岡田斗司夫さんが、以前メルマガでこんなことをおっしゃってました。
#一部転載させていただきます。

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「いまの大学生は、というか現在の若者は完全に「トライブ(部族)」ごとに別れ住んでいる、ということを思い知らされました。ひとつの文化トライブに属していると、他のトライブが視野に入らないし、理解できなくなります。スマートフォンなどで「同一トライブ同士の絆」のみに耽溺できるから、余計に他のトライブとの交渉は不要になる。結果、ひとつの大学ごとの文化トライブが10年以上前よりもさらに色濃くなってしまった」
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トライブ(tribe)とは、書かれている通り「部族・種族」を意味する言葉です。
EXILE TRIBE(エグザイル・トライブ)は、EXILEをはじめとした同グループの関連アーティストの総称ですが、これもまた彼らがひとつの「部族」であることを意味しているわけですね。

ネットスラングの一種である「クラスタ」とも近い考え方ですが、「クラスタ」の方は「ファン/マニア」のニュアンスが強いですから、やはり「同質性の高い部族化した集団」を意味するのが、この「トライブ」と言えるでしょう。

さて、この「トライブ」という視点で世の中を見てみると、様々な気づきがあると思うのです。

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テレビのチャンネルを替えたいと思ったら、あなたはどうしますか?

多くの方はリモコンのボタンで替えているのではないでしょうか。
でも、タブレットやスマホで見ているなら、タッチスクリーンのボタンを押したり、スワイプしてチャンネルを替えるはずです。

テレビやクルマ、そして照明やエアコンのような身近なものから、工作機械や発電所など。
私たちは様々な道具や装置を「操作」し、何かをやらせています。

その操作方法。古くは梃子やバネなどを使ってレバーやハンドルで「物理的に操作する」ことから始まりました。
そしてスイッチやダイヤルと電気を組み合わせ、大きな力無しで操作できるようになりました。
パソコンのキーボードなどもそうですね。

それが近年、タッチスクリーンによる操作に変わってきた。
これが「スクリーンファースト」と呼ばれているムーブメントです。

しかし、本年からさらにそれが変わろうとしています。

「ボイスファースト」

そう、AIスピーカー(スマートスピーカー)を介して「声で操作する」時代の到来です。

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ゴールデンウイークも明日から後半戦。昨日と今日もお休みで、海外に行かれている方も多いかもしれません。

私事ですが、先月28日の土曜日に足をくじいてしまい、今も腫れと痛みが引きません。
連休前半はほとんど自宅で過ごすことになり、筋トレにも行けない有様。近所に映画や買い物などで少しだけ外出しましたが、歩行スピードは従来の1/2。早足の自分としてはなかなかストレスフルな日々です。

そんなわけで録画していたアニメや映画を見る時間が必然的に長くなっているのですが、今、我が家でヘビーローテーションされているアニメが『学園ベビーシッターズ』。

今年の1月~3月でオンエアされていた作品ですが、とにかくほっこり癒やされます。
あまりアニメを観ない妻もハマり、原作の漫画を全巻揃えてしまいました(笑)

その登場人物の一人に、主人公兄弟を引き取る学園理事長の秘書を務める「犀川(さいかわ)さん」がいます。

実は、本日はこの犀川さんの行動を見ていて気づいた「マーケティングのキーワード」についてお話ししたいと思うのです。

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Twitterでこんなやりとりがありました。

Aさん:「論理的思考力を養うためには、数学を学ぶのが最も合理的」

Bさん:「高校までの数学は、正解を出すには直感やひらめきが求められ、論理を学ぶには最も適さない」

いかがでしょう。
このやり取りを見ていて、私は「話がかみ合っていないなあ」と感じました。
そしてその原因は、「言葉の定義」にあると考えたのです。

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Google/Apple/Facebook/Amazon

この4社の頭文字を取った「GAFA」という言葉をご存じの方も多いでしょう。

言うまでもなく、Googleは検索をはじめとした様々なインターネット・サービスの、AppleはiPhoneを中核としたデジタル端末の、FacebookはSNSの、そしてAmazonはネット通販の分野で、それぞれ市場を牽引する「ICT業界の巨人」です。

全世界の時価総額の上位を独占するこの4社ですが、この4社の強さは単に売上高や時価総額が大きい、というだけではありません。

GAFAの強みは、圧倒的なその「データ蓄積量」にあります。

そしてその「圧倒的なデータ量」は、時としてGAFA、さらには社会の根幹を揺るがす「諸刃の剣」でもあるのです。

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プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパス で専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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