アジア最大級のエレクトロニクス総合展である“CEATECH 2009”に行ってきました。
前職が元々IT関連とはいえ、日進月歩のこの分野。やはり定期的にこうして生のトレンドに触れる機会は、事業戦略もフィールドである講師としては大切なのです。
予想通り「エコ」や「モバイル」、そしてビジネス分野では「クラウド・コンピューティング」が中心の展示となっていましたが、パーソナル分野では今後『VRからARへ』がひとつのキーワードとなりそうです。
VRとはヴァーチャル・リアリティの略で、CGに代表される「限りなく現実に近い実質的(ヴァーチャル)な現実」のことです。
(ちなみにVRのことを「仮想現実」と訳すのは本来間違ってます)
今回のCEATECHでは、家電メーカーのほとんどは“3Dテレビ”を目玉にしていたわけですが、これは「VRが一般家庭にまで入り込み始めた」ことを意味します。
これが普及すれば、映画やゲームの映像面でのリアリティはまさに実質的には本物と言えるほどのレベルに近づきます。
ハイビジョンや地デジの普及は、このためのインフラ整備に過ぎないとすら言えるでしょう。
ところでこの3Dテレビ。「画面に奥行きを出してリアリティを増す」ことに注力しているメーカーと、「画面から飛び出すことでインパクトを増す」ことに注力しているメーカーに2分されていました。各メーカーのコンセプトの違いが見えてなかなか興味深かったことを付記しておきます。
さて、しかしテクノロジーとそのアプリケーションを模索する人々は、既にVRによる「本物と見紛うほどのリアリティ」の先、までも考えています。
それがAR(オーギュメンテッド・リアリティ)、『拡張現実』と呼ばれる分野です。
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