3分間ラーニングの最近のブログ記事

いきなりですが問題です。
以下の画像は、戦闘から帰還した爆撃機が被弾していた箇所の統計を可視化したものです。
この画像から軍は、

「よし、被弾率の高い部分(赤い点)の装甲を厚くして帰還率を上げよう」

と考えました。
しかしこれに対して数学者のウォールドは「いや違う。反対に赤い点以外の部分を補強すべきだ」と反対しました。

さて、ウォールドはなぜそんな反論を行ったのでしょうか。

sb.jpg

Aさん:「新型コロナウイルスの感染拡大は、確かに第三波の様相を呈している。しかし、第一波のPCR検査数と重症者率と比較すると、現在が危機的な状況とは言えない」

Bさん:「感染して亡くなった人の苦しみと遺族の悲しみを、お前はわかっていない!」



この流れ、Twitterでは何度も繰り返されています。
そしてBさんの発言の後には、しばしばこんなリプが付きます。

Cさん:「マクロとミクロをごっちゃにするな」

shiya.jpg

本日のテーマは「レバレッジ」です。

「てこ(Lever: レバー)の原理」を意味する言葉であり、てこのように「小さい労力で大きなものを動かす力」として、ビジネスにおいては金融業界でよく使われています。

たとえば、100万円しか手持ちの資金がなかったら大きなビジネスはできませんが、そこで900万を借り入れれば、トータル1000万円の資金となり、10倍の規模でビジネスが可能になります。(当然リスクも増えますが)

かなり乱暴な例ですが、これが「レバレッジを効かせる」ということです。

このレバレッジ、応用分野は金融だけではありません。
そう、今話題の『GO TOキャンペーン』も、このレバレッジを効かせることを狙った政策です。

leverage.jpg

大坂なおみ選手のテニス全米オープン、2度目の優勝おめでとうございます!
さらに車いす部門では男子シングルスで国枝慎吾選手が7度目、女子ダブルスでは上地結衣選手が3度目と、とても嬉しい結果となりました。

さて、大坂選手についてはその強さだけでなく、今回は「7つの黒マスク」についても話題となりました。
7枚のマスクひとつひとつに理不尽な暴力の犠牲となった黒人被害者の名前を入れ、それによって差別への抗議を行ったのです。
7枚というのは決勝までの全試合数。それだけ「絶対優勝する」という気持ちが強かったのだと思いますし、それもまた今回の全米オープンに対するモチベーションにもなったのでしょう。

フィジカルだけでなく、彼女のメンタルの成長がより実感できます。

しかし、そんなうれしく、社会的意義のある話題なのに、少しネガティブな話も伝わってきました。

oosaka.jpg

まず最初に質問です。
店頭の呼び込みで「おいしいですよー」と言われるのと、「おいしいと思いますよー」と言われるのと、どちらが「食べてみようかな」という気になりますか?

まあ、普通は「おいしいですよー」でしょう。

では、ビジネスで何らかのソリューションを提案されるとき、「解決策としては○○しかありません!」と言われるのと、「解決策としては○○が適切と考えています」では?

dangen.jpg

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

2020年12月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別 アーカイブ

著書

Twitter