまから4ヶ月後。米国大統領選は、世界の情勢は、新型コロナウィルスとの闘いは、日本という国は、私たちは...これからどんな4ヶ月を迎えまた過ごしていくでしょうか。先が見えない、闘う相手も見えない、大変ないま、だからこそ"世界を読む"ことが大事です。佐藤優さんにじっくり伺います。(湯川)

・佐藤 優(さとう まさる)さん
・作家・元外務省主任分析官
・演題「コロナ禍と米国大統領戦後の世界の読み方」
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第14回 2/1(月)冨山 和彦さん

photo_instructor_1060.jpg2/1(月)は株式会社経営共創基盤(IGPI)IGPIグループ会長冨山和彦さんのご登壇です。

産業再生機構COOの時から現在にいたるまで、カネボウをはじめとする多くの企業の再建をしてきた冨山さん。

新型コロナウィルスによるパンデミック(世界的大流行)で、少なくとも数か月、場合によっては年単位で世界経済は生産と消費の両方を大幅に抑制せざるえない情勢である「コロナショック」が世界、そして日本にやってきており、これは長期化するとされています。

冨山さんは、世界がこのパンデミックに陥りはじめ、まだ現実として受け止めることのできていない2020年5月に『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』、さらに6月に『コーポレート・トランスフォーメーション 日本の社会をつくり変える』を発刊し、いち早く、いま起こっていること、そしてこれから起こりうるであろう経済状況、それに伴う変化について示唆されています。

すでに、高度成長とともに形成、確立された日本的な経営モデル、日本的なカイシャモデル、それを軸とした経済社会モデルが脆弱になってきているとされているなか、この経済危機あって、古いモデルはますます有効性を失い脆弱であることを改めて証明しつつあると言われています。

日本も、世界も、コロナショックを契機にさらなる大きな変容、モア・トランスフォーメーションの時代に入る可能性が高いとされるなか、経営のあり方、会社のあり方、私たちの働き方、人生のあり方はどうなっていくのか。

日本が過去の呪縛から断ち切り、その先にある単なる米国モデルの追随ではない、新しいモデル、ウィズコロナ時代、さらにポストコロナ時代における生き残りとさらなる成長という、新しい経済社会アーキテクチャの創造について、冨山さんに先導頂きながらともに考えていきたいと思います。(保谷)

・冨山和彦(とやま かずひこ)
・株式会社経営共創基盤(IGPI) IGPIグループ会長
・演題:「コロナショックとコーポレート・トランスフォーメーション」
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第13回 1/26(火)齋藤 卓爾先生

photo_instructor_1063.jpg1/26(火)は慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授 齊藤卓爾先生のご登壇です。

資金調達や費用の流れ、さらには会社の資産の具体的な把握といったお金の流れであるファイナンスはこれまで軽視されてきたと言っても過言ではなく、きちんと学んだことのあるビジネスパーソンは限られているかもしれません。

しかし、経営を考えたとき、ファイナンスは重要な問題となるのは言わずもがな。昨今ではROE(自己資本利益率)、ROIC(投下資本利益率)、WACC(加重平均資本コスト)といったファイナンス用語が経営の現場でも頻繁に用いられるようになっており、ファイナンスの知識を持ち、センスを磨くことがビジネスパーソンのリテラシーの1つとして求められています。

齊藤先生は、コーポレートファイナンス、コーポレートガバナンスにおける気鋭の研究者として、さまざまな企業事例よりファイナンスについて明瞭に解説くださる先生です。

なぜ今、企業経営にファイナンスが必要とされているのか。
その背景はなにか。

素朴な疑問から、株式会社の歴史、経営の変化といった観点より紐解き、「ファイナンス」の面白さについてお話し頂きます。齊藤先生の解説より、ファイナンスをこれまでになく身近に、一歩深く学ぶ機会となることを楽しみにしたいと思います。(保谷)

・齋藤 卓爾(さいとう たくじ)
・慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授
・演題:「経営視点で捉えるファイナンス」
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第12回 1/19(火)福原 正大さん

masahiro_fukuhara.jpg第12回1/19(火)は、Institution for a Global Society株式会社(IGS) 代表取締役社長 福原 正大さんです。

福原さんは2010年、「人を幸せにする評価で、幸せをつくる人を、つくる」ことをヴィジョンに、IGSを設立。

なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか?』など著書は話題となりました。大学院やビジネススクールで教鞭もとられています。

これまでとは異なる働き方、学び方、生活の仕方を迫られているいま、「人の評価方法も模索されつつありますが、落とし穴もあります」と福原さんはおっしゃいます。

福原さんのご経歴やAI・金融のご専門からは、この"幸せ"というキーワード、ふしぎに感じられるかもしれません。

フランスのビジネススクールINSEAD(欧州経営大学院)MBA、グランゼコールHEC(パリ)国際金融修士号、筑波大学 博士号というご経歴。さらに、世界最大の資産運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズに入社、35歳にして最年少マネージングダイレクター、日本法人取締役に就任されたご実績。

いえいえ、そんな福原さんだからこそ、たどりつかれたのが「人の幸せ」、ということがとても興味深く、魅力的だと思います。(湯川)

・福原 正大さん
・Institution for a Global Society株式会社(IGS) 代表取締役社長
・演題:「55万人の評価データから分かった、評価改革の落とし穴」
講師プロフィールはこちらです。

第11回 1/13(水)海部 陽介先生

photo_instructor_1051.jpg年明け2021年1月13日(水)は東京大学総合研究博物館 教授 海部陽介先生のご登壇です。

海部先生に前回ご登壇いただいたのは2017年。先生が代表を務める「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の取り組みについてお話し頂きました。3万年前の私たちの祖先が大陸から日本をめざしてやってきたように、草でできた船で与那国島から西表島への航海であり、GPSや携帯などは持たず徹底的に当時を再現するものでした。

2017年1月27日講演 「日本人4万年の旅を再現する

そのチャレンジは残念ながら失敗に終わったとのことでしたが、既に次なる目標を掲げ熱くお話しされる先生のお姿からは、研究者としての探究心とともに、冒険者としての情熱、ロマンを強く感じ、講演参加者の皆さんからもたくさんの声援がありました。

次なる目標とは2019年に丸木舟で台湾から与那国島を目指すというもの。

そして、この実験航海は昨年7月に成功をおさめました。しかも、このチャレンジに伴い2016年~2019年に集めたクラウドファンディングは約6000万。多くの方が、プロジェクトの活動に賛同し、この壮大なる実験の成功を願っていたことがわかります。

 最初の日本人は、3万年以上前に、海を越えどうやってこの地へやってきたのか。
 世界最大級の海流、黒潮をどのようにして越えたのか。
 見えないほどに遠い島をなぜ目指したのか。

先生方のプロジェクトの成功の喜びを分かち合い、実験からわかったこと、見えてきたことをお話し頂きます。私たち祖先の3万年以上も前のチャレンジに思いをはせながら、共に壮大なる旅ができること楽しみです。(保谷)

・海部 陽介(かいふ ようすけ)
・東京大学総合研究博物館 教授
・演題:「海を越えた最初の日本列島人 ~実験航海で探る3万年前の挑戦~」
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