私が子供の頃の“アタマの良い人”とは、“物知り”とほぼ同義でした。
つまりたくさんの情報(知識)を「記憶している」ことが素晴らしいと、一般的に考えられていたわけです。
しかし今やこの「知識が豊富」であることの重要性が薄れてきています。
そう、「知らなくたってググれば(googleで検索すれば)わかる」と考える人が増えたからです。
確かにインターネットという『全世界で共有された脳』が存在し、その膨大な情報の中から目指す情報に効率的にたどり着けるgoogleは、たいへん便利な道具です。
私も毎日お世話になっていますし、googleを代表とする検索エンジンなくしては、インターネットの価値はゼロとは言わないまでも悲劇的に下がるのは間違いないでしょう。
さて、ここで詳細なgoogleの功罪を語るつもりはありませんが、googleという便利なツールがあるからと言って、「今や知識を覚える必要なんてないんだよ」という短絡的な考えには反論したいと思います。
考えてみてください。今や知識を覚える必要性は、本当に薄れたのでしょうか?
これに答えるためには、まず『知識の用途』について考える必要があります。

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