2009年8月アーカイブ

 「朱を動かすには赤くなれ!」

リーダーたるもの、朱を動かすためならば、青の美しさを懇々と説くよりも、いったん、赤くなってしまおう。変革は、その方が早道だ。

  田嶋 雅美(たじま・まさみ) 経営コンサルタント。

  (日経BPOnlineより)

この名言の出所である「朱に交われば赤くなる」とは、「交流する相手によって人は善人にも悪人にもなる」という意味の諺で、元は中国の故事成語「近朱者赤、近墨者黒(朱に近づけば赤くなり、墨に近づけば黒くなる)」から来ていますが、今ではどちらかというと「悪い友達とは付き合うなよ」のようなネガティブな意味で使われることが多いようです。

私が研修やセミナーで「思考とコミュニケーションの悪い癖は組織の悪しき習慣に染まるからだ」と伝える時も、この言葉をたまに使います。
このブログでも『思考停止を生む環境とは』というタイトルでお話ししましたね。

さて、この田嶋さんの言葉で重要なのは、「赤くなる」ではなく「赤くなれ」という部分。

つまり「いつの間にか染まってしまう」のではなく、「意識的に色を変えろ」と言っているわけですね。

ここのところ、芸能界の薬物事件が連日メディアを賑わせています。

しかし押尾学の事件では死者が出ているにも関わらず、メディアは圧倒的に酒井法子を中心に取り上げています。
確かに芸能人としての知名度や、『夫が逮捕→失踪(自殺でもしやしないかと皆が心配)→逮捕状→出頭・逮捕』というドタバタは、格好のネタでしょう。

しかしながらことテレビに関しては、どの局の報道を見てもその切り口に大差ないことに正直辟易しています。

「いつ頃からやっていたのか」「なぜクスリに手を出したのか」「復帰は可能か」etc..
ネタに困ったらしい某番組では、薬物検査の専門家を登場させて「どのように検査すれば何が分かるのか」を解説していましたし、驚いたのは“あぶり”等の薬物摂取の方法までスタジオで懇切丁寧に紹介するような「視聴者に悪影響を与える可能性のある」番組まである始末。

ということで、今回はこの芸能人の薬物事件の報道をケースに、こうした事件において本来メディアが伝えるべきこと、そしてメディアだけでなく我々が社会的事件に接した際に考えるべきことについて考えてみたいと思います。

私は、ヒトコトで言えば今回の報道からもわかるように、最大の問題は番組の作り手、つまりメディアが「この報道が視聴者にどうプラスか」を深く考えていない点にあると考えています。

暑中お見舞い申し上げます。

本当に暑いですねえ・・・

しかし私もようやく明日から夏休み。毎年恒例の悪友達との“新潟競馬場ツアー”に旅立ちます(笑)
その後は妻の実家である新潟で少しのんびりする予定です。
とは言いながら義父母達との旅行のドライバーを務めなければなりませんので、あまりのんびりも出来なさそうですが。


さて、夏休みといえば様々なイベントとともに懐かしく思い出すのが『夏休みの宿題』ですが、皆さんはこの夏休みの宿題をいつやっていましたか?

ということで本日は夏休み直前企画(そんな大層なものではありませんが)として、この『宿題』というものについて考えてみたいと思います。



そもそも、この宿題(達成すべき課題)には2種類あります。

それは「提出期限が決まっているもの」と「提出期限が決まっていないもの」です。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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