私は昨年5月のエントリー『「理解力が足りない」VS「表現力が足りない」』の中で、「そもそもコミュニケーションとは、受け手が決めるものですから」と言いました。
自分の発言やレポートなどが相手にうまく伝わらない時に、「コイツ理解力がないなあ」と考えるのではなく、「自分の伝え方に問題があるのでは?」と考えていただきたかったのです。
そしてそこから自分の表現力の問題点や課題が見えてくれば、それがコミュニケーション力の向上に結びつくからです。
しかしながら、では相手の理解力に全く問題が無いかと言えばそうではないのも事実。
これを自分に当てはめてみれば、コミュニケーションにおいてはメッセージの送り手であると同時に受け手でもあるわけですから、表現力だけでなく自分自身の理解力も磨く必要があるのは自明の理です。
ということで今回から2回に渡って、「相手の言いたいことを理解する」ための基本的テクニックについて解説したいと思います。
さて、皆さんも「コイツ何が言いたいのか全然分からない」と感じたことがあるはずです。
途中から脱線して延々と持説を唱える人、同じことを何度もくどくどと述べる人、堂々巡りばかりで結局どの話が本当に言いたい結論なのか判然としない人、我々の周りにはこうした人が(あなた自身も含まれるかもしれませんよ)多いのは事実です。
そうした状況において、相手の言いたいことを正しく解釈するには、それなりの聞き方が必要になります。
本日はそれをふたつお話しします。

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