哲学は全ての学問の祖であり、世の中のすべてのモノゴトを言葉によって説明しようとする試みは、人間にだけ許された知的遊戯とも言えます。
ただ、学問としての「哲学」にはとっつきにくさを覚える方も多いでしょう。
しかし動詞としての「哲学する」ことは、全てのヒトにとって必要です。
では、「哲学する」とは何か。
それは「唯一の正解のない問いに対して手を抜かずに考える」ことです。
私自身は「考える」こと自体が専門領域でもありますから、学問としての哲学、特に構造主義はかなり参考にしてきました。
そこで本日は、その構造主義で外せない人物、ジャック・ラカンについて学ぶ課程で考えたことについてお話ししてみようと思います。
続きを読む: 組織の問題解決をラカンの精神分析アプローチで考える
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