今月13日、トヨタの渡辺社長は現在開催されている北米国際自動車ショーで会見を行い、家庭用電源で充電できる次世代ハイブリッド車「プラグイン・ハイブリッド車」を、2010年までに世界市場で発売すると発表しました。
プラグイン・ハイブリッド車とは、現在のガソリンエンジンが主で、補助的に電気(モーター)を使っているハイブリッド車と異なり、家庭用電源などで充電して走行し、遠距離や高速走行時にエンジンを使用するというクルマです。(少し乱暴な説明ですが)
原油高によるガソリン価格の高騰や、地球温暖化対策としてのCO2削減などを受け、“ポストハイブリッド”として期待されています。日常の買い物程度であれば、家庭のコンセントから充電だけでほぼ賄えるとのことで、家計にも優しいクルマといえます。
しかし石油資源はいずれ枯渇しますから、本当の真打ちである燃料電池車やEV(電気自動車)までの“繋ぎ”であるのも事実です。
そしてEVに関しても、富士重工業と三菱自動車が2009年に軽自動車ベースで発売することを表明しています。
「えっ? 真打ちの電気自動車の方が発売が早いの?」
「ならプラグイン・ハイブリッドというリリーフピッチャーは不要では?」
と思われたことでしょう。
ホンダの福井社長も、昨年末の会見で「プラグイン・ハイブリッドは存在意義がわからない」と発言しています。
しかし前述のトヨタをはじめ、GMや日産も巻き込んだプラグイン・ハイブリッドの開発競争は激化しています。
では、その背景には何があるのでしょうか。
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