2014年7月アーカイブ

前回のエントリーで、「前後を入れ替えても、ちゃんと意味のある言葉になる2字熟語をできるだけたくさん考えてみてください」というお題を出しました。


そこで出てきた「理論(りろん)/論理(ろんり)」について、今回はもう少し深く考えてみましょう。

私たちは、しばしば「理論的には~」とか「論理的に考えれば~」という言い方をします。
この理論(的)と論理(的)というふたつの言葉、皆さんはどう使い分けていますか?

「同じじゃないの?」とお考えの方もいるかもしれませんが、このふたつは決して同義語ではありません。
個人的には、類義語ですらないと思っています。

では、この「理論」と「論理」はどう違うのでしょう。
できるだけシンプルに、辞書など引かずに、まずは自分のアタマで考え、あなたなりの言葉で説明してください。



「続きを読む」をクリックするのはその後で!(笑)

ご存じの通り本ブログでは、【3分間ラーニング】を中心としていくつかのカテゴリーでエントリーを投稿しています。

そして今回から、新カテゴリーとして【思考トレーニング】をスタートさせることとしました。
コンテンツとしては、論理パズルや言葉の定義にこだわった考察、そして哲学的な問いなど、様々な論点で皆さんと一緒に「ふだんあまり考えないことを考え抜く」練習を積んでいきたいと思います。

構成としては前段で設問、「続きを読む」以下で私としての答(もちろんそれが唯一の正解ではありません)を述べていきます。
すぐ「続きを読む」をクリックせずに、まずはご自分の頭であなたなりの答を考えてみてください。



では、第一回の設問、今回は漢字を使った論理パズルを考えていただきます。

さて、私たちは様々な「2字熟語」を知っていますが、以下の設問に応えてください。

(1)前後を入れ替えても、ちゃんと意味のある言葉になる2字熟語をできるだけたくさん考えてみてください。(たとえば「雨風(あめかぜ)/風雨(ふうう)」などがそれに該当します)

(2)次に、それらを何らかの軸を使って2つに分類してください。



「続きを読む」をクリックする前に、まずは自分のアタマで考えてみてください!(笑)

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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