ついにWHOがパンデミックを宣言し、全世界を半ばパニックに陥れた新型コロナウイルス。

デマとわかっているはずなのにトイレットペーパーやティッシュは品薄が続き、効果は期待できないとWHOも言っているのにマスクはほとんど手に入らない状態です。

「得体の知れない新しい病気が怖い」

というのはミクロには理解できますが、マクロで見るとそれ以上にマズいのが「全世界同時不況」です。
イベントやスポーツ、テーマパークの中止・延期に閉鎖、人の移動も制限されて東京駅に溢れていた海外・地方からの観光客も激減しています。

これらコロナ禍によって甚大な影響を受ける企業は数えきれません。
私の仕事も中止・延期が続き、ムスメの友達も全く仕事が無いそうです。



ですが、悲しんだり、イライラするだけでは仕方ありません。
こんなネガティブになりやすい時だからこそ、ポジティブにならなくてはなりません。

...と口で言うのは簡単ですが、それが難しいのが現実です。

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新型コロナウイルス騒動。
私としても、かなり危機感を覚える状況になっています。

ただ、それは自分の命やパンデミックに対する危機感ではあれません。

世間の「騒ぎ方」に対しての危機感です。

デマに乗せられたトイレットペーパーやティッシュの買い占めに至っては、呆れるばかりです。

はっきり言って「騒ぎすぎ」です。

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ビジネススクールの世界ランキングトップであるスイスのIMD(国際経営開発研究所:International Institute for Management Development)。
そのIMDが発表した『国際競争力年鑑』の2019年度版は、残念な結果となりました。

日本は全63カ国中30位だったのです。

以下のグラフは本調査における日本の順位の推移ですが、平成元年(1989年)から30年で、なんと1位から30位への降格です。(Excelのスキルが低く、右肩下がりのグラフでなくてすいません。(^^;;)

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これが悲劇でなくてなんでしょうか。

2020年一発目のエントリーは「顔」について。

モノゴトは、様々な顔を持っています。
私という人間で言えば、講師・父親・特撮オタクなど、時と場面によって様々な顔を使い分けています。

あと5分「も」あると思うのか、それともあと5分「しか」ないと思うのか、失敗を「恥」と思うか「成長の糧」と思うのか、これらも同じモノゴトの持つ別の顔です。
見方を変えてみる、いわゆる「リフレーミング」です。

それによってモノゴトがポジティブにもネガティブにも見えてくる。これは大事なことです。

そしてこれは、私たちが周囲のモノゴトを見るときだけでなく、自分が、あるいは自社の商品やサービスが、「どのような顔を相手やステークホルダーに見せると良いのか」を考える際にも重要です。

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先日、Twitterにてある方がスポーツジムの体験の後、男性につきまとわれてとても怖い思いをした、とツイートされました。
結果としてはお父様に電話して迎えに来てもらい、直接的被害は無かったとのことですが、私もムスメがいるのでヒトゴトではありません。

実際ムスメが大学生のとき、近所のスポーツクラブに入っていたのですが、そこのダンスのクラスで絡んでくる初老の男性が嫌になって退会しました。

こうしたスポーツジムだけでなく、職場や学校、飲食店、そして電車やエレベーターなど、様々な場で、日常的に女性は恐怖を感じている。

その現実を私も含めた男性たちは、今更ながら認識すべきです。

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プロフィール

桑畑 幸博

慶應丸の内シティキャンパスシニアコンサルタント。
大手ITベンダーにてシステムインテグレーションやグループウェアコンサルティング等に携わる。社内プロジェクトでコラボレーション支援の研究を行い、論旨・論点・論脈を図解しながら会議を行う手法「コラジェクタ®」を開発。現在は慶應丸の内シティキャンパスで専任講師を務める。また、ビジネス誌の図解特集におけるコメンテイターや外部セミナーでの講師、シンポジウムにおけるファシリテーター等の活動も積極的に行っている。コンピューター利用教育協議会(CIEC)、日本ファシリテーション協会(FAJ)会員。

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