2010年6月アーカイブ

最初にお詫びから。

「岡田監督、日本代表の皆さん、そしてサッカーファンの方々、以前のエントリーで『目標をベスト4にしたことで予選突破もなくなった』と言って申し訳ありませんでした!」

「世界を驚かせる」と言ったのは岡田監督ですが、私も本当に驚きました。

まあ、私以上にカメルーンやデンマークの監督、選手は驚いているでしょうが(笑)

さて、今大会で日本代表の活躍以上に驚いたのが、イタリアとフランスという前回の決勝を争った2チームの予選敗退でしょう。

それも両チームともグループ最下位とは・・・

ということで、今回は日本代表の快勝&予選リーグ突破の余韻が冷めぬうちに、この「日本の躍進と強豪の敗退」について少し考えてみようと思います。

週に1~2回は丸の内の丸善をのぞきに行くのですが、ビジネス書のコーナーはいつも大賑わいです。
また、行くたびに新刊が出ており、平積みの本も毎回変わっているようです。

所謂『もしドラ』(「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」)やツイッター本のヒット、またビジネス本の書評ブログも大人気も後押しし、ビジネス本ブームとも言える状況です。

(しかしこの新刊ラッシュがパイ(読者)の奪い合いを激しくし、売れ残り→出版社の利益悪化という負のスパイラルとなっていることが、出版不況の大きな要因なんですよね)

さて、こうした状況を生み出している要因の一つに、「ヤバい。自分も勉強しなきゃ取り残される」という読者サイドの意識があります。

確かに勉強することは大切です。

特にこうした経済状況と雇用状況下では、以前のような「会社が守ってくれる」ことは期待できませんから、「自分の武器を持つ」ことで自衛する、または積極的に攻めに出ることが必要です。

そのためには本から得る知識やスキルが武器になるわけですね。

しかしそう考えると、「何を武器として持つべきか」が重要なのは明白。
自分に合った武器、つまり自分の置かれている状況、自分の志向、得意/不得意分野に照らし合わせた「自分の読むべき本」を読むべきでしょう。

ところが、残念ながら「手当たり次第に読む」人が少なからず存在します。
闇雲に本を読み、「勉強した気に」なってしまいます。
しかし本を読んで何かが変わらなければ、それは勉強したとは言えません。

「意識と行動の永続的変容」こそ学習なのですから。

久々にアタマがグルングルンしています(笑)

別に具合が悪いわけではなく、Twitter上で知った @sakaiosamu さんと @higekuma3 さん のブログ記事にいたく刺激を受けたからです。

おふたりの主張で私が触発されたのは、Google、というより「検索」に対する部分でした。

◆googleが、「今」に対して、何もアドバイスないね。「過去」しか。って賢い人は、気づき始めてる。
◆編集を排除してる点で、終わってるなぁ。って。

「Microsoftどころか、GooglezonDelの衰退」より引用)


◆Googleは「すでに何をしたいかがわかっている」状態の時に使うものなのだ。
◆検索するってものすごく主体的な行動で、みんなそんなに「自分が何をしたいのか」を自覚できてないんじゃない?

「AISASにはかねがね懸念があった」より引用)

そしておふたりとも、twitterなどのソーシャルメディアの存在が大きくなってきたことを挙げられています。

「Googleに頼らなくても、iPhoneアプリとかtwitterで聞いたほうが早い」
「ソーシャル空間は、時として「自分が何をするべきか」を教えてくれる」

「検索エンジンという機械に頼っていた我々が、再びヒトとヒトとの関係性に頼り始めた」と言えるのかもしれません。

そして、私は考えました。

「確かに“機械⇔ヒト”という構図(切り口)で見ることもできるが、別の構図も見えてくる」

Appleの新ガジェット、iPadの発売から1週間がたちました。

発売日の朝のニュースではその熱狂ぶりが報道され、ネットもその日はiPad一色。TwiiterのタイムラインもiPadネタで埋め尽くされました。

今このブログをご覧になっている方の中にも、既に手に入れて毎日なで回している方、また近々購入予定の方もいらっしゃることでしょう。

さて私ですが・・・

今のところ買うつもりはありません(笑)

いや、同僚からは「マーケティングの講義でソーシャルメディアについて語っているんだから、買わないとまずいだろう」とプレッシャーを掛けられてはいるのですが。

では、なぜ私は「今のところ」買うつもりがないのでしょう。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

2014年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

月別 アーカイブ

著書

Twitter