先日、帰省からの帰り。羽田空港で預けた手荷物が出てくるのを待っていたとき、ふと尻ポケットに触った私は、そこにあるはずの財布がないことに気づきました。

慌てて実家に電話しましたが、見当たらないとのこと。レンタカー屋さんや途中で寄ったガソリンスタンド、お昼を食べた空港のレストランに連絡しましたが、いずれも「無い」との返事。

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最後の望みは「機内の座席」です。
ANAのヘルプデスクに行き、探してもらいます。既に私が乗った機体は次の目的地に飛び立ったとのことで、乗務したCAさんが気づいてくれたかどうか。

現金は数千円程度しか入っていなかったとは言え、キャッシュカードや各種プリペイドカードなど、カード関係が気がかりです。
キャッシュカードを止める準備をして連絡を待ちました。

私たちは仕事において独創的、つまり「人と違う」、できれば「誰も思いつかなかったような」発想が求められる場面があります。

具体的には、

・他社と差別化したいから
・今までのやり方ではダメだとわかっているから
・新しいことにチャレンジしたいから

など、ビジネスでは様々な「創造性が必要な場面」で独創的な発想が求められます。

しかし、「今までにないアイデアを出せ」と言われて、はたしてどれだけの人がそれができるでしょうか。
「そんなこと言われてもなあ...」というのが現実です。

しかしなぜ、独創的な発想が難しいのでしょうか。
単に「センスや才能がないから」で片付けて良いのでしょうか。

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皆さんあけましておめでとうございます。
あっという間の2022年が終わり、2023年が来てしまいました(笑)

2022年も相変わらずコロナに翻弄された年でしたが、少しずつコロナに振り回されない社会になってきたのは喜ばしいことです。
またサッカーのワールドカップでは、日本がドイツやスペインに勝つという(申し訳ないのですが)思いもよらぬ躍進を遂げ、腱鞘炎になるほど手のひら返しをしたのは私だけではないでしょう。

さて、2023年最初のエントリーでは、同じワールドカップでもラグビーにおいて浸透したこの言葉を取り上げてみたいと思います。

それは「One for all, All for one」。

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知の共有サイト「Quora」で、私宛に「誘因は人それぞれとして、人がパワハラをする原因は何ですか?」という質問に対する回答のリクエストがありました。

その質問に対しては、
・人類の本能のようなもの
・原因は「劣等感/コンプレックス」
・簡単に逃げられない環境下で嫌なことが言えてしまうから
など、「なるほど」と思える回答が多数出ていました。

せっかくのリクエストですから、私は「本人はパワハラをしているとは思っていない」という前提に立って回答することにしました。

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先日「Z世代のマーケティング」に関するオンラインセミナーに参加しました。

ご存じの通りZ世代とは、1995年以降に生まれたデジタルネイティブの世代であり、今後の消費を牽引していく存在として注目されています。
私もイノベーションについて研究する立場として、またコミュニケーション系の研修ではしばしば「Z世代がわからない」と相談される立場として、Z世代に関する情報や考え方にはできるだけアンテナを張るようにしています。

そのセミナーでは、パネルディスカッションの登壇者もZ世代か少し上の世代で構成されており、彼ら/彼女らの本音が聞ける良い機会となりました。

しかし、参加する中で私の中にひとつの「とんでもない」仮説が浮かんできたのです。

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プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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