少しずつ日常を取り戻しつつある世界ですが、まだまだコロナショックの終焉は見えません。

私も在宅勤務がスタンダードとなり、慶應MCCでの講座もすべてZoomを使ったリモート授業で進めています。

皆さんの多くもテレワークでお仕事をされていると思いますが、不便を感じることもあるにせよ、「あれ? オフィスに行かなくてもいいのでは?」と思う場面も増えているのではないでしょうか。

今回のコロナショック。
確かに厄災であり、感染・死亡した方とその周りの方々にとっては悲劇以外のなにものでもないのでしょうが、これによって『ニューノーマル』、新しい当たり前が見えてきた、その契機となったこともひとつの事実です。

after.jpg

新型コロナウイルス。連日話題はこれ一色です。
私自身も在宅勤務となり、Zoomによるミーティングとそれに基づいた各種作業を自宅で行っています。

さて、皆さん。今の気分はいかがですか?

「気分がいいわけ無いだろうう!」

そんなお叱りの声が聞こえてきそうです。

・自分や家族が感染したらどうしよう... という恐怖心
・休業や自粛で、今の収入が維持できるだろうか? という不安感
・メディアの自称専門家の言説に対するイライラ感
・国の対策に「遅い!」とつぶやく焦燥感

多くの方が、様々なネガティブに感情に苛まれていることでしょう。

stopthinking.jpg

ついにWHOがパンデミックを宣言し、全世界を半ばパニックに陥れた新型コロナウイルス。

デマとわかっているはずなのにトイレットペーパーやティッシュは品薄が続き、効果は期待できないとWHOも言っているのにマスクはほとんど手に入らない状態です。

「得体の知れない新しい病気が怖い」

というのはミクロには理解できますが、マクロで見るとそれ以上にマズいのが「全世界同時不況」です。
イベントやスポーツ、テーマパークの中止・延期に閉鎖、人の移動も制限されて東京駅に溢れていた海外・地方からの観光客も激減しています。

これらコロナ禍によって甚大な影響を受ける企業は数えきれません。
私の仕事も中止・延期が続き、ムスメの友達も全く仕事が無いそうです。



ですが、悲しんだり、イライラするだけでは仕方ありません。
こんなネガティブになりやすい時だからこそ、ポジティブにならなくてはなりません。

...と口で言うのは簡単ですが、それが難しいのが現実です。

negaposi.jpg

新型コロナウイルス騒動。
私としても、かなり危機感を覚える状況になっています。

ただ、それは自分の命やパンデミックに対する危機感ではあれません。

世間の「騒ぎ方」に対しての危機感です。

デマに乗せられたトイレットペーパーやティッシュの買い占めに至っては、呆れるばかりです。

はっきり言って「騒ぎすぎ」です。

huan.jpg

ビジネススクールの世界ランキングトップであるスイスのIMD(国際経営開発研究所:International Institute for Management Development)。
そのIMDが発表した『国際競争力年鑑』の2019年度版は、残念な結果となりました。

日本は全63カ国中30位だったのです。

以下のグラフは本調査における日本の順位の推移ですが、平成元年(1989年)から30年で、なんと1位から30位への降格です。(Excelのスキルが低く、右肩下がりのグラフでなくてすいません。(^^;;)

IMD2019.jpg

これが悲劇でなくてなんでしょうか。

プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

2020年5月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別 アーカイブ

著書

Twitter