情報から「気」を読む


3分間ラーニング, ごあいさつ, 講師の公私

あけましておめでとうございます。

と言うには、さすがに遅すぎますね。
さて、2018年最初のエントリーですが、「新年の抱負」について。

私は昨年の抱負として「継続」を掲げました。

自身の専門領域については、あえて新しいことにチャレンジせず、既存のフィールドでより広く情報を求め、そして深掘りする。
そうしてコンテンツを地道にブラッシュアップしてきました。

また、ダイエットは一段落したので、より代謝の良いカラダをつくるために、筋トレを続けてきました。

これらの「継続」は一定の成果を上げており、2017年の抱負、というか活動コンセプトは、振り返るにまずまず満足できる結果だと考えています。

そして今年、2018年の活動コンセプト。

私は「気」を大事にしたいと思っています。

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「気」と言っても、漢方や合気道をやろうというのではありません。

「空気を読む」という言葉にあるように、「目に見えないけれど、確かにそこに存在し、そこのモノゴトに何らかの影響をもたらす」ものに、もっと注意しようと思っています。

と言うのも...私がある意味「合理的すぎる」からです。



元々感情的な人間である私は、ある時期からそれではまずいことに気づきました。
そして「論理的に考える」ことを意識的に行ってきました。

「論理的に考える」。これはしばしば「筋道を立てて考える」と言い換えられます。
では、「筋道を立てて考える」とは何か。それは複数の情報から「...ということは何が言える?」という問いを立て、答を出す。さらにその答に他の情報を組み合わせ、さらに「と言うことは?」と考える。これがまさに「筋道を立てて考える」ことです。

こうした頭の使い方によって「理にかなった」答を出すのが、「論理的に考える」ことであり、それを私は続けてきました。また、当然今後も続けていくつもりです。
なぜならば、論理的に考えるスキルは、全ての活動の成功確率を上げる「OS」となるスキルだからです。

ただ、「理(ことわり)」だけで人が動くわけではありません。

「よし、それで行こう」と皆が「合意」するには、まさに「意」、つまりこれからやろうとする活動の「意味」を共有する必要があります。

私が妹尾堅一郎先生から学び、私の思考の大きな一部となっている(そして私の思考力系コンテンツの中核である)「SSM(Soft Systems Methodology)」は、この「意味の発見と共有」をベースとした方法論です。

さて、ここで「合理」と「合意」が、一人では仕事ができず、そして一人では生きていけない私たちのすべての活動に重要であることが見えてきます。

私もまだまだ修行中ではありますが、人並み以上にはこの「合理」と「合意」のスキルを持っていると自負しています。



しかし足りないものがもうひとつ。

それが「合気」です。

「あいつとは、どうも気が合わない」という使われ方をするように、この「気を合わせる」ことも、私たちの活動においては重要です。

「空気」「雰囲気」という、目には見えなくてもその場を支配する「気」の存在。

私はどうもそれに疎いようです。
まあ、今までにも何度も指摘されてはいるのですが(笑)

しかしこの「気」そのものは見えなくても、それを作り出しているものや、その影響によって生じる現象は知覚することができます。

たとえばそれは、その場にいる人々の「表情」や「ふるまい」、あるいは「散らかり具合」のような視覚情報があります。
また、「流れている音楽」や「口調」のような聴覚情報もあります。
それに加え、その場で誰かが言っている、あるいは議論されている内容という「言語情報」も。

それらの情報から「ということは?」と論理的に考えれば、どのような「気」がそこにあるかは推察できるはず。

そう、「合気」のためには「合理」のスキルが必要となり、それは私は有しているはずなのです。



だから私の弱い「合気」のスキルを高めるために、今まで以上にその場の情報を注意深く拾う。これを今年は意識するつもりです。

また、全ての活動の「元」となる「元気」にも、今まで以上に気をつけたいと思っています。
身体を鍛え、休むときには休んでカラダとココロを緩ませる。
メリハリのある生活も心がけたいと思います。



以上、私の「本年度の活動コンセプト」でした。

皆さんは、何を続け、何を変えることを今年の活動コンセプト、抱負とされていますか?
ぜひ、一人一人がそれを論理的に考えてみてください。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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