3分間ラーニングの最近のブログ記事

「過去と他人は変えられない。しかし、自分と未来は変える事ができる」

これはカナタの医師、エリック・バーンの言葉です。

どんなに後悔しても、起こってしまった過去の出来事、そしてやってしまった過去の自分の行動は無かったことにはできない。タイムマシンが発明されない限り。

また、他人を変えようと思っても無駄だし、そんなことを考えるのは自分の都合だけ考えているからだ。

だから自分を変えること、そして未来を変える、いや、明るい未来をつくることを考えよう。

この「名言」はご存じの方も多いでしょう。そして「確かに」「なるほど」と頷く方も。



...しかし、私はこの名言に反論します。

「他人も過去も変えられるけど?」

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実演販売士。
流暢かつ軽妙なトークで店頭販売を行うプロフェッショナルです。
最近ではテレビショッピングでも活躍し、またそのカリスマとも呼ばれる方が番組で特集されることもあります。

販売のプロである同時に、説明のプロとも言えるでしょう。

さて、実演販売士のルーキーが、ある日水道の蛇口に取り付ける「節水アタッチメント」の説明でこういう説明をしたとしましょう。

「このアタッチメントを平均的なご家庭で朝夕の調理と食器洗いなどに使用した場合、1日あたり平均4.5リットル、1年間に換算すると、なんと1,640リットルもの節水になります!」

...この説明はいただけませんね。

いかに軽妙な口調だったとしても、お客さんはこう感じるでしょう。

「1,640リットルって言われても、なんかピンとこないわねえ」

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TVコマーシャルを見ていると、「お金かかってるなあ」と感じることが多くなりました。

特に「ギャラいくらなんだろう?」と下衆な詮索をしてしまうほど、豪華なキャスティングのCMが増えてきたと思いませんか?

代表的なのがソフトバンクの「白戸家」、auの「三太郎」でしょうか。
これらのドラマ仕立ての広告は、確かに視聴者の注目を集めています。

ドラマ仕立てだけでなく、サッポロビールのCMは著名人の「対談番組」と言えますし、松下のオキシライド乾電池の「乾電池一本で飛行機を動かして空を飛べるのか?」というのも、もはや「ドキュメンタリー番組」です。

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以前、あるコミュニティでのイベントで、こんなことを言われました。

「桑畑さんって、自己肯定感が強いですよね」

その言葉そのものは知っていたものの、そういうことを言われたのは初めてでしたし、何より「自己肯定感」について深く考えたことがなかったため、私はこう返しました。

「えーと、それって褒めてます?」

その方は即座にこう言いました。

「もちろんですよ! 常に前向きに過去を肯定するって、とても素晴らしいことでしょう? 正直うらやましいですよ」



ひょっとして「脳天気」とか「自信過剰」というニュアンスもあるのでは、と思っていた私(この何でも疑う癖も直した方が良いかも)ですが、そこで安心しました。

しかし最近、この「自己肯定感」の他にも、「自己効力感」や「自己有能感」など、様々な『自己○○感』があることを知り、これは一度自分なりに定義しておく必要がある、と感じたのです。

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大阪桐蔭の優勝で、夏の甲子園が終わりを告げました。
敗れたとは言え、金足農業の吉田投手の豪腕は印象に残りましたし、済美の山口投手や近江の北村選手、そして大阪桐蔭の根尾選手や藤原選手など、高レベルの選手が揃った大会でした。

とはいえタイブレークへの賛否や、そもそも猛暑の中で開催することの是非など、議論も多かった大会と言えます。



さて、今回のテーマは「タイミング」です。

甲子園に限らず、野球では投手交代や代打、またバントやスクイズなど、タイミングが勝敗を分けたシーンを私たちは何度も目にしています。

野球だけでなくサッカー、たとえば先日フランスの優勝で幕を閉じたサッカーワールドカップにしても、やはりタイミングがポイントとなりました。
日本VSベルギー、2点先制した時が守りにスイッチするタイミングではなかったのか。
決勝点を取られたアディショナルタイムは、ベルギーにとっては最後のカウンターのタイミンクであり、それを読んでいなかったから負けたのではないか。

こうした意見は、やはり「タイミング」の重要性を物語っています。


しかし、タイミングが重要なのはビジネスでも同じです。

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プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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