別にカミングアウトするわけではありませんが、私は宮崎出身です。
宮崎といえば、今はやはり東国原知事。
Twitterでも空いた時間に多くのリプライを返しており、その簡潔かつ大量のリプライを短時間に行うスキルが一部で話題となっています。
その知事がtwitter上で意識的に、他者と自身を鼓舞するために使っているのが「てげ!」というセリフ。
「知事、就活に望む私に励ましの言葉を」→「てげ!」
「それでは皆さん今日はこのへんで。てげ!」
といった感じで使われています(笑)
よく宮崎県民気質を表現する際に使われる「てげてげ」(「ほどほど/適当」の意)と同様に、元々は“大概(たいがい)”が簡略化されたものですが、この言葉って実はけっこう変わっていて面白いことに今さらながら気づきました。
というのも、この「大概」を辞書で引くと、『一般的であること。ありふれていること。ふつう』と『ふつうでないこと。はなはだしいこと』という正反対の定義が説明されているからです。
宮崎弁でも、「今日はてげ寒い(「さむい」でなく「さみ」と読んでください(笑))ねー」のように『とても(普通でない)』という意味で「てげ」を使う場合もあれば、「てげてげでいいっちゃろ?(適当でいいんでしょ?)」のように『ほどほど(普通)』という意味で使われる場合もあります。
さて、お気づきでしょうか?
『普通/普通でない』という反対の意味を表現する“大概”を、宮崎弁は単独(てげ)で使う時は『普通でない』の意で、繰り返し(てげてげ)で使う時は『普通』という意で使い分けているのです。
(実際「適当でいいよ」を「てげでいいが」と言うのを私は聞いたことがありません)
単独と繰り返しで使い分ける。
それこそ「てげてげ」が習慣になっている宮崎県民にしては、なかなか考えた言葉の使い方をしているとは思いませんか?(笑)
ところで、他にも宮崎弁には面白い特徴がいくつかあるのです。

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