2007年7月アーカイブ

みなさん、「仕事に追われて」いませんか?
そしてそれはなぜなのでしょう?

もちろん様々な要因はあると思いますが、大きな原因として「他人の都合に振り回される」ということがあるはずです。
自分なりにプライオリティをつけてスケジュールを立てているのに、突発的に仕事が降ってくる。それも上司から「緊急!」とか言われたりすると、やらざるを得ない。そうすると当初のスケジュールがガタガタになり、結果的に残業してなんとか終わらせる。

そして毎日がその繰り返し・・・

これでは肉体的・精神的にも良いわけがありませんし、本来じっくり取り組むべき仕事が「やっつけ」になってしまいがちです。

そこでこの「他人の都合に振り回される」ことを、できるだけ減らす(ゼロには残念ながらできませんので)ために私が提案したいのが、『仕事のスケジューリングの「主導権を握る」』ことです。

主導権を握ることができるということは、自分の都合を優先させるということになりますから、これができれば「他人の都合に振り回される」ことは少なくなります。

しかし問題なのは、「どうやったら主導権が握れるか?」です。

では、以下にそのポイントを2つご紹介しましょう。


以前のエントリーでも書きましたが、「とりあえず」というコトバがいつも口をついて出てくるというのは、広く・深く考えずに安易に解決策を求めようとするHow思考の表面化です。

確かに問題解決のスピードは重要なのですが、思いついた解決策や成功事例としての解決策に「とりあえず」と飛びついてしまっては、ダボハゼ型の問題解決になってしまいます。

さて、以上のことから本日はこう提案させていただきます。


 「とりあえず」をNGワードに設定し、「まず」と言ってみませんか?


本日は、このブログの前に書かせていただいていた、慶應MCCメルマガ「てらこや」において、「続きはまたの機会に」と放り出していた件についてお話ししましょう。

※実は先日行った研修で、参加者の方から「あの話の続きは?」とご指摘いただきました。
※本人はすっかり忘れてました。すいません。

さて、本日お話しする“コラジェクタ”ですが、これは「プロジェクタを活用したコラボレーション」という意味の造語であり、簡単に言えばパソコンの画面上で論旨・論点・論脈を可視化、共有することにより『目に見える議論』を実現する仕組みのことです。


  決断というのは、100%の情報があったら誰でもできます。
  しかし、それじゃビジネス・チャンスとしてはもう遅い。
  本当の決断は、60%ぐらいの時でなければいけません。

   河毛二郎 (元王子製紙相談役)


意志決定は情報、つまり判断材料がゼロの状態では行えません。
しかし、100%の情報を集めれば本当に正しい意志決定ができるのでしょうか。
いや、100%の情報を集めることがそもそも不可能なはずです。
(何をもって100%と判断するかどうかすら決められるものはありませんし)

にも関わらず、「これだけの情報では判断できないよ」と我々は安易に述べていないでしょうか。
もちろんその発言が正しい場合もありますが、この発言を責任回避や思考停止の言い訳に使っていないと、本当に言い切れますか?

河毛さんのこの名言は、『経営者の心得』として語られているわけですが、これは別に経営者に限ったことではなく、また決断(意志決定)の場面だけではなく、思考全般にも適用できると思います。

特にネット社会においてはスピードが要求されます。
のんびりと情報を集めてから考えようとしていたら、競合に出し抜けをくらったり、株式投資で大損したりします。

では、この名言からどのような課題が見えてくるのでしょうか。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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