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「ヒトよ、どうか正解されたい」

深夜アニメ『正解するカド』をご存じでしょうか。

アニメ、ましてや深夜アニメなんて、とお考えの方もいるでしょう。
しかし、断言します。

シン・ゴジラを面白いと思ったアナタなら、また社会や政治、エネルギー問題に関心の高いアナタなら、そして「考える」ことが嫌いでないアナタなら...

このアニメは観るべき!

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新規事業開発のお手伝いをする中で、今や「AI(人工知能)」というキーワードは避けて通れません。

個人やチームで事業企画やイノベーションプランなどを作ってもらうと、必ず誰かが、あるいはどこかのチームがAIの活用を提案します。

しかしAIは魔法の箱ではありません。
AIというブラックスボックスに、質問を入れれば必ず正解が返ってくるというのは、単なる幻想です。
だから私も「AIで何ができて何ができないのか」「現状のトレンドと今後の見通しは」、そして「結局ビジネスにはどう活用できるのか」を考えるために、日々情報を収集し、セミナーにも顔を出すようにしています。

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前回のエントリーで話題にしたDeNAの『ウェルク(WELQ)』問題。

その後の展開はご存じの方も多いでしょう。
ネットでの炎上は瞬く間に広がり、DeNAは当初「管理が別」としていたファッション系キュレーションサイト『MERY』も含め、すべてのキュレーションサービスを停止。会長・社長が謝罪会見を開くまでの事態となりました。

さて、本日はそれに関する続報や私の考えを述べたいわけではありません。

私もある意味今回の「炎上」には荷担しているわけですが、今回の件だけでなく、こうした「炎上」について考えてみたいのです。

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今回の件、ネットでの意見には「DeNAなど潰れてしまえ」や「本当の責任者を吊し上げろ」といった論調もあります。
しかしそうした意見は、もはや建設的な「批判」ではなく、叩くことを目的とした「中傷」に近いのではないかと思うのです。

では、「批判」と「中傷」を分けるものは何か。
それを考えてみましょう。

ここ数日、ちょっとした炎上状態となっている『ウェルク(WELQ)』

ウェルクとは、DeNAが運営する「ココロとカラダの教科書」を標榜するキュレーションメディアです。

では、なぜこのサイトが炎上したのか。
それにはいくつかの理由があります。

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ちょっと前の話になりますが、NHKのニュースで特集された「子供の貧困」が、ネットを中心に炎上しました。

そこの登場した女子高生が、ちょっと豪華なランチを食べたり、アニメのDVDを持っていたことで、「あんなのは貧困じゃない」と騒ぎになり、挙げ句の果てにはその女子高生を叩く人まで現れたのです。

その際、私が知ったのは、貸しの危険性すらある「絶対的貧困」と、そこまでではないが、普通の人がやっていることを我慢しなくてはならない「相対的貧困」がある、ということでした。

しかしそれでも私は、「パソコンが買えないから1000円ちょっとでキーボードだけ買った」といった女子高生の行動に対して、「まあ確かに相対的貧困と呼べるのかもしれないが、ちょっとこれは方向性がおかしいのでは?」と思っていました。

しかし、最近この記事に出会い、考え方を改めました。

『NHK「貧困女子高生」報道炎上は何が間違っていたのか』(ダイヤモンド・オンライン)

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プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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