2015年2月アーカイブ

先日ネットでこんな記事を見つけました。

『カフェ占領する「ノマド」批判に反論 「ネット環境で客を呼んでいるのは店だろ?」』

ある調査によると、カフェやファミレスなどで仕事や勉強をしている人に「家や会社でやってほしい」と思うと答えた人が32.3%という結果が出たとのこと。

これに関してネットでは、「マナーの問題」「空気読め」などの想定通りの意見に加え、「『空いた時間もMacbookを使って仕事をしているオサレな自分』をアピールしたいだけ」のような、所謂「ノマド批判」が多く見られました。

また一方では、「長くいようが客の自由」「店側の問題」「電車なら文句言われないのに理不尽」など、ノマドを擁護する意見も当然ありました。

最近のカフェやファミレス、ファストフード店などの外食産業では、電源コンセントや携帯キャリアやISPのWiFiが完備された店も増えてきてますから、PCやタブレットなどで「腰を落ち着けて仕事や勉強する」環境が増えているのは紛れもない事実です。

私自身としては、ノマドという働き方については「他人事だけどそれもひとつの方法論として認める」という立場です。
また、このブログでマナーについて語るつもりもありません。

よって本日は、マナーやノマドの是非という視点でなく、「マーケティング」の視点で考えてみたいと思います。

先日、友人も監修者に名を連ねている『ザ・ファーストマイル』の著者を招いた、出版記念トークイベントに参加してきました。

著者であるスコット・D・アンソニーは、イノベーション論の大家であるハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授が創設したイノサイト社の共同経営者として、シンガポールを拠点に活躍しています。

以下にAmazonでの紹介文を引用します。

---------------------------------------
本書では、アイデア(商品、サービス)を計画から現実に移行する重要な局面を「ファーストマイル」と呼ぶ。ファーストマイルは多くの起業家や企業内のイノベーターを悩ませる。また、彼らの行く手を阻む危険に満ちた場所(時期)でもある。現実問題として、素晴らしいアイデアが市場に受け入れられた確率は1%以下に過ぎない。しかし、失敗原因はアイデアの良し悪しにはない。アイデアを推進するプロセスにある。ファーストマイルを乗り越えるために何を準備するべきか。長年イノベーションの戦略アドバイザーとして活躍する著者が、アイデアを市場で成功させるために必要な新たなツールと事例を詳述し、苦労して得た教訓とノウハウを提示する。
---------------------------------------

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

2015年3月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別 アーカイブ

著書

Twitter