2012年11月アーカイブ

『GoodGuide』という米国で今人気のWebサービスがあります。
GoodGuideのWebサイト

日用品を中心に、家電から自動車まで、様々な商品をジャンル別に採点・ランク付けし、消費者の購買を支援するサービスを提供しています。

ここまでならAmazonや価格.com、@cosmeなどと大差無いように思えますが、それらが購買者の採点(つまりクチコミ)であるのに対し、GoodGuideではサイト独自の採点という点で異なります。

そうすると今度は「ITmediaやレスポンスのようなサイト独自の評価を公開する専門ニュースサイトと何が違うのか?」ということになってしまいます。
それではこんなに人気が出るわけもありません。

GoodGuideがこれら既存のWebサービスと根本的に異なる点は、その『採点項目』なのです。

「ややこしい時代のややこしい状況では、人はシンプルさを求める」

今回はそのデメリット編、メディアリテラシーについてです。



では、まずはこんな問いから始めてみましょう。

「複雑なモノゴトをシンプルにするためには、何をやる必要があるのでしょう?」

前回のエントリーでは、
◆現代は非常に「ややこしい」時代であること。
◆人は「ややこしい」状況に置かれると、よりシンプルさを求める傾向があること。
をお話ししました。

そして、この『シンプルに走る時代』にはプラス面とマイナス面があることも。

今回は第2回として、そのプラス面についてマーケティングの視点からお話ししてみようと思います。

現代はとても複雑です。
様々なことが「ややこしい」時代と言えるでしょう。

石原新党の立ち上げに、時期が未だに見えない解散総選挙など、混沌とした政局。
原発の是非も含め、先行きが不透明なエネルギー政策。
日中/日韓の領土問題や安全保障に代表される外交。
自動車・電機という、日本を牽引してきた企業が苦境に立たされているグローバル経済。

これにいじめ問題や消費税率アップなど、私たちの生活という視点も含めると、「いろんな問題や課題が山積および関係していて、収拾が付かなくなるほど本当にややこしい」状態になっています。

さて、こんな「ややこしい」状態に置かれた時、人はどう動くでしょうか。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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