2011年10月アーカイブ

会議やワークショップのファシリテーターの重要なミッションのひとつに、「全参加者から意見を引き出す」があります。そしてここでのポイントは「全ての」参加者から引き出すこと。

そもそもその場に参加している以上、会議やワークショップに貢献するのは参加者の使命。
逆から見れば、「全員に貢献させる」ファシリテーションが、ファシリテーターには求められます。

会議に出席はしていても、ヒトコトも話さない人がいます。こういう人はその場に何も貢献していません。
「いや、自分がその場で目を光らせているから、ちゃんと会議が進むんだ」と宣う偉い人もいますが、「あなたがいるから(そしてそうして目を光らせているから)意見が出ない」と言ってやりたいくらいです(笑)

2時間何も言わずに座っているだけなら、職場で別の仕事をやってもらった方がよっぽど生産性が上がります。

このように、「全参加者から意見を引き出す」ことはファシリテーターとしての最低限の役目とも言えるわけですが、これが口で言うほど簡単ではありません。

スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチから何を学ぶことができるのか...その後編です。

少しおさらいをしておくと、ジョブズの論点は以下の3つでした。

(1) connecting dots
(2) love and lost
(3) death

前回は(1)の"connecting dots"から、点と点を繋ぐためのセレンデピティ(幸運をつかむ力)についてお話ししました。

今回は残りの2つ、"love and lost"と"deathh"について。

Appleの創業者であり、経営者としてもカリスマであったスティーブ・ジョブズ氏が亡くなられました。

各界の著名人が追悼のメッセージを述べ、銀座のアップルストアでは献花する人が後を絶たず、また本日発売の "iPhone 4S"の4Sも「"for steve"だ」と言われるくらい、彼の死は大きな衝撃と哀しみをもって受け取られています。

私はAppleファンではありませんが、iPodは家族トータルで計6台を所有していましたし、また仕事柄経営者としても注目していましたので、やはり衝撃でした。

さて、様々な人達が彼の死を悼み、様々なメディアで彼の業績や人となりについて語っていますが、その際よく取り上げられるのが、彼が2005年のスタンフォード大学で行った、卒業式での祝辞(スピーチ)です。

今さら間はありますが、私も社会人教育としての切り口で、彼、スティーブ・ジョブズが何を言いたかったのか、そして何を残そうとしたのかについて、2回に渡って解釈していこうと思います。

2週間ぶりのエントリー。
なのにゲームの話で恐縮です。

しかし私としてはなかなか気づきの多い体験でしたので、まあ少しお付き合いください。

『バトルスピリッツ』というカードゲームをご存じでしょうか。

大まかに言うと、赤・白・青・緑・黄・紫という6つの属性を持つ「スピリット(攻撃・防御用のメインカード)」、「マジック(様々な効果の魔法カード)」、「ネクサス(配置することで場全体に影響を与え続けるカード)」の3種類のカードを、手持ちのコア(プレイヤーのライフやカードのレベルなどのカウンター)の組み合わせを駆使して召喚・配置・攻撃を繰り返して相手のライフを破壊する、というゲームです。

こんな説明ではわかりにくいですよね(笑)

TVアニメとの連動商品なので、そちら(日曜朝7時)を見ていただければ一目瞭然なのですが、このゲームを私は最近始めました。

はい、いつものようにムスメに誘われたからです。

しかしこれがやってみると奥が深い。
ラッキーで相手に勝てることは決してない、非常に戦略性の高いゲームなのです。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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