2009年9月アーカイブ

皆さん、充実したシルバーウイークを過ごされましたか?

我が家はムスメが文化祭直前ということで毎日学校だったため、家族で出かけることもなく、のんびりと自宅で過ごす日々でした。

ところで“シルバーウイーク”という命名は、単に春のゴールデンウイークからの連想ゲームだと思っていたら、「敬老の日が絡むから」と教えてくれた人がいました。
この説が正しいかどうかはさておき、私も「安易なネーミングだ」と断じる前にもっと考えるべきでした。

思考停止に陥っていたことを反省(笑)


さて、ゆるく始まった本日のエントリー。
どうせなので本編もマンガをテーマに、ゆるくいかせていただきます。


ということで週刊少年マガジン連載中の『さよなら絶望先生』について。

「市場シェアはどのくらいを目指すべきなのか?」

前回に引き続き、この問いについて考えてみたいと思います。

まずは目安として、前回お約束した「クープマン目標値」をご紹介しましょう。


   【クープマン目標値】

 1.独占的市場シェア・・・73.9%
  →絶対安全かつ市場をほぼ独占した状態
 2.相対的安定シェア・・・41.7%
  →3社以上の競争関係においてトップを取り、安定的に利益を確保できる状態
 3.市場影響シェア ・・・26.1%
  →トップでなくとも市場に強い影響を与えられる状態
 4.並列的競争シェア・・・19.3%
  →各社横並びで熾烈な競争を繰り広げている状態
 5.市場認知シェア ・・・10.9%
  →競合や顧客に広く認知されているが、市場への影響力はほとんど無い状態
 6.市場存在シェア ・・・ 6.8%
  →完全に「その他」扱いで、なんとか生き延びている状態


皆さん、これを見てどう感じましたか?

事業戦略系のワークショップでは、しばしばこう質問されます。

「市場シェアはどのくらいを目指すべきなのでしょうか?」

これ、難しい質問です。

一応目安としては、コロンビア大学の数学者B.O.クープマンの提唱した「クープマン目標値」があるものの、これが全ての業界で通用するわけではありません。

(この「クープマン目標値」については、次回解説します)

しかしその前に考えてほしいことがあります。

それが、「市場シェアがどのような意味を持つのか?」です。

メディア論においてしばしば見かけるキーワードに、『コンテンツの広告化』があります。
「本来は人を笑わせたり感動させるという目的を持ったコンテンツのはずなのに、目的が広告になってしまっている」状態のことです。

本日はその具体例について考えてみましょう。

最近、土日の昼間の番組を中心に“番組宣伝のための番組(番宣番組)”が多いと思いませんか?

「今夜ついに○×△!」

といった感じで、出演者やワンシーンをチラチラ見せつつ、その夜の番組がいかに見逃せないかを延々1時間に渡って宣伝する番組が。

ご丁寧にCMタイムまで商品広告よりも番組広告が多かったりします。

これ、典型的な「コンテンツの広告化」ですね。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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