以前、あるコミュニティでのイベントで、こんなことを言われました。
「桑畑さんって、自己肯定感が強いですよね」
その言葉そのものは知っていたものの、そういうことを言われたのは初めてでしたし、何より「自己肯定感」について深く考えたことがなかったため、私はこう返しました。
「えーと、それって褒めてます?」
その方は即座にこう言いました。
「もちろんですよ! 常に前向きに過去を肯定するって、とても素晴らしいことでしょう? 正直うらやましいですよ」
ひょっとして「脳天気」とか「自信過剰」というニュアンスもあるのでは、と思っていた私(この何でも疑う癖も直した方が良いかも)ですが、そこで安心しました。
しかし最近、この「自己肯定感」の他にも、「自己効力感」や「自己有能感」など、様々な『自己○○感』があることを知り、これは一度自分なりに定義しておく必要がある、と感じたのです。
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